老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

亡くなった犬に会いに

2017-03-13 10:43:01 | 俳句
    

亡くなった犬のお墓(共同墓地)へ行く。
いつ、どこをドライブをしても、犬を乗せて走ったドライブコースは県下一円隈なくと言っても過言ではない。
もうすぐ 犬 の墓地という場所でこんな景色にであった。
空と湾に囲まれた海が見える。
雑木山は笑い始めている。
こんな景色の良い場所で 「殿」 は眠っていると思うと安心をした。

      

帰り道「自然博物館」を見つけて寄る。

沢山の入館者が、、、、
初めての場所であったから、山の中の博物館にしては、賑わっていると感心した。


     

白い海鼠が水槽の中に展示されていた。
10万匹に一匹といわれる、まことに珍しい 海鼠 らしい。

館を案内してくださっている女性に、不謹慎な私はこんな質問をした。

「食べたら、どんな味なんでしょう?美味しいのかしら?」
怒ったようすも無く、女性は
「さあ、どんなお味なんでしょう、美味しいのかしら、聞いたことないんですよ」
と真剣に応えてくださった。
なんと言う、不躾な質問。  ゴメンナサイ!

白い海鼠は 黒、赤、青 と水槽の中では一番小さいけれど、人気は一番。
私も思いがけずに、
「幸福の白い海鼠」を見て楽しい一日だった。


       🐠     春の風邪これしき吟行大事かな

      🐠     黄な粉散らすやう煙る菜の花畑

      🐠     春行けり白い海鼠は何思ふ
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