一酒三菜~はちきんの厨房

土佐のはちきん主婦のたまぁにのお菜を紹介します。
尚、コメントは承認制にさせて頂いてます。

化学物質過敏症患者のドキュメント映画 【いのちの林檎】

2011年02月25日 | Weblog
またまた宣伝の為にトップページに持ってきました☆


化学物質過敏症と言う言葉を知っていますか?

特に、高知県にお住まいの皆さん少しでも関心があると思って下さったら読んでみて下さい。
文章の最後にそれについての映画の事が書いています。


読んで字の如し、化学物質に過敏に反応する症状の事です。
これは産まれた時から体質で持っているものではなく、後天的に発症してしまう病気。

ウィキペディアにはこう記してました。

非常に微量の薬物やある種の化学物質の暴露によって健康被害が引き起こされるとする概念。
人体の薬物や化学物質に対する許容量を一定以上超えると引き起こされるとされており、個人差が大きいといわれる。
化学物質の摂取許容量と同様に、発症原因および症状、その進行・回復速度や度合いも多種多様であるといわれる。
定義、診断方法等の検証が十分とはいえない部分がまだまだある。


つまり私はこう思います。

古くからの生活様式を捨て、快適さと便利さを手に入れた代わりに私たちは化学物質と
共存しなければいけない生活を、生まれた時から強いられています。
一言で化学物質と言っても何だと思われますが、生活全てに関係していると言っても過言ではないです。
洗剤や石鹸、シャンプーやリンス、歯磨き粉にスプレー、化粧品や香水。
煙草や保存料、香料、添加物、合成着色料、乾燥剤。
家の建材や壁紙、絨毯やカーテンそして衣服をはじめとする石油製品。



私たちの生活は化学物質で溢れているのです


人間の体内に蓄積していく化学物質は減る事は無くただただひたすら蓄積していくだけ。
そしてある日突然コップの水が溢れるみたいになって、発症してしまう。
分かりやすく言うなら花粉症みたいな感じ。
昔は化学物質なんて無かったからこんな病気無かった筈。

そして発症してしまうと普通の社会生活が送れなくなってしまうのです。
仕事にだって学校にだって行けないし、外に出れないどころか家の中にいるのも辛い。
そんな状態になってしまうのだそうで。
生活全てが化学物質で囲まれているのだから・・・
(症状が酷いとガスマスクみたいなものをつけて生活しているとの事~実際そういう方をお見かけ
した事もあります。)

発症の症状は様々で、頭痛・目まい・吐き気・倦怠感・喘息・くしゃみ・嗅覚異常・
視力低下・湿疹・動悸・息切れ・そして不眠・鬱
とありとあらゆる病気と呼べる
症状が出てくるらしいのです。(人によって出かたは違うらしいですが)
上の様な症状で、病院からも原因不明とか診断されてもなかなか治らない人は化学物質
過敏症が原因なのかも知れないとの事。
ちゃんとした診断も普通の病院では出来ないのが今の現状です。

そして患者の方々は、周囲の理解がなかなか得られないと言う孤独な状況で病気と偏見と戦っています。
今回、日本で初めて化学物質過敏症について描かれたドキュメンタリー映画が高知で上映されます。


いのちの林檎 公式ホームページ


【患者の会の方達のブログです】↓

化学物質の会 ゆるゆる仲間

タイトルは【いのちの林檎】

3月25日(金曜日)県立美術館ホールにて日に3度上映されます。
13時30分・16時・19時の三回です。

チケットは大人1000円・中学生以上は500円・小学生、小児は無料です。

ちなみにタイトルの意味は・・・水道やペットボトルの水も飲めなくなってしまった重症患者さんの為に
完全無農薬のリンゴを17年かけて開発した方がいて、患者さんはその林檎を食べて命をつないでいる。
と言う信じられないような話ですが全て実際のお話です。

私はまだ見ていませんが便利になった現代生活への、警鐘とも言えるような映画ではないでしょうか。
【食】と【環境】への本当の安全と安心について考えさせられる内容だと思います。
子供たちの世代へ、今私たちが出来る事を考えなおすとてもいい機会だと思います。

興味のある方は是非見てみてください。
ツタヤ等で前売り券は販売しています。


実はオットちゃまが、この会のボランティアとしてお手伝いをさせて頂いております。
直接私をご存じの方は、私に言って頂いてもかまいません☆(オットもチケットを販売しないといけないの (笑))



自分たちの快適な暮らしと引き換えに、一部の方がこんなに苦しい生活をしているんだという事実を目の当たり
にした時、私たちは何をしたらいいんだろう・・・ときっと考え悩むと思います。
そして、いつ自分たちも同じ状態になってもおかしくないんだと言う事実も知って下さい。










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4 コメント

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前にも (シュフ)
2011-02-23 07:34:56
このことに関しては記事にしてたもんね、ツマちゃん!
私も親しい友人がこの病にかかってから
そうだね・・・もう7~8年にはなると思うけど
本当に大変な難病なんだということを知りました。
職場も住むところも限られてくるし
普通にできていることが全く出来なくなってしまうんだものね。

だからこそ、食べ物にしても生活用品にしても
体にいいものを使いたいとは思うけれど
やっぱり値段が高いよね・・・
野菜もさ、皮ごと調理しましょう!とか節約料理でよく言ってるけど
無農薬野菜じゃないと無理じゃん!って思っちゃう。
シャンプーとかリンスももっと気を遣いたいと思うけど
ほんとお金がかかっちゃうよね・・・
でも実際出来るかどうかは別としても
意識してるかしてないか、それだけでも違う気がする。

オットちゃま、いろんなボランティアされてるのねー尊敬しちゃう。
まぁ、うちの夫は仕事自体がボランティアみたいなものではあるけど・・・(*≧m≦*)ププッ
返信する
シュフちゃんへ (ツマ)
2011-02-23 21:40:27
そうなの、あの記事の時に出会った方々との交流で今回
彼がボランティアでお手伝いさせて貰ってるのね。
シュフちゃんのお友達にこれで悩んでいる方がいるなんてびっくり・・・
発症いると今まで普通に出来ていた事が全く出きなくなってしまい
人生が変わってしまうものね。
心の底から気の毒でなりません。
オトツマも食べ物や洗剤、シャンプー石鹸等は気にして
無添加の物を使っているけれど、口に入る物はどうしても
農薬や化学調味料から逃れる事は出来ないものね。
極力手作りしていたって味噌や醤油にも入っている時代だもの・・・
でも、伝えて知って貰うというのが大事だと思うし
私たちの次の世代の人や子供たちの安全を考えると
少しでも・・って思います。

シュフちゃん夫婦の職業は本当公私共に色々と生徒の為に
行動しないといけない大変な仕事。
奉仕の精神が無いとなかなかやっていけないよねぇ、うん。

返信する
いのちの林檎 (ままさん)
2011-07-31 09:32:28
上映会では、大変お世話になったようです。
皆様に、直接会ってお礼も言えず申し訳ありません。
お陰様で、たくさんの方においでいただくことが出来き、ただただ感謝です。

ご協力下さった方、来場下さった方、お話を聞いて下さった方、全ての方に感謝しております。
今後とも、化学物質過敏症患者の認知活動にご理解とご協力をお願い致します。

ゆるゆる仲間代表

返信する
ままさんへ (ツマ)
2011-08-02 08:18:27
とんでもないです、わざわざありがとうございます。
上映会はたくさんの人が来場されていた様子でしたね!
一人でも多くの方に知って貰って、理解して貰って、患者さん達が
環境的にも精神的にも住みやすい世の中になる事を願っています。
微力な事しか出来ませんが、今後も応援させて頂きたいと思います。
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