角岸's blog (Kadogishi s' blog)

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またぞろ出る「新元号に対する海外の反応」アホくさニュース

2019-04-02 16:50:58 | 時事問題

 新年度も始まりましたが、政府の発表した新元号「令和」の話題で、ただ今もちきりであります。

 おおむね国内では老いも若きも右も左も好意的な反応ではありますが、問題は海外の反応を伝えるアホくさニュース。出るなとは思いましたが、何でこんなしょーも無いネタがニュースになるのか、そのこと自体不思議というものです。

 

そのアホくさ度において他の追随を許さぬ2大巨頭が下記の二つ。

 

1.新元号「令和」 欧米メディアは「日本の右傾化」を懸念

 飯塚真紀子 在米ジャーナリスト 4/2(火)

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20190402-00120638/

 

2.新元号に米国人記者「ひどい」

 田中龍作 ジャーナリスト 4/1(月)

https://blogos.com/article/367883/

 

 ご興味のある方は、一読されたらよろしいかと思いますが、失笑というか人によっては大笑いされることでしょう。

 

 小生は例え内政問題でも「消費税増税」や、はたまたカルロス・ゴーンさんの一件のような「国際経営」問題は海外の専門家の提言及び意見は参考にすべきと思う一人です。

 

 ただし、ただし・・こと、天皇陛下の名において発布される「元号」だけは、外国人がどう思おうと、どーでもいいと思うのですよ。

 繰り返しますが、こんなしょうもないことをそもそもニュースにする価値が一体何があるのでしょう?

 

 先日惜しくも亡くなられたダナルド・キーンさんのような、日本古典文学に精通されておられた方の提言なら解りますよ。

 漢字もろくすっぽ読めぬ赤毛人が何様のつもりで、陛下の「元号」に意見をするのでしょうか?

 

 例えばですよ、例えば・・・英国女王が「元号」を発布すすると仮定して(そんなものは存在しませんが)、出典をイギリス古典文学から引っ張り出してきて、ガチガチのキングズイングリッシュ元号だったとしましょう。

 それに対して、日本の新聞社や日本の大学教授が、時の英国政府の政治情勢に絡めて、英語も深く解せぬくせに、あれこれ意見したら、同じ日本人として恥ずかしくないですか?

 そんな行為は教養とか以前の、文明人として恥ずべき高慢な野蛮人のごとき振る舞いと断言できます。

 

藤原正彦さんは「国家の品格」において、自宅に招いた米国人数学者のエピソードを紹介していますが、鈴虫の鳴き声を「何だ、このノイズは?」と藤原さんに聞いたとのこと。先生は鈴虫の音色がノイズにしか聞こえないこの白人の情緒の貧弱さを喝破しておられますが、まさに小生が、本件で一番最初に思い出したのは、この藤原先生のエピソードでした。

 

せっかくなので、抜粋して一部紹介しますね。

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例えば、1.の飯塚さんの記事ですが・・・

 筆者の元には、あるジャーナリスト(米国人)から、新元号について、「命令されることで和む日本人にふさわしい元号だ」という皮肉なメッセージも届いた。

 

とか・・

 

2.の田中さんの記事には・・・

 

 日本在住30年に及ぶ米国人記者は、新元号発表の速報をモニターで見ながらあきれ顔でコメントした。

 「さすがは日本会議の安倍政権。令和とは平和を命じるという意味。治安維持法だと長いので縮めて令和。これひどい名前。命令を守れば和は保てるということ。人種差別が得意な政権だから、日本人は命令に従えば平和ということ」。

 

 とか・・紹介していますが・・一見、どちらも安倍政権を揶揄しているがごとき記事に見えますが、明らかに日本人その者への侮蔑が含まれています。

 しかし、笑えるのは自らの「日本語・漢字」に対する理解度が浅すぎる(特に令の解釈)にも関わらす、さも深く日本を理解しているがごとく勘違いし、自分の「無学無教養」を露呈していることです。

 そして、さらにそのカ外国人」の戯言をしたり顔で紹介する自称ジャーナリスト。

 

 まさに「恥の上塗り」を絵に描いた記事と言えましょう。

 

小生に言わせれば、万世一系の雑民の赤毛人の戯言など、憐れみを持って無視すれば良いだけです。