春日井市の覚成寺にある彼岸桜だ。ネットでこの寺の境内に桜の大木があることを知り、家からそう遠くもないので、近くに買い物に行ったついでに立ち寄ってみた。エドヒガンザクラだそうで、なかなか立派な桜の大木だ。晴れていれば良かったのだが、あいにくの曇り空で、せっかくの桜が映えていなかった。桜を見に行くと、一本桜の古木は寺の境内や墓地に植えられていることが多いために、どうしてもお寺巡りになってしまうようだ。
扶桑町からの帰途、道を間違えて隣の江南市に入って道に迷ってしまい、たまたま通りがかった寺の塀越しに満開の大きな桜の木を見付けた。寺は「上宮寺」と言うそうだ。やや白っぽい色の2種類の桜がちょうど見頃であった。1本は枝垂れ桜のようだが、もう1本はよく判らない。丈が高くて樹形も良い見事な桜だ。
国の天然記念物に指定されているという木曽川堤の桜並木が見頃になったとのことで出掛けたのだが、近くの道路は渋滞し駐車場もなかなか入れそうになかったので、やむなく満開の桜並木を断念し、木曽川扶桑緑地公園にある「扶桑の薄紅桜」を見に行った。立て看板には「扶桑うす紅櫻」としか書いてなかったので、この桜の木の謂われや樹齢などは判らないが、周囲には大きな桜がないので、この一本桜はよく目立ていた。1週間前に撮った画像だからもう散ってしまったのかもしれない。