山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

五感を使って

2017年10月31日 | 食育
火を点けると、小さな火がだんだん大きな炎になります。

しばらくすると薪に火が移り、煙だで出します。

ちょっと煙たくなりますね。

園児たちには、「みんな、風上においで」と誘導します。

けむrだけかと思っていると、白い煙?そう、湯気が上がり始めました。

羽釜の蓋を取ると、「ファー」と、いい匂いがしてきます。

羽釜の中は、「ブクブク」と煮立てます。

竈の縁に行くと暑くてやけどをしそうです。

ふたを開けたら、大きなしゃもじでムラが出ないようにかき混ぜます。

その後は少し火を落とし、中火に。

7分ほどすると、おり火だけにし、さらに7分ほど。

出来上がったら、10分ほど蒸らします。

そうそう、おこげさんはどうかな?

焦げたような匂いがするとOKです。

焦げたような匂いがしないときは?

藁を一束持ってきて、竈へ入れるとパッと燃え上がります。

ここで火力が上がり、見事におこげさんの参上と相成りますよ。

煙が出ている?

2017年10月29日 | 食育
紙の薪も上手に竈の中に入れることが出来たら、いよいよ点火です。

火をつける道具は、マッチです。

園児たちに見せると、思ったより皆さんよく知っていました。

マッチに火を点けます。

まずは紙の薪から、燃え始めます。

細い木を入れ、火が付くと、壁に補強を行います。

一気に吹き上がってきます。

吹き上がってくると、羽釜とふたの間から湯気が上がってきます。

更に、完全に吹き上がると、羽釜の外に吹き零れていきます。



普通は、「赤子が鳴いても蓋を取るな。」と言われますが、我が家では、ここで蓋を取りっていきます。



釜の中では、お米さんたちが踊っています。

園児たちは、羽釜を見ながら「お~!」とどよめきが発生します。






よーいはよいか! よーいはよいよ!

2017年10月29日 | 食育
さあ、準備が整いました。

園児たちは、紙のまきを手にもって園庭へおります。

私が、竈に羽釜を置きます。

いよ、いよ、園児たちの出番です。

一人、一人紙の薪を竈の中に置いていきます。

まずは、縦に次は横にと。

どうです?

上手に置けたでしょう?



紙の薪にマッチで火をつけます。

このマッチも使い方を尋ねると、「擦ったら、パッと点くよ。」と。

よく知っていますね。

「キャンプによく行くもん。」と、おとうさん、おかあさん、いい子育てしていますね。

紙の薪について火が大きくなると、園児たちから歓声の声があがります。

細い木を入れていくと炎も大きくなり、園児たちも盛り上がっていきます。




火をつけます

2017年10月28日 | 食育
さあ、準備万端。

羽釜を竈に置き、まきに火をつける順番です。


ここで、園児たちに質問!

「これから、まきに火をつけます。どうやって点けようか?」と聞くと、「キャンプした時にしたことがあるよ。」と。

「紙に火を点けたらいいよ。」、結構知っている子がいます。

まきに着火しやすくするために、「それでは、紙のまきをつくりましょう。」と。

新聞紙を半分に切り、それを半分に折り、さらに半分に折ります。

ざっと、A4の大きさになります。

それを「クル、クル」と丸く筒状に丸め、雑巾絞りをします。


ここで、また質問です。

「どのように置いたらいいかな?」と。

ちょっと難しかったかな?

「同じ方向に置いたのと、井型に組むのとどっちだと思う?」と聞くと、

「井型!」と答えが返ってきました。

これもキャンプ経験の子供からでした。

まずは、できた「紙のまき」を井型においてみることに。



置き方も練習したところで、実際に竈の中に紙のまきを入れることに。

うまく置けるかな?

あらったおこめは?

2017年10月27日 | 食育
園児たちが変わるばんこに洗ってすんだら、羽釜に移していきます。

羽釜は2つ使って行います。

お米を入れると次は、水を入れないといけません。

ところで、いつもは電気釜で炊きます。

電気釜は、どこまで水を入れるか、決まっていますね。

羽釜は、印がありません。

どうしたらいいんでしょう!

手お入れ、水につけます



男性は、手の甲まで。

女性は 手首まで。

水の量はこれでバッチりです。

いよいよ待望のはじまり、はじまり

2017年10月26日 | 食育
稲刈りが無事に終わり、待ちに待った「おにぎりパーティー」の日です。

年長さんだけが出来るとっておきのイベントです。

おにぎりを握るには、ご飯を炊かないといけませんね。

と言う事は?

そうです。

お米を洗う事ですね。

登園したら、順番にお米を洗っていきます。


それでは、美味しく炊くための洗い方を伝授します。



まずは、ボールにざるを重ね、お米を入れます。

水を入れ、軽く2~3回軽く混ぜます。

素早く水切ります。(ざるをあげ、水を切ります。)

水を切ったら、そのままで10回程よく混ぜます。

水を入れ、良くかき混ぜ水を切ります。

白い色の水(糠がとれた状態)

さらにもう一度水洗いをします。


これで水洗いは終わり。

水が透明になるまで洗う方がおられますが、あまり洗いすぎるとおコメの旨みまで流してしまうので私はここで終了。

洗ったら、羽釜に移し水加減を見ますよ。

とほほほ・・・

2017年10月25日 | 食育
脱穀が終わり、籾摺りまでできました。

ペットボトルに玄米を入れて精米にします。

アッ!

大変なことを。

最後の大事な工程を忘れていました。

子供たちがいつも食べている白いお米さん。

白米にする工程をするのを忘れていました。

あちゃー!

とんだチョンボです。

とほほほ・・・。


仕方がありません。

来年はしっかりとやらなければ。


もみすり

2017年10月23日 | 食育
唐箕かけが済むと、次はもみすりですね。

園児たちにお話しするときは、

「これから、お米さんの服を脱がせます。みんなの服と同じですね。」と。

「服を脱ぐと、籾から玄米と呼び名が変わります。」

「これから、2枚の板を使って、服(籾)を取ってあげましょう。」

「板を一枚置いてください。その上に籾さんを置いて、もう一枚の板でゴシゴシと擦ってみましょう。」



今日は、中々籾がはがれません。

雨が降った後で、湿ってしまったからでしょうか。

園児たちは、辛抱強く摺合せ籾を取っています。

一粒、一粒大事象にとって、集めて先生にもっていきます。

大変な作業になってしまいました。

これでは、船一杯ある籾さんは、何時間あってもできません。

そこで、旧式ではありますが籾摺り機さんの登場です。

ホッパーの中に、籾を入れスイッチを入れると、モーターの大きな音とともに玄米さんが出てきます。

「うぉー!、うぉー!」と大きな歓声が上がります。

早い、早い、あっという間に籾の服を脱いだ玄米さんが出てきました。


今年は、雨が続き保育園で育てた稲が脱穀~籾摺りまでできませんでした。

昨年より、収穫量は多い異様には思うのですが、重量を量ることができませんでしたが、今後何とかしたいものです。

唐箕かけ

2017年10月22日 | 食育
脱穀がすむと船の中は籾でいっぱいです。


しかし、その中には手から抜けていった稲さんがそのまま飛び込んでいます。

稲の葉の部分も一緒に混ざっています。

それを仕分けしないといけませんね。

登場したのは、「唐箕」さんです。



くるくるとハンドルを回すと、風が吹いてきます。

上の漏斗には、藁屑と一緒の籾を入れます。

みんなと一緒に「クルクル」と回したら、葉っぱは一直線に飛んでいきます。

籾だけは重量があるので足元に落ちてきます。

ここでは、埃だらけになるため、マスクは必需品ですよ!

脱穀は?

2017年10月21日 | 食育
稲刈りが済むと、次の作業は脱穀です。

脱穀って?

稲穂から籾を取る作業です。

脱穀は、最近はコンバインで行いますが、昔ながらの「足ふみ脱穀機」さんの登場です。

かなり昔の足ふみ脱穀機で、一部腐っていたり、ドラムについている針金が抜けたりと満身創痍ですが、ドラムにムチ打って頑張ってくれています。

今は無理せず、年に3回ほど現役復帰をしています。

それはさておき、園児たちは刈り取った稲でなく、わきに挟み両手で抱き込まないと持てない大きな稲束を持ちます。

その後ろに私が立ち、さらに稲束を抱えて始めます。




右足で、ドラムを回します。

勢いが付いたところで、稲束を入れます。

「ザー、ザー」と大きな音がします。

一生懸命に踏むのですが、今年は何か違います。

踏みようが足らないのか、足の力が落ちたか?

回転しているドラムのスピードが一気に落ちます。

さあ、もう一度気合を入れ、踏んでいきますよ。

園児たちの応援を受け、30人の園児たちと一緒に脱穀終了。

と行きたいところですが、ここでは終わりません。

次は?

先生方も体験です。

園長先生ぐらいになると、昔経験がありますが、担任の先生は脱穀機を見るのも初めての先生もおられます。

無事済むと次は、籾と葉などとの仕分けです。

かりとったいねは?

2017年10月20日 | 食育
刈り取った稲は、竹に稲架干しにします。

今までは、コシヒカリを植えていましたが、今年は、籾をまいてから発芽せず急遽ヒノヒカリを用意。

なんとか田植えにこぎつけました。

そのため、品種も違い、当然収穫時期もずれてきます。

しかし、保育園での予定は変えることができません。

そこでやむ得ず、稲は天日干しに。



これが本来のやり方ですから仕方ないですね。

今までは、子供たちが刈り取った稲を脱穀していましたが、今年は出来ないので予め「おにぎりパーティー」ように持参して稲架干しをしていた藁束を使うことにしました。

直径20cmあまり。

これは少し大きいですね。

私の前に園児を立たせ、稲束を持っていざ脱穀です。


稲刈り

2017年10月19日 | 食育


保育園につくと早速脱穀機などの機械をセットします。

雀除けネットを取り外します。

おにぎりパーティー用の稲束は、ビニールシートで覆い、何とか乾燥状態を保っています。



さあ、始まり始まり。

稲の持ち方、ノコギリカマの使い方を説明し、稲刈りを始めます。



最初のころは、先生方は「ハサミで稲刈り」と。

後ろから、私が手を添えることで納得してもらいノコギリカマを使用できることになりました。

危険なものを使わいでいるといつまでも使えないことに。

園児たち、ちょっと怖そうですが、使うと自信もついたようです。

使ったからと言って、何をしてもよいと言う事ではないこと、人に向かって使わいことなど話もしながら行います。

今は、ノコギリカマを使うことが当たり前になってしまいました。

怪我をさせては、子供や保護者、先生に合わす顔がありませんから、慎重に、慎重に。

みんな、稲を持ち窯を構えたところで、先生が「パチリ」と一枚記念撮影。

大人数のため、稲刈りがすんだ子供たちはと言うと?

軒下で「とったぞー!」と大きな声をしながら、収穫した喜びのダンスに興じていました。

なかなか、面白い。






一喜一憂

2017年10月18日 | 食育
このこと頃つづく雨。

保育園での稲刈りにも大きな影響が出ています。

前日寝る前にネットで見ると、雨は早朝前、ちょっと安心して寝たのですが・・・。

朝五時半起床、天気が気になり寝ているわけにはいきません。

ネットで天気予報の検索です。

見ると、午前9時ごろには、雨も上がる予想。

ちょっと一安心。

しかし、弱いですが降ったまま。

午前7時、外を見るとまだ降ってますね。

ネットを除くと、「えっ!」昼近くにならないと上がらない?

保育園からは、電話はなし。

予定通り、出発することに。

どうか、雨が上がりますように!

ボランティア週間

2017年10月17日 | 食育


昨日は、雨で少し出鼻をくじかれてしまいました。

そうなんです。

今週から来週にかけて、保育園での稲刈りと収穫したお米でおにぎりパーティーが行われます。

今年は、工事が行われる保育園を除き2つの園で行いますが、

このところの雨で、右往左往の状態に。

保育園も、これからは芋ほりに遠足、ほかにも発表会などと行事が目白押し。

最初の稲刈りが昨日から始まる予定でいしたが、予備日の卿に。

次の園は、明日が稲刈り。

これは何とか天気も持ち直しそうですが・・・。

金曜日は、おにぎりパーティーで、さらにもう一つの園は週が変わってと、本業ほっちのけ状態。

会社のご厚意により、ボランティア休暇をいただき、大きな顔してさせていただいています。

本当に感謝しています。

と言う事で、これから軽トラに、道具を載せ行ってきま~す!

吉報 第2弾!

2017年10月16日 | まご
おとといは、筆頭の孫の一男君のことを書きましたが、今度は、姫孫筆頭の一姫からでした。

過日、一姫の小学校で「昔遊び」で、じぃじぃやばぁばぁと一緒に遊んだんです。

遊び方を一緒に学んだのですが、子供たちの方が上手だったりで、どちらが教えてもらったのか、他のじぃじぃやばぁばぁと思わず苦笑いでした。

楽しい時間を過ごさせてもらったのですが、その時のお礼を頂くことになったのです。

それがこれです。











そうそう、この日は遊ぶだけでなく、次の時間で、パックトンボをみんなと一緒につくったんです。

その時のお礼も入っていたようです。

こんなお礼状を頂くと、またまた鼻の下が伸びてきます。

伸びすぎて、増産にならないようにしなくては(笑)