老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

花菖蒲

2024-06-11 11:38:25 | 老人日記


散歩がてら栗林公園の花菖蒲を見に行く。

観光客が多い。

     

中国風の池に望む展望舎。
入れ替わって次々、ここの池からの菖蒲を見ているのが、遠目にうかがえる。
      

菖蒲が水面に影を落としている。
数羽のシオカラトンボがせわしなく跳んでいる。
アメンボウはじーっとしていない。
くるくると輪を描きながらすーいすーいと目まぐるしい。



白、濃い紫、薄紫、黄色、桃色と数種の色の菖蒲が咲いている。
紫系が好ましい。

     


毎年、この季節になると咲く菖蒲。
公園の担当者に「ありがとうさん」と心の中で感謝を。

公園の入園時。
ここは60才を過ぎると無料の入園券をもらえる。
公園に来るのが解かっていながら、その券を全くと言って忘れてしまっていた。
入園金を払う。

二~三日前。
スマホが無くなった。
いくら探しても見つからぬ。
夫のスマホから信号を送る。
全く通じない。固定電話から呼び出しても出ない。
外出もしてない。腑に落ちない。

何処かに落としたのかと、二~三時間をし見つからぬから、警察へ拾得物として届ける。

ああ、恥ずかしい。全く馬鹿みたい。
警察から帰って、ふと私の部屋に入る。
ニ~三冊の本下から、スマホが半分、顔を出している。
呼び出す時、夫の番号を打っていたのだ。

このお頭。
認知症、老人性健忘症。。。
夫は呆れているものの、最近はこんな私を理解しているらしい。
「良かったな~」、、、と、さほど怒ることもなく、諦めの境地みたいだ。
しかし、警察には迷惑をかけてしまった。

そして公園の入場券の券。
あきらかに子供返りをしている自分を、今はブログに恥さらしを書いている。

「全く認知症だ」
時雨認知症なる言葉もあるとか。


    🌰    栗の花人間臭き息とばす
コメント
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