角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

天皇とは何かを問う、野心的な感動作 「終戦のエンペラー」

2013-08-28 21:46:20 | 映画
 今夏もっとも自分的に観たかった映画「終戦のエンペラー」
 なんだか、退屈そうな映画に思えるでしょ、こういう歴史ものって。ところが・・・!!

 さて、原題は「Emperor」なので、天皇とは何なのかを問う、大変意欲的かつセンシティブな映画です。
 やっぱ、日本人自身では製作できないでしょ、このテーマは。

 さて、我々日本国民にとって「天皇陛下」という呼び名の英語訳が「Emperor(皇帝)」ってのも、なんだかしっくりきません。
 と、いうのは西洋世界及びお隣の中華帝国時代の皇帝(エンペラー)「King(王)」の上に位置する絶対的支配者みたいなもの。
 しかし、我が国の「天皇(すめらのみこと)」は、日本の泰平を祈る神道の最高神官であり、そういう意味ではカトリック世界のローマ法王に近いと言えるかもしれません。

 ただね、国際社会での日本のエンペラーの称号はかなりの絶大な威光があるのは厳然たる事実。

国と国との首脳同士の握手でも全然違うワケ。

例えば、下記の写真はオバマ米大統領が中国の前国家主席の胡錦涛 さんと面談した時の様子。


けれども、オバマ大統領が我が今上天皇陛下に拝謁する時はこうなります。


ちなみに、韓国では未だに天皇(エンペラー)という称号は用いたくないみたいで、ワザと「日王」と呼んでます、ハイ。

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 さて、ちょっと前置きが長くなりましたが、このハリウッドが描く終戦直後の日本を、GHQの側からみた本作は、小生がみるにかなりの成功を収めています。
 まぁ、中には日米をまたにかけたラブストーリーは要らないんじゃないかという意見もあるんですが、天皇を取り巻くかつての側近たちへの聞き取り調査で、天皇の戦争への加担の真偽をリサーチしていく過程は、本当にサスペンスフルです。
 またニュージーランドで撮影したとされる、戦後の荒廃した東京の美術背景は臨場感たっぷりで実に見事。



 ストーリーは連合軍最高司令官のマッカーサー元帥トミー・リー・ジョーンズ)が東京へ降り立つところから始まります。
 彼は日本統治を成功させ、政界進出を目論んでいるんですが、困ったことが2つ。
 1つは本国ワシントンでは日本の天皇の戦争に直接かかわった証拠を見つけ、裁判で処刑するべく圧力がかかっていること。
 2目は、天皇を処刑してしまえば、日本は未曾有の混乱に陥り、GHQによる日本統治は失敗し、自信の野望は水泡に消えてしまうこと。
 そこで、部下の知日家のフェラーズ准将マシュー・フォックス)に、天皇の戦争指導への関わりについて調査を命じます。
 なので、この物語の実質的主人公は、このフェラーズ准将なんですね。で、彼の日本人娘との恋を交えながら、東條英機(火野正平)、近藤文麿(中村雅俊)、木戸幸一(伊武雅刀)らの当時の政府首脳及び天皇側近らに聞き取り調査をしていきます。
そして、いよいよクライマックスであるマッカーサーと天皇陛下のあの有名な会談が行われるのですが・・・・・・



 さて、この両者の対面シーンはネタバレになっちゃうので細かくは書けないんですが、もうビックリ!!
文献ではね、この会談の内容はいろいろ言われてましたが、先帝陛下とマッカーサーとのこの本音の話し合い。
 そういう意味では、西田敏行演じる鹿島大将の「日本人を理解するにはその、建前と本音を理解しなければいけない」というセリフがここで効いてくるのが分かります。

このクライマックスである、この二人の言葉での対決は、小生、感動のあまり危うく涙がこぼれそうになりました。この歴史的な人物を演じたT・L・ジョーンズ片岡孝太郎の演技も見事なものです。必見です、必見!!

 こういう映画が撮れるんですから、旧敵国ながら米国はアッパレというほかありません。

 ちなみに、本作は夏八木勲さんの遺作となりましたが、やっぱ上手いですね~。

韓国の日本への嫌がらせは、最近すごくないすか!!

2013-08-27 11:00:19 | 時事問題
なんだか、ニュース見てると、最近の韓国の「日本叩き」って、常軌を逸してると思いませんか?

 安倍首相がね、配慮して「靖国神社参拝中止」したって、彼らには何にも効果がないばかりか、その反日行為はエスカレート一方。
 その15日には韓国の国会議員たちが靖国神社近くまで来てデモ行為。曰く「安倍政権は、日本国民にも被害を与える」ですって。日本の共産党や社民党が言うならまだしも、他国の国会議員が選挙終わったばかりの日本人へ言ううことですか。もう、内政干渉そのものでしょう、このバカたちは。これが、現実の韓国の選良とは・・・・。

もう、国家というか韓国政府そのもが主導して反日運動してますもんね。




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終戦の日を前に韓国側の行動がエスカレート 与党議員が竹島上陸
FNNフジテレビ8月14日映像ニュース↓↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130814-00000849-fnn-pol

15日の終戦の日を前に、韓国側の行動がますますエスカレートしている。
13日の野党議員に続き、14日は与党の議員が、日本固有の領土、竹島に上陸した。
終戦の日をあすに控えても終わらない、日韓のあつれき。
8月15日を前に、日本への反発が強まる中、毎週水曜日に韓国・ソウルの日本大使館前で行われている慰安婦の抗議集会には、普段よりも多くの人が参加していた。
慰安婦の抗議集会に集まった人は 「謝罪しろ! 謝罪しろ! 謝罪しろ!」、「賠償しろ! 賠償しろ!」とシュプレヒコールを挙げた。


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さてそんな中、あたりまえなんだけど、日本から韓国への旅行者が激減し韓国の旅行業界はピンチに陥っているとのこと。

韓流ブーム終焉、観光業界悲鳴 日本人の“韓国離れ”歯止めかからず
SankeiBiz 7月9日
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130709/mcb1307091100023-n1.htm

 日本人旅行者の減少が続く韓国で、観光業界が悲鳴を上げている。韓流ブームを追い風に、昨年3月には単月の日本人観光客が36万人と過去最高になったのもつかの間。島根県・竹島をめぐる日韓関係の悪化を受けて、昨年9月以降、韓国を訪れる日本人旅行者は前年割れが続いている。朴槿恵政権が反日色を強める中で、韓国業界は日韓関係の正常化を要請するなど、“断末魔”の様相を呈している。

 「韓国と日本の関係が悪化し、多くの旅行社が整理・解雇をするなど経営難に陥っている」

 今年4月、韓国の旅行会社約1万5千社で組織する韓国旅行業協会は、韓国政府への要望書でこう窮状を訴え、金融支援を求めた。(略) この続きは一番最後で紹介。

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さて、フツーに考えたら、こんな物騒な日本人嫌いの国へ遊びに行きたいと思わないでしょう。
ところが、韓国メディアによれば、アベノミクスによる円安のせいだとの分析が何かに載っていましたが、そりゃ違うでしょう。

んでね、これに対すする、非常にいい答えがありました。

松本 徹三さんと言う、ジャーナリストと言うかビジネスマンですね。

この方、政府閣僚の靖国参拝反対で、かつ「村山談話」の継承を政府に求める “親韓派”の人物ということです。

小生とは全く反対の思想の持ち主ですな。

何れにせよ“親韓派”の人が書いたことに注目して読んでください。
長いですか、実に鋭い分析ですのでじっくり読んでください。

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日韓関係の改善は急いでも無駄
アゴラ8月13日
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130813-00010004-agora-pol
(略)
 (日韓関係は)全てに好ましい相乗効果が生まれる事も期待されていた。ところが、2011年の12月にソウルの日本大使館の前に「従軍慰安婦像」が設置された事に始まり、2012年8月には李大統領自身が竹島に上陸して大々的にパーフォーマンスを行い、更には「天皇陛下が訪韓するなら謝罪が条件」とまで発言するに至って、この期待は完全に消えてしまった。



 「従軍慰安婦」に象徴される「弱い立場にいる女性に対する重大な人権侵害」という「多くの国が犯してきた、或いは見て見ぬ振りをしてきた、人類としての恥ずべき所業」を、自国でも同様の事を行っていた事については何の言及もないままに、あたかも「日本軍だけが犯した犯罪行為」であるかのように吹聴して、米国でまで宣伝活動をしている韓国人の活動家については、日頃「親韓」を自認している私でも心底怒りを禁じ得ないし、「天皇陛下の訪韓条件発言」に至っては、「天皇陛下は別に韓流スターのファンである訳でもなく、訪韓なんかしたいとは思われないでしょうから、ご心配なく」と言いたい気持になる。



 これ以前にも、日本の首相親書の受け取りを拒否するという外交上極めて異例な事が平然と行われているし、最近は「原爆投下は神の懲罰である」とするコラム記事が韓国の一流紙である中央日報に掲載されたり、サッカーの国際試合で、また懲りもせず「政治宣伝の横断幕」を掲げたりという事が続いているので、普通の日本人も段々と韓国が嫌いになりつつあるのは致し方ないだろう。



 嫌いにならないまでも、「『未来志向』という言葉は一体何処に行ってしまったのか? お隣同士の良いお付き合いを本当に希望しているのなら、60年以上も前の事をいつまでも繰り返して持ち出すのは、もういい加減にやめてほしい」と心の底で思っていない日本人は、先ずいないのではなかろうか? 

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いや、実に鋭い分析です。ね、これ読んで韓国に遊びに行きたくなりますか?

しかしここまで書いておいて、親韓派というのが信じられません。

さて、ここで前出のSankeiBizの記事の続きですがこれが笑えます!!

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韓流ブーム終焉、観光業界悲鳴 日本人の“韓国離れ”歯止めかからず
SankeiBiz 上記の続き
(略)ある旅行会社の幹部は「韓国への旅行者減は、『レジャーを楽しむ』という部分で消費者を刺激する要素が後退したからだ」と分析した。 「反日の国に行っても楽しくない」という当たり前の選択を消費者が行った結果だけに、韓流ブームの終焉(しゅうえん)といっても過言ではない。

大韓航空の智昌薫社長は、「両国の観光業界が共同で対応すべき問題だ」と主張した。しかし、まず対応すべきなのは、かの国の“反日体質”ではあるまいか。

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 「両国の観光業界が共同で対応すべき問題」っだて・・・・・・・・

これって、自分で自分の首を絞めただけって話でしょう。

平成25年8月の「日本酒を楽しむ会」

2013-08-26 15:47:33 | お酒関係(日本酒など)

 毎月第3土曜日にひらかれる「日本酒を楽しむ会」なんですが、今月(8月)だとお盆直後の17日にということで、みんなキツイということで、24日(土)に開催。

またまた日本酒好きのみなさんが鷹匠小路の「鬼門」さんへ集結。
ひたすら、日本酒を楽しみます。

まずは最初は地酒2連発。しかも、どちらも「ひやおろし」です。
うーん、もうその季節なんですね。

 ちなみに「ひやおろし」とは・・・・・ 春先にしぼられた新酒に火入れ(加熱処理)を行い、夏の間にひんやりした酒蔵の中で貯蔵して程よく熟成させ、秋に瓶詰め出荷される、まさに「秋の酒」なんですな。

香りも程よく落ち着き、そのまろやかな旨みは、もう尾を引くおいしさです。

というわけで、七戸町の「作田 純米吟醸 ひやおろし」と八戸市の「陸奥八仙 特別純米 ひやおろし」。いわゆるグリーンラベルといわれるヤツです。
 これをね、やや冷やして飲むんですがもうホントに旨い!! 刺身によく合います。


 次は、オイラが持ってきた越後の「亀の王 純米吟醸 生貯蔵」。どちらかと言えば、夏の酒です。
 すばらしい、フルーティ香に上品な旨み、かつさわやかな酸味。いかにも新潟ッぽいお酒ですな。
これ、小生ヒラメの刺身にこぶ茶をつけて、これを肴に飲んだんですがバカウマでした。



次は、前会長が東京から送ってくれたお酒2連発。えーと、長野県と滋賀県のお酒なんですが、どちらも兵庫県の山田錦を使用したお酒。

 まずは能登杜氏の「松の司 純米吟醸 楽」
 りんご香のような、柔らかい香りに、キリリとした酸味。まさに白ワインと言っても差し支えありません。
この日は、鳥レバーのペーストが出たんですが、薄いガーリックトーストにこのペーストをたっぷり乗せて、「楽」で飲む。
もう最高ですね。


んで、信州の「御湖鶴 純米」。これも芳醇なコクのある旨みが広がるんですが、もうこの頃になると相当酒がまわってきます。



なんだか、桃川のいいヤツまだ一本あったような気がしたんですが、酔ってイマイチ覚えていません。

というわけで、この日も遅くまで日本酒を楽しみました。
そう言えば、次の日は「村民運動会」。頭がイタイまま、参加しないばないなー、と思いつつ飲みます。
まぁ、そんな心配事は飲んでわすれるべ。


今さら何ですが、8月16日の「川代夏まつり」のアップ。

2013-08-21 18:30:22 | 川代ネタ
 さて、しばらく更新していないで(いや、結構忙しかったんです)今さら何なんですが、8月16日に行われた、川代地区振興会による「川代夏まつり」をアップ。

えーと、最初はものづくり学校(旧川代小)校舎裏を流れる三川目川での釣り大会



んで、日中は「チェーンソーアート」の体験とかやりました。



今回は、川代で林業に携わる方々の挑戦が多かったです。なかなかの腕前です。


そうこうしているうちに、お父さん方は屋台の準備。


ちょっと、謎だったのがこの「ドンきみ」。つまり、ポップコーンのことだと思いますが・・・・・・
「耳をふさげ!!」と脅すので、席に座っていた人、みんな逃げます。
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そして、この後はお馴染み子供たちの「大黒舞」



んで、ちょっと暗くなってきたところで、 「盆踊り」

これは、その様子の動画。
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で、この後、特賞「パナソニックTVビエラ」1位「パナソニックブルーレイレコーダー」など、50本以上もの商品が当たる大抽選会やったんですが、オイラがその担当だったばっかりに何にも写真撮っていなかったんですね。残念。
これだけ、人間の喜怒哀楽がそのままストレートにでたコーナーもなかったんですが。

というワケで、最後は花火。

大小70本近く打ちあげました。 しかし、数多くの有名花火大会はあるでしょうが、こんなに近くで見る花火もないと思います。
見上げすぎて、首が痛くなりました。

30分以上にわたり打ち上げたのですが、ヤンヤヤンヤの大歓声!!


動画は、最後の最後のクライマックスのところです。

YUKAパパ撮影
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これを、見たご近所おばぁさんが、ポツリ。

「川代で百年生きて、こんなの初めてみたじゃ。」



今日は8月15日・・・・・あの大戦の終戦から68年目

2013-08-15 14:37:25 | 時事問題
今日は8月15日。

自分はあいかわらずお仕事に励んでいます(ってか、処理能力が遅い)。そういえば、今月入ってから1日しか休日取っていません。その休日もPTA研究会へ行ってましたが。

で、今日はもちろん終戦記念日。あの敗戦から68年目の夏です。

さて、マスメディアは決まって報道するのが、閣僚や政治家たちの靖国神社への参拝について。
小生的には、なんでこんなのがニュースになるのか、もうウンザリです。

静かに・・・・・本当に静かに、国の代表者たちが参拝できる日が来ることを祈って止みません。

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首相が玉串料奉納 参拝見送り「御霊におわび」
産経新聞8月15日
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130815/plc13081509500013-n1.htm

 安倍晋三首相は15日午前、靖国神社に自民党総裁名で玉串料を奉納した。同党の萩生田光一総裁特別補佐が代理人として奉納した。首相自身は同日の参拝は見送った。

 萩生田氏は記者団に対し、首相から「先の大戦で亡くなった先人の御霊(みたま)に尊崇の念を持って哀悼の誠をささげてほしい。本日は参拝できないことをおわびしてほしい」と伝えられたことを明らかにした。

 同時に、萩生田氏による奉納に際し「靖国への思いは変わらないということを伝えてほしい」との伝言を託されたことも明らかにした。

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首相にとっては結構無念だったと思います。

 たぶん、これって中韓への配慮っていうか、アメリカに対して配慮したと思うんですけどね。
だって、中韓は参拝しようがしまいがどうせ、難くせつけてくるんだから同じことです。彼らにとって日本叩きは息を吸ったり吐いたりすることとほとんど同じなんですから。

 一方、米国は参拝によって、またまた極東の火種が増えることに苛立つと思うんです。
安倍首相は、民主党政権の3年間で、米国とのパイプがズタズタになった日米同盟をなんとか立て直したいハズ。
なので、入りたくもないTPP交渉へ飛び込んじゃったでしょう。
ホントにね、安全保障(国を守る)って、経済なんかより一番大事な問題です。
現状憲法下ではね、アメリカ様から日本を守ってもらうって体制では、何でもかんでも言うことを聞かなくちゃいけない。
 だから、現状下では不本意でも日米同盟を強固にしつつ、将来的には憲法を改正して、真の独立を果たすという青写真じゃないかと・・・・。「日本を取り戻す」ってそういうことでしょう。

 「自分たち自身で、国を守る」ってそんなに変なことなんでしょうか?なんでこれが右傾化なのか、小生にはさっぱり解りません。
 カトリックの総本山である、バチカン市国にすら軍(何故かスイス人衛兵)があるってーのに。そんなこと言ったら日本以外のすべての国が右翼国家になっちゃいます。

 ためしにあなた「うちの嫁は、隣の家の旦那が守る」って、言えますか? こっ恥ずかしいでしょう。
 「うちの嫁は、俺が守る」って変などころか普通でしょう。 オラはだから「憲法改悪反対!!」とかってゼッキョーしてる、おめでたい人たちを見るにつけ、オツムは大丈夫かしらと思うワケ。



 まぁ、話は大きくそれちゃいましたが、靖国神社にもどれば、何時か書いたと思うんですが、自分も機会を見つけ毎年参拝している者です。

 今年は、まだなんですが昨年は秋に行ってまいりました。10月だったべか。

 で、参拝が終わり境内でたたずんでいると、下校途中の中学生と思しきお嬢さんが歩いてきました。おそらく、この境内が通学路になっているのでしょう。すたすたと歩いてきた彼女は本殿正面にさしかかると、靖国本殿に対し深々とおじぎをしたのです。
 田舎者の小生は、ちょっと軽い驚きを覚えました。親の躾もさることながら、誰が見ているわけでもないのに、ちゃんと死者への礼儀を守るこの都会っ子に対してです。

 「まだ、この国も捨てたもんじゃないなぁ」と内心嬉しくなりなったことを覚えています。



繰り返しますが、何時の日にか内閣総理大臣はおろか、今上陛下もご参拝ができる日がくることを願って止みません。