老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

手におえぬ猫のわがまま四葩咲く

2016-06-04 15:13:30 | 俳句


男木島の港の船の待合室。
瀬戸内芸術祭を何年かおきに開催をするので、島の玄関口の港はこのような素晴らしい、オブジェの待合室だ。

     

新聞記事によると、この島で暮らす猫の避妊手術が行われたそうだ。
二日間で117匹。
捕獲して、手術の出来なかった猫は、今後発見して手術を行うらしい。まだ80匹くらい残っていると言う。

猫ブームで、「猫の島」として観光客らの人気を集める一方で、増え過ぎた猫による被害が著しいそうだ。
「放し飼い」「ふん尿被害」「農作物を荒らす」「漁に使う網破る」等々
繁殖しやすい猫は放置しておけなく、県の生活衛星課は、避妊手術を施して住民らに餌の面倒をみてもらう、「地域猫」活動推進をやっている。

住民と猫が幸せに暮らすルールを作り、上手く共存共栄ができればいい。

公益財団法人「どうぶつ基金」が派遣した、獣医師による手術の写真が、新聞に載っていた。
可愛い猫ちゃんの顔が固まっている。大きな目が一点を見つめて、バンザイの格好だ。
とにかく、島の皆さんに可愛がられて欲しい。


     

   🐠   海老蔵が出家したとか古茶を汲む

   🐠   夏暖簾めくれ天狗の面見ゆる

   🐠   かたはらで爪弾く夫よレース編む


男木島は瀬戸内海に浮かぶ小さな島。
昔、昔 佐田啓二と高峰秀子の主演の映画
「喜びも悲しみも幾年月」という灯台守の生活を描いた映画があった。
ロケをした、その燈台が今も残り、観光の一翼をになっている。
私の印象に残っているシーンは、新婚旅行に行く娘の船が沖を通る。
その船を双眼鏡で見ている、佐田啓二。(中井貴一のお父さん)
燈台では、その映画がいつでも観える。 

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