角岸's blog (Kadogishi s' blog)

酒、酒&映画・・時事問題?

スティーブ・マックイーン&フェイ・ダナウェイ「華麗なる賭け」

2012-04-12 22:58:26 | 映画
スティーブ・マックイーン&フェイ・ダナウェイ「華麗なる賭け」を初めてスクリーンで鑑賞しました。
スクリーンでというか、この映画初めて観たんですが、一言で言って「かっこいい」映画です。
監督はノーマン・ジェイソン。 「夜の大捜査線」の監督ですね。

公開からもうそろそろ、半世紀たとうかという古い映画ですが、斬新な演出ですねぇ。
今、観てもそう思うのですから、当時リアルタイムで観た方々は相当驚いた事でしょう。
ある意味うらやましいです。


大富豪ながら、銀行強盗の主犯(司令塔)のS・マックイーン。
スーツの着こなしと言い、ムンムンする男の魅力がみなぎっていて、惚れ惚れするかっこよさ。


一方、彼を犯人と確信するも魅かれていく保険会社の調査員、F・ダナウェイ。
これまた、登場シーンのスタイリッシュさといい、セクシーな女の魅力で観客を魅了。


圧巻なのが、二人のチェスシーン

S・マックイーン演じるトーマスは自らの手を汚すことなく手下を緻密な計算のもと、銀行強盗をスマートに実行する知能犯(ホームズのモリアーティ教授みたい)にして、二つの大学で経営学を学んだインテリという役どころ。

そんな、彼がフェイ・ダナウェイとチェス対決するんですが、彼女色気に翻弄され緻密な頭脳計算できなくなっていく様は息苦しくなるほど。



なんか下ネタっぽくなるんですが、F・ダナウェイは自分の人差し指を唇に執拗に入れたり、ビショップを意味ありげに指でなでたり・・・S・マックイーンでなくてもクラクラしてしまうというものです。

んでもって、二人は当然恋に落ちるわけ。


恋人ながら、犯人の「男」と彼の完全犯罪を暴く「女」のサスペンス。そして最後のどんでん返し。

↓↓↓同時刻、様々な人間を分割画面で描く手法・・・そう「24」の演出方法ってコレが原点だったんですね~


おそらく、スクリーンで観ることはこれが最後だと思います。
AmazonでDVD買おうっと。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「マッキーン」ですか。 (G.Y)
2012-04-13 14:58:09
懐かしいですね。
「パピヨン」も面白かったですね。
「砲艦サンパブロ」では「キャンディス・バーゲン」と共演してましたが、彼女の「ソルジャーブルー」が忘れられません。
昔を思い出してしまいました。
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いや~VFXと3Dになれた今の観客にこそみてもらいたい映画です。その斬新さに驚くことでしょう。 (hide.kado)
2012-04-13 17:00:31
映画は1に脚本、2に演出、3に演技のアンサンブルとの手本のような映画です。
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