れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ユリワサビ(百合山葵)・ミヤマカタバミ(深山酢漿草)ヤマエンゴサク(山延胡索)・レンプクソウ(連福草)・ミヤマキケマン(深山黄華鬘草)・マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)・

2024-04-09 12:12:38 | 野の花日記と昆虫


ユリワサビ(百合山葵)
 <アブラナ科ワサビ属>
高尾では、ユリワサビはよく見られる。
まだよく知らなかった頃、遠出して河原の崖の下まで降りて、

ユリワサビに会いに行ったものでした。
林の縁の湿ったところに多い。
葉は卵円形、波状鋸歯。基部は心形。


有柄で白色の小さな十字形花をまばらに開く。
萼片は楕円形、花弁はヘラ形




ミヤマカタバミ(深山酢漿草)
 <カタバミ科カタバミ属>
高尾に来たら、ミヤマカタバミを探す。
私の好きな花の一つです。
山地の木陰などに生える多年草。
葉は3小葉からなる。


花柄の先に白い花を1個つける。
花は白色だが、淡い紫色のすじがある。


ミヤマキケマン(深山黄華鬘)
 <ケシ科キケマン属>
日当たりのよい山地の崩壊地、伐採地、谷川の礫地、林の縁などに生える越年草。
多数の葉や茎をだし、数回羽状に深く裂ける。
枝分かれした茎の先に淡黄色の花を多数つける。






▲ヤマエンゴサク(山延胡索)
 <ケシ科キケマン属>
花の付け根にある苞が深く切れ込んでいる。
エンゴサクの仲間の花は、後ろ半分が距になっている。
花の長さは,1,5~2,5センチで、青~青紫色まで花色に変化が多い。


花の下の小さな葉(苞)は、ヤマエンゴサクには、
小さな切れ込みがあるのが特徴。


ツルカノコソウ(蔓鹿子草)
 <スイカズラ科カノコソウ属>
山地の湿気のある場所に生える。
蔓状に枝をだし繁茂するので、この名がある。
(一見、どこが蔓状と思うが・暫くするとあちこちに蔓が伸びてきます。)





▲マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草)
 <アブラナ科タネツケバナ属>
全体に毛が生え、葉は奇数羽状複葉。
小葉は3~7個、頂小葉が大きい。

円形~楕円形で、葉の縁に粗い不規則な鋸歯がある。


茎の上部に総状花序をつけ花は直径1センチの白色4弁花。


レンプクソウ(連福草)
 <レンプクソウ科レンプクソウ属>
野川公園で初めて知ったばかりの地味な花です。
低山の林下に見られる多年草。
川沿いの竹藪などに群生する。
名前の由来は、昔、福寿草の根に、細長く白い地下茎が、絡まってきたので、
連福草(レンプクソウ)と呼ぶようになつた。


また茎の先に5個の花がかたまってつくことから、ゴリンバナとも呼ばれる。


フタバアオイ(双葉葵)
 <ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
山地の林下に生える多年草。
別名カモアオイ。
林床や林縁の斜面に群生する。
葉は2枚付きその間から1個づつ花が下向きに咲く。


ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)
  <サトイモ科テンナンショウ属>
苞葉(仏炎苞)の縁が耳たぶのようになつているのでこの名があり、
解りやすい。


ホソバオキナゴケ


※虫コーナー(嫌いな方は気を付けて!)

※コウガイビル


※シロガネグモ?

 

※可愛い小さなシャクトリムシ


※テングチョウ



※ゴマダラヒトリ?



※スジアカハシリグモ


※センチコガネ


※ムネアカハラビロカマキリの卵嚢


※画像がぼやけたけれど、マルウンカ


※ツヤアオカメムシ


※ミスジマイマイ



ニホンマイマイの赤ちゃん


※トラマイマイ


シロダモハコブフシ

            《俳句鑑賞は春の季語蛙(かわず・かえる)》
        初蛙(はつかわず)・遠蛙(とおかわず)・夕蛙(ゆうかわず)
            ・蛙合戦(かわず合戦)などと使う。
   
           
           画像は、高尾山で、タゴガエルがよく鳴いていた洞穴。(姿は見えません)

                 円周率どこで区切ろか蝌蚪の紐  坂口 明子

       


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キバナノアマナ(黄花甘菜)... | トップ | ニリンソウ(二輪草)・ヤブ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yyinsectbird52127)
2024-04-09 18:59:41
れんげさん、おもしろいカマキリの卵のうは、見たことありません。😌
お花たちはどれも可憐、とても名前をおぼえられません。漢字を見るとなんだかおもしろいなと思うのですけど。
シャクトリムシは見ていてあきないです、かわいいですね~。😆
himesijimiさんを思い出します🎵
やぐちゆみこ
ムネアカハラビロカマキリ! (れんげ)
2024-04-10 06:39:42
私も初めて知った名前のカマキリの卵嚢でした。
ムネアカハラビロカマキリは、外来種だそうです。
でも、特徴があるので、紺の見つけたら解るわね(#^.^#)いつも、ありがとう💛

コメントを投稿

野の花日記と昆虫」カテゴリの最新記事