前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

After All This Time/Spandau Ballet2

2009年04月30日 20時03分50秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です


予告していたSpandau Balletについて書きたいと思います。が、ほとんど知らないんですよね。
イギリスのバンドなんですが、スパンダー・バレエとはドイツで見つけた落書きが由来と聞いています。
Kemp兄弟(どっちがどっちかわからないけど)とボーカルのTony Hadleyしか知らない。
それでもって彼らにとっての大ヒットTrue /トゥルーしか思い浮かばない???
いや、Communicationという曲が結構お気に入りでしたね。そんなことも忘れていました
スーツを着たニューロマンティックで、Vo.のトニー・ハドリーは古典的な?
風貌のハンサムでしたからそういう装いが似合っていました。

まあ、ざっとこの程度のことしか記憶にないのですが、去年BAND AID/バンド・エイドのことを振り返った番組が
NHKのBSで放送されて久々にトニーに再会したんですけど、シャープだった輪郭がすこし膨張。
みんなが歌うのを躊躇したので、思い切って一番初めにレコーディングしたのが
自分だったこと明かした笑顔の中に、いい感じの年輪が刻まれていました。

それと、youtubeでずっと以前に彼のインタビューをみつけて、好きなことを続けられる
幸運について語っていて、本当に歌うことが好きなんだなあと思ったものです。
細々?なのか太くなのかそこのところはちょっとわかりませんが、活動は続いているようです。

詳細はわからないのですが、以前フランスかどこかのサイトで聴いた、ソロになっての
After All This Timeという曲が好きなのですが日本で聴けないのが残念です。
他にDuran DuranのSave A Prayeのカバーをやってました。

で、いろいろなことがあった後、やっとのことで・・・・っていつ解散したのかもしりませんが、
この春再結成を発表し、秋にはツアーもあるらしいです。
再結成や解散に至る経緯は詳細がコチラに→http://www.barks.jp/news/?id=1000048160
簡単に言うと印税の分配をケンプ兄の方が約束通り支払わず、裁判沙汰にまでなったらしい。

このバンドがどういう形で楽曲を発表していたのかは知りませんが、バンドの場合、
作詞.曲を連名やバンド名にして個人にロヤリティがいくのではなく均等に分けているところもあるみたいだし、
『作詞は何%は俺様で』『曲は全部が俺様だ』みたいな主張があったりもするみたいで、
カジャ・グーグーのリマールなんかそれで脱退する羽目になったみたいです。(これはいつかまた書きたいと思います)

バンドの解散の理由、きっかけって色々あるとは思うのですが、考えられるところで、
お金の問題、 音楽性の違い、 ボーカルまたは曲を書ける人や詞をかける人が一人勝ちしたくなった、 粗利が合わなくて仲が悪い
誰か一人だけすごく嫌な奴がいる、 職場(バンド)内恋愛の終焉、 マネージメントや独立移籍の問題、 誰か一人の脱退や死去、 
ビートルズにとってのヨーコ・オノのような人の出現? 売れなくなった、 全然売れなかった、 スキャンダル 

など、など、などと、書いていて段々わからなくなってきました。

わたしが思うのはバンドにはバンドの魅力があって、同じ人が歌っているからといって、
ソロ活動を必ず好きになれるとは言えないし、その逆もあってソロになっての方が好きという場合もあります。
もちろん、どっちもいいよという幸福なパターンあります。

実に実に個人的見解ですけど、ボーカリストは歌える強みでバンド解体後も食べていける、
(しかも好きな音楽をやって)率は高いと思うのですが、それ以外の人たちは?
知らないところで新しいバンド組んだり、スタジオミュージシャンになったり、コンポーザーになったり?
そうできる人はいいけどそんなにうまくはいかないと思うので、音楽から離れる人もいるはずです。

だ・か・ら、救済が必要だと思うのですよ。
それが、再結成だったり、印税を過去に均等に分ける契約をしておくことだったりだと思うのです。

だって、バンドだったから売れたんです。一人で売れたわけではないと思うのです。
いいや、という人もいるでしょうけど、80'sバンドをこうして懐かしがって聴いていると
つくづく思います。あの煌めきはみんながそろってこそのものだったんだと・・・。
再結成はファンにとっても最高の喜びですからね。

一人勝ちはだめよ・・・・ベイシティローラーズみたいな装いで売り出した
日本の80'sバンドの誰かさん・・・伏字にして置きます。
繰り返しますけど、再結成はファンにとっても最高の喜び。
それもオリジナルメンバーであることが重要ポイントだと思われます。
それが永遠に叶わなくなる日がくるなんて誰も解散当初は思わないでしょう。

できるときにやっておかないと。一人勝ちしようとしたケンプ兄が早めに気づいてよかったね。

ファンだって年取ってきますから、みんなが元気なうちに活動しようよ懐かしいdarling

そんなわけで、Spandau Ballet いろいろなことがあった後、やっとのことで活動再開だそうです。

ファンの皆さん良かったね。わたしもGoldでも聴いてみよっと。