角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

旧川代小学校校舎の有効活用会議

2012-01-31 22:58:04 | 川代ネタ
本日、午後から「旧川代小学校校舎等利用促進協議会」の会議へ出席してまいりました。


村長を中心に左側が旧学区の代表の我々「川代振興会」のメンバー、右側が村の議会及び教育委員会、各課長級のみなさん。


まずは、会議の事務局より、(案)が提示されました。

この案を背骨に意見交換が行われます。

学区民代表(いわゆる秘密結社)のメンバーは・・・・

川代地区振興会長(川代小PTA第10代会長)、副会長兼事業部長(12代会長)、副会長兼事務局長(村議会事務局長)、鬼蓮庵代表(村教育委員長)、地元建設会社社長(16代会長)と何故か無役の小生といった具合。



そして、我々の陳情を聞いて下さる正面は、議会のみなさんたち。
アレっそのうちの一人は川小の第11代のPTA会長さんです。


というわけで、図面を見ると・・・


おお!ヘリポートまであります。

で校舎の図面を見ると


2階は川代小を中心に新郷村の学校などの歴史の展示物を見ることができる「学校資料伝承庫」フロアー。

1階は主に、そば作りや草履作りなどが体験できる、体験教室などと事務室です。
体験ものはもちろん、そのほか様々な企画があります。

で、で肝心の名称は「新郷村立川代○○校」までは決まったんですが、この○○が「笑楽校(しょうがっこう)」「唱楽校(しょうがっこう)」「農学校」などいろいろ意見があり、次に持ち越されました。

いずれにせよ、3月の議会に諮り、4月には実質的に体験学校としての活動を始め、7月1日「開校式」を行うことを確認しました。

いやー、わくわくします!!

今年最初の「日本酒を楽しむ会」です。

2012-01-30 18:17:31 | お酒関係(日本酒など)

さて、今年最初の「日本酒を楽しむ会」へ行ってまいりました。
会長のあいさつのあと早速乾杯。

今月は1月という事で、初搾りなどの冬季限定酒が多いです。



おかみさんが腕をふるっています。

今月も、日本酒に合ういろいろな料理がならびます。


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で、一発目は富山県の「開運 雄山錦 純米酒」。見るからに運が開けそうなめでたい色のボトル。


わりとスッキリした味わいですが、香りも良く美味しいです。

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次は、地元の「男山 金の生 うすにごり生酒」

この、フルーティなどとは無縁な男の辛口の酒です。
何杯飲んでも飽きないんですよね。

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で、ここで珍しい「肴」。
御存じカツオの内臓の塩辛「酒盗」

コレがあれば、酒を盗んででも飲みたくなるというわけです。

これは鹿児島の「酒盗」

ちょっと赤いですよね。わりとすっきりとしていて塩分控えめ。

これは本場土佐の「酒盗」


濃厚で、かなり塩っ辛いです。ちょっぴり一口でコップ半杯は飲めます。

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で、続いては仙台のお酒「一ノ蔵 特別純米生原酒 しぼりたて」

これ、フレッシュでめちゃくちゃ旨かったです。もう「酒盗」との相性も抜群。
ここいら辺から、飲むスピードが急に速くなります。

「日本酒を楽しむ会」のS事務局長の奥さんがこのお酒を持ってポーズ取っているのでパチリ。


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さて続いては、小生の最も愛するお酒「日高見」の中でも、年に一回しか発売されない超レアな限定酒「日高見 吟醸うすにごり 本生原酒」
またまたポーズ!
もう何も要りません。ただただ美味です。今日は来てよかった。

「酒盗」と「日高見」を独占状態。この後のお酒の記憶があやふやです。

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たしか、こんなお酒もありました「酔仙 初酒槽」


「豊盃」もたしか出てました。

もう皆さんもだいぶ良い具合になってきています。
座敷でも・・・・


カウンターでも・・・・・


2次会へ行って、つるつる路面でぶっ転んでしまいました。

お問い合わせ先 ↓
「鬼門」八戸市鷹匠小路 鷹匠アレイ1階(一番奥です)
TEL:0178-44-7356







再び経済ネタ。何でこんなに円高なんだべ?

2012-01-29 18:34:24 | 時事問題
またまた経済ネタです。これってかなり疲れるんですけど大きいニュースばかり入ってくるので、黙っていられません。

今日はちょっと「円高」についてふれてみたいと思います。

さて、日本が貿易収支で通年赤字になったのは、オイルショック以来実に31年ぶりだそうです。これって、この異常な円高のおかげですよね。で、何でこれ政府ほったらかしにしとくのか不思議に思いませんか?


まぁ、この総理は「金が無くなったらすぐ増税すりゃいいじゃん」と思っているかもしれませんが、国民はたまったものではありません。

そもそも、なんでこんなに円高なのか?

良くニュースでは「ヨーロッパの金融不安により比較的安定している日本の円が買われている」と報道されていますが、まぁウソではないんでしょうけど、小生はちょっとずれていると思うんです。」

円が高い理由はただ一つ、市場に流通している円が各国通貨と比較して相対的に不足しているからです。

この表は米国、英国、ヨーロッパ、日本など「主要国中央銀行の資金残高推移表」です。



リーマンショック(2008年9月)の赤線以後をよーく見てください。
海外の中央銀行はガンガン自国通貨を印刷してるでしょう。
イングランド銀行なんかはほぼ3倍ポンド刷ってますし、FRB(アメリカ中央銀行)も2.5倍ドルを増刷。ユーロも倍近くになってるでしょう。
うちんとこの円だけほぼ横這い。日銀はなんにもせずボケーっとしてるだけ



相対的に円が少なくなったので、これで円高にならないほうが不思議というものです。

野菜が高くなるのは、不作で野菜不足になった時だし、魚が高くなるのも不漁で魚が足りなくなった時でしょう。

これを「米が不作のため、比較的安定している野菜に買いが殺到して野菜が高くなった」とニュースで流れたら変だと思いませんか?


政府日銀はもういつまで、この円不足を放置しとくのでしょう。



この円不足は、深刻なデフレにも当然影響しています。
大体、お金ってのは絵柄と数字を印刷した紙切れにすぎません。その紙きれ1枚でやたらと多く商品が買える状態がデフレでしょう。生きるに必要な食べ物などの物質より、紙切れが大事になっちゃって、みんなで使わずその紙切れを大事にしまいこんでいるのが、今のデフレ日本の状況です。

なので、いろんな経済学者が指摘してますが、ここはもう白川総裁に円を印刷してもらうしかないわけです。


さて、今月の某月刊誌を読んでいたら嘉悦大学教授の高橋洋一先生がこんなことを言ってます。

ちなみにこの人は財務省出身で安部内閣時の内閣府参事官を務めた方。数学者です。

最大の原因は、日銀の金融政策の失敗です。一言でいえばお札を刷らなかった。ハイパーインフレというありもしない亡霊におびえ、デフレ政策に固執したため、消費が冷え込み、設備投資が落ち込み、技術革新が進まない悪循環に陥ったのです。
理解しがたいのは、東日本大震災で大ダメージを受けた上これほど円高が進んでいるのに、今もデフレ政策を続けていること。


で、日銀の白川総裁を「亡国の奸物」と批判しています。

何故円を増刷しないかという問いには?

通貨の信任がどうのこうのと小難しいことを言って煙に巻いていますが、おそらく自分たちの政策の誤りを認めたくないのでしょうね。しかし、日銀が何と言おうと、通貨量を増やして円安にすればGDP は必ず増えます。

財務省はなぜ、放置しておくのか?

財務省は何もしませんよ。円安になればGDP が増えて税収が上がり、増税できなくなりますから

なぜ、増税するのか?

(増税すると税収が減ると)分かっていて増税するんです。税率を上げれば、民間から租税特別措置などの要求がたくさんくるんですね。その一つ一つが利権であり天下り先になります今の財務省の上層部は、国益のことなんか考えていません。省益だけなんです

本当だとしたらもう唖然とするほかありません。しかも野田総理のあだ名が「財務省のパペット」なんだって。無能で操りやすいため、パー・ペットと陰口たたく人もあるとか。



さて、昨日の報道でFRB(アメリカ中央銀行) が物価の上昇率を2%を目標導入と発表がありました。


まともな中央銀行をもった国はいいなぁと思わずにはいられません。

これは必ずしも民主党のせいではありません。何故なら、日銀は1998年から今までずっと物価の上昇率をマイナス1%から1%の間で収まるデフレ政策を持続しています。これはもう政権交替なんて関係ありません。財務省OBで運営される日銀の体質だと思わずにいられません。

この状況を打破するためには、本当にどうしたらよいのでしょうか?

ちょっと、うれしいニュースが二つ

2012-01-27 18:30:02 | 日記
テレビ新聞では、全国的に大雪とか大騒ぎしていますが、ここ新郷村は異常に雪が少ないです

道路を走っていても、完全に路面が乾いています。



実際今年の「村内スキー大会」も雪不足で中止になっちゃいましたしね。

しかし、さすがにグリーンパークに近づいてくるとこんな感じになります。
まさに、別世界!!



事務所の前などは、このように「ほっかむり」して歩かなければ寒くて外に出られません。


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で、ちょっぴり嬉しいニュースが二つ!

一つ目は・・・ホームページ注文フォームに「生きゃら煎餅BOX」にアップしたところ、面白いように注文来ます。

東京ドームでまさかの500ケースも売れて、我々もびっくりしているのですが、その関係からか、圧倒的に関東圏からの注文が多いのも特徴です。しかも一人で5箱も注文する方まで・・・

このネタ、このまえ新聞の取材を受けましたので、掲載されたらアップしたいと思います。




実はこのBOXの箱は、ご覧のの通り、箱の横面に、「戸来岳」「温泉」「キリストの墓」など新郷村の紹介パンフレットにもなっているんですね。



このように、6個入りで1100円です。こっから買えます↓ ↓ ↓
http://www.marumarushingo.com/order.htm

まだ、ちゃんと営業していないもの、取り扱いたいという小売店さんも数社ありますので、後で報告します。


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もう一つのうれしいニュースは、この極寒の中で羊の赤ちゃんが生まれたこと!!



この寒さと、お母さんがちゃんとオッパイをあげるか不安だったんですけど、ちゃんと育てているみたいです。

これが、お母さん(黒い顔の方)。


この白い顔の羊は目立ちたがり屋で、こうやって、写真撮りに来ると、主役でもないのに何時も前面に出てきます。


おい!いが、じゃまだじゃ!!


消費税増税して、税収が増えるなんて手品でしょ!

2012-01-26 00:00:00 | 時事問題

小生が好きな映画評論家の前田有一さんはハリウッド映画「リアルスティール」の批評の中で、以下のような文章を書いています。

「日本はロボット先進国である。Hondaには二足歩行ロボットのASIMOがいるし、ソニーはかわいいアイボを開発した。財務省には野田首相がいるし、アメリカには日本国財務省がいる。どのロボットも世界に並ぶものなしの高性能なものばかりだ。」


強烈なブラックジョークですが、これを声をあげて笑えないところに、現在の惨憺たる日本の現状(政治・経済含めて)があります。

もうドジョウ総理は「消費税増税」で頭がいっぱいとみえ、「増税」のためなら、「議員」の定数削減やら「公務員の人件費」削減やらあの手この手を使って、増税への国民への理解を求めています。

そう、もうこのドジョウの頭は「増税」が目的化しているのです。
しかし「増税」は手段であり増税の目的は「財政再建」のための税収アップのはずです。

テレビのコメンテーターたちは「増税分」が何に使われるか知りたいなどとくだらないことを言ってますが、そもそも、増税して税収が増えるなんてどうして言えるのでしょう。


政府は増税後、消費税収入だけでなく所得税、法人税の収入の試算がいくらになるか、ちゃんと説明すべきです。
その点がはっきりしない以上、「年金制度改革」と言ったところでもう絵に描いたモチ以外のなにものでもないでしょう。
今日はまさにその点を論じたいと思います。

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で、この間知り合いの方々と飲んだ時、この話題となりました。
小生は「この状況を打破するため(円高・デフレ対策)には、日銀引き受けで「円」を増刷(お札を印刷)し、太平洋沿岸の被災地と原発災害地に集中的に投下すべき」と主張。



反対意見の方は「これ以上、赤字国債を増やしたら日本はギリシャみたいになるし、財政を健全化は必要だ」とおっしゃりました。また「札を刷るなんてそんな単純な事で良いのか?」とも。

ギリシャみたいになりっこないのは、前にも述べました。
消費増税そのものに反対な訳ではないことにも言及しました。
 ↓ ↓ ↓ ↓
http://pub.ne.jp/gwnhy613/?daily_id=20120102

で、確かに札を印刷して「円」を増やすのは単純な考え方ですが、「増税」すれば「税収」が増えると考えるのはもっと単純ではないでしょうか。
だって、これってただ単に「1+1=2」と言ってるのと同じですもん。

ですので、過去の実例をちゃんと見てみましょう。
消費税3%を5%に増税したのは、平成9年(1997年)の自民党・橋本内閣時でした。

阪神大震災の復興特需も加わり、やや景気が良くなりかけた時、消費税増税を実行したのです。

下記は税目別の税収の推移表です。

ね、消費税増税後の赤い線以後をよーく見てください。
確かに、消費税は4兆円増えていますが、景気が悪化して所得税が2兆円減収、さらに法人税が3.1兆円も減収でしょう。

景気が悪化した証拠に下記の「GDPの推移表」をごらんください。


前にも申しましたが、税収とは以下の数式です。
税収=名目GDP×税率

なので、いくら税率を上げたところで、景気が悪化し名目GDPが下がれば、税収は上がりっこないんです。
これは「税収全体の推移表」。


徐々に景気が良くなり、増税前に53.9兆円あった、税収が増税後(赤線以後)一気に49.4兆円になんと4.5兆円もの減収です。次の年も更に減収ですよね。

実行した当時の橋本首相も、この失敗を認め、陳謝しています。
しかし、増税という博打に打って出て、何兆円もお金をスッてしまうんですから、謝って済む問題ではありません。


ましてや、現在は当時(平成9年)より、深刻なデフレと円高の厳しい状況にあり、復興もままならない生活をしている人たちがある中で、増税して税収が増えるなんて考えること自体どうかしていると思いませんか?

しかも、今回は2%どころではない5%も一気に上げるというんですから、もう景気への悪影響は目を覆わんばかりの結果になるのはあきらかです。

税収が減れば、減った分赤字国債で賄わなければならないのですよ。
従って、消費税増税こそが財政再建の妨げとなるわけです。

脳みそがドジョウ位の知能指数の宰相が考えそうなことです1+1が2になりますと


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消費税を増税した替わり、国会議員の首を切っても、公務員の給料を下げても全く景気は良くなりません。
なので、野田総理は国民にこう約束するべきなのです。

「もし、消費税増税により税収が減収に転じたら、民主党議員全ての資産、及び財務省職員全ての資産を、「損失分」借金してでも国家に返済します。」

と、「だから、増税を理解して下さい」と言われら、小生も賛成するものです。まぁしかし、自民党も消費税増税を是としているわけですから同じなんですけどね。



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さて、今から83年前・・・・・・


通貨供給量の緊縮政策により引き起こされた1929年の「世界恐慌」は現在のようなデフレ圧力によるものでした。


で、日本の高橋是清・大蔵大臣の目標は現在と同じ「デフレ脱却」!

そこで、高橋蔵相がとった金融政策は、国債を日銀に直接引き受けさせて財政出動を行うこと。早い話が不足している「円」を大量に印刷し市場に流したわけ。この政策は1931年から始め、1933年には世界に先駆け日本だけが不況を脱しました。その後('36年頃)あまりの好景気(インフレ気味)になり増税へシフト、軍部の予算削減に踏み切った高橋蔵相は二・二六事件で青年将校らに暗殺されました。

以後、この財政出動の手法は、一部の大蔵官僚に悪用され戦費調達に利用されたのは事実です。

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なので、現在の「財政法5条」では確かに日銀の直接引受による財政出動を禁じています。しかし、ちゃんとただし書きがあってつまり「国家の危機的状況になった場合その限りではない」とあるんです。

で、昨年3月11日「東日本大震災」が日本を襲いました。



今、この状況が「国家的危機」でなかったら、何時が危機なのでしょう?

野田首相は増税という更なる疲弊へ国民を誘導するのではなく、日銀引受で最低50兆円の財政出動を実行し、太平洋沿岸の被災地を復興させるのを第一目標とするべきです。

それが何よりも、日本全体のデフレ脱却と円高対策となるのですから。

そして、「財政再建」への最も近道は、景気回復による、税収アップであることは言うまでもありません。
ガンガン好景気で、インフレ気味になった時こそ、消費税10%にすべきタイミングと強く主張するものです!