角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

To tell the truth, I'm into SUSHI recently.(実を言うと、最近お鮨にはまっています。)

2015-12-08 20:57:57 | グルメ

鮨(すし)ネタっす。


 小生みたいに、糖質制限した1日1食で生活していると、エンゲル係数がホント低くなります。

 当たり前ですが朝飯・昼食代金のコストは全くかかりません。もちろんおやつ代すらもかからない。
まぁ口に入れるものでお金がかかるものといえばせいぜいコーヒー代くらいでしょうか。それにしたって近くにスタバがあるわけじゃ無し、たかが知れています。(ネスカフェバリスタ30円/1杯)

 昔みたいに、ランチに「ほか弁」やら「カップ麺」食ってた頃は、一体いくらお金使っていたのでしょうか。(たばこもかなり吸ってたし)

・・・まぁ、だからというわけではないんですが、貧乏サラリーマンの小生でも月に1,2度は健康的もあまり気にせず、糖質ONで日本酒もお鮨も楽しみます

 飲み物で最も糖質高いのは「日本酒」でしょうね。白ワインも高いのですが、日本酒のおいしさは糖質から来てると言っても過言ではないでしょう。

 で、お酒の後の締めは、昔はラーメンだったのですが、最近はもっぱら「鮨屋」さん。
 まぁ、結局ここでもビールやら日本酒やるので、締めにもならないのですが・・・

 というわけで、今日は八戸の「鮨屋」さんのネタ
I'm into SUSHI recently.(最近鮨にはまってます)ってわけ。

↓↓↓こんな本が出るとすぐ買っちゃう。


 さて、締めの食べ物で糖質高いのは(ラーメンとかいろいろあるんでしょうが、中でも)「お鮨(すし)」だと思うわけ。炭水化物からなるシャリには、かなり砂糖も添加されてますからね。なので、小生は安易に安物の「お寿司」は食べません。スーパーで売ってる「パック寿司」「回転寿司」はもってのほか(これだけ糖質気にかけているんですから)。



 コスパ的に言っても、このスーパーのパック寿司も回転寿司も安いからって、普段から気軽に利用してれば、月額かなりの金額になるのではないでしょうか。

 言葉は悪いですが、そういう「安物買いの銭失い」的な生活を脱し、普段食べたいのを我慢に我慢を重ね、本物の職人さんに握ってもらい、すぐ食べるこそ旨いっ!!んだと思うわけ。

 なので、鮨を語るにおいて魚の「ネタ」の鮮度とか仕込みのことだけ言われる傾向にありますが、「ネタ」以上に大事なのが「シャリ」です。

 どんなに高級食材の鮨ネタ使ってても、冷えた硬いシャリだと不味いでしょう。

 年末年越しにとかスーパーに「握り寿司盛合せ」頼んで、シャリが冷たくガチガチ冷えきっていて、せっかくの極上鮨ネタなのに不味い経験した方はいませんか?

 例えが変かもしれませんが、極上のカレーソースを作っても、相棒のライスが冷え冷えガチガチ立ったら、そのカレーはおいしいでしょうか?

 どんなに傑作モチモチ麺開発しても、スープが温(ぬる)かったら、そのラーメンはおいしいでしょうか?

 結局のところ、鮨のネタ(産地・鮮度・仕込)だって、鮨そのもの一要素に過ぎず、シャリという相棒の出来と温度帯が重要・・・というより、小生はシャリの方が、もっと大事だと思います。



 なので、最低限の旨い鮨の条件は・・・

 握りたての温かいふわっとしたシャリとネタの旨味のバランスの上にこそ鮨のおいしさがあるわけです。

 いや、「回転寿司」も握りたては旨いという反論があるかもしれません。

 しかし、カウンターで職人さんに握ってもらう「鮨」とプラスチック皿で流れてくる「寿司」似て非なるものと言えましょう。

 まぁ、子供たちにせがまれれば(回転寿司に)行かないこともないのですが、あそこって何故か郊外にしかなく、車で行くから酒飲めないんですよね(ってそれかよ!!)。

以下、点線以下は小生の「似て非なるもの」の私見。


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〇本物の鮨職人のいる鮨屋について

 まず決定的に違うのは握る職人を中央において、カウンターに座ったお客さんたちが、大将(職人)を取り囲むように陣取り、その握りの一挙一動に注目する劇場のような雰囲気。

 小生がよく行く店は、もちろんBGMなどは流れておらず、その無音の中に大将の小気味の良い握りの動きが、目でリズムある音を感じさせるわけ。



 その一定の流れるような動きは、まるで古典の様式美を鑑賞しているようなエンターテイメントのようなもので、その動きが止まった時、カウンターの目の前に、マジシャンが卵を出現させるがごとく、艶々に光った鮨が一貫ないし二貫現れるんですなぁ。



 それを間髪入れず、右手で口に放り込む。その得も言われぬ至福のひと時。

 ここで大事なことは、決して通ぶったうんちくなど決してしゃべってはいけません
 それは恥ずべき知ったかぶりの無粋そのものであります。
 「旨いですねぇ!」

 の一言で充分っす。で、酒を一杯。その後はガリを肴に酒をすすりながら、次なる握りを待つわけ。

 (補足すれば、SNSなどのスマホ写真もいけません。小生もブログ用に鮨屋で写真など撮ったことなどありません、畏れ多くて。なので、本日のブログ写真はあちこちから引っ張ってきたヤツ。)

 まさに「鮨屋」の楽しみはカウンターにこそあります

 なので、小生はいくら鮨が旨くとも仕切られた座敷で、鮨食べさせる大きい店は好みませんし、おいしさも半減すると感じます。以前3人で某鮨屋さんに行ったらカウンター混んでいて小上りしか空いておらず、そこで食べたんですが、実に味気なく感じられました(鮨は旨いんですよ)。

 そういう意味では、鮨を食す行為とは団体で食べるのには向いていないのかもしれません。できれば一人ないし二人でしょうね。もちろんカウンターで。



〇鮨屋の常連さんについて

 ちなみに小生の経験では、夜鮨屋に行けば、このカウンターに陣取る面々は皆気さくで親切なオジサン方で、まず百発百中すぐ仲良くなります。そして彼らは必ず一人で座っている歴戦のつわもの達なのですが、ベロベロに酔ってる人とか、デカい声出す不愉快な人とかは見たことありません。

 本物の鮨屋を愛するお客さん方は、みんな静かなるジェントルマン(ご婦人もいますが)です。ダラダラと飲むことなしに、サラッと食べてサラッと飲む、それが粋というものでしょう。

 先月、カウンターで知り合った方(南部町30代男性)は「ここで鮨食べるため、普段慎ましい生活をしています」と笑いながらおっしゃってました。さすが!!

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〇八戸の鮨情報について

 さて、ってなわけで、ちょうどいいタイミングで八戸市の情報誌「Amuse」12月号において「八戸の鮨」特集やってます。コンビニに売ってますので、興味のある方は即getです。



 この本でも触れていますが、八戸の相場はお任せで10貫前後で三千円ってところじゃないでしょうか。そもそも鮨屋は長居するところじゃないので、酒も含めれば5千円超さない予算で充分堪能できるはず。しかし、中には入店と共に「おまかせ」を握りはじめる某老舗店もあるので、軍資金は大目に持っておいたほうが良いかも。



 ただ37ページから始まる八戸中心街の鮨屋紹介コーナーに、あの長横町の老舗名店が載ってないんですよねぇ。自分も買ってきて??????でしたもん。載せなくてもいい店あるのに、ここを落とすとはっ!!
 ひょっとすれば、職人気質な大将が取材嫌いで紙面紹介を断っただけかもしれませんが、それだとあまりにもったいないので、以下にちょこっとレビューしときます、大きなお世話かもしれませんが。
 
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「鮨武(すしたけ)」

TEL:0178-45-8472
住所:八戸市長横町6

 ちなみに夜しか空いてないっす。たぶん19時位から夜中の3時位でしょうか。
小生ごときが言うのも生意気ですが、ご主人の腕、店の雰囲気、コスパ、客層、全てにおいて最高クラスだと思います。繰返しますが「Amuse」編集部がなぜここを落としたかホント不思議。
いつでも白い半袖肌シャツで寡黙に握る大将のパフォーマンスは必見ですぞ。

 前回伺った時は、二人で行ったのですが、適当にいろいろ握ってもらい、「如空」の生酒(350ml)2本飲んで、5,500円でした。 安いでしょ。


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