前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

貯金はいつか尽きるから

2012年09月02日 03時11分23秒 | わたしの思い
面白いと思って観ている人がいたら悪いけれど、
最近のテレビドラマって全然楽しめない。
『次の週が待ち遠しい』なんて気持ち、忘れて久しい。

いいなぁと思って聴いている人がいたら悪いけれど、
洋楽も邦楽もお金を払って手元に置きたいものがない。
『レコードが擦り切れるほど』『テープが伸びるほど』
聴くは、もはや死語かもしれないけれど、
そうしたいと思う曲がない。

古きを愛し、新しきを軽視しすぎのおばさんだからか?
いやぁ、少しは歩み寄りの精神を持って広く世の中を
見回してみて、これはわたしばかりが感じていること
ではないと・・・・・断定いたします。

だって、だってだって、カバー曲とかカバーアルバムとか
最近増えているじゃないですか。
映画だって昔の漫画とか引っ張り出しているじゃない。
昔のいい物を今の人たちが、受け入れてくれるのは
とてもうれしいし、わたしも色々紹介したいとも思います。
でもね、どうも最近の日本は『昔の貯金』で生きている
みたいに思えて心配になる。
若者が減って、昔人ばっかりだから、再放送で充分って
わけじゃないですよね、まさか。

まあ、わたしも再三、立て直すヒントは過去にあるなどと
言っているときもあるから、懐古趣味だけではなく、
そんな意味合いもあって『焼きなおし』が目立っている
のかもしれませんね。

わたしの場合、貯金は何かほしいものがあってという、
建設的で、希望を秘めたものではなくて、いざというとき
とか、何かあったとき、もしものためにといった憂慮から
生じているため、もしかしたら死ぬまで使わず、
馬鹿な人だと言われるかもしれないと思っていたけれど、
使わずにすむ可能性はなくなりつつありそうな時代の到来?
はたまたそんな細々と、貯めたものも取り上げられて
しまう時代がやってくるかもしれない。

音楽や映画といった文化において、今が『いざというとき』
なのかどうかはわかりません。
個人が貯めた資産に国が手をつけようというほどの
『いざというとき』に日本がなっているのかもわかりません。

ただ、いえるのは貯金は使えばなくなるし、一時しのぎの
ものだということはわかります。
さて、どうしたものか。
世界の片隅で憂いている多くの人の一人として。

うーん、また貯めるしかありませんね。貯まり難いし、
入ってこないけど。
そのためにまずは、『過去の貯金』で心を暖めて、
エネルギーをつけたり、新たな才を見出しましょう。