まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

もう「豊さ」という単語は意味をなさないね。

2010年11月27日 | 雑感(日記)
ちょっと書いてみました。


エプソンの複合機があって、
業種が業種なんで、思いっきりトナーが減っていきます。
1日で、赤、黄、青、黒が逝ってしまったときは、
笑うしかありませんでした。

トナーがなければ、ただの重たい箱です。

で、トナー。
これが高い。

純正だったりすると1本、2万円くらいします。
4本、まとめて逝ったりすると、ちょっと月末の請求書が
末恐ろしくなったりしますが

今の世の中は、かなりとんでもない事態です。

純正としても、ネットで検索すれば、1万円ちょっとで入手できますが、
これが、リサイクルトナーという世界になると、
1万円を切ります。

さらに、リサイクルということです。
なんと、販売会社が、無償で、引き取ってくれます。
ええ、クロネコさんが、引取りに来てくれます。

ゴミすら、出ない。

さらに言うと、今、この会社で頼んでいるところは、
なんと1本、6000円。

色の「つや」だとか「きれ」だとかなんて、
刷っている紙が、そもそもアスクルの最安値の用紙だよ。
ね。

で、蛍光管。まぁ、長いやつもいれば短いやつも
各種、何本毎日点いているんだという店舗なんですが、
切れます。

これも、世が世であれば、1本、平気で3000円くらいする
訳のわからん、蛍光管。
これも安い。
ネットで検索すれば、これは、卸値じゃないのか?
というくらい、半値だよ。

定価という単語が、そういえばあったよなぁ、
というくらい、変動性の「時価」じゃん。

※@*00※会社 とか、知らんメーカーじゃなくて、
東芝、三菱、日立製が、半値。

ネットが何を破壊しているかって、
若年層の購買力が無くなっているとか、
そういう問題じゃなくて、
ただ単に、損か得かのチキンレースのようなサバイバルが

マーケターにとって、その存在意味すら左右してしまう流れが
デフレなのかスパイラルなのか、
政府の無策なのかとか、妙に納得しているかもしれないけど、

もう、全然、経済自体の世界観なり
仕組みが、違っているんだわ。

付加価値という言葉が、すでに負荷価値とかさぁ。
ほんとに、驚いたわ。