角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

日本の安全保障にまで口を出す、高慢チキな海外の識者・文化人と称する方たち。

2018-09-08 18:47:31 | 時事問題

 日本列島はただでさえ自然災害に悩まされているのに、厄介な隣国のおかげで人災(軍事的脅威)にも耐えなければなりません。

 我国固有の領土を軍事占領する韓国(竹島)とロシア(北方領土)。
 多数の同胞を拉致しロケットで火遊びする北朝鮮。 
 尖閣諸島をはじめとして領土拡大の野心を隠そうとしない中国

 本当にウザいっ!!

 前にも書きましたが、列島にスクリューが突いていたらハワイあたりまで移動して離れたいっ!!・・・と、かように小生思うのですなぁ・・・

  まぁ、しかし夢を見てたってしょうがないわけで、現実の国土防衛はシビアにリアルに冷徹に分析をしてあらゆる最悪の想定に備え、政府は国民の生命財産守らなくてはならいことは論を待ちません。

  かつて現実を無視し「日本列島非武装中立化」という妄想を党是に掲げ、「北朝鮮による拉致」は自民党・韓国がねつ造したのデマと喧伝する公党が我が国にありましたが、しかし、夢と現実を錯綜させるおめでたい方たちというのはどこの国にもいるもので、今回はそのネタ。

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沖縄県の承認撤回を「支持」 海外識者133人が声明 ノーム・チョムスキー氏、オリバー・ストーン氏ら

琉球新報9/8(土) 5:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00000003-ryu-oki

 米国やカナダ、オーストラリアなどの世界的に著名な文化人や識者ら133人が7日、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設を巡り、仲井真弘多前知事の埋め立て承認を県が撤回したことを支持する声明を発表した。新基地建設が「国民主権、自治権といった憲法の原則に反して行われている」と指摘し、トランプ米大統領と安倍晋三首相に対し、新基地建設を即時に中止し、沖縄を非軍事化するよう求めている。新基地建設を巡る海外識者による声明は今回で4回目。

 声明は、言語学者のノーム・チョムスキー氏、アカデミー賞受賞の映画監督オリバー・ストーン氏をはじめ、ピュリツァー賞受賞者のジョン・ダワー氏、ノーベル平和賞受賞のマイレード・マグワイア氏ら海外の識者や文化人が名を連ねた。チョムスキー氏らは、2014年1月にも普天間の辺野古移設に反対し、即時無条件返還を求める声明を発表した。

 声明では、2014年の声明発表以降も、日米両政府が県民の民意を無視し、土砂投入を予定するなど新基地建設を強硬に進めている現状に「状況は良くなるどころか、悪化しているので、今再び私たちは声を上げる」と表明。辺野古への新基地建設に加え、宮古島や石垣島、奄美大島など南西諸島への自衛隊基地配備を挙げ、「沖縄の『要塞(ようさい)』的役割を考え直し、離島を含めて東シナ海周辺につくるべき非武装共同体での中心的な役割を語り始めるべきだ」と指摘し、沖縄の非軍事化を訴えた。
(略)
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 このニュースの特異なところは、これら識者・文化人と称する外国人が、自分の祖国について「非武装化」と提言しているのではなく、外国である日本の安全保障について口出ししている点にあります。

  それは、在日米軍基地だけでなく、日本の自衛隊の運用にまで踏み込んでいる点から明らか。

  トランプ憎しで米軍運用だけに提言しているのなら話も分かりますが、こいつら日本固有の領土のあり方にまで口出しして、高慢チキなことったらありません。

 率直に言って・・・「お前ら一体何様のつもりなの?」

  百歩譲って「中国、北朝鮮、ロシア、韓国にも日本に手を出すなと提言する」ってなら、まだ話も分かりますが、これらの脅威には目をつむり、一方的に日本に武装解除を求める姿勢はまるで、かつてのGHQそのものと言えるでしょう。

 一見、沖縄に寄り添うように見えながら「日本人は黙って外国人の言うことを聞いてりゃいいんだよ!」という上から目線が根底にあることが透けて見えるわけです。

 琉球新報も、どこの国からいくらもらってこの与太記事書いたか知りませんが、「そもそも、何故、日本がこの133人の識者・文化人と称する外国人の意見を聞くべきか」を先に読者に説明するべきです。

 だって、そうでしょう。

  言語学者、映画監督、哲学者、歴史学者・・・って、なんも軍事上の安全保障の専門家でもない素人たちが、自分を著名な識者とのぼせ上がって、他国の国土防衛に関して提言するなんて、思い上がりも甚だしいったらありゃしません。

  ためしに、こいつらに、銀座の鮨屋や割烹に行って食べてもらって、和食の技量に関しての提言を「日本和食協会」や「日本調理技能師連合会」に出させてみたらどうでしょうか?

  一体、何人の和食の師範代、板前たちがこの外国人識者・文化人たちの提言に耳を傾けるのでしょうか。

「なんで瑞穂の国のやまとますらをが、赤毛人ごときのバカ舌の意見を聞かなくちゃならないんだよ!!」

ってなるのが、オチでしょう。

 ただ、この133人が大陸から現ナマ受け取ってたりしたら、笑えないブラックジョークですがね。

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※オマケ・・・「識者」とは?

 実は9月7日(金)に「ジェトロ運営にかかる青森県有識者意見交換会」ってのがあって、小生も呼ばれたんですよ。有識者として。隣に弘前大学の教授先生いたりしてね。
 「えっ? いつから俺って有識者になっちゃったんだよ?」
・・・って、自分の頭にはてなマーク。
何か提言しないといけなくて、なんとかその場はそれらしいこと言って切り抜けましたが・・・

 実は小生、7月の「日本酒を楽しむ会」の翌日にホテルで目が覚めたら、左膝から擦りむいて血が出てるではありませんか。
 しかも、ズボンの左ひざ部分に穴空いてるし。
 なんで、こうなったんだべ? 全く記憶が無い。
 さては酔っぱらって、千鳥足で歩いているうちに転んだに違いない・・と推理。

 それを見たヨメさんが「どこで転んだのよっ!!恥ずかしいっ!!」
・・と、聞くのですが、
「あのよ、転んだ場所を記憶しているくらないなら、そもそも転ばないっつーのっ!!」
・・と、逆切れ。

情けない・・・・これで、有識者とは・・・・ 

・・・いや、識者って所詮その程度のものかもよ。


小生も新郷村産「銀の鴨」を調理してみたぞ!!

2018-09-01 18:34:13 | グルメ

  村民運動会の翌日の8月27日に当村の美郷館において「銀の鴨 新郷村農場落成記念祝賀会」が開催されました。おいらせ町のあった「銀の鴨」がうちへ大移動!!

 畑中社長はじめエライ人たちが挨拶。小生も畑中社長と付き合いも長いけど、スーツ姿を見るのはこれが初めて(いつも作業服だもんな)。

 そんな中でもビックリしたのが、あの「タテルヨシノ」の伝説の吉野シェフご本人が挨拶の壇上に!!
 シェフはあいさつの中で日本にもあと2カ所くらい本鴨の生産しているところあるけど、ここの新郷産の鴨は味の濃さと香りが断然ちがうと大絶賛してました。確かに「タテルヨシノ銀座」ディナーメニューの高い方のメインに「銀の鴨」ってありますね、後で確認したら。


 この日は、その他にも、東京大阪などから有名店のシェフ、関係者が大勢来ましたが、祝賀会の料理を仕切ったのが、八戸プラザホテルの須田料理長。


 自らのフランス料理部門のシェフたち数名を引き連れて、その場でサーブします。



 まぁ、いろいろな鴨肉をはじめとする料理を堪能できたのですが、小生が一番注目したのが「鴨胸肉のロースト」

 須田シェフに合間に聞いたら、皮面をパリパリにフライパンで焼いて、160度のオーブンで4分焼き、ホイルで包み7分休ませ、もう一度同じ作業を繰り返すと、ちょうど中心温度が51度になるとのこと。
 でその料理がこれ。



・・・実は小生も後日、訳あって鴨肉を調理しなければならず、須田シェフから根掘り葉掘り聞いたわけ。

 さて、祝賀会から3日後、前日畑中さんから鴨2羽仕入れたやつを仕込んでいきます。まずもも肉には強く塩を振り、30分~40分ねかせます。

 その間、ニンニク、玉ねぎ、にんじん、セロリをみじん切りに。もちろん、面倒くさいからフードプロセッサーで。

 さて、もも肉に薄く小麦粉をふり、香ばしくフランベします。

 で、ニンニクを炒め香りをだし、残りの野菜も炒めます。塩を入れ大体ここで味のベースを作ります。

 炒まったら、ホールトマトと赤ワインを大量に投入、フランベした肉も投入。ローズマリーとローリエ入れ煮込みます。

 2時間後・・・「鴨もも肉の赤ワイン煮」完成。味見をすると最高に旨い!! 鴨の手羽から良いだし出るって畑中さん言ってたけどホントだなぁ。

 さて、次は恐怖の胸肉のロースト。皮目に薄く切れ目を入れ、須田さん言ってた手順で、フライパンで焼いて、オーブンに入れ、休ます×2回の作業をすると・・・


 いや、きれいに焼けました。中心温度図ると52度~55度くらい。


 ちょっと赤く見えますが、これでちゃんと火が入っているんですな。海原雄山は「鴨肉はわさび醤油にかぎる」って言ってたけど、小生味見したら、岩塩が一番旨いような気がしました。

 

・・・さて、翌日・・・「もも肉の煮込み」が残っていたので、パスタソースにすることに。

肉を取り出し、骨から外し(やわらかいからするする外れる)、ソース部分は滑らかなになるよう、ジューサーに入れてとろとろに。ゆでたパスタにバターとソースをあえ、上に肉をトッピング。これもまた旨い。

 

 

追記: そういえば書くの忘れたけど、内臓は「レバーペースト」作りました。
 レバーペーストは通常牛乳なんかに漬けて臭みとる作業しますが、鮮度が違うので、洗う程度でそのまま処理。

 ニンニク、玉ねぎのみじん切りと共にバター&ブランデーでフランベ。少し粗熱をとるため冷まします。
 で、常温に戻したバター適量、生クリームちょっぴり、うちのベーコン1枚、で粗熱取ったレバーをフードプロセッサーに入れてペースト状にします。もちろん、塩コショウで味を決めておいてから。

 バケットで薄めのガーリックトースト作っておいて、これにレバーペースト塗って食べれば、赤ワインの最高の友。全く臭みなし。ウイスキーにも日本酒にも合います。