まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

四十雀 早く巣立てと 誘う親

2019年07月03日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で、昼過ぎから雨が降り、雷を伴って激しく降る所があった。気温は22.5度から24.5度、湿度は96%から86%、風は1mから3mの東北東の風が少しばかり。明日の4日の香川県は、梅雨前線や湿った空気の影響で明け方まで雨が降り、雷を伴って激しく降る所が見込みらしい。

 

 121/52/63 36.3c-95% 62.2Kg 1009hPa,24c,82% 数字的には変化は無い。やはり眠たいだけだ。

 

 今年は空梅雨だ、異常気象だと騒がしかったが、梅雨入りが発表されると連日の雨。四国の水瓶「早明浦ダム」の貯水率は100%になっている。

 

 雨は確かに降ってはいるが、瀬戸内海側は比較的おとなしい雨である。

 

 昨日、スズメの巣箱をお掃除してしまったら、我が家がなくなった・・・と、スズメが悲しそうにいつまでもたたずんでいた。ないものはないのだから、お諦めなされまし。

 

 我が家の庭に、こんなものが生えてきた。この時期になると生えてくるキノコの一種らしい。

 

 さて、昨日の「虚空蔵菩薩」に色鉛筆で色を塗ってみた。雨の日では出かける場所もないし、出かける用事も無い。

 

 虚空蔵とは宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵(貯蔵庫)を意味し、人々の願えを叶えるために蔵から取り出して知恵や記憶力、知識を与えてくれるとされているらしい。真言宗の開祖・弘法大師は虚空蔵菩薩の真言を100万遍唱えるという虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を行ったそうで、無限の記憶力がつき、仏の知恵を体得することができるといわれている。

 

 若き日の修行僧時代、室戸岬にある「御厨人窟:みくろど」は、修行時の住居として使われていたと伝えられている。 約1200年前の平安時代、青年時代の大師が悟りを開いたといわれる洞窟で、内には五所神社とばれる社がある。 “空海”と名前をつけたのも、ここから見える空と海に感銘を受けたからと言われており、ここで、虚空蔵菩薩が明星となって口の中に飛び込んだという伝説がある。

 

 上半身は丁寧に塗れたのに、だんだんと飽きてきたのか蓮台になると子供みたいな塗り方になっている。30分が限度だな。

 

 やはり、紫陽花には雨がよく似合うというものだ。

 

 シジュウカラの方は、しきりに親鳥が誘うのに、なかなか巣立ちをしようとしないヒナ。もう、そろそろ、旅立ちの時期ですよ。

 

 今日の掲示板はこれ。「雨の日も風の日も また悩む日も それがそのまま人生なり」と言うもの。一度かぎりの人生、くりかえすことのできない人生。その人生を充実感を持って生きるか空しさと淋しさを持って生きるかは、全て自分自身の責任であろう。「花の生命は短くて、苦しきことのみ多かりき」と言った小説家がいる。喜怒哀楽の交錯する人生であるが、思いおこされることは実に苦悩に類したものが多いように感じる。しかし、このことばには何かしら心ひかれる響きが感じられはしないだろうか。はかない青春の生命がかみしめた、ほろにがい甘さが感じられるように思った。苦しみは大切にしなければならない。悩みをそまつにしてはならない。雨にも風にも嵐にも、それぞれかけがえのない妙味がある。森羅万象、全てが私の人生を塗り替えてゆくクレヨンである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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