リオオリンピック盛り上がっていますなぁ。
・・・で、話はいきなり飛びます。自分あまり芸能界に詳しくはないのですが、SMAP解散のニュースに関連して前から思っていたこと。
告白するとSMAPはいろいろな映画に出演しているアクターとしての彼らは割と好きな方(特に「十三人の刺客」における、狂気の殿様演じた稲垣吾郎さんとか)ですが。。
けれど、本当に言いづらいんだけど、小生あの歌は大っ嫌い。
「世界に一つだけの花」
楽曲というより、歌詞が嫌い。
曰く・・・
一人一人違うのにその中で一番になりたがる?
とか・・・・
No.1にならなくても もともと特別なOnly one
・・・とかね。
まぁ、個々の個性の特徴が重要だってことは理屈では良くわかるんですけど、何だか凄い違和感を感じるんです。
「もともと特別なオンリーワン」なんて、全く努力ないし自己研磨を完全に否定していませんか?
もっと言えば、犯罪者ですら「もともと特別なオンリーワン」になりゃしないですか? (そういえば、この歌詞書いた方って麻薬でパクれなかったでしたっけ)。
特に今、この時期に甲子園やオリンピックでトップを目指して頑張っている若者たちを毎日報道で見るにつけ、この歌詞が、すげぇ虚しく響くのはオラだけ?
またアスリートたちだけじゃなく、上昇志向に燃える若者たちに、「そんなにテストで勉強しなくてもいい」「部活でそんなに勝ちをとらなくてもいい」と言ってるみたいに聞こえるんですな。
何しろ、努力をして頂点トップを目指さなくても、もともと特別な存在と太鼓判押されてるんですから(誰から?)。
例えば学校へも行かず、コンビニの前でたむろする努力を放棄した若者たちに向かって「それでいい。君たちはもともと特別なオンリーワンだ。」などという大人がいたら、どう思います?
・・・そういえば、スーパーコンピューター開発で、世界としのぎを削る努力をしてはる科学者の皆さんにこんな事言い放った某議員の先生がいましたね。
「世界1位になる理由は何なんですか?2位じゃダメなんですか?」
これって、なんだか「世界に一つだけの花」の歌詞と似通ってるなぁと思えませんか。
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今、金メダルを目指してリオで頑張っている、日本選手団に試しに言ってごらんなさい。
あなた、金メダルを目指し、涙を流す彼らにこんなこと言えますか?
「一番になりたがる?」
「No.1にならなくても もともと特別なOnly one」
「世界1位になる理由は何なんですか?2位じゃダメなんですか?」
「世界1位になる理由は何なんですか?2位じゃダメなんですか?」
それより・・・現在の民進党のNo.2代表代行たるこの人、No.1の代表に立候補し、現にそうなりつつあります。
あなたが「民進党」の1位(代表)になる理由は何なんですか?2位(代表代行)じゃダメなんですか?