山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

奇跡か?

2015年07月31日 | 農業

黒豆さんは、元気に成長しています。

今年はここまで本当に順調です。

これからが勝負。

気を付けて見守っていきたいと思います。


ところで、白小豆さんの種おろししたことはお伝えしまいましたが、どうなっているでしょうか?

種おろしする前一週間は雨ばかり。

雨が上がった翌日に種おろし。

本来は、雨が降る前に種おろしする方が良いですよね。

その後は、雨が一日降っただけ。

どうなっているか見たところ、芽は出ている?出ていない?

よ~く見てください。



出てます、出てます。

思わず、「やったー!」と。

次は?次は?

出てる、出てる。

昨年の黒豆さんしか植えていませんが、全体の三割は、列ごと発芽せず。

発芽している列でも歯抜けがあちらこちらに・・・。

結果、約半数程度に。

しかし、今年は、黒豆さんは9割を超える発芽率。

その上、初めての白小豆さんもかなりの率で産声を上げています。

奇跡です。

白小豆さんにしかれそう。

「お前がどうこうしたんじゃないだろう。」と。

そうですよね。

でも、嬉しくて、嬉しくて、私には何もできませんが「そーと」見守っていきたいと思います。

が・ん・ば・れー!

やっと、草刈が・・・

2015年07月30日 | 農業
5日前に平地の畑で、「白小豆」の種をおろしてきました。

その際、「くろまめ」さんは?

この時は、白小豆の種まきを優先し、黒豆さんの草刈は先に延期していました。

そのため、黒豆さん達は草まみれ。

今回は、白小豆さんも無事に種おろしが出来たので、やっと黒豆さんの草刈が出来ました。




全部綺麗に刈り込むと、虫の居場所がなくなってしまいます。

また、連日天気が続くため、乾燥しすぎて大豆が枯れてしまいます。

ちょっと、こざっぱりとしてきたと思いませんか?

今回は、あえて地表すれすれに草を刈ったところと、草の丈の半分を刈ったところと用意しました。

左側から1.5通りは、地表に沿ってできるだけ草刈りを行います。

残り2.5通りは、草の高さの真ん中あたりで草を刈りこみます。

さあ、この刈り方、どっちが軍配が上がりますか?

夏休みの観察日記が出来るよ








環境の変化???

2015年07月29日 | 自然
やまには色々な虫たちがいっぱいいますが、一番好きなのが「トンボ」さん。

先日も、気が付くとコンニャクさんの畑にさしている竹に止まっていました。

最初は、ギンヤンマ?



しばらくすると今度は「シオカラトンボ」さんのようです。






平地の畑のそばの竹林では、「ハグロトンボ」や「イトトンボ」が。

でも、最近はめっきり減ってしまったのが、「アカトンボ」さん。

山でも昔に比べ、環境が変わっているのでしょうか?

私がお世話になり始めたころと比べ、減ってきたような気が・・・。


耕作放棄地?

2015年07月28日 | 農業


なんやかんやで、山の畑に行ったのは1か月ぶり。

この時期の生き物たちの生命力のたくましさ。

大事なコンニャクさん達のテリトリーなんですが、この状態。

天水に頼る我が畑では、草もなければ、水分が蒸発してしまいます。

また、肥料はとくには与えず、刈った草を置いていきます。

結果的に、肥料の代わりになるんですがね。

人間が手を入れなければ、強いものがはびこってきます。

たった一ヶ月でこの状況ですよ。

ここからほっておけば、樹が生えあっという間に山に戻ってしまいます。

先人たちが苦労して、長年維持してきた畑が、あっという間に消えてしまいます。

効率化を求め、平地の田畑は大規模化して集約もできるでしょう。

でも、中山間の棚田は耕作者の高齢化により、どんどん荒れています。

でも、耕作地面積は、全体の三分の一は中山間地域になります。

山が荒れれば、海の資源も有れます。

土砂崩れなどの自然災害も増えます。

何とか、中山間地域の耕作地を守っていきたいものです。


出生率世界一!

2015年07月27日 | 農業
「厚生労働省が5日発表した2014年の人口動態統計によると、1人の女性が生涯に何人の子どもを産むのかを推計した合計特殊出生率は1.42となり、9年ぶりに低下した。05年の1.26を底に緩やかに上昇していたが、前年を0.01ポイント下回った。女性が第1子を産む平均年齢は30.6歳となり、晩婚・晩産が一段と進んだ。出生数は100万人割れ目前で、人口減少と少子化への対策が急務であることが改めて浮き彫りになった。」そうです。

我が家の畑では、超~凄い事に。

この畑をお借りした翌年の春の事でした。

出てきた葉っぱを見てビックリ。

「これ何?」と聞いて分かったのがこの植物です。

その時に見つけたのは、コンニャクさんでした。

最初は、小さなコンニャくさんがひとつ、土の中から「ニョキ」と顔を覗けました。

それから10年。

最近はこの状態です。



掘り返して、大きなコンニャクさんは、加工用に。

2~3年物をこの畑に植えっているのですが、毎年こんな感じに。

小さなコンニャク玉を取りきれません。

その結果、あっちからもこっちからも芋の子を洗う状況。

一体出生率はいくらのでしょうか?

数え切れません。

日本ももう少し増えたらよいですね。

ちなみに我が家は、出生率3人ですぞ。




リフォーム大作戦!

2015年07月26日 | 自然
キジさんの巣を発見した時は、もうびっくり。

でも困ったのはこの後です。

このまま、草刈りをしてほっとけば、卵はまた狙われます。

そこで、刈り取った草を集め葉先をくくり、キジさんの家をリフォーム。

草を刈った方から草が残っている方へそ~と掛けます。



畑全体から見ると



こんな感じです。

でも・・・。

家は修復できましたが、よく考えると周辺の草を刈りこみすぎていますよね。

あ~、やっちまった。

キジさん、ごめんなさい。

どうか、お父さん、お母さん、帰って来てね。

危機一髪!

2015年07月25日 | 自然
つい4日前に畑に来た時気が付きませんでした。

白小豆を植えるため、草刈りをしました。

半分ほど済んだ時でした。

草刈り機を振り、元へ振り戻した時、もう、ビックリ!!!

卵です。

キジさんの卵です。

草を刈った際に、当たったとみえ、卵が一つ巣から飛びだしていました。

それにしてもよく割れなかったものです。



昨年も草刈り中に発見しました。



ところがこの時は、何者かに食べられたようで、割れた殻が散乱していました。

こんな畑に、2年も続けての産卵。

住み心地が良かったのでしょうか?






















おもいで

2015年07月24日 | 農業
先日は、久しぶりの台風直撃。

大風が吹くとつい思い出すことがあります。

桃も収穫前の時期、被害が心配されます。


私の叔父は、毎年が丹精込めて、桃とマスカットを栽培しておりました。

白鳳・大久保・白桃、極めつけが清水白桃を栽培していました。

朝は早朝から桃とマスカットの世話をし、朝食もそこそこに仕事に出かけておりました。

帰れば、暗くなるまでまた畑に出かけて実を粉にして働いていました。

「定年になったら桃の栽培面積を増やすんだ。」と毎年少しづつ準備をしていました。

しかし、それまでの無理が重なったのか、定年後わずか数年で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。


いつも時期になると、野菜と果物を自転車に載せて我が家に持って来てくれていました。

「野菜も買えば大変。」と食べ量にわざわざ我が家のための畑を確保してくれていました。

スイカは、毎年20個くらいはもらっていました。

毎日、毎日たらいに水を細く出し、冷やして食べるのが楽しみでした。

桃は、農協に出荷できないアタリがあるもの、形が不ぞろいの物などB級品でしたが、樹でよく熟したそれはそれは、ほっぺたが落ちそうになる美味しさでした。

「この「マルイチ」(○の中に横一のマーク)の印は岡山のブランドよ。」といつも言っていました。

おかげで、果物はスーパーなどでは買ったことがありませんでした。

大変な苦労をし、暑い中畑に出て一生懸命に向き合っていたことが忘れる事が出来ません。

誠心誠意野菜や果物と会話し、実践していた叔父。

今の私が、農業とであった原点だったのかもしれません。

私が良くお邪魔するブログの中にも桃などを栽培されている方々がおられます。

いつも絶え間ない努力と愛情を一杯注がれていることでしょう。

桃を見るといつも淡々と作業をしていた叔父を思い出します。


私も、皆様方に負けないように少しづつでも前に進んでいきたいと思う今日この頃です。



待望のジャガイモ収穫

2015年07月23日 | 農業


雨が降る前にじゃぎもの収穫に行ってきました。

一般的には、梅雨前位に収穫するそうですが、まだ茎や葉っぱが青々としていたため、じっと我慢していましたがやっと収穫してきました。

昨年の秋に、孫と一緒に出向き植えたものです。

そう、2年越しの収穫です。

砂地の畑のためか、植えても大きくならなかったジャガイモさんです。

通常の2倍の期間をかけじっと待っていました。

2週間程前に試掘りをした時は、収穫しようか悩みましたが、結局我慢しました。

今回掘ってみると、思ったより大きくなっていました。

水は天水、肥料は青々とした草を刈って根元に置くだけ。

いつもは、親指大のかわいいジャガイモさんばっかしだったのですが、どうでしょう?

今年は、6~7cm程の手ごろな大きさのものがかなり取れました。

全部で2kgちょっと。

水が天水のため、地面の水分確保のために草を余り刈らず、様子を見ていたのですが・・・

タイミングよく草を刈り取る事が出来ず、最後は草に覆われ日光不足で、成長が出来なかったようです。

可哀そうなことをしてしまいました。

厳しい環境の中でありながら、時間をかけ大きくなてくれたジャガイモさん。

敬意をこめ、私の大好きなポテトサラダに変身してもらいました。

食べると、お・い・し・い~。

苦労して大きくした食材を頂く。(間違えました。苦労したのは私でなく、ジャガイモさんですよね。ごめんなさい。)

でも、幸せにつきますね。

はかないいのち?

2015年07月22日 | 自然
先日、セミの抜け殻が庭で見つけたことは書かせて頂きました。

ここの所、耳が悪いのか毎日のように泣いています。

セミは、なぜ鳴くのか?

これって、オスの求愛行動なんですね。

大きな声でなくオスを好むとか。


朝気が付くと、アブラゼミさんが天国に召されていました。



この抜け殻がこのセミさんかは分かりませんが、僅か一週間ほどの命。

実際は、1ヶ月程とも言われています。

卵を産み付けると絶命。

子孫を残す役目を果たすと、力尽きてしまう。

どんな気持ちで、一生を終えるのでしょうか・・・。


今年の黒豆さん

2015年07月21日 | 農業



畑に黒豆を蒔いてはや3週間。

昨年に比べ、天候が不順にもかかわらず、ここまで順調に成長しています。

昨年の発芽率は、半分以下。

蒔いた種が一粒も発芽しなかった列が何通りもありました。

しかし、今年は98%が発芽。

その後の苗は?

2株ほど消滅。

と言っても、頑張っていますよ。

何とか草にも負けず、優位を保っています。

水は、天水のため十分とは言えません。

そのため、草もそのままです。

草があるために、土も水分を確保出来るんです。

次回は、草を少し刈り取る必要があるかもしれませんね。

なつやすみ

2015年07月20日 | まご
梅雨だ、台風だと言っているうちにはや夏休み。

孫のうち一番年長者の一男君。

小学三年生になってから我が家に来るたびに身長が伸びてくる。

それ以上に、雰囲気が変わってくる。

誰に似たのか、最近はピアノに凝っているよう。


一方、二男くんは、じぃじぃとばぁばぁと一緒に畑の手伝いに精を出す。

小さなネコ車に専用の鍬と小さなスコップを載せ、さっさと草取りを。

毎年、サンタクロースさんに本物のトラクターを頼んでいるというから、後継ぎ確定か。


一姫さんは、おとなしい姫でしたが、今年から幼稚園に行き始めてから、一気にお姉ちゃんに。

さらに積極的に活動。

当初は、運動はどうかなと思っていたが、なんのなんの鉄棒の逆上がりも知らない内にしっかりと出来ていました。

幼稚園では、小さい子供の面倒を良く見る事が出来る子に。


二姫は、歩けるようになって良く歩き回っている。

口もだんだん良く回り、一男君や二男君たちの後を追って走り回っているとか。


さあ、今年の夏休みはいったいどうなるのでしょうか。


一体どうなるか、今から楽しみに待っている、じぃじぃ、ばぁばぁです。



土曜夜市

2015年07月19日 | こども
 
(左側はパックトンボ 右側はおまけのストロー笛)

昨日は、午後四時集合、商店街の「土曜夜市」の準備開始です。

開始は、午後五時から何ですが、われらじぃじぃ、ばぁばぁたちは何事にもゆっくりタイムなので少し早目の出勤です。

集合時間の30分前には集合しているんですけどね。(真面目なのか?いらなのか?昔人間は時間にシビアなのか?)


でもね、机といすを借りてきてセッティングが終わると、じぃじぃ、ばぁばぁたちは、今日の段取りを打ち合わせ。

その後は、今日のメニューが一緒にできるように復讐をします。

つくり方を再度練習します。

毎回、少しづつメニューを増やしていますが、全部で15種類程になりました。

しかし、定番はやっぱり「パックトンボ & +のストロー笛」です。

牛乳パックとストローを使った竹トンボの牛乳パックバージョンです。

ストローのジャバラから先を切り、ストロー笛を作るおまけ付きですよ。

見本を作っている間に、笛を鳴らしていると注目度はばっちりです。

笛を希望されてこられた方々に、「パックトンボも」とセットで作ります。


下は幼稚園児から上は我々世代まで、多くの方に来ていただきました。

その状況の写真で見て頂方らと思いましたが、写真もうかつには掲載できない時代なので断念。


その代りではないですが、「パックトンボ」のつくり方をまとめたので貼り付けます。



良かったらこどもさんやお孫さんと一緒に作ってみてください。

今年、2015年2月2日から何回かに分けてブログに載せています。

合わせてごらんください。


いや~、それにしても暑かった~。

台風が去った後の暑さと、子供たちのやって見たいと思う想いと。

でも、心地良い汗をかきました。


パックトンボ

2015年07月18日 | こども
台風は凄かったですね。

久しぶりに岡山県を直撃してしまいました。

心配していましたが、何とか通過してくれました。


この台風、速度が遅いのでどうなるかと思っていたのですが、日本海へ抜けてくれたのでホッとしています。

7月18日(土)は、岡山市内表町三丁目商店街で土曜夜市があります。

何とか開かれるようです。

表町三丁目の時計台の少し北寄りの場所(旧国道2号線から天満屋の方へ向かって)で、今年もパックトンボや紙飛行機をつくりに行ってきます。

じじ、ばば達が、昔遊び、物作りをする楽しさを体験していただくために行います。

午後4時ごろから7時30分ごろまでかな。(年よりはあまり夜更かしをしていけないので少し早めに退散します。)

台風一過、きれいになった岡山の夏を楽しみませんか?

子どもたちも、ちょうど夏休みになったことだし。

是非、足をお運びください。

お待ちしております。




台風11号

2015年07月17日 | 自然


外の風がかなり強くなり、雨戸がガチャ、ガチャと鳴っています。

この様子だと17日朝方はちょうど台風の目の中?

16日未明から17日午後まで一番厳しいか。

気圧は低く、風が強い。

影響範囲も大きく強風域は関東地方までおよぶ。

満潮時間が、17日午前0時6分。

しかも大潮です。


平成23年9月の台風12号を思い出します。

今回と同じような満潮と高潮が重なり、市内で4千戸を超える住宅が床上・床下浸水にあいました。

我が家も高齢の両親がいたので午前中から避難。

子どもたちも緊急避難するため、高台にある旅館に一泊。

怖い思いをしました。


スピードが少し遅いようですが、少しでも早く通り過ぎてほしいものです。

四国や和歌山では相当な雨が降っているようです。

災害が起こらないことを祈るばかりです。