「ターミネーター3」から10年ぶりの映画復帰したアーノルド・シュワルツネッガー最新作の「ラスト・スタンド」はまさに、現代版西部劇と言える痛快活劇です。
シュワちゃんはもう、あれですね、現代のジョン・ウエインです。
ハラハラドキドキの大活劇とはいえ、ジョン・ウエインもそうなように、絶対シュワちゃんは死なないことを観客は知っているので安心して見てられます。
さて、お話は・・・・・
ロサンゼルス市警の敏腕刑事として活躍していたオーウェンズ(A・シュワルツネッガー)は、今では第一線を退き、メキシコとの国境に近い田舎町で保安官を務めています。
のどかな街で、副保安官たちはあんまりヒマなんで、鉄砲オタクと拳銃打ち遊びなんかしてるんですね。ここが大事な伏線。
一方ラスベガスでは、収監されている麻薬王コルテス(エドゥアルド・ノリエガ)が、巧妙な手口でFBIを出しぬき脱走します。
もうね、この麻薬王は軍隊並みの私兵をもち、かつハイテク武装しているんですな。FBIもかないません。まぁ後で内通者がいることが解ってくるんですが。
出し抜かれるFBI
んで、この麻薬王はレースに出るほどの凄腕ドライバーで時速400キロのスーパーカーでメキシコへの国境突破を図ります。
このスーパーカーはライトを消しても走行可能なようにハイテク化されていて、ヘリコプターでも追跡できないんですね。
さて、FBIも黙っていません、ここで精鋭SWATチームを投入するんですが、麻薬王コルテスのスーパードライブテクニックにより、殲滅させらてしまいます。
・・・と、このように前半はほとんどシュワちゃんの出番がありません。この麻薬王の独壇場なんですね。
麻薬王(エドゥアルド・ノリエガ)
そして、いよいよシュワちゃん保安官がいる、国境の田舎町へこの麻薬王が近づいてくるんですが、麻薬王の私兵たちは国境の谷へ橋をかけに来てシュワちゃんたちと銃撃戦になり、若い副保安官が命を落とします。
さて・・・・これほどハイテク武装した強大な組織を持つこの武装集団なんですが、そもそも「こんな回りくどい作戦をとらないで、自家用ジェット機で国境を越えたらいいじゃないか」と突っ込んではいけません。
シュワちゃんの大活躍が無くなるじゃないですか。
んで、ついに対決の朝、FBIもSWATも間に合わないので、自力で保安官たちはこの武装集団を食い止めなければならないことになっちゃうんですが、中には「見逃した方が安全だ」と主張する副保安官もいます。しかしそこは正義のシュワちゃん自分たちこそ「最後の砦(ラスト・スタンド)」だと仲間を説得し敵に立ち向かうことに。前半でてきた鉄砲オタクも味方になり動くんだかわからないアナログ武器を無数にかき集めるわけ。
仲間を説得
さていよいよハイテクならず者たちが町に現れます。もうね、完全にここから西部劇なんですよ。ワクワクします。
敵たち
そしてね、もうここからの銃撃戦が見事です。キム・ジンウン監督のシャープな演出が冴えわたり、かなりどぎつい演出もありますが決してタランチーノの「ジャンゴ」のようにはなりません。むしろ、町に残るお年寄りたちのユーモアなども交え実にさわやかな後味に仕上がっています。
シュワちゃんがガトリング銃をぶっ放すあたりは、もうファンにはたまりませんなぁ。
そして、大円団のシュワちゃんと麻薬王の対決。いやはや65歳のシュワちゃんまだまだ若いです。
この大迫力の1時間47分の大活劇を是非劇場でご覧下さい。
オラは後で「リオ・ブラボー」観たくなりました。
シュワちゃんはもう、あれですね、現代のジョン・ウエインです。
ハラハラドキドキの大活劇とはいえ、ジョン・ウエインもそうなように、絶対シュワちゃんは死なないことを観客は知っているので安心して見てられます。
さて、お話は・・・・・
ロサンゼルス市警の敏腕刑事として活躍していたオーウェンズ(A・シュワルツネッガー)は、今では第一線を退き、メキシコとの国境に近い田舎町で保安官を務めています。
のどかな街で、副保安官たちはあんまりヒマなんで、鉄砲オタクと拳銃打ち遊びなんかしてるんですね。ここが大事な伏線。
一方ラスベガスでは、収監されている麻薬王コルテス(エドゥアルド・ノリエガ)が、巧妙な手口でFBIを出しぬき脱走します。
もうね、この麻薬王は軍隊並みの私兵をもち、かつハイテク武装しているんですな。FBIもかないません。まぁ後で内通者がいることが解ってくるんですが。
出し抜かれるFBI
んで、この麻薬王はレースに出るほどの凄腕ドライバーで時速400キロのスーパーカーでメキシコへの国境突破を図ります。
このスーパーカーはライトを消しても走行可能なようにハイテク化されていて、ヘリコプターでも追跡できないんですね。
さて、FBIも黙っていません、ここで精鋭SWATチームを投入するんですが、麻薬王コルテスのスーパードライブテクニックにより、殲滅させらてしまいます。
・・・と、このように前半はほとんどシュワちゃんの出番がありません。この麻薬王の独壇場なんですね。
麻薬王(エドゥアルド・ノリエガ)
そして、いよいよシュワちゃん保安官がいる、国境の田舎町へこの麻薬王が近づいてくるんですが、麻薬王の私兵たちは国境の谷へ橋をかけに来てシュワちゃんたちと銃撃戦になり、若い副保安官が命を落とします。
さて・・・・これほどハイテク武装した強大な組織を持つこの武装集団なんですが、そもそも「こんな回りくどい作戦をとらないで、自家用ジェット機で国境を越えたらいいじゃないか」と突っ込んではいけません。
シュワちゃんの大活躍が無くなるじゃないですか。
んで、ついに対決の朝、FBIもSWATも間に合わないので、自力で保安官たちはこの武装集団を食い止めなければならないことになっちゃうんですが、中には「見逃した方が安全だ」と主張する副保安官もいます。しかしそこは正義のシュワちゃん自分たちこそ「最後の砦(ラスト・スタンド)」だと仲間を説得し敵に立ち向かうことに。前半でてきた鉄砲オタクも味方になり動くんだかわからないアナログ武器を無数にかき集めるわけ。
仲間を説得
さていよいよハイテクならず者たちが町に現れます。もうね、完全にここから西部劇なんですよ。ワクワクします。
敵たち
そしてね、もうここからの銃撃戦が見事です。キム・ジンウン監督のシャープな演出が冴えわたり、かなりどぎつい演出もありますが決してタランチーノの「ジャンゴ」のようにはなりません。むしろ、町に残るお年寄りたちのユーモアなども交え実にさわやかな後味に仕上がっています。
シュワちゃんがガトリング銃をぶっ放すあたりは、もうファンにはたまりませんなぁ。
そして、大円団のシュワちゃんと麻薬王の対決。いやはや65歳のシュワちゃんまだまだ若いです。
この大迫力の1時間47分の大活劇を是非劇場でご覧下さい。
オラは後で「リオ・ブラボー」観たくなりました。