山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

おもちつき

2008年11月30日 | ロハス

   
 

昨日書き込みしていました「おもちつき」です。

公民館で来月初めに行う「我が家の雑煮自慢」に使うお餅を搗きました。

当日は、40人を超える幼稚園・小学校の子供さんやお母さん、地域のボランティアの方、スッタフなど総勢60名余りとなりました。



石臼、杵を使っての餅つき。

現物を見るのは始めての方達が多かったようです。

まずは、見本打ち。

さあ、並んで順番に搗いていきます。




大勢いますから、一人五回ぐらいでしたが、みんないい笑顔をしていました。

子供すむと、今度はお母さんも挑戦です。

ワイワイ、ガヤガヤ。みんなたのしそう。

お餅がつけると、みんな小さな手でお餅を丸めていきます。

  


丸めると早速お口の中へポン。

「おいしい」、「おいしい」

あちらこちらで声がします。

我が家自慢の無農薬・無化学肥料・ハゼ干し・ムシロで天日干しした餅米、ココノエモチの「ここちゃん」を使っています。

コシが強いが、やわらかく、お腹にもたれないんですよ。

孫もお兄ちゃん、お姉ちゃんにまぎれ、気がつくと「ちょうだい、ちょうだい」とみんなからもらって10個も食べていました。

五臼搗いたんですが、いつの間にか全て無くなっていました。

嬉しいことです。

小さいとき、本物を体験すると、大きくなっても良く覚えているもの。

日本の良き伝統を次の世代に伝えていきたいものです。



おもち

2008年11月29日 | 食品・材料・料理
年末も近くなりました。

毎年、年末には餅つきをします。

もちろん、杵搗き餅です。

石臼(本来は味噌を造るため、大豆をつぶす為の臼のようです)と杵でお餅を搗きます。

我が家は、もともとお餅の形は「まる」でしたが、山の神(楽長=東京出身)が我が家に来てからは「角」、つまり「切り餅」になりました。

西日本は「丸いお餅」が、東日本は「四角いお餅」が多いようです。

農薬・化学肥料無使用のハゼ干し・天日干しのもち米を使用します。

いくら食べてもお腹にもたれず、杵搗き独特の歯ごたえがあります。

今日は、そのもち米を使い、公民館で幼稚園・小学校の親子さんと一緒に餅つきをします。

それでは、急ぎますのでこれで。

行ってきま~す。

にんじんさん ②

2008年11月28日 | 農業
「にんじん」さんの写真を見て頂けましたか?

気がつかれた方おられますか?

よく見て下さい。

そう、「にんじん」さんの葉っぱが出ているところを見て下さい。

「こぶ」が沢山あります。

病気ではありません。

合体してしまったんです。

実は、「にんじん」さんの種を蒔き、芽が出てたら間引くのですが、間引き損ねたんです。

「にんじん」さん達は、ギュウ、ギュウ詰め状態。

最初は、お友達が一杯いで、押しくらまんじゅうをして遊んでしたそうです。

しかし、段々大きくなってくると、動けなくなったんです。

そのうちに「別々に大きくなるより一緒になってもっと大きくなれるように」と合体してしまったんです。

みんな仲良く協力して立~派な「にんじん」さんになれたんです。

日本では、昔から「結い」といい、みんなで作業を協力して行う制度が有りました。

今では、段々薄れていますが、自然の中ではごく自然に助け合って生きているのですね。

自然界の不思議に驚きながら、人間達も見習うところ「大」ですね。


にんじんさん

2008年11月27日 | 農業

我が家の山の神(楽長)が精魂込めて世話をしている畑で、採れた「人参」さんです。

この畑で野菜を植え始めて4年目。

やっと土の状態が良くなってきたようです。

昨年ぐらいから、野菜の出来具合が段々良くなっています。

体長23cm、葉の長さは30cm超えの人参さん達が採れました。

畑の斜面の草刈りを行い、その草を畑の野菜達の足下に敷いていったのです。

「草」さん達は、季節が終わるまで成長させてやれませんでしたが、「野菜」さん達のために土の上で段々熟成して栄養分となっていきます。

土の中では、ちいさな、ちいさな、微生物さんたちが活躍して「草」さん達を野菜の養分に変えているのです。

もちろん、山の神(楽長)の「愛情」がふんだんに振りかけてありますが・・・。

この生き物たちの作品を見てやって下さい。

「よてみて自然公園」(よってみて)の金メダル受賞作品です。

おちゃっぱ

2008年11月26日 | 農業
  


今年初田植えの日、「お茶の実」を頂きました。

穴を開け、片手に一杯ずつ植えました。

なんと120カ所も植えたんですが、芽が出てきたのは、最終的に18カ所でした。

左側の写真は、実を播いて7日目の写真です。

このときは、草刈りをした後だったので良かったのですが・・・。

その後は、田植えに明け暮れなかなか世話が出来ませんでした。

すると見る間に草まぶれになってしまいました。



おちゃさん totoさ~ん、totoさ~ん。

toto     だれだい。

       どこ?

おちゃさん ここ、ここ。

       わからないかな~?

toto     どこからこえがするのかなあ~?

おちゃさん あしもとだよ。

toto     わからないよ~。

おちゃさん  くさのなかだよ。
  
        ぷん、ぷんとおこっています。

toto    「あっ」わかった。

       みえたよ。

おちゃさん  「くさ」のブラインドがかかって、「たいよう」さんや「かぜ」さんにあえないよう。

toto     ごめん、ごめん。

       すぐ「くさ」をかるから、ちょっとまってね。

       いろびじん?

おちゃさん  ちがうわよ。

        ぷんぷん。

        たいようさんがくださる、みどりこうせんをあびないといけんのよ。

toto     ごめん、ごめん。

        すぐに、くさをかるからね。ちょっとまってね。



草を刈ってやると、気持ちよさそうに葉を増やしていきます。
  
右の写真が日曜日に撮ったものです。

来年には、どの位大きくなっているのかな?

はやく、お茶が撮れますように。

自然農 稲刈り

2008年11月25日 | 農業
    


完熟米の稲刈りです。

厳しい気象条件をくぐり抜け、やっと稲刈りを迎えました。

草の中で負けないよう「凛」と立っています。

完熟して、頭を垂れている稲、穂は出たが、実が熟成出来ずそのまま立っているもの色々です。

草を避けながら、刈っていきます。

刈っていくとき、頭を垂れている稲を刈っていきます。

短いながらも穂をつけ、頭を垂れている穂を見ると、ついつい刈っています。

刈らずに進むと、「なんでのこすの?」と言ってくるんです。

やっと穂をつけたのだからと思うと愛おしく刈ってしまうのです。

たとえ一粒でも大事にしてやりたくなります。

必要必然でこの世に生をえたのだから・・・。

ところで「草」さんは何で生えてくるのかな~。

稲が完熟してしまうと風によって倒れやすくなるんですが、草があると風よけになって倒れにくくなるんだって。

そう言えば、稲刈りの時座り込んで稲刈りをしたんですが方から上は寒かったのですが、下は暖かかったです。

やっぱり、この世に不要なものはないようです。





完熟米

2008年11月24日 | 農業
自然農法で大きくなった稲たちです。

今年の夏は、雨が少なく「いね」さんたちは、大変でした。

水はため池から引っ張ってきています。

ため池の水も田んぼに水を入れるため残り少なくなりました。


たんぼ周囲の溝に水を溜めていこうにも「いね」さん達と遊びたいとみえ「トンネル」を一杯掘ってくれました。

おかげで水が「ザー、ザー」漏れです。

分けつ時、花が咲くころと水が必要なころに水が無かったのです。

それにもかかわらず、時折降る雨で何とかしのぎ大きくなりました。

それにくわえ、なかなか草取りが出来なかったのですが・・・。

「いね」さんたちは、寂しかったのか「くさ」さんたちと仲良くお友達になっていました。

人間達は、欲ばって沢山取るためにいろいろしますが、「いね」さんたちはみんなと仲良く「ごはん」の水を分け合っていました。


みんなと楽しんで、お腹一杯栄養分を穂の中のお米に凝縮しています。

ニコニコと楽しんで、全てのものが凝縮され、さらに太陽さんからの「美味しくなれビーム」にあたったお米です。

美味しくないわけがありません。

感謝しながら、「いただきま~す」。

ありがとう。


緊急救急救命

2008年11月23日 | ロハス
  


新庄村で森林セラピーの研修を受けてきました。

先日降った雪が解けて来だした新庄村で森林セラピーの研修を受けてきました。

今回は消防士の方から緊急時における対処方法です。

①出血、骨折②蜂に刺された③熱中症など。

頭にいれていたつもりがいざとなるとなかなか体は動かない。

頭で理解していても いざという時、動けるように回数をこなさければと。

少しでもこの様な対処方法を知っていると役にたちます。

機会がある事ごとに体験する事で忘れずさらにスキルアップしていくようにしなければと思いました。


大掃除

2008年11月22日 | その他
朝から部屋の大掃除です。

年末には少し早いですが決行しました。

思ったときが吉日。

毎年ぎりぎりなもんで始めました。

何やかにやと、山積み状態の書類を分類してきます。

見ていくと、「これはいる」、「これもいる」と廃棄する物は余りありません。

いつも奥様と大喧嘩になります。

思い切って捨ててるつもりなんですが、片づけが下手で・・・。

上手な整理の仕方だれか教えてください。

ファイティングポーズ

2008年11月21日 | ロハス
toto    かみきりさん、なにしてるの?

かまきり なにって、見てわからんかな?
      このファイティングポーズ、だから、ボクシング。
      こんど、岡山の公務員ボクサーで、WIBA(日本非公認)ミニマム級世界王者の池山直さん
      と試合をするんじゃ。
      女性の年齢を言ったらいけんけど、38才よ。わたなんか赤子みたいなもんよ。 
      152センチの小さな体で、現在、WBCアトム級1位にランクされており、世界を虎視眈々と
      狙っているらいんよ。
      わたしも女子四国ボクシング協会(Women's sikoku lsland Boxing Association / WSBA)の
      insect級(昆虫級)の四国チャンピオンじゃから、今トレーニング中なんよ。
      私も負けられんのよ。

toto    池山選手は、公務員だからファイトマネーは返上して試合をしているらしいね。

かまきり そうらしいね。私は、二足のわらじを履いていないからそうはいかんのよ。
      今回のファイトマネーは、コオロギとゴキブリがもらえるのよ。おいしのよ。
      彼女は、昼間は、市民のために働いて、夜に練習しているらしいのよ。
      私は一日中練習しているから負けれんのよ。

toto    そうなんだあ。
       カマキリさんも応援するけど、totoは岡山出身だからやっぱり池山選手を応援するわ。

かまきり  まあ、みてて、このジャブで翻弄させてノックダウンよ。

toto    悔いの無いように、どっちも「ファイト!、ファイト!」

ぼくのおともだち

2008年11月20日 | ロハス
  


直島の港に着くと一番に目に飛び込んできたのが、この赤い大きな「かぼちゃ」でした。

最初は、「テントウムシ」かな?と思ったのですが、直島には「赤くて、斑点」のある珍しいカボチャがあるようです。

彼には、「かぼちゃ」さんでも、「てんつむし」さんでもどちらでも良かったようです。



かぼちゃさん お~い、おお~い。なにをしてるの~。

ぼ      く じいじに、しゃしんをとってもらってるしゅ。

かぼちゃさん あかいかぼちゃと「はい、ぽーず」
          なんでこのぽーずなの?

ぼ     く よーい、どん。するでしゅ。

かぼちゃさん かぼちゃさんのおなかにはいってごらん。

ぼ      く はいっていいの?

かぼちゃさん どうぞ、どうぞ。

ぼ      く わーい、わーい。
         でも、くらいでしゅ。
        おなかのなかは、こわいでしゅよ。

かぼちゃさん だいじょびだよ。
         まどをあけてあげるよ。
         そう、そう、ゆかに、らいとがあるよ。
        すいっち、おん。
         どうだ。ついただろう?

ぼ     く わ~~~。わ~~~。

かぼちゃさん おい、おい。そんなにとびはねたらおなかがいたいよ~。でも、わかいってことは、ええな~。



       

寒波襲来

2008年11月19日 | 自然
今日は寒かったですね。(ブル、ブル)

二足のわらじを履いているので、今日は自転車で出勤。

だいぶ寒くなりました。

ジャンバーの襟を立てての出勤でした。

まだ、大丈夫、大丈夫。

ところが、帰宅時でした。

冷たい風が、風が・・・。

ちょー、さむい~。

寒いので、自転車も超特急で帰宅です。

やはり、ささむい~。さむ~い。

耳は、ちぎれそ~。

後頭部はコチコチ、血管、超収縮でめまい、フラフラ状態。

帰宅すると、家の中へ。

リビングでしばらくボー然と・・・。

いいなあ~。我が家の本家「toto」様は、もうしっかりと、冬支度完了です。





さむ~~~。


稲刈りと食事会

2008年11月18日 | ロハス
岡山市内から稲刈りの体験にグループで来て下さいました。

全く初めての方、里が農家で農業がいやだった方、昨年に続き2回目の方と色々な方々です。

今回はいつもの道が工事中で通られなかったため違う道を来たら、狭隘で急坂、ヘヤピンカーブと皆さん「どうなるかと思った」道を通ってやっと到着されました。



車を降りると、広がっている風景を見ての感動。



「ワイ、ワイ」、「ガヤ、ガヤ」と色々話をしながら、「あっ」という間の稲刈りでした。



無事稲刈りを終え、稲架干しを行いました。

これで、また美味しいご飯が食べることが出来ます。

「おっと」、微妙に支柱が倒れている?

「まぁ、いいか」

これが、totoさん流田んぼ術?

あとで倒れないように直しま~す。

女性陣は一緒に料理を作って下さいました。



最後は、藁の中にサツマイモを入れての焼き芋づくりです。

食事を食べながら、色々な話をしましたが、最後は我が家を訪れた方皆さんに聞いている「自分の夢」をお聞きしました。

一番多かったのが、「子供達の健康、幸せ」でした。

他に「病気後手術後再発しないこと」、「海外で植林の実現に」・・・。

皆さん方は、周りの方々のための「夢」でした。

つい、つい、自分の事ばかりあげている自分と比べ、皆さん方はすごいな~。

直島 アートと米の収穫祭2008  ②

2008年11月17日 | ロハス
昨年は、我が家の収穫祭と重なってしまい、今回初めて直島の収穫祭に行きました。

お米を作っている者として、一番に目がいったのが「おにぎりや」さんでした。

「米屋のにぎりめし 山田村」?

岡山市中井町?天満屋ハッピータウン岡北店の北?

それは、私がお米を初めて収穫したとき、「食味計」(味や風味を測定する器械)で数値を出して下さった方の息子さんのお店だったのです。

おにぎりは大好評で、販売開始後「あっと」いう間に完売で、有りませんでした。

しかし、そこでは新しい出会いがありました。

お鼻は梅干し、パンツは海苔?という「おにぎりくまくん」と言う絵本を自費出版された若い男女のお二人でした。

「おにぎりアートプロジェクト」と言い、「おにぎり」をテーマに、「数をかぞえる」「米食をみなおす」等「くまくん」を通じて色々な体験を伝え、日本人の文化や食について楽しく考えるきっかけを提案していくものでした。

農業やお米を通じて新しい体験を行うことにより、日本の伝統文化や食について少しでも興味を持ち、次の代につなげてくれる若者達がいることは、大変心強く頼もしく思えてなりませんでした。

感謝しています。ありがとう。夢を実現して下さい。陰ながら岡山の真ん中から応援してま~す。

*「おにぎりアートプロジェクト」は、こちらへどうぞ。
   http://www.onigiri-project.com/

直島 アートと米の収穫祭2008

2008年11月16日 | ロハス
昨日は、朝から直島「直島 アートと米の収穫祭2008」を見学するために出かけて行ってきました。

港へ行くと、若いグループを初め、海外からの方、団塊の世代と多くの人たちが列をなしていましたが、あっという間にフェリーに乗り込んでいきました。



経済学部の学生さん達が、地元住民と協力しながら、地域の活性化に取り組んでおられます。

その一環として、「和 Cafe ぐう」の飲食店を運営されておられます。

大きな目標は、①地域の活性化に貢献、②カフェを運営することにより経営を実学で学ぶ事です。

会場では、香川大学の学生さん達が、「直島地域活性化プロジェクト」に取り組み、耕作放棄地で稲を育てて収穫したお米を来場者に試食させてくれていました。



若い方が、座学から実際に経営を行い、それが環境問題や地域活性化のつながっていく。

地域興しには、①外からの力、②に若い力が必要と言われていますが、まさにそれを実践し、実証していると思いました。

地域の方々も色々なお店をオープンし、活気が出てき、見ても楽しく元気がでてきます。