「どうだん亭」は、尾張旭市の教育文化施設の一つで、よく手入れされた日本庭園にはドウダンツツジとモミジが植えられており、春のドウダンツツジの開花と秋の紅葉の時期には訪れる人が多いという。尾張旭市と言っても、道一つ隔てたところは名古屋市守山区で、市の境界が入り組んだ場所にある。
「どうだん亭」の母屋は、1723年に建てられた民家(旧浅井家居宅)を岐阜県飛騨市から移築したものだそうで、建物の一部は国の登録有形文化財になっているそうだ。以前から名前は聞いていたのだが、近くにありながら、今回初めてドウダンツツジの紅葉を見に行った。
梅雨明け前から猛暑が続いているので、多少でも清涼感のあるブログネタが何かないかと、琵琶湖畔まで遠出してきた。草津市立水生植物公園「みずの森」は、百数十種類ものハスやスイレンが植えられており、日本有数の水生植物園だそうだ。
本光寺は、徳川家康の祖先である豊田市の松平郷松平家の分家にあたる深溝松平家の菩提寺だそうで、1523年に松平忠定によって建立されたという。アジサイのピークはやや過ぎていたが、朱塗りの山門に至る参道の両側に咲くアジサイは見事だった。
「サムール」と名付けられたこのユリは、なかなか味わいのあるピンク色をしている。この他にも20種類くらいの品種が植えられているそうだが、ネームプレートを見落としたものも多い。既に花が散ってしまった早咲き種もあったようだ。
名古屋市内では千種公園のユリが有名だと聞いていたので、先週、近くまで行ったついでに寄ってみた。種類によっては見頃のピークがやや過ぎていたが、公園の一角に1万株以上ともいわれる色とりどりのユリが植えられているのは見事だった。
園芸種のユリは、ヤマユリやテッポウユリなど、日本や中国に自生している野生のユリを元にして、海外でも盛んに品種改良が行われてきたそうで、この公園に植えられていたユリも、“外国産”と思われるような品種名ばかりであった。ちょうど満開のこの白いユリは「ホワイトエレガンス」というそうだが、英語名にはなっていても、どこか“日本的”なネーミングのような気がしないでもない。