前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

イライラする午後

2018年03月22日 17時06分16秒 | わたしの思い
まだ二十代前半だったわたしとあのひとが笑顔で写っている写真。
あのひとの誕生日だったその日。暖かい春の日だった。
今年は彼岸というのになんて天候。

わたしが思い出すのは三十代のあの人の顔。

わたしは渋々この二日間仕事をしていた。すこーぅし妥協。
こんな自分が嫌。
あのひとはあの頃と同じように納得いくまで仕事をしているみたい。

わたしも頑張りたいけれど、何ともやる気がわかず。
こういうのを人は更年期というのだろうか?
何だかイラつくしねえ。
今後何かにときめくことがない気がするし、
もはや、ときめこうとも思わないしねぇ。

何はともあれ、このイライラ感をどうにかしたい。
まあ原因は大体わかっているのですけれど。
カルシウムでもとりますか・・・・ハハハッ

あなたへ 
遅くなったけれどお誕生日おめでとう。
本当にわたしとあなたは遠く、別々の道にいることを最近強く感じています。
もうほとんど忘れているのに、
写真箱の中から出てきた写真とあなたの誕生日が過去を連れてきました。
今年は少し誕生日に意味合いを感じているかもしれませんけれど、
お互い生きていればそんな年になるんですよね。
わたしはこの写真はどうしても捨てられない。
また箱に蓋をして時々思い出します。
ただ、あなたが元気でいることくらいは願ってもいいかなって。





植物にも心がある

2018年03月13日 14時29分52秒 | 四季折々
少し体調が良くないものだから、何にもしたくないモードに入ってしまいました。
そんなのは甘えだと自分に言い聞かせますが、何をするのも面倒に思うこの一週間。
そうすると嫌なことばかり考え、人の悪い部分や嫌いな部分ばかりが目につき、鼻につく。

これではいけない。

嫌な人は無視、別に無理して好きになる必要はないのだから。これで片付く。
やりたくなくても、とにかく何かやって一つでも後伸ばしにしないこと。
これで少しは自分が嫌でなくなる。

毎年待ち遠しい春が何だか今年は駆け足でやってきて、わたしの方が追い付かない。

先回りして夏の準備?だ!

先日、沖縄のニガウリがスーパーに出ていました。
今年は野菜が高くて、考え考え、緑の野菜を摂取していました。
ビタミン不足を補うかなと、少し季節外れで高めではありますが購入。
種を傷つけないように取り出して、夏用の、苗を作ろうと思います。
そしてトマトの苗も作ります。
これ、そんなので大丈夫?と思われそうですが、
日当たりさえ良ければ、ひと夏頂ける年もあるのです。

冬の間元気のなくなっていたパキラを今日は外に出して、たっぷり水をあげました。
ヒヤシンスの水栽培を子供の頃を思い出してやってみのですが、
あまり良い花が咲きませんでした。

昔はこういった土いじりとかが大嫌いでした。
が、病気をしてから、こういった作業に心救われて花を植えたり、
苗を作ったり、一から自分でするのがわたしは何でも好きなのです。
買った花を部屋に飾ったりがあまり好きではありません。
よく女性は花をプレゼントされると喜ぶけれど、
わたしは取り立ててうれしいとは思いません。
何だか華やかすぎて、生花なのに作った感が苦手です。
わたしには似合わないなあと思って。

これからの季節、沈丁花やバラが香り豊かに庭を豊かにしてくれます。
中でもピンクの柔らかな香りのつるバラが咲くととてもうれしい。
一輪挿しに挿したり、喜んでくださる人に切って差し上げたりします。
廊下にほんのり香るのがまたうれしい。
同じ日に、別々の人にこの花はあなたみたい、あなたに似ていると偶然にも言われ、
えーそんなそんな、お世辞にもほどがありますが、
なんだかすごくうれしかったなあ・・・・。
憧れのベルサイユのばらのオスカルのような、華麗なバラみたいと言われるより
うれしい・・・・・。
わたしとしては、最近は少なくなってきましたが、カワラナデシコ(河原撫子)
が大好きでどんな場合もトゲトゲしないこんな柔らかな雰囲気でいられたらいいのに
といつも思っています。いまのわたしはちょっとダメダメモードなので棘あり。

毎年この時期にはミモザの木も植えていたので、かわいい黄色い円い花が
春を知らせてくれるのが楽しみだったのですが、病気のせいで手入れを怠ったことで、
カイガラムシがついて枯れてしまいました。

花々はそんなふうに手入れ、こちらの心もわかるみたいです。
生きているのですね。きっと心があります。
気持ちを入れ替えます。


終わりは終わり、Rougeもいつかは

2018年03月02日 15時09分04秒 | 美容・健康
卒業シーズン、受験もひとまず、そんなシーズン。
考えてみると、高校を卒業してからは三十年も過ぎてしまったのですからね。

先日のこと、
わたしはずっと長いこと資生堂のシフォネットというフェイスパウダーを使っていました。
紫外線の少ない冬の日や雨の日は下地クリームにこれをはたく。
ついでに口紅も愛用しています。落ちにくいし、塗るというより押えるように利用します。
唇がかぶれやすいので、それ以外はずっと色付きのリップばかりで他の口紅は最近つけるのが怖い。

ところが、ふと調べてみるとシフォネットのフェイスパウダーが消えている。
長持ちなので、一年以上前から生産終了していることに気づかなかったし、
ずっと定番である物だと思っていました。
探せばこれよりいいものもあるでしょうし、香りも時代にそぐわないかもしれません。
それでも顔色が悪いことが定番のわたしには、このピンクのおしろいがしっくり。

・・・・・・・・・・・終わりは終わり、こころの中で声がしました。

以前だったらネットで探し回って買いだめしたかもしれません。
廃盤になったヘアコロンなんて何本も買い集めたことがあります。そうやってしがみつく。
でも、もはやこの時代を生きるしかないのです。この時代にある物で。

素敵な山口小夜子さんがCМしていました。
昔ライブで拝見した小夜子さんはシフォネットの香りが漂う雰囲気でした。
実物も夢みたいで、実在していない感じでした。
これも、遠い日のことです。

そしてこのシーズン、卒業式の父兄席からこんなおしろいの香りがしていました。
その頃いつも立ち寄っていた場所が壊され、更地になり新しくなろうとしています。

終わりは終わり・・・・・・・・自分に強く言い聞かせます。

だけど、口紅はもう一本だけ買っておこうかなと思っています。未練がましいけど。
いつかは生産終了の気がするから。