前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

After All This Time/Spandau Ballet2

2009年04月30日 20時03分50秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です


予告していたSpandau Balletについて書きたいと思います。が、ほとんど知らないんですよね。
イギリスのバンドなんですが、スパンダー・バレエとはドイツで見つけた落書きが由来と聞いています。
Kemp兄弟(どっちがどっちかわからないけど)とボーカルのTony Hadleyしか知らない。
それでもって彼らにとっての大ヒットTrue /トゥルーしか思い浮かばない???
いや、Communicationという曲が結構お気に入りでしたね。そんなことも忘れていました
スーツを着たニューロマンティックで、Vo.のトニー・ハドリーは古典的な?
風貌のハンサムでしたからそういう装いが似合っていました。

まあ、ざっとこの程度のことしか記憶にないのですが、去年BAND AID/バンド・エイドのことを振り返った番組が
NHKのBSで放送されて久々にトニーに再会したんですけど、シャープだった輪郭がすこし膨張。
みんなが歌うのを躊躇したので、思い切って一番初めにレコーディングしたのが
自分だったこと明かした笑顔の中に、いい感じの年輪が刻まれていました。

それと、youtubeでずっと以前に彼のインタビューをみつけて、好きなことを続けられる
幸運について語っていて、本当に歌うことが好きなんだなあと思ったものです。
細々?なのか太くなのかそこのところはちょっとわかりませんが、活動は続いているようです。

詳細はわからないのですが、以前フランスかどこかのサイトで聴いた、ソロになっての
After All This Timeという曲が好きなのですが日本で聴けないのが残念です。
他にDuran DuranのSave A Prayeのカバーをやってました。

で、いろいろなことがあった後、やっとのことで・・・・っていつ解散したのかもしりませんが、
この春再結成を発表し、秋にはツアーもあるらしいです。
再結成や解散に至る経緯は詳細がコチラに→http://www.barks.jp/news/?id=1000048160
簡単に言うと印税の分配をケンプ兄の方が約束通り支払わず、裁判沙汰にまでなったらしい。

このバンドがどういう形で楽曲を発表していたのかは知りませんが、バンドの場合、
作詞.曲を連名やバンド名にして個人にロヤリティがいくのではなく均等に分けているところもあるみたいだし、
『作詞は何%は俺様で』『曲は全部が俺様だ』みたいな主張があったりもするみたいで、
カジャ・グーグーのリマールなんかそれで脱退する羽目になったみたいです。(これはいつかまた書きたいと思います)

バンドの解散の理由、きっかけって色々あるとは思うのですが、考えられるところで、
お金の問題、 音楽性の違い、 ボーカルまたは曲を書ける人や詞をかける人が一人勝ちしたくなった、 粗利が合わなくて仲が悪い
誰か一人だけすごく嫌な奴がいる、 職場(バンド)内恋愛の終焉、 マネージメントや独立移籍の問題、 誰か一人の脱退や死去、 
ビートルズにとってのヨーコ・オノのような人の出現? 売れなくなった、 全然売れなかった、 スキャンダル 

など、など、などと、書いていて段々わからなくなってきました。

わたしが思うのはバンドにはバンドの魅力があって、同じ人が歌っているからといって、
ソロ活動を必ず好きになれるとは言えないし、その逆もあってソロになっての方が好きという場合もあります。
もちろん、どっちもいいよという幸福なパターンあります。

実に実に個人的見解ですけど、ボーカリストは歌える強みでバンド解体後も食べていける、
(しかも好きな音楽をやって)率は高いと思うのですが、それ以外の人たちは?
知らないところで新しいバンド組んだり、スタジオミュージシャンになったり、コンポーザーになったり?
そうできる人はいいけどそんなにうまくはいかないと思うので、音楽から離れる人もいるはずです。

だ・か・ら、救済が必要だと思うのですよ。
それが、再結成だったり、印税を過去に均等に分ける契約をしておくことだったりだと思うのです。

だって、バンドだったから売れたんです。一人で売れたわけではないと思うのです。
いいや、という人もいるでしょうけど、80'sバンドをこうして懐かしがって聴いていると
つくづく思います。あの煌めきはみんながそろってこそのものだったんだと・・・。
再結成はファンにとっても最高の喜びですからね。

一人勝ちはだめよ・・・・ベイシティローラーズみたいな装いで売り出した
日本の80'sバンドの誰かさん・・・伏字にして置きます。
繰り返しますけど、再結成はファンにとっても最高の喜び。
それもオリジナルメンバーであることが重要ポイントだと思われます。
それが永遠に叶わなくなる日がくるなんて誰も解散当初は思わないでしょう。

できるときにやっておかないと。一人勝ちしようとしたケンプ兄が早めに気づいてよかったね。

ファンだって年取ってきますから、みんなが元気なうちに活動しようよ懐かしいdarling

そんなわけで、Spandau Ballet いろいろなことがあった後、やっとのことで活動再開だそうです。

ファンの皆さん良かったね。わたしもGoldでも聴いてみよっと。



いつの間に?/昭和の日

2009年04月29日 23時46分36秒 | わたしの思い
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

今日は昭和の日とのこと。
以前昭和の終わった日については書きましたけど、
http://blog.goo.ne.jp/hachimitsu80anaemic/d/20090103
昭和の日って?一体いつの間に?
みどりの日ではなかったっけ?もう完全に時代について行けてないようです。

そもそもですね、1989年の昭和天皇の崩御によって、天皇誕生日であった4月29日の祝日は
なくなったものだとその当時思っていたのです。
それでですね、何ととても恥ずかしいことなのですけれど、普通に大学に行くつもりでした。
「明日どこかいこうか」と言われて、ええ「明日は学校があるでしょ」と本気で言った覚えがあります。

でも、その間抜けなわたしに対応してくれた人はとても優しかった。
「いやー祝日はなくなっていないの、みどりの日とか何とかでそのまんまお休み」
何と、何と、何ですとぉ・・・・なんだかすごく儲かった気分だったことが思い出されます。

しかし、ですよ。明治天皇の誕生日は文化の日として残っています。
大正天皇はぎりぎり夏休み中ってとこなのか?一応お休みです。わたしの勝手な決め付け

このまま天皇崩御のたびにお休みが増えていくのだろうか?
それはいけない気がします。大体、学校が週休二日制なんてことも大反対なんですよ。
子供は毎日、日曜日以外は学校へ行きなさい。By 昭和の子供

せっかくのよいお天気だったけれど、体調が悪くてあまりの日差しの強さに眩暈をおこして
午後は毛布に包まってずっと寝てしまいました。 

最後にわたしの疑問の答えを発見
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113351251?fr=rcmd_chie_detail
無闇に祝日が増えるわけではなさそうです。







イメージが大切よ/小泉今日子

2009年04月26日 01時13分23秒 | アイドル
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です


小泉今日子は80年代のスーパーアイドル。
デビューしたばかりの頃は、緑色のワンピースを着て、当時よくいたアイドルの一人のようでしたが、
窮屈なかわいい衣装を脱ぎ捨て、髪を勝手に短く切って、『その辺にいくらでもいるアイドル』から脱皮し、
ひとつの歴史を切り開いた人だと思います。
彼女の小気味いい反抗に対して、ファンは誰も裏切られたような気はしなかったのではないでしょうか?
わたしなんぞはファンではありませんでしたけど、何だかアイドルというと、
野暮ったいもののように思っていたので、当時のアイドル像に一石を投じた行為に
アイドルの中でも彼女は『かっこいい人』の創始者として走りはじめた気がします。
organiserに引っ張られて、結構楽しい時間を過ごした方は多いのではないでしょうか?

意図してかそれが地なのかどうかはわかりませんけれど、
上手にイメージ設定の変更を行った後も常に、時代の絵を描いていける存在故か、
時代が変わっても、その時代に嫌われることなく、離婚とかの
マイナスイメージに繋がるうなことも、さらりと通り越してきたように見受けますし、
近年の随分年下の男性との噂でも、彼女ならそれも有りかなと思えてしまう稀有な存在だと思います。

そんな素敵に軽やかに生きている彼女の80'sヒット「なんてったってアイドル」にこんなフレーズがあります。
「イメージが大切よ」「スキャンダルならno thank you」
これは現在のアイドルにも不可欠な事象でしょう。

平成のスーパーアイドルsmapの草剛逮捕報道ですが、はじめ詳細がわからなかったので、
「痴漢でもしてしまったのかなあ・・・まったく考えられないし想像もできないけど、
三島由紀夫の豊饒の海の何巻かで、裁判官が夜の公園で覗きをやって・・・・そんな話があったよなあ」
と、現実として全然捉えられず、関係ないことに思考が飛んでしまいました。

大体、80年代では30も過ぎて尚アイドルなんて人は存在しませんでしたが、
スマップはそういった意味でも稀で、おばあちゃんから子供までみんな知っている日本でもトップの
芸能人だと思いますので本音を言ってしまえば、傷がつくような過剰捜査を警察にはしてほしくありませんでした。
わたし自身は明日から彼が見られなくなろうが、なんら生活が変わるでもなく、
困ることがあるわけでもないけれど、取りあえずは味方したい気分ですわ。だってぇ近所のおっさん
レベルなら、春とはいっても深夜は冷え込むので、とりあえず保護して翌日釈放ってところでしょう。

社会のルールを守らない人間は大嫌いだし、『酔っ払って記憶がない』も大嫌い。
そこのところはわたしもお酒は大好きですが、自分の中にもルールを持っていますので、
少しは批難したい気もしますけど、彼は幸いにして誰も傷つけてはいないようです。

彼はさわやかな、いい人のイメージがもう出来上がって、根付いているので
今回の件で、それが揺るいだとは思いませんし、素面に戻った会見の彼は
事件以前となんら変わりない気がしました。
加えるなら嘘のつけない正直な人だなということです。
『お酒をやめますか』と聞かれここで嘘ついて「はい、今後一切やりません」なんて言わないところがいい。
彼がこれまで努めて築いたイメージのお陰なのか、会ったことないのでわからないけど、
実際にイメージ通りの好青年故かみんな好意的で同情的な意見の方が多い気がします。

よかったね。イメージは大切よ。

色々ストレスもあるかもしれないけれど、初めに頭によぎった痴漢でも覗きでもなく、
単なる『酔っ払い』だったわけで、これはスキャンダルともいわないよね。
自分の家に帰ってお風呂にでも入っているつもりだったんじゃないでしょうかね。
繰り返しになりますけど、暫くの禊期間は必要かもしれませんが、これで失墜してしまうような
ことは決してないと思われます。
政治家にまで文句を言ってくれて、謝罪させてしまうくらい愛されている存在なのだという
自覚をその間に深めればいいのではないでしょうかね。

おまけに時間の流れも昔より加速している気がするので、みんなすぐ忘れて騒がれるのもほんの一時です。
案外ここにわたしが書いているのが一番最後くらいかもね。

♪なんてたってあーいどーる、なんてたってあーいどーるぅ♪♪と口ずさみつつ、
週末なのでわたしもお酒を楽しんでおりますが体調が芳しくないのでおいしくない。
いつもながらだらだら書いて、いつも以上にまとまりなく終わります。 




涙誘う/スター誕生!

2009年04月24日 01時47分58秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

頭痛に苦しんでいました。頭痛のエサになるのは光だったり、臭いだったり、音だったりと、
普段だとそんなに気にしないものも、強烈に痛みを刺激してきます。
原因は・・・わかりません。疲れだったり、凝りだったり、貧血であったり。
喜怒哀楽も原因になる場合があるようです。

今回の痛みは多分、夜中に泣いてしまったことだと思われます。

子供の頃泣き虫だったわたしは(その頃は頭痛持ちでなかった)小学校に上がるときに
母親から言い付かったことがひとつありました。それは 人前で気安く泣かないこと
その教えを忠実に守ってまいりました。
今では我慢するでもなく、テレビなどを観ていてすぐに泣く人を冷めた目で見ていて
「そんなに感動するかい?」と呟く皮肉屋の自分に気づいて、うんざりするんです。
つまり、感動して泣くなんてことはさあ・・・5年に1回もないか・・・。

そんなわたしが、感動して泣いてしまいました。
このインターネットの世界の住人の多くが、感動し、涙したという、ニュースや新聞でも話題になった、
47歳のイギリス人女性、Miss.Susan Boyle (スーザン・ボイル)に。


もうあちこちで話題になっているし、Youtubeでは日本語の訳の入ったものもあるようなので、
説明も貼り付けも必要ないかと思われますので、わたしの感想を。

多くの人は彼女の歌にひきつけられたはずです。素晴らしかった・・・。
わたしが加えたいのは、この人物の素敵なこと、素敵なこと、素敵なことです。
年齢を問われ、47歳と答えた彼女に冷ややかな態度をとる審査員に対して、
「わたしの一側面に過ぎない」と返した彼女。
意図してか、凹ませ傷つけるような審査員の意地悪な質問に答える彼女に『自分を信じ続ける力』を感じました。
曲が始まり、歌い出しの寸前の表情に会場の中で、唯一自分の才能を信じている彼女を強く感じました。
歌を聞く前から感動してしまったわたしです。 個人的に思い出す人物もありまして (ここで語るのは割愛) 

80年代の初めまで日本でも、日曜日にスター誕生!というオーディション番組があって、よく家族と観ていました。
中森明菜が山口百恵の「夢先案内人」を歌って合格したのは特に印象的でよく覚えていますし、
小泉今日子も記憶に残っています。まさに、スター誕生の瞬間を見ていたわけですね。
審査員サイモンの辛辣な言葉に対して、スーザンは見事に切り替えしていましたが、
スター誕生!の審査員の中にもきついことを言うおばさんがいたような気がするなあ・・・

時代は70年代だと思われますが、同じスター誕生!でデビューした清水由貴子さんの訃報を聞いて
スーザン・ボイルさんに貰った元気と同じ分に近い位落ち込む・・・。
この方のデビュー曲を何故だか歌えるし、もうずいぶん前になりますが、家族で住む家を買うのが夢で、
不動産物件の広告を見るのを楽しみしていると語っていた明るい笑顔を記憶しております。
その夢も叶えて、さらに頑張ってきた人にこの結末とはやりきれない・・・
親は子供の幸せを願うものだと思うし、子供は大人になったら親に楽をさせたいと思うものです。
それをより強く願い、実行した結果がこんなに悲しいかたちとは、神様はいないのですか?
故人に対してとても失礼なのですが、不毛の二文字が頭に浮かんで、
そういう貧しい心の自分にさらに落ち込み、スーザンさんに貰った元気と希望を全て失う・・・
こんなことを思ってごめんなさい。わたしの知らないところで実を結んだこともきっとあるはずです。

Rest in peace 合掌 個人的にも色々ありまして、それを重ねて泣くより悲しい気分です。







予告/Spandau Ballet

2009年04月19日 02時29分22秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

NHKの黄金の洋楽ライブ、デュラン・デュランとスパンダー・バレーをつまみに飲んでいて、
うたた寝してしまいました。

DuranDuranの方はオリジナルメンバーがサイモンとニックしかいない2000年のライブ映像で
懐かしい曲ばかり演奏されたけれど、やっぱりちょっと物足りない気持ち。
サイモンの動きもちょっぴり控え目な印象でした。
ニックは前にも書いたけど、何処となく小室哲也を連想してしまうなあ・・

Spandau Balletの方はほとんど眠り込んでしまって、寝ぼけてトニーの顔を見て、
また眠るの繰り返しでした。
バンドがうまく行かなくなるのには様々な理由があるようですけど、案外多いのがお金のこと。
このバンドも印税の分配でもめたもようです。が、再結成するらしいです。
詳しくは後日色々調べてみて、思い出とともに書いてみたいです。

それと番組の案内役は土屋昌巳氏。この方もわたしにとってはキラキラの思い出の中のひとりですわ。
いつかその思い出についても書きたいです。

本日はいつかに向けての予告ということで、睡魔に勝てず残念でござる。

わたしの石坂浩二はXP/ひらがな打ち

2009年04月17日 00時37分04秒 | 未分類
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

昔、石坂浩二みたいな人が側にいたらいいなあっと思っていました。
博識で、疑問に思ったことを聞けばすぐに答えてくれるの。
もっと若い頃から、世の中ことで目に付く色々なことが疑問になっていたのですが、大抵はくだらないことですわ
今はいいですねえ。インターネットのお陰でほぼ解決するので、石坂浩二は必要なくなりました。

ちなみに最近ではねえ、金正日がパスポートみたいな手帳をピロッと見せるあのシーンが気になって一体あれは何じゃ?という疑問。
〔金正日 パスポート 手帳〕というキーワードで解決。世の中わたしが考えるようなことは誰かが必ず質問しています。助かりますわ


昔なら石坂浩二でも側にいない限り、疑問は疑問のままか、忘れちゃうかでした。
それにしても、この国には博識の方も多いですね。
大抵の質問には、立派に答えが(かなり詳しく)書かれています。

前置きが長くなりましたが、わたしがコンピューターにはじめて触れたのは1987年だったと思います。
この頃、3ヶ月位IBMの教室に週に一度行っていました。表計算などもやりましたが当時は訳がわからなくて、
結局のところワープロ操作に毛が生えた程度のことしか学んでいません。当時はそんなもんだったんです 
成績の処理とかがコンピーューターで成され始めた頃でもありましたが、間違えも多く、いちいち自己申告で訂正してもらったりすること
もありましたし、受けてもいない学部の合格通知が来たり、合格通知が来て手続きしたのに入学式に行ったら名簿に名前がなかったなどの
都市伝説的な噂を耳にすることもあって、コンピューターのすることなど信用できないと思っていました。あくまでもわたしはですよ。


それでね、IBMの教室ではキーボードはひらがな打ちだったんです。
何でも検定の時にその方が速いような話だったような?・・・記憶です。
まあ、理屈からいくと確かにキーを叩くのが半分ですよね。
しかし、今じゃローマ字打ちが主流で、ほぼ絶滅なのではなかろうか?
それなのに融通が利かないわたしは今もってひらがな打ちなんです。
いまさら変える気もないし、変えられそうもないけれど、一つ困ることがあります。
それは英文などのアルファベットを使う言語を打ち込むときです。
今は大体キーの位置を覚えたので、遅いけどそれほど困ることはなくなりましたけど。

あまりコンピューターを使うような仕事をしてこなかったこともありますが、
信用できないと思っていたコンピューターを入手したのはXPが出たばかりの頃です。
以来、わたしの石坂浩二として様々な疑問を解決してくれていますが、
2014年にはサポートが終わるそうです。まだ使いこなせていないのに。

最近は動きも悪く、ブルーエラーもあれば、
Media Playerが使えなかったりするんです。どうすりゃいいんだ。
インターネットであちこち見ても解決に至らず、面倒になったりもします。
やっぱり、身近に石坂浩二が必要かもしれない。石坂浩二がパソコンに詳しいかどうかはわからないけれど

物を大事にする昭和の人間なので、XPクン、君と行けるところまでいくつもりよ。だから、君もがんばれ!!!!
君のお陰で人生が豊かになった部分と、そうでない部分とあるけれど仲良くやって行こうね。
ふと意味もなく、ロータス1,2,3とか、パソコン通信とかいう言葉が頭に浮かんできた。古っ古古。

ビリー・バンバン さよならをするために http://www.youtube.com/watch?v=4c4ybino6oE
なんと石坂浩二の作詞で70年代の曲ですが、この曲を聴くと、心が遠い昔に連れ戻される感覚に陥ります。
それは何とも不思議な感覚で、顔見知りの80年代に心が旅するのとは異なり、
憧れもあり、触れることのできないものに対するせつなさとでも言えばいいのかな・・・
うまく言えませんけど、心のあり方として嫌な感じではないし好きな曲なのですが、
そうそう、胸を締め付けられる、そんな感じがするのです。

人目を引くけれど・・・/coup de pied 

2009年04月14日 02時04分52秒 | ファッション
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

桜もすっかり散ってしまって、日中は汗ばむ陽気です。
日曜日、すっかり散ってしまったはずの桜の木に、花の残った小さな枝を発見。
残っているというか咲き遅れたのでしょう。
いえ、咲き遅れたんじゃなくて、それが彼女たちにとっての『その時』だったのでしょう。
その後、緑の桜を見ました。
『いつ咲こうが、何色だろうが関係ないじゃん 個性よ、個性
 だれも不愉快にはならないでしょ きれいでしょ』そういわれたような気がしました。

数年前、とある地方のある街でのこと、大きな交差点を渡っていたときに地方では珍しい、
所謂ゴスロリファッションの女の子二人がわたしの前を歩いていました。
『まあまあ、かわいいこと。ちょっと感動的だなあ。でも右の女の子はちょっと太目すぎ、
 背中のジッパーがはちきれそう。ダイエットした方がかわいいね』心の中で呟いていたら、
わたしの隣を歩いていたおばさん二人組みの一人が、大きな声で、
『まあまあまあまあ、みっともないわぁ。なんて格好。親の顔が見てみたいわぁ』とのたまった。
『そうかなぁ?街中でそんな大声出す方がみっともないと思うけど。
 むしろわたしはあなたの子供の顔が見てみたい気がします』心の声。
この国では知らない人を大きな声で批難するようなことはあんまりないと思っていたので、残念。

昔、coup de pied (スペルに自信なし)クー・ドゥ・ピエというブランドがあって、
装飾的で、とても魅力的な洋服を作っていました。おそらく、80年代も後半だったかと思います。
ちょっとその辺りの記憶がごちゃごちゃなのですけど、代官山にお店があって、
その当時駅が改装中で仮設のベニア板張りみたいなのを歩いた記憶があるんですが。
うーん、それに取り壊し前で空いた同潤会アパートがあったような気もするんですが。夢か幻だろうか?
壊すの勿体無い。こんなところに住んでみたいと見上げた記憶があるのですけど、
同じ頃だったのかはちょっと曖昧で当てにならない記憶です。

街もおしゃれの代表みたいですが、とにかく素敵な洋服だったんですよ。
お店の前を通るだけで特別な空気を感じていました。
きっと今でも愛される雰囲気なのですけど、儚いブランドでした。と、思う。何故だったのでしょう?
思うに、ファッションは流れるものであり、変わっていくのをみんな追いかけていますが、
このブランドには決定的な完成したイメージがあり、それは変えようがなく、
変えてしまったらクー・ドゥ・ピエじゃなくなってしまうし、利用者も変化を求めることより、
好きなものを着ることに重点を置く人たちだったのではないでしょうか。あくまでも推測
だから変わらずに立ち去っちゃった。

いつも奇抜で個性的な装いで目立っていたクラスメイトが大好きだったクー・ドゥ・ピエ。
彼女は隔てなく誰とでも接する人で、クラスや学食で顔をあわせて話をすると楽しい人でした。
不思議なことにくだんのおばさんの様に彼女の個性的な姿を批判する大人はいませんでした。
時々心配されることはあっても、大学の先生やアルバイト先の上司といった目上の人にも愛されていたようです。
それは彼女がどんな目立つ格好をしても、常識や気遣いを知っていて、みんながそれを理解していたからです。
例えば、煙草を吸わない人の家で煙草を吸う場合、ベランダに出て、
その吸殻を紙に包んで持って帰るようなところのある人でした。
読書家で知識も豊富で、それひけらかすでもなく、彼女のそんな知的な部分も好きでした。
それと、どんな個性的な格好をしても絶対下品にならないセンスを持った不思議な人でした。
tpoもわきまえていて、大切な場面でその個性がはみ出すことはありませんでした。

当時はデザイナーズブランドが華やかなりし頃でしが、学生が毎日着るのには贅沢。
クー・ドゥ・ピエを愛しつつ、古着を上手に着こなしていた彼女、元気にしているでしょうか?

もうクー・ドゥ・ピエを知っているひともあまりいないと思います。
どんな洋服なの?と問われても上手には説明できそうにありません。

個性的な色をした緑の桜は大胆にも花びらは八重。
クー・ドゥ・ピエも八重桜みたいにデコラティブで目を引くけど、前に出過ぎない
甘くも幼稚にもなり過ぎず、上品で、色使いのせいなのかなあ、目立つけれど嫌味はなくて、
アンティークな味もあったような。女性でいることを楽しませてくれるような洋服でした。

当時持っていた人はきっと今でも手放せずにいるんじゃないでしょうか。
だって古着とかで出ているのを見たことがないし、それとも高くて売れてなかったのかな?
子供に見せて自慢しているかも・・・。
coup de piedを愛した人は街中で大声をあげて、他人を批難するような母親にはなっていないと思います。
多分・・・きっと。

遅咲きの桜、緑の桜、古き友、そしてcoup de pied。
共通項は人目を引くけれど、でしゃばりではないということです。

あー一体何が言いたいんだろう・・・・まとまりませんねえ。




悲しみとエレガンス/美智子様

2009年04月12日 02時02分31秒 | わたしの思い
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

偶然に有名人を見かけることってありますよね。
今までの偶然で一番感動したのはですね、美智子様。
有名人という言い方はどうかと思うけど、そう皇后様です。
別に皇室フリークというわけでもなく、思想もあるわけでなく rightでなくでも感動でした。

調度、桜の終わる時期でしたから、今頃ですね。
交通規制にあって、進路を変更すると遠回りになるので規制が解けるまで
そこで待つことにして車を降りると「もうすぐいらっしゃいますから」とかいって日の丸を渡され、
何のこっちゃ?と思いつつ人が集まっている通りまで歩きました。
そこにやってきたのは・・・そう、美智子様の乗った車。こちらに向かって手を振って下さいました。
もらった日の丸を千切れんばかり振りましたよ。わたしも。何だか大感動だったのです。
無視しているみたいで悪いけど、この時、天皇陛下もご一緒でした。陛下ゆるしたまへ
ほんの数秒の出来事でしたが、最高の品格を持った女性だと感じました。それが伝わってくるのです。

で、余談です。偶然見かけた有名人で、一番うれしくなかったのは麻原彰晃。
空港の搭乗口に行く検査場で、私の前に立っていて、しょーこーの後にゲートを通った・・・同じ飛行機だった・・・
まだ悪さをするずっと以前だったし、選挙にも出る前だったのでしょーこーの知名度も低い頃でした。
白いパジャマの上下みたいな服に草履履き、結構背が高くて、長い髪。弟子?や奥さんも一緒でした。

話を戻します、美智子様とあんな許せないショーコーを並べて書くなんてねえ。

天皇、皇后両陛下は結婚50周年ということで、会見を開かれていましたが、
今から25年前、25周年のときの会見の様子が並べて報道されていました。
当時この会見を見た覚えがあります。あれから25年も経ったのかあ・・・・早っ。
皇后様に点をつけるなら?の問いに陛下は、点ではなく努力賞、
皇后様から陛下にはやはり点ではなく、感謝状をと・・・。この時、実に名言だと思いましたねえ。
25年をさらに加えての会見には、互いを思いあって乗り越えてきた歳月の重みを感じました。

民間から嫁いで辛いこととか一杯あったと思うのですよ。
今でも悩んだり、心痛めることは一杯あると思うのですよ。
お二人のあの穏やかな佇まいは一体なぜなのだろう?

答えが朝日新聞の天声人語にありました。新美南吉でんでん虫の悲しみを取上げて、

でんでん虫はある時、背中の殻に悲しみがたくさん詰まっているのを知って、とても耐えて生きていけないと『お友達』に相談する。
どのお友達も同じように「わたしの背中の殻にも悲しみは一杯だ」という。
そして気づく、悲しみは誰でも持っている、ならばわたしはわたしの悲しみを耐えなくてはと。でんでん虫は嘆くのはやめた


と、このようなお話。ネットでは朗読なんかも聴けるところがあります。
美智子様も以前に講演でこの物語を取上げたことがあるそうです。

ちょっと辛いことがあると、世界中で自分一人が苦しいような気になるけれど、
みんなそれぞれに抱えているものがあるんですよね。
50年間いろんな悲しみに耐えてこられて、今尚それをおろしたわけではないはずです。
あのエレガンスには悲しみがいっばい詰まっていて、
それに耐えていることが典雅としてわたしたちの目に映る要素のひとつのだと思うのです。

時には、皇室など本当に必要なのだろうか?と不遜なことを考えたりもします。
しかし、一度間近でその姿を拝見すると納得するんですよ。大げさだけど、国の父と母じゃ!!と
言葉では説明できないけど脈々と代々続いてきた営み。息吹。
跡目は男系男子でなくてもよかろうなどとは軽々しくはいえません。
そりゃ、時代は変化しますし、それに調和することも大切です。
でも芯にあるものは変わるべきではない気がします。
日本人の芯にあるのが、皇室なのかなと思いました。

両陛下、25年前とあの佇まいはちっとも変わっていませんでした。
一国民として、身体を大切にしていただきたい。

100%ジュースは酸っぱいけど/Cook da books

2009年04月09日 03時48分48秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Cook da booksYour eyes (邦題 恋する瞳)は『La Boum 2』の主題歌ですが、
日本ではカゴメのCMで流れていた印象の方が強いかもしれません。
ソフィー・マルソーが白いシーツに包まってベッドに横たわっているバックに流れていました。
100%のフルーツジュースのCMでしたが、当時はまだ若かったせいか、
炭酸飲料なんかゴクゴク飲めていましたし、今のより酸味とかが強いように感じて
100%ジュースは嫌いでした。懸賞のカラフルな腕時計が欲しかったけれど、
カードが欲しくてライダースナックを捨ててしまう大昔の子供のようにはいかず、断念した覚えがあります。
カゴメのCMはこちら 懸賞の腕時計も見れます 載せてくれた方に感謝  http://www.youtube.com/watch?v=z6GpJaryQvY 

Reality(愛のファンタジー)に続いてYour eyesもロマンテックな感じで始まります。
が、ただロマンティックなだけじゃないのです。サビの部分に入るところでキーが変わって転調。
非常に雰囲気のある変化で、盛り上がります。恋が燃え上がるみたいにね。ムードたっぷり。
ジュースは酸っぱいけど、曲は甘いんです。
ここが、ラ・ブームとラ・ブーム2の違いで、ちょっと大人の恋が始まる感じの曲でしたね。

クック・ダ・ブックスについてはこの曲以前と以後の活動を知らないのでまたWikipediaで調べました。
80年に英国リバプールで結成されたバンドとのこと。リチャード・サンダーソン同様
本国とアメリカでは認知度は低い様子。80年代以降の活動はちょっとここではわかりません。
確か、ラ・ブーム2の劇中にもライブシーンで登場していると思います。

そして、前回書いたハート型のレコードの話ですが、ピンクと緑だけだと思っていましたけど、
青(ブルー)があったことを最近youtubeで知りました。そう、Your eyesはブルーのハート型だったようです。

で、最後にレアな記憶ゆえ、曖昧で調べようが無いのですけど、ラ・ブームかソフィー・マルソーに
関係した日本での企画物のレコードがあったと思うのです。
前回書いた緑のハート型レコードに入っていたDream in blue(夢見るソフィー)も
収録されていたと思いますが、別にオスカルだか、ラスカルだか?(多分オスカルだと思う)
が歌っている歌が入っていました。
名前は(バンド名?)オスカルだけど、日本人です。曲名は?なのですが、こんな歌詞・・・
小さな赤いバイク 少女は長い髪を なびかせ走る街角 
微妙に違っているかもしれませんけど・・・・あったんですこんな曲が。
多分ソフィーをイメージして作ったんだと思いますけどね。ご存知の方は少ないと思います。

恋する瞳 COOK DA BOOKS - YOUR EYES 
こちらですhttp://www.youtube.com/watch?v=NW9UO2XE7_E

ハート型のレコード/Richard Sanderson

2009年04月03日 21時14分46秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

前回はラ・ブームのについて書いたのですが、今回はその主題歌についてです。
今回ふと思い出したすごくレアな記憶を披露したいと思います。
ラ・ブームの主題歌Realityは邦題を『愛のファンタジー』といいまして、
Richard Sandersonという人が歌っていました。当時はてっきりフランス人だと思っていましたが、
wikipediaで調べてみたところイギリス人でした。(のようです)スコットランドとフランスのハーフ?
と、いうのも英語、独語、仏語、伊語しかなくて後ろの二つは全くわからないので、英語と独語のわかる範囲で無理矢理理解
しかし、イギリスではあまり知られていないようですし、一発屋というのですかね
『愛のファンタジー』は彼の最大にして唯一のヒットソングらしいです。
そうですねえ、ふむふむ、それ以降名前を聞いたことがありませんもんねえ・・・ちょっとしたハンサムでした。
現在についてはパリ近郊で奥さんと娘三人と暮らす、という程度しかわかりませんでした。

と、ここまで書いていったい何がレアだというのか?ですよね。
まあ大したことではないのですが、このレコードは普通のドーナツとは別に、
ピンク色のハートの形をして日本では発売されていたのです。 持っていた人いる?
なーんだぜんぜんレアでも何でもない情報じゃん。じゃっ、じゃあですね、
Sophie Marceauが『恋するソフィー』Dream in blueという曲をデュエットで歌っていたの知っていますか?
日本では(しつこい)それは緑色のハート型だったの・・・・レコードをハート型にするなんて日本人の発想ですねえ
実はずーっと長いこと、ソフィー・マルソーのデュエットの相手はリチャード・サンダーソンだと思い込んでいました。
久しぶりに聴いてみたらぜんぜん別人、しかも Francois Valeryでした。びっくり。
曲の方は掛け合いみたいな感じでソフィーだから何でも許される。
ソフィーの歌唱力は?それはご愛嬌 当時の可愛さで何でも許されます この緑がレコードの色よ 
"Dream in blue" Sophie Marceau & Francois Valery


もうひとつレアなレコードがあったのですが、それは次回に。話を主題歌に戻します。

とにもかくにもロマンテックな曲でした。映画の中でも二人だけの空間を作るべく、
ヘッドフォンステレオ(当時の日本ならウォークマンⅡ)と共に効果的に使用されていました。
特にこの曲はギターがよろしいんです。カッティングっていうんですか?はて?ミュートっていうんですか?
そういうワザについてはわかりませんけど、あの音が好きですねえ。
それと♪~perhaps that's my reality  ~♪の後の間奏に心をかき鳴らされていました。
ちゃーん、ちゃっちゃっちゃちゃちゃっちゃーん ちゃらちゃらちゃっちゃらちゃちゃちゃ

当時中学生だったのですが、家から学校が遠くて毎日がヘトヘトでした。
家に戻り、自分の部屋のコタツの中で、ウォークマンで聴くのは『愛のファンタジー』
聴きながらよく眠ってしまったものです。夢は僕の現実だ 唯一のファンタジー・・・くぅーくさすぎるロマン。

中学生のくせにどういうわけか生意気にも何人かの高校生によく手紙をもらいました。
今じゃ考えられない話ですが、eメールなんてものが無い時代でしたし、家庭用の電話しかないし。
まあ人生で唯一モテていた期間といってよいでしょう。
プレゼントなんかも貰ったりして、その中にラ・ブーム関連のものもありました。
次に公開のラ・ブーム2に一緒に行けたらよかったのに・・・とかね。

あったんですよそんな頃がわたしにも。
彼は結構素敵な紳士的な人で、自分は子供で到底相手にはならないだろうと、
一歩引いた返事しかいつも書けず、会えばドギマギして返事をするのが精一杯。

ロマンテックな曲も世界も大好きでしたが、夢というより、現実あるのみの人生で
唯一の甘やかな思い出かもしれません。
あの頃から生き直したい そんなロマンテックな時間を演出してくれたあの人は今どうしているでしょう
思い出の中で流れていたこの曲を・・・送ります ロマンをありがとう 
Richard Sanderson - Reality

Il tempo delle mele - tema principale



次回、la boum2の主題歌『恋する瞳』your eyesについて書くよ。