前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

幾つになっても月曜日は嫌い / The Boomtown Rats (Bob Geldof)

2008年10月30日 23時53分42秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です


少し遠くに足を延ばして70年代の終わりに出かけます

午後、遅くなったので巻き寿司でも買って食べようとスーパーに駆け込んだ時のこと、
入り口付近で聞き覚えのある曲がかかっていたので、耳を傾けました。
ボーカルの入っていないスーパーとか、デパートでかかっている邪魔にならない
程度の音量で流れる環境音楽・・・

何だったかな・・・この曲。
時間がなくて急いでいたのですが、気になって仕方ない。
サビの部分に差し掛かったときわたしの口から
「I Don't Like Mondays・・・I Don't Like Mondays」
ああっそうだったのか・・・・・。
それにしてもです、随分静かなアレンジになっていて、昼下がりの人の少ない
スーパーマーケットで流れていてもこれが、あの
I Don't Like Mondaysという曲だとわかるような
人は周りを見回す限り誰もいません。
おじいさんが三人、60才くらいの女の人が一人、若い男性が一人。

この曲はちなみに邦題を哀愁のマンディというんです。
学校が嫌いだったわたしには月曜日が嫌いっていう気持ちはよくわかります。
というか、幾つになっても月曜日は嫌いですね。
カーペンターズと並んでこの曲は月曜日の朝のテーマですよ。

この歌の背景にある事件については知ったかぶりする気は全くありません。
というのも結構いい年なんですけど、記憶にないんですよね。
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%93%80%E6%84%81%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A4
わたしのような学校嫌いの女の子程度のことではないようです。
事件を起こしている最中、直後の罪の意識のなさは最近の日本の犯罪にも
通じる部分があるのかもしれません。

あまりちゃんと英語のわからない日本人だから純粋に楽曲を楽しめて
励まされているのかもしれませんね。

昨日ちょっとだけBob Geldofのことに触れて、その前に奥さんだったポーラの
ことをちょっと話題にしましたが。
今日、哀愁のマンディを偶然耳にしましたのは・・・
こういうことをSynchronicityと言うのかい?スティングさん。
そんな安直な・・・上の学校まで言って何勉強してたの?


バンドエイドのおっさんだと思っていた、その程度の認識しかなかった
ボブ・ゲルドフ。歌はどうなんです?わたしにはヘタウマって感じなんですが

ボン・ジョビと一緒のところを見つけました。が、何か今ひとつ元気でないな。
http://jp.youtube.com/watch?v=_N32oF3vJos
やっぱりこっちのほうが元気でます。
http://jp.youtube.com/watch?v=sKILkHJSQZY&feature=related
はじめのピアノで戦闘開始っって気持ちになります。

ボブ・ゲルドフについて、その人となりには色々な意見がありそうです。
個人的にですが、奥さんだったポーラ・イェーツが出ていってからの彼のあり方
感じ方、生き方をどこかで読んだ気がします。
それは彼のほんの一側面にすぎないのかもしれませんが、わたしには
とても好感が持てるものでした。
それについては、またどこかで機会のあるときに書きましょう。







20年経っても嫌いだった/U2とThe Police

2008年10月30日 00時30分52秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です


田舎者だったわたしにとって、洋楽情報の入手経路はラジオと
洋楽雑誌ぐらいしかありませんでした。
当然、紹介されるのはヒット・ソング。良くてヒットしそうな曲や
後は、まあ注目の人や新人とかですね。
自分にとっての新しい曲をいつも探していましたが、
所詮は限られた情報によって、あてがわれたものだったのもしれません。

ヒット曲はヒットするだけあってやっぱりいい曲です。のはずです。
注目の新人にはそれだけの理由があって何らかの特徴がありました。
純粋にいい曲を提供してくれる人もいたかもしれませんけど。

世界中の人がいいといっても、どうも受け付けないものもあります。
20年以上たった今も聴く気にならない、見直してみようとも思わないバンド
があります。当時注目のバンドでした。現在はBigな大御所って感じです。
雑誌やラジオでもよく紹介されていました。
聴いたとたんダメだぁと思いました。
大きな影響力を持つ、存在感のあるバンドになった現在の姿を
予想することなど全くありませんでした。

食わず嫌いだったのかと、最近聴いてみましたがやっぱり嫌い。
何が嫌いって、突然、がなりあげるみたいなあの歌い方。
声も好きじゃないんですが、後から挙げるもう一人よりはいいかな
そのバンドの名前はU2。たしかアイルランド出身。
フロントを勤めるボーカリストの名前はボーノ。
現在はボノって言われてますよね。でも当時はボーノって書いてあったの 
だからわたしにとってはずーとっボーノのまま


そして、もうひとつThe Police。
Policeを好きな人はすぐにU2を好きになっていた気がします。
しつこいようだけど、好きじゃないのでどっちが先かなんて知らない。
一緒の頃に出てきたみたいな気もするけど、U2のほうが後だった気もする

The blow monkeysのところで、スタイルカウンシルとの比較にとやかく
言いましたが、こちらも比べられたり、並べられたりしていた一例かも
しれません。わたしは全く別個に入りましたが、どちらもダメでしたね。

スティングの声が嫌いでした。この人もアイルランドの人?いや、ちょっと記憶にありません。
アクセントに特徴のある感じでした。


ポロンポロンポロロン・・・こんな音では決してありません
どう表現していいやら・・・
みたいなギターの音も双方似ている気がしてきた。
専門的なことはホント全くわかりません。

前にも書いたけど音楽は2通りしかわたしにはなくて、聴いていて心地
いいか、悪いかなんですが、共にかなり心地よくないのです。

もうひとつ、このふたつのバンドに全く罪はないのですが、
何か妙に通ぶったひとが聴くんですよ・・・。
というか、急に音楽通になったみたいな。
ちゃんと立派な音楽通のかたももちろん聴いていらっしるはずでその方々には
本当に申し訳ありませんが・・・いたんです そんなひとが

JapanとかVisageとか聴いて、Duran duranのジョンかっこいいなどといっていた人が
突然知った風な顔して『高校教師』Don't Stand So Close to Me なんか聴いて・・・。
「いまはポリスがすごくいい」とか言いはじめました。
その後すぐ解散したような覚えがあります。
いや、もう解散していたんじゃなかっただろうか?
嫌いといえず、「そう言えば、スティングは学校の先生や」
確か臨時か教育実習のの経験から作ったとか何とか言ってなかったっけ
なんて話をあわせているアホなわたしがいました。
「シンクロニシティっていうのは・・・(省略)くどくど・・うんぬん」
なんて話もこの頃聞きました。
ユングとか精神世界に興味をもったその後、大学の一般教養で
その言葉と再会する機会がそういえばありましたね。
こういう言葉と出会わせてくれたこともあり、お澄ましな教養人
という勝手なイメージをPoliceには別に持っています。

U2には耐えて聴ける曲が一曲もないのですが、Policeはあのヒット曲
『見つめていたい』Every Breath You Take だけは流れれば聴きます。
すごい詞だと思っていました。当時はどちらかといえば
その行き過ぎた感情の吐露に好感を持っていたと思います。
今は何てうっとうしい、少々不気味な奴だと。
昔は自分のことをずいぶんロマンチストだと勘違いしていましたから
ねっとりとしたしつこい視線をロマンと思ったのでありましょう。

でも、音楽にはあまやかさ、ロマンも必要だと思います。
現実は厳しいものだから、音楽を聴く時くらいそこから
逃げたっていいと思うのです。皆さん本当に厳しい現実に
日々耐えていらっしゃるじゃないですか。

U2にはそれが全く感じられないです。見ろよ!目を見開いて現実をと・・・
力強く怒鳴られてている気分。そんなこと言っているかはわかりませんよ 言ってないと思うけど
和まないんです。ウキウキもしないんです。ときめきもありません。
喜びも感じません。幸福感もないです。それがわたしにとってのU2。
アルバムとか聴いたことがないから、あるのかもしれないけど。
 
どちらもボブ・ゲルドフのBandAidに参加していましたね。

ボーノはひどいことを歌わされて心穏やかじゃなかったようですが、
ボーノががなりだして、柔らかい感じだった曲が重苦しくなりました。
それがボブの狙いだったのでしょうか。
難を逃れている時の人の誰もが持つ思いだと思います。
それを歌詞にしたボブ・ゲルドフはすごいです。
それを言葉にして歌いたくないボーノの気持ちもわからなくはないですが、
微塵も自分の心が歌詞のようなことを感じていないというなら、
彼は偽善者だと思う。感じたから歌いたくなかったのだと思いたい。

その後から思いやりの活動は現在も続いているみたいですね。
慈善家として有名になることをバンドのメンバーはどう思っているのでしょう。
でも、Policeは実際の活動期間もそんなに長くないし、
随分途切れていましたが、
U2は20年以上途切れることなくバンドとして存在しているようです。
これってすごいことだと思います。実に実に。
こんなに長く寄り添いあえることは稀です。
この希少な人達による熱い心の音楽をどうしても好きになれないんだなあ。

念を入れて投稿する前に聴いてみましたがやっぱりダメでした。
Bloody Sunday,
With Or Without You,
One,
Don't Stand So Close to Me





二十年経っても・・・・過去は永久に静かに立っている



The blow monkeys その6

2008年10月28日 20時06分05秒 | 音楽

現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

Dr.Robert Digging your scene 歌詞を朗読する

BBCのサイトは英語学習者にとって実に有益なところだと思います。

http://www.bbc.co.uk/worldservice/learningenglish/music/singersong/drrobert.shtml

ここで、ロバート自身がDigging your scene の歌詞について語ってました。
その音声を聴くもできますし、何と、歌詞も朗読もしています。
この声を聴くとやっぱり昔のロバートの声がどこかちらちらと
見え隠れしている様な気がしますね。話し方も。

ちゃんと辞書を引き、引き後で読みたいと思いますが、ざっと目を通すに
大体、Youtubeのテキストコメントの人々の言っていることと合致しますね。
彼の名誉のため、やっぱりゲイではないようです。
こう言うとゲイの人々を否定するみたいな言い方になりますね。ごめんなさい。
わたしは自分をものすごく偏った人間だと思っていますが、
誰がどんな性的な位置付を自身の中に持っていても否定する気は全くないし、
その方向を人間のひとつのあり方として認めるという言い方は
またおこがましいから・・・そう、あっていいことだと思っています。


誰か教えて誰もこんなブログをちゃんと読んでいる人はいないのは
わかっているけど、誰か一人でも読んでいる人がいて、その奇特な方あなたです。
わかれば教えてください。
ひとつ思ったのですが、国産のCDやレコードを購入された方々はきっと
ライナーノーツや歌詞カード訳詞をお持ちですよねえ・・・。
どんなふうに紹介されて、どんなニュアンスで歌詞が訳されていたのでしょうか?
根っこにAIDSを意識して訳してあるのでしょうか?

それとだれか英語が得意な方 お願い

本当のところは全部の正しい意味を知りたいけどそれは余りに図々しい。
自分なりに努力してDigging your scene を訳してはみましたが、
どうしても、
catch my breath and leave me reeling!

They put you in a home to fill in

この二箇所、どう訳していいのかわかりません。
しっくりこないのです。
だめですね・・・。

長々と語ってきたThe blow monkeysについてですが、このくらいにしたいと
思います。他にも好きな曲はあるし、このバンドのかっこよさをもっと
語りたいのですけど。聴くに限りますよね。

当時は訳もわからず聴いていましたが、AIDSという病気のことが言われ
はじめたのは80年代のことだったし、格好つけて歌っているのではなく、
社会に対しての問題意識も持って活動していたのでしょうね。
当時のイギリスがどんな問題を抱えていたかなど、あの頃も今も
考えてみたことはありませんでしたが、よく有名になったミュージシャン
でも、以前は失業手当をもっていた若者だったみたいなことをインタビューで
語っていたのを読んだ覚えがあります。
She Was Only a Grocer's Daughter ってサッチャー首相のことを言っている
そうですが・・・それってすごいですよね。
今の日本で言えば『彼はセメント屋のお坊ちゃんだった』とか、
『彼は単に元総理の孫だった』とか『彼は何と大久保利通の子孫なのです』
とか言って皮肉っているのでしょうか。
まあ、我々にとってのこの彼はこれからお手並み拝見ですよね 
こういう皮肉を言われないようにがんばっていただきたいと思います


MySpace.comではDigging your scene のアコーステックバージョンや
多分再結成後の新曲と思われます曲などを聴くことができます。
アコーステックバージョンはずいぶん男っぽい骨太な感じに
味が変わってこれはこれで素敵ですよ。
こういう音源になった声はライブの声より昔の声をどこかに
感じることができます。
ジャケットの写真もライブの画像ほど太ってなくって、ホッ
ついでに昨日書いた故ポーラ・イェーツとのkiss sceneのYoutube画像も
MySpace.comに貼り付けてありましたよ。
ロバート、なんとなくグレゴリー・ペックみたいだあ ポーラもかわい、うつくし

また思い出したことや書きたいことがあればその7があるかも
       とりあえずThe blow monkeysは その6でおわり




The blow monkeys その5

2008年10月27日 00時05分23秒 | 音楽

現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

歌詞の意味 ロバートのSexual orientationはいかに?

こんないい曲をわたしは今まで素通りしていたとは勿体無い。
何回もビデオを観ているうちに歌詞の内容を知りたくなりました。

超日本人の受験英語教育しか受けていない世代ですから、
文字になったものを見ないと聴き取りはほぼ不能。

それでもまずは一生懸命聴き取ろうとしましたよ。
I just got your message babe. so sad see you fade away
もうこれで限界でした。考えればbabyだし、ちょっと考えればわかるけど、
seeの前のtoもぬけてるし・・・


仕方ないので歌詞を検索しました。便利な時代ですね。 
初めからこうすりゃいいのに。

わからない単語もあまりないようだし、楽勝・・・のはずが、
・・・全く意味不明。

そりゃ得意でもなかったし、大学受験が
終わって、英語の文なんて読んだこともありませんでした。
それでも生きていられる国ですからね
でも、それにしても・・・。なんじゃこりゃ

昔から思っていました。英語を母国語とする人たちとは思考回路違うから、
完全には理解できないんだって。
それに加えて歌詞の中に込められた暗喩。
特にイギリスのミュージシャンはストレートな表現をしないことを忘れていました。
暗喩だから説明を求めるのは下衆なのかもしれませんが。

しかし、youtubeのテキストコメントを読んでいて謎が解けたんですよ。
一人、「この曲が大好きなんだけど、意味が全然わからない。誰か教えて」
みたいなことを書いている人がいたんですよ。
ちょっと待って外人あんたは英語がわかるでしょうに・・・それでも?

読んでいると答えがあったんですよ・・・色々。

「ロバートはゲイで、この歌はエイズのことを歌っているんだよ」とか、
「いや、当時も今も彼はゲイじゃない」とか、
「一回は結婚しているからゲイじゃない」とか、
「ゲイではないけど、クラブに出入りしていたんだよ」とか、
「エイズで亡くなった友達のことを歌っているんだよ」とか、
「いや、エイズのことを歌っているわけじゃないと言っていたよ」とか
「ちゃんと奥さんがいて子供もいて、今はスペインで暮らしているよ」とか
「実際会ったけどすごく恥ずかしがりだった」とか・・・


相反する答えもあるから勝手に判断。
エイズのことを歌っている、これで全てクリア。

成る程ねえ・・・だったらスッキリしますよ。
というか、意味がわかる気がします。

ゲイ説、確かに「ゲイみたいだね」的なコメントも多々ありましたけど、
世相というか、ニューロマンテックの王子様方はみんなそういう雰囲気
があったし、メイクも普通にわたしなんかは受け入れていました。

でもシャイな人って言うのは正解だと思います。
故ポーラ・イェーツのインタビューを受けている画像があったんですが、
お芝居仕立てになっているんですけどシャイな感じです。
でも駅のホームでキスシーンとかやっています。
やっぱりポーラ・イェーツ、いい男を逃しません。
あんまり笑っている印象ってなかったんですが、笑顔が照れた感じで、
昨日書いたデビット・ボウイを感じるのは少し笑った時。

そして、現在の彼を見たら結婚していて子供もいてっていうのが
正解だと思いました。だってぇ・・・・。
お料理の上手な奥さんで幸せなんでしょうね。想像するに。

とごちゃごちゃ書いたけど本当の本当の正解は、BBCで
ロバート自身が語っていました。詳しくは つづくことになります 



The blow monkeys その4

2008年10月26日 01時13分07秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です


I'm digging your scene

本日は一週間に一度のお楽しみDay。ほろ酔いでいい気分でございます。
体に似合わずアルコールに滅茶苦茶強いので、酔いが醒めないうちに寝ないと、
すぐに醒めてしらけた気持ちになってしまいます。

Digging Your Sceneってお酒の似合う曲だなあって思います。
いや、このプロモーションビデオがお酒の似合う場面ですよね。
「Dr. Robert,I'm digging your scene.」

Dr. Robertってこんなに素敵だったっけ?
それがこのビデオを久々に見た感想でした。

断片的にしか覚えていなくて、特に印象に残っていたのは、
ジョージ・マイケルとサイモン・ル・ボンを足して二で割って、色々なものを
足したり引いたりした様な男が、カクテルのグラスから飾りの東洋風の
小さな傘をステージのロバートに焼きもちを焼いて投げつけると、
大きくなったその傘を受け止めたロバートが広げて歌っているところでした。

久しぶりに通して観て、行ったことないけど、ホストクラブなんかに行って
安っぽいホスト相手に高ぁいブランデー飲むより、このビデオを観ながら
安い国産のウィスキーを飲んでいる方がわたしには断然幸せです。
エコノミカルな女だとつくづく我ながら思います。

ちょっと甘ったるい色気のある声がまたいいですねえ・・・。
そうっそれなんです。
久しぶりに聴いたロバートの声にはその色気がなくなっていたのです。
何だか野太いだけのおっさんの声になってしまったというか。

実際のロバートはわたしより結構年上なんですが、Digging Your Sceneの
ビデオの中のロバートは年下の青年ってことになります。25才前後かな
年下の男になんて昔は全く興味がありませんでしたが、こういう甘ったるい
感じがおばさんになった今はたまりませんです。

で、やっぱりこの曲もサックスがいいです。これまた、たまりません。

David Bowieに似ている・・・・・ 
巷ではそういう話がなされていたようですが、このビデオを久々に観て
初めてわたしはそう思いました。
髪型のせいかな?わたしが馴染み深く感じているロバートのヘアスタイルは
もう少し長めで、サラッサラの髪でした。あの当時はやった髪形のひとつで、
その髪型の男性モデルなんかも多かった気がします。
当時のBFもその髪型でしたからわたしの好きな髪形ですね。またはやらないかしら。

ちょっと短めの髪のビデオの中のロバートはモダン・ラブとかを歌っていた
頃のデビット・ボウイみたい。
つまりスーツを着始めた頃なんですが・・・黄色とかプルーとかの。
その頃の来日公演のチケットが確か6000円でえらく高すぎと非難されていたような、いないような・・・
Youtubeのテキストコメントでも「デビット・ボウイみたい」というようなコメン
トもいくつかありました。
でも、決して顔が似ているとは思いませんねえ・・・・それなのに何だろう。

結論。
顔というより動きなのかなあ。
いや、デビット・ボウイが決してそういう動きをしているとも言い切れない。
でも、そうしそうな感じの動き、とでも言っておきます。

わたしがデビット・ボウイ風と感じたロバートの動き

0:02 , 0:14~0:28 , 2:57~2:59 , 3:04~3:10 , 3:36~3:40 , 3:43~3:50
Blow Monkeys - Digging Your Scene


またしても貼り付けていいのかわかりませんが、時間のある方が見ているならぜひ下の
高画質で観てください。スーツのチェックまではっきりわかります。


http://jp.youtube.com/watch?v=j1BJ03EeBgc

すっかり安いウィスキーによる酔いが醒めてきました。まだつづくよ



The blow monkeys その3

2008年10月25日 01時15分06秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です


再会

昨年の秋からyoutubeにハマッテそれはそれは懐かしいあの人たちに
再会する日々。

一昨年前からだったかな?わたしが気づいたのはですが
80年代に活躍したミュージシャンがどこかのお城に集結する
Retrofestという催しがあるのです。
今年はThe blow monkeysも参加していました。
全然知らなかったけど再結成してたのです。
RetrofestのKajagoogooを観ていたら偶然、Digging Your Sceneを演奏
している画像を発見(It doesn't have to be this wayも演奏していました)

ええっと・・・・だれ?ポール・ヤングかな?いや違うみたいだな・・・
と、これが久々に再会したロバートに対する感想です。

20年以上の歳月を経て、懐かしい人達は髪の毛がなくなっちゃったり、
太ったり、人によっては外見上、性別も変化しておじさんになるはずが
おばさんになっちゃっている人この方々については別の機会に語りたいと思います。
等ではありますが、ロバートもその例に漏れていませんでした。

細身のスーツとか着て、目茶目茶ダンディでキザなロマンスグレーの
おじ様にでもなっているイメージだったのですが・・・・・ね。
髪の毛は黒いまましっかりありますけど、輪郭がなくなっています。
ジーンズなんて履いてます。履いたら悪いのかって・・・昔も履いてたかも
その太股が昔では考えられない太さに見えました。

そりゃ20年も経てば赤ちゃんだって成人しますし、ティーンエイジだった
わたしだっておばさんになっています。
でも、どう見てもこのもっさり立ったままギターを弾き、歌っている
ちょっぴり太めのおじさんがあのDr. Robertには見えないのであります。
いや、ちがううううっ、一番言いたいことは。姿のことじゃない。
声が違うんです。そう、だから全然別の曲のようにさえ思えました。

やっぱり昔の声じゃないなあって思う人は他にもたくさんいますが、
聴いているうちに、あーちょっと太くなったかなとか、伸びなくなたかな
とか、思いつつもその声の内に懐かしい、馴染みの響きを感じとって
いるのですが、ないんですよ。馴染みの響きが全然。 全く。


国が違っても人間の感じ方は同じだということもyoutubeを見ていると
感じますね。
テキストコメントにはわたしが感じたことと同じようなコメントも
見受けられます。英語はいつも勘

Digging your scene at Retrofest 2008
jp.youtube.com/watch?v=TN5Btqczvcs&NR=1
貼っちゃっていいんでしょうか?よくわからないので控えめにひとつだけ。
誰も見ていないと思うけど、ご覧になる方がいらっしゃれば是非高画質でご覧ください。
別の画像もありましたが高画質が選べるものを載せました。

It doesn't have to be this way at Retrofest 2008 は下記
http://jp.youtube.com/watch?v=H2kWin9j5J8&feature=related

でも、この再会で当時はあまり聴きこんだ覚えのない
Digging your sceneがすごく好きになりまして、あの頃のロバートに早速
会いに出かけました。姿のことは今日はもう言うまいやっぱり声が全然違いますね。
どう違うのか・・・・・それは

               まだまだしつこくつづく



The blow monkeys その2

2008年10月24日 03時14分04秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です


一番聴いた思い出の曲

The blow monkeysと言えば、代表曲は全米チャートに入った
Digging your sceneだという人がやっぱり多いでしょうね。

わたしの場合はアルバムShe Was Only a Grocer's Daughter
It doesn't have to be this wayばっかり
馬鹿の一つ覚えみたいに繰り返し聞いていました。

サックスで始まるこの曲が大好きなんです。

当時のわたしは制限の多い生活をしていました。
街の露天みたいなところで売っていた、廉価の海賊盤らしきカセットテープから
聴こえるこの曲は、都会的で夜の街やお酒の似合う感じがして、
心に自由な風を吹き込んでくれる一曲でした。

当然歌詞カードなんかもついていませんから、
「何がこの方法である必要はない」と歌っているのかはわかりません。
今でもこのカセットは持っていますが、微妙に回転数が狂ったレコードみたいに
すこぉし実際のものより速いです。怪しげです
で、A面もはや死語ですね初めのこの曲が終わるとすぐ裏返します。
するとB面終わりのBeautiful childを聴くことができるんです。
ロバートのクスクスッという笑いと小声で何か喋っているのが演奏前に聞こえます。

わたしだけだと思うけど、カノンとかG線上のアリアを聴いている時のような
何でしょう・・・ゆったりした気分になる一曲です。実に心地良いです。

好きな曲は他にもたくさんありますが、思い出の中では一番流れていました。

大体、86年くらいからでしたでしょうか。
レコードからCDに移行が始まったのは・・・
レーザーディスクとかも出たけど、定着しないで消えましたね。高かったからね
わたしがCDをはじめて買ったのは一人で生活していた確か89年でした。遅いかな。
実家にはもうずっと前からデッキはあったのですが、わたしはレコード派でした。

あまりの音の良さに当時は天から降る音みたいに感じていました。
今聞くとそうでもないんですよね。
出端のCDは最近リマスターとかされていますけど、音圧が低くてくぐもった感じです。

話がそれましたが、まだ80年代後半はカセットは現役でした。

カセット、レコードからCDへ移行し、A面、B面が消えてしまいましたが、
実は当時、これには大きな意味がありました。と、わたしは思っています。
音楽を届ける側の意図とでも申しましょうか。
そして受け取る側では
「わたしはA面より、B面のほうが好き」とか、
「わたしはB面ばっかり聴いてる」とかの会話も成り立つ時代でございました。

そのCDがそろそろ役目を終えようとしているとの新聞記事を少し前に目にしました。
そう、音楽は一曲ずつ配信されたものを買う時代になったのですね。
アルバムの曲順なんていう意図は存在しなくなるわけですね。

随分あの頃から遠いところにやってきました。

でも、洋楽好きにとっては歌詞カードとか、ライナーノーツとか
重要じゃございませんか
レコードジャケットていうのも80年代は重要でしたよね・・・。




                 まだまだ The blow monkeys   つづく


The blow monkeys その1 終わりからの旅

2008年10月23日 04時40分58秒 | 音楽

現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

 The blow monkeys  終わりからの旅

出会い

'87年から一年ちょっと全くテレビも観なかったし、
ラジオも聴かなかった期間があります。ついでに新聞も読みませんでした。

観なくなると全く観なくても何ともないわけで、
今でもだらだらと点けっ放しにしているのは嫌いです。

しかし、こういったメディアとの隔絶期間は振り返ってみるとそこにぽっこり
穴が開いている気がしないでもありません。

でも音楽は時々聴いていました。
'86年のある事件までは全英や全米のヒットチャート中心にいつも新しい
音楽をラジオで探していて、それも洋楽一辺倒でした。
'87年以降も聴いていた最後のバンド・・・それは
The blow monkeys
The Style Councilと並べたり、Blue-Eyed Soulとか、
カテゴライズすることはあまり好きではありません。
いや、そもそも専門家じゃないからそんなことがわからないです。
The Style Councilと似ているわけでもないと思いますし。
Blue-Eyed なんてつけてそれを一つの音楽ジャンルとして
分けることがそもそも理解できません。

だけど、だけど誤解されたくない・・・
The Style Council にも好きな曲はあるしポール・ウェラーも好きだし、
Blue-Eyed Soulとジャンル付けされているミュージシャンには
大好きなミュージシャンがたくさんいます。

わたしにとっては音楽は2通りしかありません。
聴いていて心地いいと感じる音楽とそうでない音楽。

The blow monkeysとの出会いは、洋楽番組で紹介された
ミュージックビデオのを観たのがはじめだと思う・・・・曖昧なんです。
'86年か、それより以前。
パナマ帽にストライプのスーツ姿の人たちという記憶。
でもでも、この記憶自体どこか変な気がします。
だって、彼らの最大のヒットと言えばDigging your sceneじゃないですか。
でもこれはDigging your sceneのビデオではなかったと思います。
それ以前にこの日本で、彼らのビデオが紹介されたでしょうか

これがわたしの疑問なのです。

わたしが雑誌か何かで観たロバートの記憶を勝手に挿げ替えているのかも。
でもその時はあまり好きじゃないなあ・・・と思ったのです。
つまりその曲はわたしにとって心地良くなかったんです。
この理由からもDigging your sceneではなかったと思われます。

この時ボーカルのDr.Robertは印象的でした。
Dr.とかついてるんで勝手に随分知的な人なんだろうなあと
インテリに決め付けました。
いや、医師免許を持ったミュージシャンくらい思っていました。
一緒にしたくないけど坂本龍一が教授とか呼ばれていた時代でした。
単なるあだ名みたいなものでしたのね

正直なところレコード集めが趣味ってこと以外
Dr.Robertがどんな人なのか全くわかっていません。
この頃には洋楽雑誌も読まなくなっていたし

80年代はミュージックビデオ全盛で、まずはルックスありきみたいな時代でした。
80'sも後半、The blow monkeysに関しては純粋に音楽を楽しませていただきました。
この頃のわたしにはロバートはそんなに好みのタイブではなかったようです。

特にサックスが良かった。本当に好きでした。
吹いていた人の名前も知らないし、
顔も思い出しません。
ロバートだけが強烈だったせいか・・・
年のせいかもはや覚える気もないし、覚えられないし

曲の中ですごくいい仕事していて・・・大好きでしたよ
                                                        つづく