さて報道によれば、この後藤さん人質事件の取材中に事故で亡くなった邦人がいるとのこと。
なんでも、フジテレビの取材コーディネートのお仕事だったようですが、まだ若い女性です。
それにしても、彼女だって同じ日本人で、大事な一つの“命”のはず。
名古屋の女子大大生による殺人事件によって失われたのも、日本人の命。
同じ、命なのに、皮肉なものです。
後藤さんには、官邸、外務省、ありとあらゆるオールジャパンのスタッフ&ヨルダン政府までついているのですから。
全く、皮肉です。
・・・・・・・さて、今日は人のふんどしで。
元衆議院議員で現在東京都の自民党顧問だったべか?・・やってらっしゃる深谷隆司先生がこんなことブログに書いてるのを発見しましたので、ご紹介します。
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「深谷隆司の言いたいほうだい」 より
1月28日記事より ↓↓↓
http://www.fukayatakashi.jp/article/413103604.html
(略)
ところで過日も書いたが、後藤氏の実母石堂順子氏の言動には呆れる。被害者の親を批判することはタブーであろうが、あえて言いたい。
産経の取材に、「国民が困っている時に手を差し伸べるのが政府の仕事、国民の命がかかっている。政府は出来る限りのことをして欲しい」と言い放った。
命を助けたいし、同情はするが、そこまで言われると、「貴方の息子の独りよがりの行動で、日本国及び日本国民がどれだけ迷惑を蒙っているか分からないのか、まして友好国ヨルダンまで巻き込んで、かの国を苦境に陥れている責任を感じないのか」と問いたくなる。
ジャーナリストとしての思いや立場には一応の理解はしても、信頼されているシリア人ガイドが、最も危険地域だから行くなと必死に止めたにもかかわらず、これを振り切って出かけて行ったのはあなたの息子ではないか。
そのジャーナリストらしからぬ軽率な単独行動に、せめて親として反省の意を示し、政府や関係者の必死の労苦に感謝の言葉ぐらいあってしかるべきではないか。
自分の息子1人を「国民を救うのは当然」と言う前に、1億2千万人の国民の迷惑を考えてもらいたいものだと思う。
(略)
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日本は、年間3万人の自殺者があると言います。 1日に100人っすよ。
その多くが経済的に苦しいなどの理由。
邦人の命を守るのは、もちろん政府の一番の使命です。
それは、国の内外を問わず同じ日本人です。
国内では、こうしているうちも自殺者が出ているかもしれません。
みんな、同じ 一つの大切な命です。
おんなじなんです。
小生は、はっきり言ってこの事件は、外務省、警察に一任して、内閣は今すぐ経済対策などの「すぐそこにある危機」に集中すべきだと思いますが・・・・・。