藤田ひろみのブログ

心豊かなまちづくり 苫小牧市議会議員 藤田ひろみ

岩見沢市役所に調査・研修の為、視察に行ってきました。

2008年05月29日 | インポート

← 学校に設置された見守りセンサーです。公明党会派5人で、岩見沢市役所に行き、教育に関する以下の項目について調査・研修の為、視察をしてきました。

①「見守りシステム(ICタグ)について

児童見守りシステムは【ICタグサービス】、【一斉同報サービス】があり、ICタグサービスはランドセルなどにICタグを取り付けて児童の登下校時に学校の玄関先を通過すると玄関に設置したセンサーがICタグを検知し、予め登録された保護者のメールアドレスに向けてメールを送信します。更に受信した専用アドレスにアクセスするとセンサーを通過した児童の状況を画像で確認することができる。岩見沢市では、総務省のモデル事業として子どもの安全・安心の為、19年度から1・2年生対象に実施しており、父兄からも良い評価を受けている。また、一斉同報は不審者情報や、集団下校情報などを配信している。今後、地域に向けた情報発信サイトを作る予定とのことでした。

②学校における安全マニュアルについて

平成17年度から文部科学省の「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」の指定を受けて地域との連携を重視し、地域のボランティアを活用する取り組みを実施しています。年に4~5回、児童生徒を見守り、声かけ等行うスクールガードの活動を実施し、養成講習会も市で行っている。学校を開いて守るという考え方で、声かけ運動中心に、児童を地域で守る体制がとられています。

③遠隔学習の取り組みについて

遠隔学習は、衛星回線と地上回線を組み合わせた双方向遠隔学習システムで自自体ネットワークセンターを中心に学校と光ファイバー網を通じてテレビ会議にて接続して学習する(最大3校)。児童からの質問や応答もしている。衛星放送による学習は一斉学習で市内全校対象に放送をしている。年間20回実施している。効果として、子ども達の興味・関心・学習意欲の向上につながっている。双方向参加による発言や質問を通じ、自己表現力やコミュニケーション能力を身につける。専門的に学習できる。などでした。教育に関して先駆的な取り組みをしている岩見沢市でしたが、授業風景を映像で見ました。子ども達の楽しそう笑顔が印象的でした。

今日の視察は、大変に有意義で勉強になりました。特に中心的に活動している方々が意欲的で、責任を持って取り組んでいることに感心しました。何事も取り組む人の姿勢で決まるものだと感じて帰ってきました。