角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

国会議員の「0増5減」成立。一票の格差について

2013-06-25 22:40:26 | 時事問題
 さて、昨日の衆院本会議場で、いわゆる一票の格差是正をはかる国会議員の「0増5減」案が再可決されましたよね。



「<0増5減>成立で格差1.998倍 さらなる是正要求確実」
毎日新聞6月24日(月)20時53分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130624-00000103-mai-pol
 衆院小選挙区の「0増5減」に伴い、区割りを改定する公職選挙法改正案は24日の衆院本会議で、自民、公明、日本維新の会の3党など3分の2以上の賛成で再可決され、成立した。
 最高裁が違憲状態と判断した2009年衆院選の1票の格差(最大2.30倍)は1.998倍(10年国勢調査ベース)に縮小したが、是正幅は十分とは言えず、今後、さらなる格差是正を迫られるのは確実だ。

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 んで、自分率直に変だと思うのは、なんで減らすことばっか考えて、増やさないんだべ?ってこと。を
 人口の少ないところ、議員を減らして調整しようったって、すぐ格差は広がるに決まってるし人口多い選挙区の国会議員増やすしかないんでないべか。イタリアみたいに。
 
 だいたい、これだけゴチャゴチャと大小の政党が入り乱れていれば、国会議員の定数を各党納得するように減らそうったって上手くまとまるわけがないと思うんですけどね。
 確かに、財政再建とため国会議員減らした方が良いって意見もありますが、そんなもの明らかな「焼け石に水」ってもんです。いや、「山火事にスポイトの水1滴」ってなくらいです。
 
 そもそも、アメリカの上院みたいに格差何十倍ってところもあるわけでしょう。確か70倍でなかったべか?大統領選挙でも3倍くらいの格差あるっていうし。日本の2.3倍でしたっけ、まだかわいくないすか?

 良く、イギリスやオランダなんか例に出す評論家みたいな人いますがあんな人口の少ないところ例に挙げたって意味ないと思うんですけどね。
 考えてみれば、人口が億を超えて選挙制度維持してんのはアメリカのぞいたらインド日本位のもんでしょう。多少格差が出てあたりまえだと思うですけどね。

 もっと言えば、うちの村みたいに投票率が9割近くに達する自治体もありますが、この間の都議選は50%なかったんですよね、投票率。この時点でもう1票の格差は倍になってるような気がしないでもない。人口多いところにかぎってこの傾向があるので、「この1票の格差」ってそんなに大騒ぎするほどの話なんでしょうか?訴訟してる弁護士と判決出す裁判官のみなさん。

 そんなことより国会議員のセンセイ方には、さっさと効果的な「3本目の矢」を放って景気回復を確実なものとしてもらいたいです。!!


平成25年6月「日本酒を楽しむ会」。ついでに5月も。

2013-06-24 22:58:34 | お酒関係(日本酒など)

 6月の「日本酒を楽しむ会」です。・・・で、そう言えば5月分レビューするの忘れちゃったので、ついでに5月分も。

22日土曜日。あやしい男たちがぞろぞろと鷹匠小路「鬼門」さんを目指し歩いて行きます。

この、ちょっと明るいうちから飲むのが良いんですねぇ。



 今日は暑かったので、まずは生ビールからだなぁ。と、みんなで生ビールやってると、もう土佐の「南」やってる会員がいます。

・・というわけで、オラも最初は高知県の「南 特別純米」から。純米なんだけど淡麗辛口ですっきりしています。んやっぱ最初はこれでしょ、って感じです。今日は少し冷やしめにしていただきます。あんまり冷やしちゃうと香りがたたなくなっちゃうから。

次は富山の「満寿泉 純米」。この純米の深いコクがたまらないです。



次は、本日オラが一番目をつけていたお馴染み秋田の名酒「雪の茅舎 純米吟醸」
もうこれはね、飲む前からよだれがでます。フルーティで適度な甘みと酸味。たまりません。今日はこれだな。

次は佐賀の「鍋島 純米吟醸」。「東一」なんかで有名な佐賀のお酒なんですが、このパープルラベルで双璧なす有名酒。これもどっしりとした旨みの中に上品な酸味があり、飲み飽きしない味わいです。


 さて、つぎは先月の5月から会員になったSibataさんお薦めの酒。彼は兵庫県出身で兵庫にもホントに旨い酒があるということで取り寄せ。「純米醸造 倭小槌 中垂れ」。ラベルも強烈ですがこの酒の旨みの濃さったら半端ありません。けど濃厚でも後味がすっきりしてるからいけます。いけます。

 んで、最後は岩手の「菊の司 亀の尾仕込 純米無濾過生原酒」
 もう言うことはありません。甘くも辛くもなく適度な果実香もあり搾りたての素晴らしい味わいです。


というわけで、日通り味見したら後はひたすら飲むのみ。小生の場合は味見の段階でコップ一杯づつやるもんだから、一巡しただけで結構来ています。まぁ毎回ですけど。



さて、5月分もやろうと思ったんですが、力尽きてしましました。また今度。


それがどんなに正しくとも「お前が言うな!!」②

2013-06-23 23:18:18 | 時事問題
「お前が言うな!!」シリーズの2回目です。

 先週は「韓国サッカーのマナー」について取り上げましたが、今回も超ド級の「お前が言うな!!」です。

 今日の主役は、その先代の鳩山元首相から「ペテン師」とののしられた、憲政史上最の宰相との呼び声高い菅直人元総理大臣。

 辞任を表明後も政権にしがみつき「延命学の大家」としてその引き際の悪さをとどろかせました。





都議選挙で負けちゃったばっかなんで、敗者に鞭打つのもあれなんですが、その「お前が言うな」ニュースがこれ。 

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「安倍氏は「政治家失格」=菅元首相」
時事通信 6月18日(火)19時59分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130618-00000164-jij-pol
民主党の菅直人元首相は18日、自身のブログで、安倍晋三首相がインターネット交流サイト「フェイスブック」を通じて民主党の細野豪志幹事長や元外交官らを批判していることに絡み、「言いたいことだけネット上で反論するのは政治家として失格だ」などと首相の姿勢を非難した。(略)

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 さて、このニュースに対しての書き込みをみると、 「お前が言うな」のオンパレード。もう圧倒的に多い。
ちなみに、次に多い書き込みが「お前は人間失格」



 さて、この書き込みにもある「安倍氏の肩を持つわけではないが、一言。あんたが言うなよ。」ってのは、多くの国民が思うところではないでしょうか。

 小生も、安倍現宰相国家観はもちろんのこと、「金融政策」及び「財政政策」は支持するものの、TPP参加に引き続いてのあの「ヘタレ3本目の矢」はちょっとねぇ・・・・
 市場は正直です。「3本目の矢」発表直後株価が下がり市場に失望感が広がったのも無理はありません。この「ヘタレ3本目の矢」を立案した「産業競争力会議」自体がダメだと思うんですよね。
 そもそも、リーマンショックで証明された通り、もう完全な過去の遺物と化した「新自由経済政策」の信望者たる竹中平蔵みたいなのを、「産業競争力会議」のメンバーに入れてること自体変ですし、民間経営者を含めた他のメンバーもどうかと思う人かなりいます。
 今さら「規制緩和」でもないでしょうに・・。「下衆の勘繰り」の批判を恐れず言えば「あんたの会社が儲かるための規制緩和なんじゃないの?」と言いたくなります。
 本来1、2本目の矢たるアベノミクス「金融・財政政策」と規制緩和などを含む「新自由経済政策」は水と油で相いれない。そりゃ、株も下がりますよ矛盾したことしたら。 「3本目の矢」はもう一回練り直さざるをえなくなるでしょうね。

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・・・と、大幅に菅元首相から、話がそれてしまいましたが、かように思う小生でも、菅さんが安倍さんに対して「政治家失格」なんて良く言えたなぁとあきれてしまっちゃたわけ。



  あの、大震災時の無策に数々・・・「~対策会議」「~対策統合本部」「~対策本部」などなど、20にも及ぶ「会議」を乱立させ「指揮命令系統」がズタズタになり、被災地復興を大幅に遅らせたのもこの宰相。


 全くの経済オンチのため、「脱官僚」と役人を小馬鹿にした挙句に自分がその操り人形になったのもこの宰相。

 
そして、時の仙谷官房長官と共に海上保安庁巡視船に体当たり攻撃した中国人船長を、違法に釈放したばかりじゃなくその証拠映像も国民に隠蔽したのもこの宰相。


そして、サミットのホスト国でありながら、中国の胡錦涛国家主席へ、家来のようにメモを見ながらビクビク会談し、みっともなさを世界へ喧伝したのもこの宰相。


そして、冒頭でも触れましたが、一度辞任すると表明しながら直後に一転。 「絶対辞めない」と政権にしがみついた誠にみっともない醜態をさらしたのもこの宰相。


 外国人からの献金問題、中国人女性とラブホテルへ行き「打ち合わせをしていた」と言った野党時代のエピソードと併せ、数えたらきりがありません。

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・・・・・・と、まぁ「お前が言うな」とみんなに言わせるダメダメな(とオラは思う)菅元首相の数々の発言なんですが、一つだけあたってるんじゃないかと思う菅さんの発言があります。

 それが、次に紹介する菅さんのブログでの発言。

 平成16年10月に愛媛、高知両県で大風による甚大な被害が発生し、直に新潟県中越地震が発生し10万人以上の被災者がでた時のことです。
 当時は、自民党小泉純一郎政権時代。

 菅さん自分のブログで「天災」と題して次のように記しています。

 「あい続く天災をストップさせるには、昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代ではないか」
↓↓↓


・・・・つ、つまり「地震などの天災は時の政権の悪政により引き起こされる」と言ってるんですなぁ。

みなさん、どう思いますか?

ん?・・・ということは・・今の「東日本大震災」もこの男が引き起こしたことにはなりませんか?

それがどんなに正しくとも「お前が言うな!!」ってことありますよね。①

2013-06-21 11:50:57 | 時事問題
 それが、どんなに正しくとも「お前が言うな!!」ってことありますよね。

この間、サッカーW杯予選において、イラン対韓国戦が行われたんですが、あろうことか韓国はホームでの試合にも関わらず0-1で負けちゃったんですな。
 で、試合直前までお互い「舌戦」してたみたいで、もう負けた韓国側は怒りがおさまらないみたい。

でね、試合直後勝利したイランの監督がガッツポーズしたのが、非礼でマナー違反だとおっしゃるんですな、韓国様が。

曰く・・・・・

「サッカーよりマナーを学べ!!」

おら、腹いてぇっす。



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「イラン監督が韓国ベンチにガッツポーズ、FIFAに報告へ=韓国」
サーチナニュース 6月19日(水)10時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130619-00000010-scn-spo
(略)
試合に関連し、イラン代表のケイロス監督が試合終了直後、韓国ベンチに向かってガッツポーズを行った行為は問題だとして、複数の韓国メディアが相次いで報じた。

 韓国メディアは、「ガッツポーズなどのマナー違反が見られたケイロス・イラン代表チーム監督をFIFAワールドカップに報告」、「ケイロス監督、韓国のベンチに ガッツポーズを見せつける醜態」、「ケイロス監督のガッツポーズ論議、サッカー協会は競技レポートを書いてFIFAに提出することに」などの見出しで伝えた。

 審判の試合終了のホイッスルが鳴ると、ケイロス監督は韓国ベンチに向けてガッツポーズを放つなど、イランの非礼なマナー行為は度が過ぎており、眉をひそめるものだったと非難した。




「怒りに震える韓国メディア、イラン代表を酷評「まずマナー学べ」
サーチナニュース 6月19日(水)13時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130619-00000033-scn-spo
(略)
韓国メディアがイラン代表を非難する記事を相次ぎ掲載した。 「サッカーよりマナーを学べ」、「礼儀も配慮もない」などと不快感を露わにした。
(略)
韓国メディアは、これらの行動を
「韓国のサッカーを軽蔑し、無視する行為」と指摘。
「フェアプレーの精神もスポーツマンシップもなかった。サッカーが上手い選手だというだけで、紳士のスポーツであるサッカーの世界最高舞台の本戦に出場する資格はない」
「イランは最小限の礼儀も配慮もなかった。スポーツマンシップとはイランにとって関係のないことだった」
「最後まで卑劣だった」
などと伝えた。

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・・・で、このニュースに対して一番書き込みが多いのがコレ。⇒ 「お前が言うな」



なぜなら、過去におけるサッカー日韓戦の歴史は、まさに韓国の日本へ対するマナー違反の連続でした。

記憶に新しいのが・・・・・ロンドン五輪において



こんなのも



女子サッカーでも・・・・




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選手も選手なら、サポーターも酷いっす。

「日本沈没」って・・・まだまだ序の口。



「戦犯国のみなさんようこそ」・・だって、確かこれは日本とドイツに対してだったと思います。



んで、究極に酷いのがこれ。

「日本の大震災をお祝いします」



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ホント、「サッカーよりマナーを学べ」って、どの口が言うんだか。

次回は「お前が言うな」パート2.

今、絶対見逃したらもったいない「華麗なるギャッツビー」

2013-06-20 10:38:34 | 映画
 昨日、知り合いから「ブログさぼってらな」と注意されたんですが、ありゃ、ホント1週間更新していませんでした・・・・で、更新。

 さて、映画って、「こりゃ絶対おもしろい!」って期待して見に行く映画と、たまたま時間が空いたので期待しないで「なんとなく観る」映画ってありますよね。

 この間たまたま時間がちょこっと空いたので、ほとんど期待しないで見たのがこの映画「華麗なるギャッツビー」
 TOHOシネマズのポイントもたまって無料で見れるから、奮発して「3Dバージョン」で鑑賞することに。

 それが・・・ビックリ!! 面白い!!

いや、私見ではかなりの出来だと思います。

「華麗なるギャッツビー」公式HP↓↓↓
http://www.gatsbymovie.jp/



さて、お話は・・・・・

 1920年代。ジャズと禁酒法の時代。

 アメリカン・ドリームを追い求め、故郷の中西部からニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)は、宮殿のような豪邸で毎夜豪華絢爛なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)の隣に居を構える。
 港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫で女好きのトム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)が住む邸宅があった。

 そんなある日、ニックはギャツビーから彼の生い立ちを打ち明けられる。裕福な名家に生まれ、ヨーロッパで宝石や名画に囲まれた贅沢な暮らしを送った後、戦争で数々の勲章を受けて英雄となり、両親が亡くなった今は天涯孤独の身だという。
 だがそんな出来すぎた話に、ニックは「ギャツビーは何かを隠している」と直感する。やがて、耳を疑う噂と危険な人脈、そしてデイジーとの禁じられた恋が、少しずつギャツビーの華麗な仮面をはがしていくのだった……。

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さて、この原作であるF・スコット・フィッツジェラルドの有名小説は何度か映画化されているんですが、一番ヒットして有名なのが超美男子ロバート・レッドフォード主演のヤツ('74)なんですが、今回このギャッツビー役に挑戦したのが、ディ・カプリオ。もう、ひっぱってひっぱっての登場シーンも、笑うくらい様になってます。まさにはまり役です。



 んでね、みんなが思うのがこの使い古された文学的名作をまたまた映像化したら、陳腐で退屈な文芸作品になってしまうんでないべか?ってこと。
 しかし、そこは「ムーラン・ルージュ」でメガフォンを撮ったバズ・ラーマン監督。
 独自の解釈と色彩設計で、この142分の長尺の大作を、飽きさせることなく一気に魅せます。そう、見せるんじゃなく、魅せるんです

 まぁ、アメリカの一部の批評家にはおかしな時代考証とか、きらびやかすぎる衣装等に批判する向きもあるそうですが、自分はむしろ、ラーマン監督のそのオリジナル解釈を積極的に支持します。確かに、お堅い人はジャズの時代にラップ調の音楽に乗ってダンスしてるのに違和感感じるかもしれませんが、良いじゃありませんか。ゴージャスで。

 特に度肝を抜かれるのが、ギャッツビー邸のパーティーシーン↓↓↓。


 ウォール街の株大暴落から始まる「世界大恐慌」直前の、バブル絶頂期のいわゆるローリングトゥエンティース('20年代)の時代のセレブ達のパーティーシーンは圧巻の一言。
 特に、3Dで観れば、もうそこにいるまたいな錯覚におちいいります。っていうか、それを意識して画面設計とカメラワークを駆使しているのが良く解ります。
 たまに「なんで、この映画3Dにしたんだべ」って映画ありますが、本作品は断然3Dメガネをつけて鑑賞することを強くおススメします。


 というわけで、DVDでたら見ようじゃもったいないんです、本作品は。

 ちなみに、映画のキャッチコピーは「ディカプリオ、タイタニック以来のラブストーリー」なんですが、ラブストリーはラブストーリーなんですが「狂気のラブストーリー」と言えるでしょう。
 まぁ、そこがレオ様の演技の見せ所なんですが、なかなか上手いですよ。しかし、上下真っ白なスーツを着させて、こんなに似合うひともいないですよね。普通の人が着たらチンドン屋になっちゃいます。


まぁ、我が国のお隣には、ヨン様というオバハンたちのアイドルもいますが・・・、そう言えば将軍様という人もいましたね。