山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

脱穀は?

2017年10月21日 | 食育
稲刈りが済むと、次の作業は脱穀です。

脱穀って?

稲穂から籾を取る作業です。

脱穀は、最近はコンバインで行いますが、昔ながらの「足ふみ脱穀機」さんの登場です。

かなり昔の足ふみ脱穀機で、一部腐っていたり、ドラムについている針金が抜けたりと満身創痍ですが、ドラムにムチ打って頑張ってくれています。

今は無理せず、年に3回ほど現役復帰をしています。

それはさておき、園児たちは刈り取った稲でなく、わきに挟み両手で抱き込まないと持てない大きな稲束を持ちます。

その後ろに私が立ち、さらに稲束を抱えて始めます。




右足で、ドラムを回します。

勢いが付いたところで、稲束を入れます。

「ザー、ザー」と大きな音がします。

一生懸命に踏むのですが、今年は何か違います。

踏みようが足らないのか、足の力が落ちたか?

回転しているドラムのスピードが一気に落ちます。

さあ、もう一度気合を入れ、踏んでいきますよ。

園児たちの応援を受け、30人の園児たちと一緒に脱穀終了。

と行きたいところですが、ここでは終わりません。

次は?

先生方も体験です。

園長先生ぐらいになると、昔経験がありますが、担任の先生は脱穀機を見るのも初めての先生もおられます。

無事済むと次は、籾と葉などとの仕分けです。