まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

この映画は、ちょっと勘弁してください.......。

2007年12月04日 | 本・映画
「ディパーテッド」。
次第にがらんとなる、旧事務所にて、空いた時間、見る。
レオナルドデカプリオ、マットデイモン、ジャックニコルソン。

香港映画のリメイクということなんですが、
個人的に、こういう映画、あんまり見たくないなぁ。
香港映画は見たことも、知りもしなかったんで、
タイトルだけでレンタルしてしまったんだけど、
こういう映画だったんだ。

「潜入捜査」ということが、どういうリアリティーがあるのか、
本当にしらないんだけど、
いやいや、これ、やっぱり、当事者は「大変だ」。
ネタばれになるんで、詳細は見てくださいとしかいえないんだけど、
ついつい、集中してみてしまうタイプとしては、
もう、次の展開が、嫌で嫌でしょうがなかった。

もっと楽にみればよかった。

それだけ、作りが良かったんだと言われればそうなんだけど、
「彼女」といわれる、精神科医がいなかったら、
誰も、報われない。
悲しむ人もいない。
そう、実は、悲しい場面がひとつもない。

さらに爽快感も、全く無い。
よく、こんな映画作るよなぁ、と見終わった後に、そう思うくらい。
ふところ深いよなぁ、ハリウッドわ。

ただただ、デカプリオの潜入捜査。
彼の翻弄されていく、苦悩と、壊れようと、怯えなんか、
もう入り込んじゃって、きつかった。

『インファナル・アフェア』の方は、3部作ということで、
もっと、それぞれの作りこみがしっかしているんだろうけど、
この作品は、よくよく考えてみると、
なんで?なんで?という、「彼らが感じる」不条理さをも、
勝手に、痛いほど感じてしまう、
それくらい、彼らの背景が、もう少し欲しかった。

まぁやるしかないよねぇ、とか、しょうがないよねぇ、
なんて「流せる」背景が見当たらないだけに、
可愛そうにが先に立っちゃって。

だもんで、確かに作りは、それだけにいいんだろうけど、
この手の映画は、ちょっと、勘弁。
できれば見たくないなぁ。

ああ、マットデイモン。
彼の、こういう役も見たくなかったなぁ。
これは勝手な意見なんで、「ボーン.....」の印象だけで語っていますが。
でもオーシャンでの「抜け方」もいいんで、
なんでもこなせるんだなぁ。
彼との遭遇は、グッドウイルハンティングなんで、
そういえばそうだよね、なんて、
また素人の知識で何を言っているんだか。
ごめんなさい。


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