この丸の中が巣箱です。 携帯電話のカメラで取ったので拡大するとわからなくなりました。 丸の中に蛇さんが・・・。
山の小屋の前の田んぼに設置してある巣箱です。
この巣箱は、吉備中央町に多く生息(渡り鳥なんですが)している「仏法僧」のものです。
3年前に設置したのですが、最初の年は巣箱に出入りはしていたものの、小さな小鳥さんに横取りされてしまいました。
昨年は、近くに来るものの巣箱に入ることはありませんでした。
今年も5月16日に飛来して以来、山の一番高い木の上で鳴いているのをよく見るようになりました。
しかし、今年も巣箱に出入りする時に出会ったことはありませんでした。
ところが、草刈りを終え仏法僧の鳴く声に気がついたのです。
ちょっといつもより激しい鳴き方です。
よく見ると、激しく泣きながら巣箱に向かって急降下してきます。
何回も続けます。
何で?
じっと見つめると、なんと黒い長い蛇が巣箱の屋根に居るではありませんか。
やっとわかりました。
今年は巣箱の中で新しい命が宿っていたのです。
自然界の厳しい生存競争です。
助けてやりたいものの、高い竹の先です。
蛇に上られないようにとくくりつけておいた木の枝払いをしたのに・・・。
巣立ちは、7月中旬から下旬にかけていわれています。
あと少しです。
仏法僧パパ、ママ子供たちを守ってやって!
蛇さんには悪いけど、あきらめてね。