前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

究極のLove song/Freddie Macury

2010年06月18日 01時30分54秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

少々忙しかったり、風邪をひいたりしておりました。
忙しいのは苦手です。暇なのは堪らんと仰る方がいますけど、暇だぁすることがない、
などということは、誰しも滅多にないと思います。生きていれば色々することはあります。
もっと言うなら、わたしは人前では忙しくできません。殆どすることはありませんが、
それでも時にはしてみる『努力』、それを人に見られるのもとても嫌なのです。
Oi、たった2、3度しか会ったことのないあんたに、わたしが暇かどうかなんてわかんないでしょう。
大体、わたしはお客ですよ。言葉遣いに公私の区別もないのですか?悪いけど別の人に仕事回します。

ちょっと嫌な気分になることがありましたのでこの場を借りてぼやきです。失礼。
忙しいのは嫌い。同時に幾つものことはできません。おまけに風邪をひいて子供みたいにお腹を壊してしまいました。

心が荒んでいます。何かときめきが必要です。潤いが必要です。
今回は、数あるlove songsから、勝手にわたしが80年代最高、最強の
love songとたった今決めてしまった一曲をご紹介したいと思います。聴いてて少し元気になったからです
その一曲とは、Freddie Macury/フレディ・マーキュリーのソロアルバムMr.Bad Guyに収録されている
とても有名な一曲、I Was born to love you/ボーン・トゥ・ラブ・ユーでございます。
アルバムが発売された当時(85年)もそこそこヒットしましたが、わたしを含めリアルにその頃を
生きていたひとには、ノエビアのCMソングの印象が強いのではないかと思います。
フレディ亡き後、90年代に入って、他のメンバーがアレンジを変えて出来た
Queen/クイーンバージョンの方がドラマやCMで近年は耳にする機会が多いですね。

わたし、このクイーン版をはじめて聴いたときは断然クイーンのアレンジの方がかっこいい、
と思ったものですが、最近になって聴き返して、ビデオも観てフレディ版の方が好きだと思いました。
真っ直ぐなラブソングはシンプルな方がいい。フレディの方が80年代の音だと思います。
クイーンの方は勿論かっこいいけれど、やっぱり焼き直しの引き伸ばしかなと改めて思いました。

さて、何故にこの曲を80's最高、最強のlove songと認定してしまったのか・・・
それは第一に歌詞なんですけど、とりあえずこのミュージックビデオを観て頂かねば話は始まりません。
Freddie Mercury - I Was Born to Love You (Best Quality)

如何です?ちょっと意味のわからないところもありますが、そこが当時のミュージック・ビデオです。
そして、かつてのわたしの感想は『気持ち悪い』です。
現在のわたしの感想も『気持ち悪い』です。語彙が少ないので同じ言葉で表現しましたが、
そこに内包されているものは全然違います。
10代の女の子から見ると、濃いおヒゲの胸毛のおっさん、体操選手みたいなジャンプスーツ、半裸
そうそれだけで受け付けられないイメージだったんです。
「君を愛するために生まれて来たんだ」と背筋伸ばして歌われてもねえ・・・
そう思いつつもなぜかミスター・バット・ガイは買っちゃいましたねえ 今では中々手に入らないらしい

そして今、敬意を持って気持ち悪いと言います。それがわたしの好みであろうとなかろうと、
この人には独自のスタイル、センスがあって、それがずいぶんかっこよく見えます。
ピチピチのジャンプスーツや、ヒゲや胸毛や濃い眼差しどれも好ましくはないけれど、
この時はジャンプスーツじゃないね でも半裸のイメージは強いです
本当にすごくかっこいい・・・宝塚なんて・・・と言っていて一度観てはまってしまう感じにも似たものが
このミュージック・ビデオにはあります。
何やら濃厚な魔法にかかってしまったような気がしますが、
それは一身にこの人が愛とか命とかを見つめていたからかもしれません。
物事の上っ面だけを見て、キャーキャー言っていた頃とは異なる、
奥行きを見つめることのできる年にわたしもなったのかもしれません。
・・・この曲を作った頃の彼が宿痾を自覚していたのかどうか、
わたしにはわかりませんけど、ビデオを観ると少し痩せはじめている印象を受けます。
ビデオの1:36~1:41辺り力強さの中に、自分の運命を受け入れているような印象を受けました。

フレディ・マーキュリーって素敵なひとだな・・・気がつくのに25年もかかってしまいました。
あーあ、どこが究極なのか歌詞についてまだ書いていませんよね。   次回に続く