山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

沢田の柿・育て隊

2008年10月31日 | 農業
昨日は、公民館で募集のあった「沢田の柿・育て隊」の現地説明会に参加するため沢田の地に出かけてきました。


山には柿に木が一杯です


急で、狭い山道を登っていくと、遠目に街並みが望める絶景の地でした。


この風景始めてみました


当日は、柿のオーナーや柿出荷組合長さん等が出迎えて下さいました。

「沢田の柿」のご先祖さんは岐阜県だそうです。

明治40年に先人達が岐阜県より苗を取り寄せ植えたのがはじめだそうで、100年を超える老舗産地です。

岡山に住んでいながら今回初めて知った次第。はずかし~い。

ピーク時の昭和40年ころは、沢田地区の柿の作付け面積は20haありましたが、現在は10haと半減しているそうです。

しかし、伝統の柿を絶やしてはいけないと、次の世代まで伝承するため頑張っておられます。

当日は、地元ケーブルテレビ「oniビジョン」の取材もありました。


地元ケーブルテレビoniビジョンが地域状況を取材


話もそこそこに、柿の木を見学しながら、柿を採らせて頂きました。

上に戻ると早速試食です。

「うっ、あ~ま~い」

柿は大好きで、色々食べてきましたが、「沢田の柿」の何と甘いこと。

見た目、もう少し色が付いて方が熟しているかなと思いきや、実が大きく、甘味は強く、大変ジュウーシーでした。

柿大好き人間の楽長は、パクリパクリ。

あっという間にぺろり。

次回の時までに参加するかどうか決定することで散会しました。

私って?

もう当然参加です。

来年の収穫時期をお楽しみに。

初体験

2008年10月30日 | 自然



   ぼく(孫)は、秋の気持良い日に、ひつじさんと初めてご対面しました。

   ひつじさんは、金網にスリ、スリ。

   そっと、人差し指をひつじさんの頭に・・・。

   ワンタッチ。

   成功。

   わぁ~。やった~。

   今後は、鼻へワンタッチ。

   また、やった~。

   嬉しくて、ジャンピ、ジャンピ。

   またまた、鼻へワンタッチ。

   ひつじさん、顔を突然ムックと。

   ひゃ~あ~。

   涙目のぼく。

   そっと、おかしゃんの後ろから、にょきん。

   ニッコ~。

   子供は、素直に、表情豊か。

   うれしくて、走り回り、おかしゃんも子供の成長を楽しみながらもお疲れ模様。

   体で一杯表現をしているぼく、このまま個性一杯、感性豊かに成長してもらいたいものです。

だいこんさん、だいこんさん!

2008年10月29日 | 農業
toto 楽長、楽長、「だいこん」さんが聞いているよ。

   (楽長とは、我が家の奥方様です。楽をして楽しむことを信条としています。また、畑を担当しています。)

楽長 どうしたの?

toto 「だいこん」さんが、楽長に聞いて欲しいんだって。
   
   ①ぶっとい私が好き?②それともスリムな方が好き?っどっちかなって?

楽長 そうね~。

   わたしはね、どっちの「だいこん」さんもすきよ。

toto なんで?

楽長 だって、メタボになる「だいこん」さんの気持を考えると、可哀想でしょう。

   それに、「あおむし」さんに葉っぱを沢山あげてるんでしょ?

   「あおむし」さんの役に立ってるもん。

   「あおむし」さんに食べさせてあげてもさ、見てごらん。

   青い大きな葉っぱを付けているでしょ。

   これから身(根っこ)に付くよ。

   「あおむし」さんにも「人間」にも役に立ってるもん。
   
toto そうだよね。みんなお互いに助け合って生活しなくっちゃね。

楽長 いいの、いいの。あなたがなりたいようになればいいのよ。
  
   これが、私のやり方。

   これは、「いいの、いい農」農法といいま~す。

   みんなやってみてね。

   

めたぼ ?

2008年10月28日 | 農業
「あおむし」さんに、沢山葉っぱをあげていた「だいこん」さん。

実は、病院へ出かけていたんですって。

病院の先生に、将来メタボになるからダイエットをするように言われていたそうです。

どうしたらいいかって?

処方箋には、こう書いてあったそうです。

「あおむし」さんに「葉っぱ」を沢山あげなさいって。

なんで?

だって、葉っぱを一杯あげたら、根っこに栄養が行かなくなるでしょう。

そうしたら、白い根っこが太らないでしょ。

どう。このごろ葉っぱも大きくなっているでしょ。

太りすぎないように、虫さんにもあげながら。


でもね~、楽長さん、なんて言うかなあ~。

ぶっとい私が好きかな~。

それともスリムな方が好きかな~。







じいちゃん と ばあちゃん

2008年10月27日 | ロハス
ぼく     きょうは、「じいちゃん」と「ばあちゃん」で~しゅ。

       「じいちゃん」と「ばあちゃん」といってもほんとうは、「ひいじいちゃん」と「ひいばあちゃん」で~しゅ。

       「たいしょう」じだいってしいてる?ふたりとも「たいしょう」うまれだって。

ばあちゃん 「ぼく」、としのことをいっちゃだめ。まだ、わかいんだからね。

ぼく     ぎょめん、ぎょめん。

       ぼくんちで、いちば~~~ん、ながいきしゅてま~す。

ばあちゃん また、いっちゃった。もう。

ぼく     じいちゃんは、しぇんそうで「まんしゅう」にいたんだ。

       しぇんそうがおわって、なんねんもかかって、やっとにっぽんへかえってきたんだって。

げんきで、ながいきしてね。

       たいへんだったんだよ。

ぼく     ばあちゃんは、「くりのきしょうがっこう」のしぇんしぇをしてたんだ。

       ばあちゃんは、さいほうがじょうずなんだ。

       なんでもできるんだ。

       おかしゃんも、ちいしゃいときに、けいとのぼうしやふくをいっぱいちゅくってくもらったんだよ。

       げんきで、ながいきしてね。

       

秋雨

2008年10月26日 | ロハス
今日は山も雨。

今年は雨の欲しい時に降らず、晴れて欲しい時に降ってしまう。

自然にはかなわない。

早く餅米を脱穀したかったんですが・・・。

村の人に言われてしまいました。

「百姓は晴れている時に仕事をして、雨の日に他の事をするんだ。おまえはいつも反対の事ばかりしとる。」

言われてみるとそのとおりです。

二足のわらじをはいていますがで、どちらが本職か?早く本職へ戻さなくては。

まちのかぞく

2008年10月25日 | ロハス
ザクロのとうさん ねえ、ねえ。

           totoさん、「やまのかぞく」を紹介したんだって。

           「まちのかぞく」も紹介してよ。

           私たちも、まちで大きくなっているんだから。

           夏になると「葉っぱ」を一杯付けて、大きく呼吸をするんだ。
         
           CO2を吸って、O2を一杯出すんだよ。
         
           夏の葉っぱは、周りの熱も下げるんだ。
         
           一杯地球のために働いているんだよ。

toto         わるかった。わるかった。

           では、改めてご紹介します。

           南の住人のザクロさんです。

           歳は確か僕より・・・、え~と、え~と・・・。

ザクロのとうさん あんたと同じだろ。

toto        あっ、そう、そう。いっしょだった。

           それから、美人の奥さんだろ。

           あと、一粒種の娘さんだったね。

ザクロのかあさん まあ、私のこと「美人」だなんて。良くわかってんじゃな           
           い。これからも宜しくね。

toto        時々、話においでよ。待ってるからね。

僕の家族

2008年10月24日 | ロハス
ぼく おひゃよう。

   ぼくのなまえは、くりの「くりちゃん」

   おかしゃん、まだ、ねんね。

   ぱぱも。

   このしゃしいは、ぼくのかじょく。

   みぎは、おおきい ぱぱ。

   ひだりは、だいしゅきな、おかしゃん。

   まんなかが、ぼく。

   「やまのかじょく」しゃしんでは、いちばんひだりのかじょくです。

   やまのかじょくで、いちばんわか~いの。

   みんな、たくしゃ~んいるでしょ~。

   みんなに、やさしゃしくてもらえるの。

   やまは、たのし~よ。

   これから、ぼくのたくしゃ~~のかじょくをしょうかいしていくね。
   

まちもあき

2008年10月23日 | 自然
山は栗やアケビなど実のなるものが花盛り。

秋が一杯です。

その時、空の上から声がしました。


ざくろ totoさん、totoさん。まちもあきがいっぱだよ。

toto  えっ。

ざくろ たんぼのいねさんたちもおうごんのこうべをたれているでしょ。

toto  そうだね。きのうは、いねかりをしているのをみたよ。

toto  そういえば、「ざくろ」さん。ことしもみができたね~、みっつも。

ざくろ なにをいってんだよ、もう。
    ことしはひさしぶりにたくさんみをつけたのに。
    ぷん。ぷん。

toto  ごめん、ごめん。
    やまのいねさんばっかりきになってみえていなかったよ。

ざくろ あんたのさ、まごがきてりょうてにさ、どっさりとってかえってたべてた よ。

toto  そういえば、ちいさなたねがいっぱいあったな~。

ざくろ そうだろう、あれはね。わたしたちの「あかちゃん」のたねだよ。
    また、ここらにまいといておくれ。
    わたしもさ、まごがたくさんほしいからさ。


自給率100%?

2008年10月22日 | 農業
先日、テレビで農業について放映されていました。

日本で味噌の生産量第2位の企業が、いま大豆の調達に窮していると言うのです。

今の時期は既に来年度使用する大豆を調達しているのだが、今年はまだ1/3しか確保できていないというのです。

なんでかな?

アメリカではバイオ燃料の促進により、販売単価の高いトウモロコシにシフトしてしっまたため、日本向けの大豆農家が減ってしまったのです。

また、アメリカでは、遺伝子組み換え大豆が80%以上の農家で栽培されていますが、日本向け大豆は、遺伝子組み換えのされていない大豆を要求するため、手間が掛かり嫌われているようです。

アメリカで調達できなくなると、次に目を向けたのは、南米ブラジルです。

しかし、南米では、密林の開発を、国外の企業のための開発は認めないと言われ、また駄目になりました。

最後に、中国から輸入することになりました。

半分をやっと確保出来ただけだそうです。

でも中国は今、人口増、温暖化による収量減対策として、国家備蓄を進めています。

会社の幹部の方は、中国国内で使用する事を優先し、輸出を制限されるんではないか心配していました。

ウクライナでは、ソ連崩壊後農地が荒れていたそうですが、最近大きく様変わりしているそうです。

日本の農家の方が、300haの農地を確保して日本向け大豆の生産を計画していましたが、最終詰めの段階で、5haしか借りれないことになったそうです。

なでって?

EUの企業が農地を買収に走っていたのです。

その企業はどうするのか?

EUの為に大豆を生産するためなのです。

日本向けではないそうです。

世界は、自国の食料確保に着々と進んでいます。

日本はどうなっていくのでしょうか?

お米は、自給率100%と言われていますが、生産者の年齢は高く、半数以上が60才を超え、その70%以上が70才以上とも言われています。

10年後には、その方々が現役を退いたときの日本はどうなるのでしょうか?

やはり、自分で食べるお米くらい作らなくっちゃ。

来年も作付けしま~す。

やまのかぞく

2008年10月21日 | ロハス
山では、秋空一杯です。

栗の木も実を一杯つけました。

我が家の栗の木も昨年から実を付け始めました。

山の斜面に生えてる栗の木の下を見ると、そこには栗の家族が住んでいました。

ひいじいちゃん夫婦を筆頭に4世代、10人の大家族でした。

昔の日本のどこにも見られた家の構成です。

栗の世界では、少子化問題はないようです。

でも、子孫を残すために沢山の実を付けますが、今は人間に食べてもらうために沢山実を付けることが多くなったそうです。

栗の世界も昔に比べるとだいぶ変わってきたようです。


秋の館遊会

2008年10月20日 | ロハス
昨日は、秋空で快晴の中公民館でのイベントに参加してきました。


入り口では、「花の苗」や球根が配られたり、竹細工が展示してありました。

 
 館内では、血圧測定や健康チェック、骨密度測定、健康体操と「健康まつり」や人気パン屋さんパン、婦人会の赤飯販売、開催。

ちょっと人休みには、団塊世代の男性グループ(今回は女性も参加)による「喫茶個コーナー」で。

  


屋外では、恒例「大正琴」、「オカリナ」、「篠笛」の「中庭コンサート」などの演奏会、と楽しい時間を地域の多くの方々が参加されてのかいとなりました。


当日は、地元ケーブルテレビ(oniビジョン)さんも取材に来られていました。


我が家も中庭の一角で、自慢の新米や加工品、山でお世話になっている農家の方が栽培されて野菜を好評の内に販売させて頂きました。

いろんな方々とのお話をしたり、出会いがあり楽しい一日となりました。



イベント

2008年10月19日 | ロハス
今日は、公民館でイベントがあります。

このイベントは、公民館に地域の方々がもっと活用してもらうために始められたものです。

催し物は、健康教室をはじめ、大正琴、オカリナ、篠笛コンサートなど多彩です。

カフェでは、けーき&コーヒー、ハーブティーを、地元パン屋さんは人気パンを、地域のご綺麗どころが作られた赤飯の販売と盛り沢山です。

それと我が家からは、無農薬・無化学肥料で栽培した天日干し米を筆頭に味噌に野菜、ハーブパン、お菓子や餅入りぜんざいなどを出品。

どうなるでしょう。

さあ、一日忙しくなるぞ~。

行ってきます~。


生命力

2008年10月18日 | 農業
この田んぼの稲刈りを終えてはや一ヶ月余り足りました。

脱穀のため田んぼに行くと田んぼの中では、新しい息吹が息づいていました。

背丈は30cm位ですが、何と穂が出てきて花が咲いていました。

何がこのような行動をさせるのでしょうか?

実を付けたものの稲刈りをされてしまい、「完熟して実を落として子孫を残した」ことを実感できなかったからでしょうか?

何としても子孫を残すため、自然の偉大な力に見とれてしまいました。

収穫するのがやはりまだ早いのでしょうか?

師匠から「早う稲刈りをせんといけんが」と言われながらも、「もう少し、もう少し」と出来るだけ「完熟」を目指しています。

今はまだ私と天候の都合で稲刈りをしているのかな。

来年はもう少し遅らすと稲達も安心してくれるかな?


あかとんぼ

2008年10月17日 | 自然
稲刈りも終わり、この時期になると赤とんぼも飛んでいます。

脱穀機の上に、赤とんぼがいました。

最初は飛んでいく前にと、パチリ、パチリ。

でも全然動かないんですよ。

おかしいな?おかしいな?

よく見ると死んでいたのです。

人間の世界では、今や平均年齢は80才、昆虫は一年、一年、子孫を残すために短い一生を精一杯過ごしています。

人間が起こしてしまった温暖化にも、文句一つ言わずに。

でも一番最初にその信号を出してくれるのがあなた達よね。

気候の変化、虫や人間以外の動植物は、その変化に黙ってもくもくと対処して子孫を残しています。

人間達も子孫のためには、今の環境を少しでも破壊しないようにしたいものですね。