藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

19年会(新人議員の会)で障がい者福祉について勉強会をしました。

2008年05月30日 | インポート

今日は午前中に市役所で、障がい者福祉についての勉強会を行いました。苫小牧市は養護学校が無く、発達障がい支援センターも無いなか、障がいを抱える方々は様々な悩みを抱えています。特に家族の方は、就労の問題、地域での生活の問題、そして将来の不安等あります。その窓口として社会福祉課での取り組みや、苫小牧市の状況を聞きしました。障がい者が安心して暮らせるまちづくりの為には、縦割り行政ではなく、庁内で連携を執り、協力し合いながら、改善への努力をするべきだと思います。

午後からは、市内で地域懇談会を開催しました。懇談会では、長寿医療制度について、読売新聞の調査で7割世帯の負担額が下がっているとの記事を紹介し、持続可能な高齢者の医療制度について説明しました。様々な質問もあり、有意義な懇談会となりました。参加してくださいました皆様、ありがとうございました。


岩見沢市役所に調査・研修の為、視察に行ってきました。

2008年05月29日 | インポート

← 学校に設置された見守りセンサーです。公明党会派5人で、岩見沢市役所に行き、教育に関する以下の項目について調査・研修の為、視察をしてきました。

①「見守りシステム(ICタグ)について

児童見守りシステムは【ICタグサービス】、【一斉同報サービス】があり、ICタグサービスはランドセルなどにICタグを取り付けて児童の登下校時に学校の玄関先を通過すると玄関に設置したセンサーがICタグを検知し、予め登録された保護者のメールアドレスに向けてメールを送信します。更に受信した専用アドレスにアクセスするとセンサーを通過した児童の状況を画像で確認することができる。岩見沢市では、総務省のモデル事業として子どもの安全・安心の為、19年度から1・2年生対象に実施しており、父兄からも良い評価を受けている。また、一斉同報は不審者情報や、集団下校情報などを配信している。今後、地域に向けた情報発信サイトを作る予定とのことでした。

②学校における安全マニュアルについて

平成17年度から文部科学省の「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」の指定を受けて地域との連携を重視し、地域のボランティアを活用する取り組みを実施しています。年に4~5回、児童生徒を見守り、声かけ等行うスクールガードの活動を実施し、養成講習会も市で行っている。学校を開いて守るという考え方で、声かけ運動中心に、児童を地域で守る体制がとられています。

③遠隔学習の取り組みについて

遠隔学習は、衛星回線と地上回線を組み合わせた双方向遠隔学習システムで自自体ネットワークセンターを中心に学校と光ファイバー網を通じてテレビ会議にて接続して学習する(最大3校)。児童からの質問や応答もしている。衛星放送による学習は一斉学習で市内全校対象に放送をしている。年間20回実施している。効果として、子ども達の興味・関心・学習意欲の向上につながっている。双方向参加による発言や質問を通じ、自己表現力やコミュニケーション能力を身につける。専門的に学習できる。などでした。教育に関して先駆的な取り組みをしている岩見沢市でしたが、授業風景を映像で見ました。子ども達の楽しそう笑顔が印象的でした。

今日の視察は、大変に有意義で勉強になりました。特に中心的に活動している方々が意欲的で、責任を持って取り組んでいることに感心しました。何事も取り組む人の姿勢で決まるものだと感じて帰ってきました。

 


今日、毎月開催している地域懇談会を市内4ヶ所で行いました。

2008年05月28日 | インポート

苫小牧市内4ヶ所で、地域懇談会を開催しました。懇談会では、一年間の議員活動や議会での実績を報告し、更に、今後、取り組むべき課題などを語りました。また、地域での貴重なご意見・ご要望・質問等もあり、有意義な懇談会となりました。内容も多岐に渡り、市の教育に対する取り組みや、一人暮らしの高齢者に対する政策、障がい者への福祉対策など、課題も多く未来に希望のもてるまちづくりが重要と感じました。また、税金のムダ遣いには徹底して声をあげてほしいとの要望もあり、政治には無関心でいられないという心を感じました。行政の取り組みに市民は注目しています。その期待に応えるためにも、真剣に勉強し、議員として、人間として、成長してまいりたいと思います。参加してくださった皆様、大変にありがとうございました。写真は、昨日の夕暮れ時の樽前山です。


19年会で下水処理施設3ヶ所を見学してきました

2008年05月27日 | インポート

勇払の処理施設には脱水汚泥を土壌の改良財や、発酵させて肥料化(コンポスト)しています。写真は、汚泥に廃菌床を撹拌・強制通気している作業です。製品は14kgの袋詰にして、格安で市民に販売しています。午後から高砂と西町の処理施設を見学。西町処理センターでは、みずみち棒を用いた下水汚泥の重力濃縮技術を導入し、コスト削減を図っており、更に、下水汚泥の消化で得られるメタンガスでガス発電を行い、処理センターで使用する電力の約35%をまかなっている。下水処理は家庭から流れ出た汚水を約15時間かけてきれいにし、海に放流しています。汚泥は約35日かけて処理され、肥料になっている。手間のかかる大変な仕事だと思いますが、環境を守る為には大事な事だと思いました。関係者の皆様、ありがとうございました。


高丘と錦多峰の浄水場を見学してきました

2008年05月26日 | インポート

19年会で午後から、高丘浄水場と錦多峰浄水場を見学しました。高丘では緩速ろ過方式で1日4m~6mという緩い速度で砂ろ過し、この間砂層の内外で繁殖した微生物の働きで、不純物を除去するという自然の原理を取り入れている。苫小牧市の東側に供給されている。2万4千tが常に蓄えられている。写真は地下配水池の内部です。一方、錦多峰浄水場は急速ろ過方式で主に西側に供給されています。両施設には魚の入った水槽があり、取水した水に問題があれば、水槽の魚の状態でわかるようになっている。また、水質試験室において、検査をし、安全で、おいしい水が苫小牧市民に提供されています。思ったより綺麗な施設に感心しました。また、高丘では、ろ過池汚砂揚げ作業をしていましたが、手作業で多くの砂を運ぶ作業はもっと効率的にできないものかと感じました。水を守るということは市民の命を守るということにもなります。あまり見えないところでご苦労されている事を知り、今日は勉強になりました。明日は下水道施設に見学に行きます。