イノコズチの実も“くっつき虫”の一つだが、ルーペでよく見ると、目立たない薄緑色の小さな花は星のような形をしており、真ん中の雌蕊を取り囲んで5本の雄蕊が綺麗に並んで虫を誘っている。道端で見掛けるイノコズチには、花が疎らに付くヒカゲイノコズチと花が密生しているヒナタイノコズチがあるそうだ。細かな違いをよく理解していないが、日陰に生えているものと日向で繁茂しているものという単純な違いではないようだ。林縁の日陰で普通によく見掛けるのはヒカゲイノコズチが多いらしいが、これはどちらのイノノコズチなのだろうか。
こんな小さな花にも蝶が来ていた。この黄色い蝶の名前はずっとキチョウだと思っていたら、数年前から名前が変わったそうだ。本土にいるのはキタキチョウとなり、南西諸島にいるキチョウと区別するようになったという。

こんな小さな花にも蝶が来ていた。この黄色い蝶の名前はずっとキチョウだと思っていたら、数年前から名前が変わったそうだ。本土にいるのはキタキチョウとなり、南西諸島にいるキチョウと区別するようになったという。

