まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

007の中では、一番面白かったんですが......

2007年10月25日 | 本・映画
007 カジノ・ロワイヤルをたまたまDVDで見た。
リメイクとはいえ、ボンドの1作目という話に、古い時代考証か?
と勘違いしながら、違和感を持ってみていたが、
「新ボンド1作目」という?ことらしく、
ええ、途中で理解しながら見ることができました。

はい、個人的に1番おもしろかったです。
相変わらずのテンポのよさが利いていて、はでな仕掛けとか、
最新鋭のメカとか飛び道具など、そういうのこそありません。
むしろ、綿密な駆け引きとか、絶妙な行動力とか、機転とか、
まぁ、スパイ物の「本領」といった感じで、
多分、無理な流れもあったんでしょうが、
結構な必然性を感じながら、堪能することができました。

一発でカタルシスが起きるような展開よりも、
じわじわと、その結果に至るプロセスを、むしろ無理なく魅せられる快感。
ずばっと大きな流れが展開し、
なんでなんで、という間もなく、事態はあっさりと展開。
その中にも、結構必然的なストーリーが含まれていてとか、
むしろ、みている方が、ボンドになった気がして、
客観的に鑑賞するというよりは、
同時進行できる見方ができました。

セリフも、こんなにボンドって台詞が多かったっけ?
という掛け合いのシーンでは、
インテリ的な人間観察力を見させていただきましたが、
そうだよね、でなければ、スパイなんか勤まらないよね。

すぱんと、結構重要な配役も、振り向いたら殺されてしまうし、
ああ、殺される時って、前口上なんて無いんだよね、って、
そういうもんだってよく理解できたし。

すいません、とても長々と打てる環境ではないので、
こういう内容で、今日はすいません。
でも見た方がいい映画だと思います。



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