角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

平成27年8月「日本酒を楽しむ会」 八戸「鬼門」さん

2015-08-27 16:17:15 | お酒関係(日本酒など)

 えーバタバタしておりまして、更新できずにいます。

なので、恒例の「日本酒を楽しむ会」も今月(8月23日)はサラッと。
この日はプラザホテルでイベントがあり、我が会の常連さんたちの半分がそちらに行っちゃって、かつ事務局のSさんまで大曲の花火大会で欠席。
で、どうなるものかと思いきや、初めての参加者がめちゃくちゃ多くて、結局会場の「鬼門」さんは我々楽しむ会の会員で貸し切りに。



 今回のお酒ですが、詳しくレビューしたいですが、一週間もたつと、そもそもどんな味だったかも思い出せないので、あしからず。

さて、今月はお盆も終わり「夏酒」も減り、ちらほらと秋のお酒「ひやおろし」が出てくる頃。
で、今月の会にも、2本出ました。

まず1発目。

三重県「作 ZAKU 純米原酒 ひやおろし」

まず第一に名前でクラッとくるでしょ、ZAKUなんて。うちの会員にガンダムきちがいがもう一名いるんですが、感激の涙を流してました。

強烈なフルーティ香と熟成間たっぷりの旨みっす。最初は覚えてました。



次は石川県「萬歳楽 特別純米 ひやおろし」
同じひやおろしの純米でも、こちらは能登っぽく軽快で切れのいい後味の酒に仕上がってます。



次は山形県「千代寿 豊国 純米生原酒」
ちなみに、これは夏酒。純米なのに素晴らしい吟醸香。



さて次も栃木県の夏酒。 「開華 純米生酒」
これも結構なフルーティーな吟醸香と酒の旨みのバランスのいい酒。


次は今回の地酒なんですが、 「八仙」さんの「ひやおろし」にしようかと思ったんですが、8月22日発売予定を一週間延ばすことになり今回の「楽しみ会」には間に合わず。

 で、小生の地元中の地元、五戸町「如空 純米吟醸 無濾過生」
こりゃもう、無濾過生の純米吟醸だけあって、アルコール度数も高いけど香りも味も強烈なワイルドなおいしさで、やっぱ地酒が一番体に合うなぁって感じ。ちなみにこれ、店頭では新聞紙に放送されていますので気を付けてください。



最後の締めは越後新潟県「鶴齢 本醸造」

これは香りというよりは、米の旨みを味わう典型的な男酒なんですが、意外や意外、越後の酒っぽくない。端麗辛口というよりはかなり濃厚なお酒でした。


さて、今回も季節の豪華な肴でいただきました。



さて次回は・・・・・

 平成27年9月「日本酒を楽しむ会」

次回:9月19日(土)18時~
会場:「鬼門」八戸市鷹匠小路17
電話0178-44-7356



なんだか恒例になりつつある「川代夏祭り」の巻

2015-08-17 16:14:46 | 川代ネタ

盆中もずっと勤務で、なんだか久しぶりの更新(10日ぶり)ですが・・・・

16日はお休みもらって「川代夏祭り」へ参加。
これも、3回目で恒例行事になってきました。


さて、午前中は釣り大会とかあったのですが、小生は抽選会の景品取りに八戸へ出かけ、写真撮れず。

午後は、ちびっこたちが特設会場で「魚のつかみ取り」に挑戦しました。
グリーンパークと違い、魚が隠れるところがなく、ちょっと難しそう↓↓↓

150816川代魚つかみどり


そのほか、チェーンソーアートの会場もあり、さまざま彫刻ができました。



今回は、前回パークゴルフなんかで交流のある、平内町藤沢地区の方々もお見えになり、ホタテを販売。

焼きホタテ 2枚で100円!!
活ホタテ  6枚で200円!!

これ、当たり前ですが、暗くなる前に全部完売。


で、八戸市の千葉学園のみなさんも、お祭りの販売のお手伝いに参加。



で、だんだん薄暗くなってきてから、川代の子供たちによるお馴染みの「大黒舞」

150816大黒舞

で、本番の「盆踊り」。


なんだか、踊っているより、見てる人のほうが多い感じ。


それから自分の担当する「抽選会」あり、その間も「盆踊り」。

さて、今回は実験的にやってみたのが「スカイランタン」。
これは、運よく祭り当日朝まで、雨が降り続いて、かつ消防8分団警戒のもと決行!!

川代スカイランタン

で、最後は「花火」の打ち上げ。
みなさん、今か今かと待ち構えています。


小生のへぼタブレットで撮ったので、映像いまいちですが、こんな感じです。

150816川代花火


 さて、当日は「日本酒を楽しむ会 新郷支部会」も行われたのですが、スタッフを兼務する我々とすれば当然、落ち着いて飲んでいられる状況ではありませんでした。
祭り終わってから参加したのですが、もう眠い眠い(しかもあとかたずけ、翌朝5時からって言うし)。
 

ちなみに、ATVニュースでもこの模様やってたので、紹介しますね。
↓↓↓「ATVニュース」 今だけ動画公開です。
http://www.atv.jp/news/

「新郷村 夏祭りで交流」
山間にある新郷村の川代地区できのう夏祭りが開かれ、お盆で里帰りをした人や地区の人たちが盆踊りで交流しました。180世帯、560人が暮らす新郷村の川代地区では、地区の振興会が統廃合で使われなくなった小学校を拠点施設として様々な活動を行っていて、きのうは、夏祭りが行われました。今年で3年目を迎えた祭りには、交流を続けている平内町の第一藤沢地区から代表9人が駆けつけ、特産のホタテ焼きが販売されました。また、八戸市の千葉学園高校の生徒17人も浴衣姿で参加して祭りを盛り上げました。会場には特設の櫓が組まれ、地区の人たちが高校生と一緒に新郷小唄やナニャドヤラの盆踊りを披露しました。そして、祭りの最後には、65発の花火が打ち上げられ、集まったおよそ250人の人たちから歓声と拍手が送られていました。


新聞社の「キリストの墓」取材で、久々の永野さんトーク炸裂!!

2015-08-06 17:02:04 | キリストの墓ネタ

 本日は毎日新聞社「キリストの墓」取材がありました。

 で、M記者来村したのですが、要望は「キリスト渡来伝説」のみならず、「キリスト祭」が始まった経緯なども取材したいとのことで、その道の専門家、永野さんに依頼することに。

 役場引退してから、たまっていたのか久々の永野トークが炸裂し、小生も大変勉強になりました。
 まぁ、その話の面白いこと、面白いこと。ボイスレコーダーに録音したので、何時か字起こししたいと思います。

 たまたま、現場に東京や大阪からのお客さんらも見えていて、いっぱいコメントもとれたので、M記者も大満足の取材ができたと喜んで帰っていきました。

 ちなみに彼曰く・・・

 「最初は、新郷村へ来る道中「キリスト渡来伝説」なんて、半分小バカにしていましたが、今は何となくそれもアリかなと、その気になってきました。ってか凄いことですよね。」



 ところで2週間くらい前、おいらせ町から当村へ団体様バスで移動時、永野さんその間「キリスト伝説」の説明したのですが、本人によれば「全く時間が足りなかった」そうです。言いたいことの3分の1も言えなかったそうです。

・・・・どうりで、ボイスレコーダーの残量足りなくなるかと思いました。

※しかし、小生のデスクには、この「キリストの墓」に関しての雑誌社やTVの取材依頼・企画書があります。
 役場にはイタリアのメディアからも来てるとかって聞きました。


三戸郡連合PTAにおけるトヨタ関連会社社長の傑作講演!! 聴いた人はラッキーです!!

2015-08-03 17:47:09 | 学校関係

週末は学校関連行事で2日間びっちり。

1日(土)は中学校の娘の親子キャンプ。三沢の小河原湖畔のキャンプ場。
小生は学年委員ゆえ、他の保護者より先に集まって準備の係。

2日(日)早朝は三沢は雨のどしゃぶりだったのですが、なんとか撤収。



午後は三戸郡の連合PTA研究集会。いわゆる郡連Pと言うヤツです。
五戸で午後から開催。かえってスーツに着替えすぐに出発。

キャンプ疲れで講演ちゃんと聞けるか不安だったのですが・・・・・

講師はトヨタ部品東北共販株式会社中嶋啓二社長。
演題は「企業が期待するこれからの人材像」。

ぶっちゃけ、小生最初は日本を代表する、いや世界を代表するエクセレントカンパニーの幹部の高尚なお話しが、一体どれだけ我々田舎の住民にとって、役に立つのか(失礼ながら)疑問に思ったのですが、見事に期待は(逆に)裏切られました。

ともかく、面白くてためになるっ!! 圧倒されました!!

90分の講演のはずが2時間を超えるパワーポイントで実に160ページに及ぶ大講演。

 冒頭、「生き残る企業」のあり方から、「50年のロングスパンでの思考」の必要性を時、中嶋社長が考える今後の「国際情勢の分析」と続きます。ここいらへんからだんだん白熱してきて「新郷・五戸・八戸地域の将来性」へと痛快な分析が続きます。
 で、我々の子供すなわち将来の日本をしょってたつ未来の人材の育て方を説かれたのですが・・・チラッとだけ書いてもいいでしょう、国益にかなうことなんですから。

 まず、第1に我々が考える以上に今後日本国内においても「英語」の必要性が急速に高まるという分析。
好むと好まざるとにかかわらず、「英語」を使わざるを得ない状況にサラリーマンのみに関わらず、あらゆる職種がおかれるであろうというとのこと。従って、これからの子たちはいいか悪いかは別として当然、英語学習は必須であるとのことです。この点に関しては「残念ながら議論の余地はありません」ですって。



 次ににベースである「教養」の習得。これは人間が将来の社会の中で文化的に生きていくための基盤と言うべきもので、英語以上に必要な社会人の根幹。そういう意味では一定の教養を持たない人間はどんどん取り残されていくとみるべきでしょう。しかし、中嶋社長もおっしゃってましたが、そういう勉強は生涯にわたって続けていくべきもので、社会人になってからの勉強量の方がはるかに多いと断言しています。東大出ても社会人になってから勉強しないヤツはダメになるとのことで、曰く「常に充電しなければ、放電できない」。ひらたく言えば、「勉強しないヤツは、いい仕事(発想力)ができない」ってこと。まぁ、確かにいくら英語ができたってここが空っぽなら意味無いってこと。



 で、ここが小生1番興味深かったのですが、「先を見通す先見の明」を鍛える方法。ズバリ、日本史・世界史問わず、歴史を学ぶこと。予測する能力を鍛えるには過去の人間のくだした判断を勉強することが有効だということ。過去の人類の文化の興亡、戦争の歴史など詳細に勉強することは非常に大事との指摘。その歴史のターニングポイントでリーダーたちはどのようなぎりぎりの判断を下したかの勉強は将来においての状況分析に役立つとことです。

 そして、美術や音楽などの本物に触れさせることの大切さも説かれました。 「本物の美」に触れることで最初は解らなくてもだんだんに「審美眼」が鍛えられ、物の真贋を見抜く目を持つにいたるということ。まぁ「審美眼」を鍛えることの大切さは、どのような分野(特に物を開発する仕事)でもよく言われることです。

ちょっと、講演から離れますが似たような話を読んだことがあります。
 
映画批評家の故淀川長冶先生は、若い映画批評家志望の人たちに、「映画だけたくさん見ても、良い映画批評家にはなれない」と著書で述べています。すなわち、美術館で、本物の絵画に触れ、コンサートで本物音楽(特にクラシック)を聴き、できればコツコツとお金を貯めて2カ月に1回はフランス料理のフルコースか割烹料理を食べて、五感を総動員して審美眼を鍛えることの重要性を説かれました。


 また、初代の料理の鉄人(フランス料理)の石鍋裕シェフは弟子が休日でも料理の仕事をしていると叱りとばし「料理の勉強だけしたって、一流のシェフにはなれないっ!! 休日は美術館へ行き、本物の美に触れろ」とアドバイスしたと言っています。 確かにね、料理は「味」だけじゃなく「色使い」とか重要ですからね。



・・・・とまぁ、ちょっとお話しがそれちゃいましたが、この他にも目からうろこの素晴らしい講話がたくさんあったのですが、全部紹介できません。

 会場には、PTA会員のみあらず、地元企業の社長さん達も見えていて講演聴いていたのですが、これ聴けた方は非常にラッキーだったと思います。

 県連Pなどの大きな大会などには、結構全国的に有名な著名人とか来て、講演とかしますが、自分的には今回の講演が最もためになりました。

 中嶋社長におかれては、今後とも機会があったら至る所で、講演してもらいたいし、また、誰か有能な講師をお探しの方は是非、中嶋社長をご指名して頂きたいと切に願うものです。