山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

みのり ④ (沢田の柿 収穫祭)

2009年10月31日 | 食品・材料・料理
 


農業を始めて6年目になりますが、今までは、お米作りと野菜を作っていました。

今年は、縁あって「実」のなるもの、果実を育てることになりました。

「沢田の柿」のオーナーになったのです。

しかも4本も。

早春に木の剪定に始まり、摘蕾、摘果、草刈りと作業を進め、やっと収穫できるようになりました。

その間に目にみえないところで、多くの方々に助けて頂いて、今日は初めての「収穫祭」に参加することができたのです。

本当にありがとうございました。

柿の出来は?と言うと、今年は「裏作」との話を良く耳にしたのですが、我が家は大豊作!

摘蕾、摘果の際、落とすのがおしくて残したところは、小さくまぶれていました。

思い切って落としたところは、大きく立派な柿に育っていました。

これだけあったら、収穫後は行商に出ないといけないようです。

嬉しい悲鳴です。

お米と言い、柿と言い、手塩をかけて育てると愛おしくて、小さくとも大事に食べなくてはとついポケットに・・・。

この一週間が山だそうです。

柔らかくなりすぎないうちに収穫にせいをだします。

みのり ③

2009年10月30日 | 食品・材料・料理
 

ちょっと早いかなと思いながらも、気になっていた芋掘りをしました。

この芋分かりますか?

そう、「コンニャク」の芋なんです。

葉がもっと枯れた方がよいようなんですが、待ちきれなくなり2本掘ってみました。

全長=1.8m、直径は18cm位と大物です。

ここをお借りして2回目の収穫です。

春先に花が咲いてしまい、「芋はとれんぞ!」と言われていたのでちょっとがっくりしていたのですが・・・。

これだけ大きければ、どの位採れるのかな?

コンニャク作りが楽しみです。

みのり ②

2009年10月29日 | 食品・材料・料理
息子夫婦が山に来たときの出来事でした。

「こんなんが落ちとったよ。」と。

「どこにあったん」と私。

昨年から空き家になっているお宅の庭先にある1本の木から、沢山落ちているとのこと。

なんと「くるみ」ではありませんか。

「くるみ」?

日本にあるの?

日本では縄文時代から種実の出土事例があり、オニグルミを中心に食料として利用されていたようです。

私が知らなかっただけのようです。

いつも、道路に黒い皮をかぶった実が落ちているのは知っていたのですが、走りながらので気がつきませんでした。

無農薬で自然のままで出来た貴重な実です。

早速「くるみ」の実を入れたケーキを作ってもらうことにします。

みのり

2009年10月28日 | 食品・材料・料理
  



秋になると、色々実が採れます。

我が家の庭にある木の中で、人間が口に出来る唯一の実が「ザクロ」です。

毎年、数個実を付けます。

今年は4つ出来ました。

早速、一粒口へ。

あま~い。

渋みがありません。

いつもはあるのに?

今年は、お米と言い、ザクロと言い、なにか違うのです。

これは、なにかご褒美かな?


味見

2009年10月27日 | 食品・材料・料理
それでは、まずは玄米を試食。

「うっ、甘~い!」、噛むとすぐ甘いことが分かります。さらにしばらく噛むともっと甘みを感じます。

続いてお米を炊いての試食会。

どうかな?

お釜の中を見たとき、ふっくらと炊けて、何とも良い香りに包まれます。

お米も立っています。

お茶碗によそって一口。

堅さと言い、食感と言い、言いようがありません。

なんと言っても味が今までで一番美味し~い!

毎年、一般のお米と比べ、美味しいさ、甘さを感じますが、今年は特に思います。

水不足でしたが、この田んぼは水をなんとか確保できたらか?

いえいえ稲達は、気候の変化を微妙に関知し、太陽から、空気から、風から、水から、土からとあらゆる所から生命をつなぐために吸収していったのです。

多くの命を積み重ねた結果、出来上がったお米。

子孫を残すために、自分のもてる力を精一杯出し切ったのでしょう。

自然の恵みに感謝、感謝です。

ありがとう。



いくら見ていても飽きる事がありません。
   
本当に愛おしいですね。

新米

2009年10月26日 | 食品・材料・料理
今年待望の新米です。

写真は、「あきたこまち」と言う品種のお米です。

今年のお米作りは、水不足の中の田植えに始まり、夏の草取り、秋の稲刈りと作業をこなしてきました。

ハゼ掛けを行い、脱穀・籾すり、最後はムシロの上で天日干しをおこない水分調整を・・・。

今年の出来はどうでしょうか?

村の方の話によると、今年の「あきたこまち」は、カメムシにやられて黒い米が余りにも多く、等級も大幅に下がり、困っているという話です。

我が家のお米はどうでしょうか?

カメムシの被害は?

よかった!余りないようです。

顔は、透明感のある白色。

さすが、「あきた」生まれだけのことはあります。

外見は、なかなかの出来のようです。


秋の館遊会

2009年10月25日 | ロハス
    

今年の館遊会は、台風の影響か?曇り空でした。

しかし、木工、二胡の演奏、歌声喫茶と新しい企画が満載です。

多くの方が来場され、カフェも歌声で元気いっぱい。

今年も多くの方にお買い求め頂き、感謝、感謝。

先生達の苦労

2009年10月24日 | こども
園児達の思いを実現するために、力を注いだ先生達。

園児達に耳を傾け、思いを引き出し、それを形にしていく。

あせらず、少しずつ、少しずつ。

園児達の能力に合わせて、辛抱強く待ってやる。

毎日取り組む地道な努力。

目標を達成できたとき、園児達も先生達も喜びを体で一杯表し、共有する。

その結果、人を思いやり、助け合い、自立していく園児達。

わずか半年余りで大きく成長した園児達を見る先生達。

これこそ、教師冥利に尽きるのではないのでしょうか。


園児達・先生達 みんな応援しています。

園児達と先生達の思い

2009年10月23日 | こども
>○○組への憧れは大きいものでした。

昨年、4才児組だった今の○○組の園児達は、五才児の練習する姿を見ながら、今年は「自分たちがするんだ!」と年長組さんの自覚を持っていたのです。

最初の諦めのような気持も、一人の成功がきっかけとなり、ウエーブになり、自分のことだけでなく、みんなが出来ない子にも工夫をし、助け合いながら一つの目標に向かって、地道に毎日努力をしてきました。

そして、「最後の運動会」で来賓や多くの父兄の前で、それが成果として見事に花開いたのです。

自分のことは出来ても、お互いが協力し合う、助け合うと言う事が薄れている時代です。

地道に毎日努力したことが、これからの人生の糧になることでしょう。

運動会の秘話 ③   障害物 「夢にときめけ 明日にきらめけ」

2009年10月22日 | こども
そして一人が成功すると、○○組パワーに火がつき始めました。

鉄棒練習で手に豆ができたり、それが破れたり・・・、

また竹馬では足の指の皮がむけたり、転んだり・・・、

跳び箱では何度もお尻をぶつけたり・・・

と失敗や痛い思いを経験をしながらもあきらめずに繰り返し挑戦しました。

できるようになると、さらに高い竹馬、連続逆上がり、跳び箱の縦、と自分から次の段階に挑戦したり、

友だちの「こうしてするんよ。」と教えてあげたり、

友だちの竹馬を持ちあいこしたりしながら毎日取り組む姿が見られるようになりました。

その姿に思わず声を上げて応援したり、成功に拍手を送りあったりしながら練習を繰り返しました。



子どもたちのがんばりには驚かされ、あきらめずに挑戦する大切さを教えられた思いです。

当日は、技が決まるかだけでなく、今まで、1人1人があきらめないで繰り返し、繰り返し練習してきたがんばりに大きな拍手と声援を送って欲しいと思います。


(K保育園 「クラスだより・運動会特集号」より抜粋)

(注 ○○組 とは、年長さんのクラスのことです。)

運動会の秘話 ②  障害物競技 「夢にときめけ 明日にきらめけ」

2009年10月21日 | こども
「○○組になったら竹馬するんよな。」

「金メダルもらうんよな。」と○○組への憧れは大きいものでした。

「やってみる!」と始めたものの、現実は、なかなかすぐには竹馬も跳び箱も鉄棒も成功せず、最初の頃は「できん。」という言葉が良く聞かれました。

でも、どんな運動会にしたいかをみんなで確認し合う中で、

「かっこいいところを見てもらいたい。」

「最後まであきらめちゃいけん!」

と言う言葉聞かれ、何度も何度も繰り返し取り組む姿勢が見られだしました。(続)


(K保育園 「クラスだより・運動会特集号」より抜粋)

(注 ○○組 とは、年長さんのクラスのことです。)

運動会の秘話 ①

2009年10月20日 | こども
あの感動の裏には、次のような出来事がありました。

これは、保育園が発行している「クラスだより・運動会特集号」に担任の先生が綴った園児と先生の思いです。



「運動会でどんなところを見てもらいたい?どんな運動会にしたい?」とみんなで話し合ったところ、

「かっこいいところを見てもらいたい。」

「わくわくドキドキしたい。」

「お客さんに喜んでもらいたい。」

という意見が出ました。

そして、「○○組の旗を作りたい。」という子どもたちのアイデアで、素敵なクラス旗が出来上がりました。

そして、みんなで考えた誓いの言葉のように、「みんなで、あきらめないで、こころをひとつにさいごまでがんばります。」と。(続)

年長さん最後の運動会 ③

2009年10月19日 | こども
判定が出ました。

「同時ゴールでどちらも優勝!」

「うわぁ~、バンザイ、バンザイ」と大歓声です。

父兄も総立ちになり、みんな喜んでいます。

何とドラマティックな最後なんでしょうか!

まるでテレビドラマを見ているようでした。

みんなで一生懸命に取り組んだ最後の最後の舞台での仲良く優勝です。

園児達と担任の先生が、先生同士も抱き合い、飛び上がって喜んでいます。

笑っていますが、また涙顔の先生。

競技の後は、園長先生から園児達に金メダルの授与がありました。



誇らしげな子供達。

障害物競技、最後のリレーと感激の運動会でした。

自分の子供の時に味わったことのない感動でした。

後から担任の先生からお聞きしたのですが、「何時も白組が勝っていて昨日始めて1勝1敗に、今日はどうなるかと思っていましたが、みんな最高の結果になりました。」と涙ぽろぽろ。

努力したことは報われる事を小さいながらも実体験したのではないでしょうか。

園児と情熱で一杯の園長先生を始め保育士の先生達、父兄達がこれだけ一体となった運動会は初めてでした。

年長さん最後の運動会 ②

2009年10月18日 | こども
年長さん、最後のプログラムです。

白組、赤組二つに分かれての「かけっこ」です。


「よーい、ドン!」

白組が先行、赤組負けじと追いついていきます。

白組が離します。



デッドヒートです。

赤組が白組に肉薄します。

さあ、いよいよアンカー勝負です。

白組、バトンを受けました。

赤組もバトンを渡しました。

赤組、白組の直ぐ後ろまで来ています。

最終コーナーにかかりました。

赤が出る。出る。

ゴ~ル!

結果は???

さあ、どちらが・・・???


年長さん最後の運動会 ①

2009年10月17日 | こども
今日は、縁あって市内のK保育園の運動会を見学に行きました。

我が子の運動会も四半世紀以上前と久しぶりの事です。


今日の運動会を目指し、園児達はどれだけの練習をしたことでしょう。

まずは、

たけうま    少し地面に引っかかりながら、

てつぼう    ゴムを体に縛り、思いっきり足を蹴りくるりと逆あがりを、

高い障害物  後ろから走り勢いを付けよじ登り、

とびばこ    タイミングをはかり跳んだ跳び箱、尻餅をつけば直ぐにもう一度、
 
がんばれ!がんばれ!、そ~れ!

ぱーん!と飛んで表彰台へ。

誇らしげに大きく手を挙げ園長先生に!

くるっと回ってお母さん、お父さんに飛びつく。

担任の先生も必死です。

出来たとき、それまでのことが走馬燈のようによぎったのでしょうか?

先生は、「うっ、うっ」と思わず、声が詰まります。

お母さん、お父さんもしっかりと抱きしめてやる。

この一年の成長を実感した親たちはウル、ウル。

こちらも思わず、涙腺が全開で緩んでしまいました。