さて、本日は二度目の「安倍内閣」誕生ですね。
小生自身は今度こそ落ち着いた保守本流の安定政権を望むものです。
ちなみに保守本流ってイコール自民党政権ってことではないですよ。だって、あの小泉政権時の「新自由経済主義」の自民党時代は正直この国にとってあんまり良い政権では無かったと自分思うんです。
でも今日のテーマは「社説」!!
で、新内閣誕生になると各新聞まぁいろいろ書くわけですが、これが結構おもしろい!!
前にも紹介しましたが自分結構メモスクラップに取ってるんですが、特に面白いのが、天下の「朝日新聞の天声人語」。
スクラップメモ
ぶっちゃけて言えば、この「朝日新聞」って、伝統的に自民党政権には厳しく民主党政権には甘い体質なんですが、以下見ていきましょう。
まずは、3年前の夏。衆院選選挙前夜。
○09年7月28日:民主党マニフェストに対して
「税金の無駄遣いを徹底的になくすことで、子供手当の創設や農家への個別補償制度など新規の目玉政策の財源を生み出していく。それが民主党マニフェストの金看板である。(略)
節約だけでも9兆円もの財源を生み出すという民主党の財源論を、与党は「夢物語」だと攻め立ててきた。(略)
それでも何とか肉薄したい。そんな苦心がうかがえる」
・・・・・・・とあからさまに褒め立てます。
その3日後の○'09年8月1日:自民党マニフェストに対して
「自民党マニフェストにはがっかりさせられた。自民党マニフェストのあいまいさは政権党として恥ずかしい。(略)この2年間で2人の首相が政権を放り出した。自民党の政権担当能力そのものに疑問符がつきつけられている。なのに、その危機感も反省も伝わってこない。」
・・・・・・・とあからさまに貶すわけ。
選挙後の約2週間たっての組閣時
○'09年9月17日: 鳩山民主党内閣誕生に対して
「鳩山由紀夫首相が誕生した。
「日本の歴史が変わる。今回の総選挙の勝利者は、国民のみなさんだ」
新首相の感慨も当然だろう。有権者が自らの手で直接、政権交代を実現させる。
それは、明治以来の日本近代政治史上初めての出来事である。
・・・・・・・とまたまた、はしゃぐわけ。
鳩山内閣
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・・・・と、まぁそれからボロクソの3年半。民主党も3人の首相が政権をたらいまわし。
さすがの「朝日新聞」も3人目の「野田政権」誕生に苦言を呈するかと思えば・・・
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民主党代表選
○'11年8月30日:民主党代表選挙に対して
「民主党は新代表に野田佳彦財務相を選んだ。政治の流れを逆戻りさせず、前へ進める---。そんな現実的判断といえる。(略)
最大の勝因は「野田らしさ」ではないか。(略)
ぶれずに増税の必要性を訴えた姿勢に、一定の共感が広がったのは間違いない。
・・・・・・と政権のたらいまわしには触れず、またまた手放しで褒めるんだけど、それより何時この人「ぶれずに増税の必要性を訴え」てきたのでしょうか?。民主党マニフェストにも、また野田さん自身も一貫して増税には反対してきたはずです。
んで、今年9月の自民党総裁選挙時の社説がコレ。前の民主党代表選挙と比較して読んでみてください。
○'12年9月27日
「自民党総裁選は、40年ぶりの決選投票を経て、安倍晋三元首相が当選を決めた。5年前の参院選で惨敗後、首相だった安倍氏は突然、政権を投げ出した。(略)
もともと安倍氏は本命視されていなかった。(略)いわば消去法的な選択といっていい。(略)
「強い日本」を唱える安倍氏の姿勢が、中韓の行きすぎたふるまいにいらだつ空気と響きあったのは確かだ。
(略)
ナショナリズムにアクセルを踏み込むような主張は、一部の保守層に根強い考え方だ。だが、総選挙後にもし安倍政権ができて、これを実行に移すともなればどうなるか。大きな不安を禁じえない。
それにしても、あまりにも内向きな総裁選挙だった。
安倍氏をはじめ5候補は、民主党政権の3年間を「国難」と断じ、自民党が政権に復帰しさえすれば震災復興も、領土外交も、日米同盟も、景気も、雇用もうまくいくと胸を張った。
そんな甘い夢を見る人がどれほどいようか。
国民の政治不信は民主党だけでなく、自民党にも向けられている。その自覚と反省がまったく感じられない。
・・・・・とまぁ、ホントに笑っちゃうくらいあからさまに攻め立てますよね。
自民党総裁選
民主党マニフェストを「(自民党)は「夢物語」だと攻め立ててきた。それでも何とか肉薄したい。そんな苦心がうかがえる。」と擁護したかと思えば・・・
自民党政権公約を「そんな甘い夢を見る人がどれほどいようか。」と非難する。
3人の首相のたらいまわしについても自民党に対しては「この2年間で2人の首相が政権を放り出した。自民党の政権担当能力そのものに疑問符がつきつけられている。なのに、その危機感も反省も伝わってこない。」と非難するのに・・・・
同じ3人の首相のたらいまわした民主党に対しては「政治の流れを逆戻りさせず、前へ進める---。そんな現実的判断といえる。」と積極的に評価するわけ。
面白いでしょう。
そんなに安倍政権ができたら朝日新聞が困る理由でもあるのでしょうか?
明日の社説が、もう待ち遠しいです!! なんて書いてあるか!
小生自身は今度こそ落ち着いた保守本流の安定政権を望むものです。
ちなみに保守本流ってイコール自民党政権ってことではないですよ。だって、あの小泉政権時の「新自由経済主義」の自民党時代は正直この国にとってあんまり良い政権では無かったと自分思うんです。
でも今日のテーマは「社説」!!
で、新内閣誕生になると各新聞まぁいろいろ書くわけですが、これが結構おもしろい!!
前にも紹介しましたが自分結構メモスクラップに取ってるんですが、特に面白いのが、天下の「朝日新聞の天声人語」。

ぶっちゃけて言えば、この「朝日新聞」って、伝統的に自民党政権には厳しく民主党政権には甘い体質なんですが、以下見ていきましょう。
まずは、3年前の夏。衆院選選挙前夜。
○09年7月28日:民主党マニフェストに対して
「税金の無駄遣いを徹底的になくすことで、子供手当の創設や農家への個別補償制度など新規の目玉政策の財源を生み出していく。それが民主党マニフェストの金看板である。(略)
節約だけでも9兆円もの財源を生み出すという民主党の財源論を、与党は「夢物語」だと攻め立ててきた。(略)
それでも何とか肉薄したい。そんな苦心がうかがえる」
・・・・・・・とあからさまに褒め立てます。
その3日後の○'09年8月1日:自民党マニフェストに対して
「自民党マニフェストにはがっかりさせられた。自民党マニフェストのあいまいさは政権党として恥ずかしい。(略)この2年間で2人の首相が政権を放り出した。自民党の政権担当能力そのものに疑問符がつきつけられている。なのに、その危機感も反省も伝わってこない。」
・・・・・・・とあからさまに貶すわけ。
選挙後の約2週間たっての組閣時
○'09年9月17日: 鳩山民主党内閣誕生に対して
「鳩山由紀夫首相が誕生した。
「日本の歴史が変わる。今回の総選挙の勝利者は、国民のみなさんだ」
新首相の感慨も当然だろう。有権者が自らの手で直接、政権交代を実現させる。
それは、明治以来の日本近代政治史上初めての出来事である。
・・・・・・・とまたまた、はしゃぐわけ。

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・・・・と、まぁそれからボロクソの3年半。民主党も3人の首相が政権をたらいまわし。
さすがの「朝日新聞」も3人目の「野田政権」誕生に苦言を呈するかと思えば・・・
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○'11年8月30日:民主党代表選挙に対して
「民主党は新代表に野田佳彦財務相を選んだ。政治の流れを逆戻りさせず、前へ進める---。そんな現実的判断といえる。(略)
最大の勝因は「野田らしさ」ではないか。(略)
ぶれずに増税の必要性を訴えた姿勢に、一定の共感が広がったのは間違いない。
・・・・・・と政権のたらいまわしには触れず、またまた手放しで褒めるんだけど、それより何時この人「ぶれずに増税の必要性を訴え」てきたのでしょうか?。民主党マニフェストにも、また野田さん自身も一貫して増税には反対してきたはずです。
んで、今年9月の自民党総裁選挙時の社説がコレ。前の民主党代表選挙と比較して読んでみてください。
○'12年9月27日
「自民党総裁選は、40年ぶりの決選投票を経て、安倍晋三元首相が当選を決めた。5年前の参院選で惨敗後、首相だった安倍氏は突然、政権を投げ出した。(略)
もともと安倍氏は本命視されていなかった。(略)いわば消去法的な選択といっていい。(略)
「強い日本」を唱える安倍氏の姿勢が、中韓の行きすぎたふるまいにいらだつ空気と響きあったのは確かだ。
(略)
ナショナリズムにアクセルを踏み込むような主張は、一部の保守層に根強い考え方だ。だが、総選挙後にもし安倍政権ができて、これを実行に移すともなればどうなるか。大きな不安を禁じえない。
それにしても、あまりにも内向きな総裁選挙だった。
安倍氏をはじめ5候補は、民主党政権の3年間を「国難」と断じ、自民党が政権に復帰しさえすれば震災復興も、領土外交も、日米同盟も、景気も、雇用もうまくいくと胸を張った。
そんな甘い夢を見る人がどれほどいようか。
国民の政治不信は民主党だけでなく、自民党にも向けられている。その自覚と反省がまったく感じられない。
・・・・・とまぁ、ホントに笑っちゃうくらいあからさまに攻め立てますよね。

民主党マニフェストを「(自民党)は「夢物語」だと攻め立ててきた。それでも何とか肉薄したい。そんな苦心がうかがえる。」と擁護したかと思えば・・・
自民党政権公約を「そんな甘い夢を見る人がどれほどいようか。」と非難する。
3人の首相のたらいまわしについても自民党に対しては「この2年間で2人の首相が政権を放り出した。自民党の政権担当能力そのものに疑問符がつきつけられている。なのに、その危機感も反省も伝わってこない。」と非難するのに・・・・
同じ3人の首相のたらいまわした民主党に対しては「政治の流れを逆戻りさせず、前へ進める---。そんな現実的判断といえる。」と積極的に評価するわけ。
面白いでしょう。
そんなに安倍政権ができたら朝日新聞が困る理由でもあるのでしょうか?
明日の社説が、もう待ち遠しいです!! なんて書いてあるか!