三笠市の鉄道公園内にある駅舎と展示してあるジーゼル機関車です。今は鉄道もなくなり、人口も激減しています。炭鉱で栄えていた時には多くの人々でにぎわっていたと思いますが、現在は、高齢化率も４０．８％で全国２番目となっている。１１３００人の人口で、約４５００人が６５歳以上、３分の１が一人暮らしとのこと。
今日は三笠市役所に視察に行ってきました。三笠市では「ぬくもり除雪サービス事業」を行っていて、高齢者や障がい者への除雪をしています。少子高齢化がすすみ、こうした状況は増え続けることが予想されます。高齢者や障がいを抱える方々に、お互いが支え合える、やさしいまちづくりが大変に重要だと感じました。
今日、市内の弥生中学校に行き、校長先生と懇談してきました。特別支援学級の状況や、学校が抱える問題などを伺い、勉強させて頂きました。今までいろいろな学校を訪問させて頂きましたが、どこの学校も教師が多忙で、大変な思いをしながら、働いています。子ども達にとって教育の最大の環境は教師自身です。教師に余裕がなければ、一人一人の子どもに満足な教育は受けられないと感じます。「教師は大地のごとく、生徒は草木のごとし」と語った方がおりますが、子ども達に安心を与えられる教師と、教師がのびのびと、教育に専念できる環境作りが重要だと感じました。
午後には、市民相談が数件あり、悩みを伺い、励まして帰ってきました。写真は病院で咲いていた花です。何の花かわかりませんが、一斉に咲いている様子が綺麗だったので写してきました。
日々の報道を見るに心が痛む思いです。地震災害について感心が高まっていますが、政府・与党は公立小中学校の耐震化を促進する為、地方への補助を拡充する方針を固めた。現在は２分の１としていた国庫補助を３分の２に引き上げるというものだが、是非早急に決めてもらいたいと思う。新聞報道によると、全国の公立小中学校の平均耐震化率は、４月で約６２％。苫小牧市は４１％で全道平均４８％より下回っている状況である。災害はいつ起きるかわからない。特に学校は避難所にもなっているので、安心・安全な学校の耐震化を早くに進めてほしいと、思います。
内閣府のページでは日頃から行う具体的な「事前の備え」のノウハウについて情報共有するメニューがあります。普段の心構えで少しでも被害を減らし、自分や家族を守ることができます。防災への意識を今一度深めてはいかがでしょうか。
内閣府 みんなで防災のページ
http://www.bousai.go.jp/minna/
今日は、昼間には地域で懇談会を行い、長寿医療制度などの国の制度に対する野党や一部マスコミなどの批判に対し、質疑応答を行いました。従来の老人保険制度では市町村で格差が生じ、破綻も危惧されており、２００６年に持続可能な、後期高齢者医療制度ができました。少子化により、支え手である現役世代が急激に減少。約３０年前には１人の高齢者を支える現役世代が８人でしたが、現在では現役世代４人で支え、２０年後には２人で１人の高齢者を支える時代になると言われております。世界最高水準の医療制度を守る為には、全ての世代で負担を分かち合い、支え合う制度に改革しなければならない。との理由でこの制度が導入されました。更に、与党プロジェクトチームが近く長寿医療制度の運用面の改善の検討を始めることを紹介し、低所得者への負担軽減を公明が強く主張している事、「医療制度を政治的に利用する事は許されない」との坂口副代表の話を伝えた。
夜には公明党苫小牧支部で、市役所から出前講座として保健福祉部より講師を招き、長寿医療制度の中身を詳しく語って頂きました。また、新たに健康診査が始まりますが、高齢者は無料で受けることができ、６月には案内をするそうです。講演の終わりに質問も受け、わかりやすい説明に納得したようでした。保健福祉部からは疑問な事があれば、医療助成課に聞いて欲しい。とのことでした。出前講座は本当にわかりやすくて良かったと思います。大変にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
１９年会で、午後から盛り沢山の内容で勉強会を行いました。１４時から議会改革について、今までの取り組みを勉強し、今後取り組んでいくべきだと思うことを提案したり、議論し合いました。１５時からは選挙管理委員会に来て頂き、選挙運動のあり方や、選挙公費負担制度などを勉強し、更に議員活動での違反行為などの公職選挙法を学びました。つくづく選挙には、お金がかかり過ぎていると実感しました。１６時半からは、ぱくぱく給食プロジェクトによる提案を伺い、意見交換をしました。今回は特に、献立に対する提案でした。関係者の皆様、大変にありがとうございました。勉強した事をしっかりと活かしてまいりたいと思います。
晩には、今の政治に不満を持つ壮年との懇談に行ってきました。やはり長寿医療制度と年金制度について、でありましたが、説明不足だった国の責任はあるが、持続可能な医療制度と年金制度は、与党とか野党だとか言ってる場合ではなく、国民のために、不安を無くし、しっかり議論して、より良い制度となるように責任を持ってつくりあげて貰いたいとの話に、壮年も納得をして頂きました。不安をあおるだけではなく、どうすれば安心の制度になるのか、そこが大事だと思いました。今日は一日中、強い風と雨の一日でした・・・明日天気になーれ！
