山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

ライスハニー 3

2014年03月31日 | 食品・材料・料理
7時間たったのがこの状態です。



ほんのり色がついてます。

匂ってみると、ほわ~んと甘い匂いがします。

混ぜてみるとさらさらとしています。

いよいよ米飴の仕上げです。

布袋にゆっくりと移します。



この時に、濁らさないように気を付けます。

布袋を吊るして、自液体だけ自然落下させます。

この間に、鍋で瓶と蓋を煮沸消毒します。

自然落下させた液体は、平鍋で水分を飛ばし米飴に仕上げます。

初めは強火で沸騰させ、灰汁を良く取り除きます。

色が搗いてきたら中火で煮込みます。

スプーンにすくって垂らすと、たら~りと垂れるようになったら出来上がりです。

袋は良く絞るとさらにとれます。

強く絞りすぎると濁りが出やすくなります。

これを煮沸消毒した瓶に詰めます。



完成です!

舐めて見ると、あ・ま・い~。

天然の甘味料。

体にも優しい?

煮物に入れて炊くとコクが出て美味しんです。

また、疲れた時にスプーンに一杯、ちょっこっと舐めます。

疲れが吹き飛びます。


一つ、言い忘れましたが、「絞りかす」ですが、これな捨てませんよ!

絞っても、まだ栄養分はたくさん残っています。

絞りかすは、ふすまとも言いますが、これは、クッキーやケーキに入れて作るとこれまたおいしいものができます。

ぜひチャレンジしてみてください。

ライスハニー 2

2014年03月30日 | 食品・材料・料理


用意する道具

1.炊飯器 2.もち米6合 3.麦芽200g 4.水 1L 5.温度計

6.ミキサー 7.濾し布 8.しゃもじ 9.布巾


作り方

1.もち米を良く洗い、一晩水に浸します。

2.炊飯器で炊きます。



3.ご飯を炊いている間に、麦芽をミキサーにかけ粉末にしておきます。


4.水を入れご飯の温度を下げます。


5.粉末麦芽を入れ、良く撹拌します。


6.炊飯器の蓋をし、55℃~65℃の範囲を保ち保温をします。



( 我が家の炊飯器は、完全に蓋をするとお水温が高くなりすぎるので、割りばしを炊飯器の口に並べ、布巾を掛けます。

 温度計を設置します。

7.この状態で、6~7時間保温します。

ライスハニー

2014年03月29日 | 食品・材料・料理
今年になり4人目の孫が誕生しました。

讃岐では、赤ちゃんが生まれると「米飴」を送る風習があるそうです。

昔から単なる甘いお菓子ではなく、母乳のでがよくなると、出産祝いにつかわれたり、咳止めや喘息などに重宝されてきました。

飴の歴史は古く、千年以上前から作られています。

日本で初めてお菓子に関する記述がされたのが、奈良時代、720年に完成した歴史 書「日本書紀」での飴の記述です。

日本書紀で飴は飴(たがね)と呼ばれており、貴重なものとして扱われていました。ここでいう飴とは米もやしを煎じて作られた米飴であると考えられてます。

飴は薬として伝来しました。

穀物やイモ類など、植物のデンプンを酵素で糖化して飴を作り、栄養価の高い食品として、また薬を練り混ぜる混和剤として用いられていたようです。

現在発売されているのど飴や花粉症対策の飴は、薬効をうたっており、本来の伝統的なあり方といえるかもしれません。


と言うことで、久しぶりに「米飴」を作ることにしました。

材料は、もち米と麦芽と水だけです。

材料がそろったところで、始まります。

かみだのみ

2014年03月28日 | まご

今日は、外出してきました。

帰ってから着替えをし、食事を済ませました。

さあ、写真の整理をしようと思った瞬間、カメラがない、財布がない、携帯電話がない。

どこだ、どこだ。

探しても出てこない。

おちついて、おちついて・・・。

何処で使ったか?ゆっくりか思い出します。

帰って来た時はありました。よな?

次は何をしたかな?

作業服を脱いで、洗濯機の中に入れた。

洗濯機、洗濯機。

中を覗いて作業服の中を点検するもありません。

トイレに行ったな。

中に入ってもなし。

あ~、こまった!

奥曰く、「今日孫の二男が、神様?仏様?ようわからんけど、「拝んだら願い事がかなうよ。」と言っていたから。」とアドバイスくれました。

早速、拝んで両手をパンパンと叩いて顔をあげると、すぐヘリのカウンターの上に見えるではありませんか。

効果絶大。

ありがとう、ありがとう。

目の前にあっても目に入らぬ悲しさ。

でも、よかった。

孫の力に助けられるじぃじぃでした。


訃報

2014年03月27日 | 健康
今日は、朝から調子が悪く布団の中でうつらうつらとしていた時でした。

携帯電話が突然なり出しました。

どこでなっているか分からず、やっと出てみると、「○○が駄目だった・・・。」と一言。

幼稚園、小学校、中学校と同じ学校へ通った長馴染み。

中学校の時は、気の合った仲間と一緒にバレーボール部を立ち上げ、公式試合1勝を目指した仲間だ。


調子を崩していることを知ったのは、昨年の夏。

バレーボールの同窓会を行った時でした。

「余命半年を宣告された。」と一言。

宣言されたのは、その年の正月とか。

最初は、それが受け入れられず苦しんだようだったが、「生きるんだ!」と決めてから「一生懸命生き抜くんだ!」と日々淡々と過ごしていた彼。

昨年何回か話をしていたが、自分の親の葬儀などに忙殺され、気になっていたところにこの連絡。

まだ、これからしたい事があっただろうに。

悔いが残っている?

「悔いが残らないように生きる。」と宣言していた彼。

きっと、痛みからも解放され空の上で思いっきりバレーボールをしているに違いない。

そうであってほしい。

亡骸を見るのが辛かった。

冥福をお祈りします。

合掌。

守り神

2014年03月26日 | 自然


どうです? この木。

モクレンです。

我が家の菩提樹。

樹齢56年。

父が我が家を立てた時に、隣家のおじさんが2本購入したモクレンを我が家にも分けて頂いたものなんです。



これが本家、隣家のモクレンです。

なぜか、本家の親より分家の子の方が大きく育ってしま他のです。

なんでかな?

実は、我が家のモクレンの横には池があったのですが、「石とモルタルの間から水が漏れていた。」とか。

さらに、「鯉を買っていたので残った餌が肥料になった。」とのこと。

埋立地ただったこの土地は、塩を吹くほどの所でしたが良く根付いたものです。

我が家を見守ってきたこの木をこれからも大事にしていきたいと思います。


ハーブ

2014年03月25日 | 自然






ハーブと言えば西洋では、ミントやバジル、タイム、ローズマリーなど代表的なハーブですが、我が家の庭には、和製ハーブが一杯。

よもぎに、ふき。

そして、かんぞう。

勿論ふきのとうもあったのですが、私が見つける前に奥が収穫してしまったようです。

冬ごもりしていた体も、この暖かさで春を感じています。

体を起こすために、少し苦味のある野草を口にすると体も目覚めるとか。

野草と言われていますが、野にある野菜。

昔の人が、自然から学んで伝えてきた野草。


自然に感謝し、次世代へ伝えていかなくては。






さくら、さくら

2014年03月24日 | 自然


このところ暖かい日が続いていますね。

気が付くと家の前の公園がピンク色に染まっています。

この時期にピンク色?

良く見ると、なんと桜です。

昨日、旭川沿いを通行しましたが、桜はまだまだの状態でした。

旭川沿いは、ソメイヨシノなのですが、公園の桜は?

良く分からないのですが、聞くところによると「河津さくら」のようです。

桜の花は春らしく心が癒されます。

来月になれば後楽園の周辺がピンク色に染まります。

来月中旬になると、山のソメイヨシノが咲きほころびます。

我が家の上の道沿いにある八重桜が4月下旬から連休にかけて満開になります。

これから1ヶ月は、至福の時となります。

人生いろいろ

2014年03月23日 | 農業


はい、はい、お待たせしました。

やっと掘り出しました。

掘ってみると2種類のやまいもたちが出現。

一種類は、いわゆる「ながいも」さんです。

もう一種類は、「いちょういも」さんです。

大きいものは、30cmを超えています。

左端は、むかごを植えていたもの。

大きい芋は、10cm程の種イモを植えたものです。

山の畑は、赤土で雨が降るとドロドロに、乾燥するとカチカチになります。

この過酷な中で成長した芋さん達。

硬い赤土の中で、少しでも軟らかい場所を見つけて伸びてクネクネ。

砂地に比べ成長する場合のストレスは相当かかっているのでしょう。

擂ってみると良く分かります。

粘りが強く、すぐに色が変わってきます。

一方砂地で育った芋さんたちは、まっすぐ伸び、粘りが弱く、色も変わりません。

芋さんたちもいろんな人生があるもんです。

たいへんなんあだな~。

大家族

2014年03月22日 | 農業


この写真は、我が家のシイタケさん宅の大家族です。

私と、シイタケさん宅のじぃじぃと仲良しさんなんですがね、ちょっと紹介しますね。

一番奥からひぃじい、ひぃばあ、一女、その手前が、じぃじぃ、ばぁばぁ、左手前が長男家族、右手前が二女家族。

全部で・・・、う~ん???、何人?

え~と、13人?

間違っていませんよね?

どうも、私最近ね、ボケてきたのかな?

物忘れが激しくなって・・・。

数も数えられなくなってきて・・・。

トホホ・・・です。


みんないい顔をしているでしょう。

この家族味が濃いんですよ。

ひいじぃからひいまごまでみんなね。

アンパンマンじゃないけどさあ、「美味しそうね。」というと、「バター焼きにしてみてよ。」といって食べさせてくれるの。

友達だから食べにくいんだけど味見させてもらったらこれが病み付きになるの。

しいたけさんのひいじぃさん曰く、またすぐに出てくるからだって。

良かった!







大地震?土砂崩れ?

2014年03月21日 | 自然


何か所か山芋を掘ったのですが、最後の一本になった時でした。

土を除けた途端、何か小さな黒いものが一斉に飛び出してきました。

ビックリしてみると、ありんこさんでした。

何でこの場所にいたのでしょう?

地表にありんこさんはいなかったし。

ありんこさんたちは、家を壊され緊急避難開始です。




右往左往しながらも地下深く撤退。

急げや急げと。

「ごめんな。」と私の言葉も聞こえないよう。


秋に収穫と言いながら?

2014年03月20日 | 農業


ヤマイモの種イモを植え付ける事は無事終了しました。

収穫は秋と言いながら、実は昨年秋に収穫できずそのままだったんです。

そこで、掘って見る事に。

支柱も腐り、何処にあるか分かりません。

手さぐりでの収穫です。

少しづつ掘り進めると、出てきました、出てきました。

結構長そうです。

実はこの場所、むかごを植えてから既に3年目となっています。

最終的にどうなっているかな?

秘密兵器

2014年03月19日 | 農業


近所の方は、もう少し先で植え付けるようですが、中々適期に植え付けが出来な私。

そこで、今年は今日植え付ける事となりました。

ヤマイモは、地下深く伸びます。

となると、そうです、掘るのが大変なんです。

そこで、秘密兵器の登場です。

これです。

雨樋です。

これを斜めに埋め、土を掛けその上に種イモを置いていきます。

作業を始めると、写真を撮ることをすぐに忘れてしまいます。

と言うことで、植え付けた場所が分かる竹だけですが、とりあえず完了です。



秋が楽しみです。

どんこ

2014年03月18日 | 農業


山に出かけると一番に見に行くところ。

これです。

椎茸さんです。

この椎茸さんは、初物です。

実は、椎茸栽培は今年で8年目ですが、さすがに原木の痛みが目につくようになりました。

そこで、一昨年の春に新たに種菌を植え付けていたのですが、やっとお目見えとなりました。

種付けをして、二夏が過ぎないと出て来ません。

首を長くして待っていたのです。

原木が新しいだけに美味しさも格別です。

どんな料理にするかな?

お澄ましと、バター焼きと、でも、炭火で焼いてちょろっと醤油を垂らして・・・。

あ~、唾が口中にあふれてきました。

すくも

2014年03月17日 | 農業


すっかり春ですね。

午後からも風も穏やかでした。

昨年体調を崩し、出かける回数が激減していましたが、体慣らしのために久しぶりに山に出かけてきました。

我が家の奥が、種おろしをしていますが、水やりに気を使っているので、ここでひと仕事です。

これ、これ。

そう、すくもを炭化させるのです。

やきすくもです。

種の上に蒔いておくとまくろですから地温が上がります。

また、水分保持もなりますね。



真ん中に三角柱の形をした鉄板を入れます。

それに煙突をつけ周りにスクモヲ置くだけ。

三角注の中に、新聞紙を入れておき火を付けるだけ。

この量で約1時間余りで出来上がり。

奥は喜んでくれるでしょうか。