まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

過酷になった、子育て

2005年07月31日 | 教育、文化、少子化
先日、会社の人間に、男の子が誕生した。
時節柄、非常に、めでたいことである。(ん?)
本人が、喜んでいたので、支援できるところは何とかしたいものである。

子育てに対して、悩みを抱えてしまいがちな状況を、国の報告書が述べていた。
保健所も、相談所も、機能できていないらしい。
配偶者が、どの程度、育児に参加するか、できるかを、会社を含めて、
どう、制度化できるか。
制度化したルールを遵守した法人には、補助金を。などなど、核家族化した
世帯を、国をあげて、支えようとしている。

公園は、すでに、子供にとっての楽園ではない。
あらゆる禁止事項がはりめぐらせて、管理人が常駐するところでは、
公園に立ち入る人間さえ、邪魔だというニュアンスすら感じる。
自転車の乗り入れの禁止から始まって、球技はもちろん。危険を伴う走行?も
だめ、当然ながら、花火なども厳禁。ゴミくずの持ち帰りも当たり前なので、
ピクニック気分も味わえない。
おまけに、危険遊戯器具が撤去されていったため、あれも危険、それも危険で
今となっては、ほとんど、昔懐かしい遊具がない。
もともと、公園は、公共施設で、国が、借りたり、買ったりして作ったものだ。
よって、維持管理できる予算もばかにならず、売却したいと願う自治体もある。
子供の怪我で、いきなり国を相手取って訴訟をおこす親が増えたのも一因だ。

最近は、かなりの学校を開放して、親子学級など、開催するところが増えている。
老人のふれあいをテーマに、ちょっとした、地域社会の創出に力を入れている。
自分が子供の頃、公園を中心に、確かな地域コミュニティーがあった。
親が、目を離しても、安全なエリアが、あった。
まだ、立体的な建築物が少なく、縁側にいる、老人を含めた、「地域参加者」が
ゆるやかな観察者として、見守ってくれていた。
公園には、紙芝居と称して、今では、確実に、「近寄ってはいけません」
という風体の人間が、リヤカーをひいて、怪しげな食べ物をセットで提供
していった。自転車やら、野球は当然、格闘技にも似たゲーム。
なんでもあった。当然ながら、けがは当たり前。投げられた石を頭にぶつけ、
病院に担ぎ込まれた子供もいた。

裸の人間も、暑い夏には遠慮なく登場した。もちろん、日によって、泣かされる
子供もいた。異質な出会いも含めて、新しい出来事、発見を、リアルに経験
させていった、装置であった。
親も、それによって、オンオフができ、一人の時間も、買い物も、できた。

今は、外出するにも、何かをするにも、子供と一緒。
あれしてはだめ、これもしてはだめ。
大人の論理を、いきなり、子供に押し付ける。
幼児にとっては、電車の中やら、デパート、スーパー。行きたくないに
決まっている。最近は、子供の場もできはしたが、大人の場だ。
子供をしかる親を見かけるが、本来、連れてくるのが間違っている。
親としても、親の都合に合わせて、子供をあらゆる所へ連れて行くしかない。
しかしながら、場違いな子供は、当然、子供なりの反応をする。
親も、子も、ストレスのたまり放題だ。
この子さえいなければ、と、思わない人間がいたら紹介してくれ。

会社に対して、育児休暇を男性にも拡充とかいっているが、この都会では
そんなことでは、もう、無理。
子供の基本的な体力すら、この時代、どんどん低下していく。
児童会館だ、学校だ、スクールだ。ほとんど、室内じゃないか。
異質な、危険なものを、全て、はなから分離した空間で、何を学べるのか。
そして、両親、育児休暇だ。
そんな問題ではなかろうに。
そして、誰もが、わかっているはずなのに。

少子化の問題は、金、だけの話ではない。
ゆるやかに、社会が見守る、装置としての、場が、消えていったのが原因だ。
それを、無理やり、得ようとするがために、金がかかるだけなのだ。
多分、そんなことも、わかんないんだろうな。



巨人―阪神戦、観戦日記

2005年07月29日 | スポーツ
先日、巨人の話をいたしたところ、ドームでの巨人阪神戦のチケットが手に入った。
年間指定席といったもので、無料ということであれば、久しぶりなもので
全てをキャンセルして観戦に向かった。
いやはや、満席に近い。最近、趣向を凝らした内容になっているというので、
それも興味のあるところであったが、いきなり、マレン、9点はないでしょう。
まぁ、驚きの阪神ファンの数と、応援。

ところで、どうなってしまったのでしょうか?
巨人の打者が、バッターボックスに入るとき、あの、テーマソング。
集中できるのか?他でもやっているのか?あれ。
阪神の安藤。よく、投げられるなぁ。曲が終わるまで、あれ、待つ感じだもの。
二岡。「スカイハイ」。大丈夫か?あの曲で。毎度、打席に入る前に、あの曲で。
小久保。サザンの「希望の轍」だっけ、燃えるのか?集中できるのか?
そして清原。知っていたが、長淵のトンボだっけ、外野席の巨人ファンは、
オーオーオー、と、一応、最後のほうまで、引き継いで歌っていたが、
というより、これ、普通の世界なのか?
とんでもない、違和感。プロ野球。大丈夫なのか?

そして、清原。黒いぞ。なんか意味あるのか?その黒さ。病気?
そして、阿部から始まる、小久保、ローズ、清原。一塁までの、走るスピード。
赤星の走塁スピードなんか、倍速に思えたぞ。
色々な思いは理解できるが、この4番5番6番の重量打線。
得点圏打率。小久保がやっと、3割を超えている。
ローズ、清原に至っては、2割4分に2割8分。金本の3割8分、今岡の3割3分。
怖くないよなぁ。

久しぶりの観戦であったが、やっぱり、生での観戦は楽しい。
あまりにもテレビ観戦に毒されているのか、ヒットやらホームランやらの瞬間に、
VTRでもう一度を、習慣として期待してしまう自分がいて、笑った。
そんなのないよ。
シコースキーも速かった。ミアディッチなんか、豪語していただけに、153Kの
スピードは驚かされた。今、巨人で、このスピード出せる投手、いたっけ?
阪神の安藤の低目へのコントロール。みんな、クルンクルンと空振りをしていた。
決して速くは無いのだが、あれは、すごかった。
岡島は、相変わらず、コントロールがないよなぁ。
見ているこちらも、本当に、疲れる。野手もそうなんだろうな。
もう、いい加減にしてくれ!てな感じ。

最近は、ファールボールは、いただけるのかしら?
思ったより、一塁側に飛び込んでこなかったので、ちょっと、不明だが、
そういう意味で、試合の停滞感を撃ち破れるのは、粘って、ファールを打ち込む
選手だと気づいた。
それにしても、5回におこなわれた巨人軍の応援歌とチアリーダーの応援。
テレビでは見ること無いが(CMの最中だからね)見ていて気の毒なほど、
背筋が凍った。

総じて、なんか、やろうとしているのは、理解できるが、つくづく思ったのは、
大丈夫か?こんな感じで。であった。
5万人もの観客を相手にする作業は、確かに途方も無いことなんだろうが、
最近のコンベンションやら、OOショーのショーアップなどを見慣れてきている
我々としては、そして、ミュージカルだ、サーカスだと、あらゆるジャンルの
コンテンツが簡単に見れる昨今。勝負になるのかしら、この方向で。
球場全体が、見事なまでに、呪文化され、広告のスペースがない空間が見当たらない。
えらい閉塞感を感じる。そして、見事に、うじゃうじゃいる売り子のお嬢さん。
邪魔だ。ここぞというシーンでブラインドになる。集中できない。
昔は、チェンジのときだとか、グランド整備のときに、ざっと、動いていたが、
もう、すごい数が、始終、右往左往する。

スコアーボードにしても、選手の情報が、全くでない。
どうせなら、こういう場面で、こういう数字を残してきているなんて、データを
さりげなくアップしてくれると、さらに思い入れもできるのだが。
日テレも、番組では、テロップ入れまくっているくせに、本当に、気が効かない。
観客も、見ているのか、見ていないのか、全然わからない。
すごいプレーだろ、今のは、というシーンでも、全然、無反応。なぜ?
こういうとき、トンボでも流せよ!スカイハイだろう!球場は!
プレーのリズムなり、野球の瞬間を演出せんで、何を目指そうとしとるんだ。

試合終了の瞬間。一塁、内野の巨人エリア。拍手喝采。えっつ?
阪神ファンが半分も侵食。
どうでもいいけど、なんか、それも興ざめでした。

ある世代の終焉について

2005年07月28日 | 社会的全般
子供の誕生を控えた社員がいる。
妻方のご両親が沖縄在住の方。同じ日本といっても、まるで考え方が異なる。
当事者同士、よくもめていたらしいが、子供には関係が無いので、頑張って欲しい。

良く思うんだが、子を育てることが、ここまでストレスとして語られるように
なったのは、いつからだろうか?
アンケートにしても、語る当事者は、いつも女性である。
しかも、少子化を語る際のキーも女性である。
あたかも、この少子化は、女性マターとして、語る識者も多いし、そして、語る側は、
決まって男性である。

おそらく、語る側の男性で、そう、年齢にして、60前後。
絶対に子育てなんぞ、したこともない連中だろう。
考えたこともない連中が、いきなり、少子化問題に直面した。
そうは言ったところで、自分の会社では、親の死に目にも会えずに、仕事をやりおおせた
や、子供の出産なんて、病気じゃないんだから、なぜ、立ち会う。
そういうポリシーをもっている、そういう哲学を蔓延させてきた、当事者だ。
よって、出産、子育ては、明らかに女性側の問題として、多分、ずーーーと
考えてきたはずだ。

核家族化が進み、地域社会の崩壊の歴史をなぞるようにしてきた世代。
実は、もっとも社会に対して、貧困な思想の持ち主世代だ。
多くの意見を求めること事態が間違っている。
孫を溺愛する姿を見ると、そうは言っても、あの世代に全てを押し付けるのも
時代という流れの中で、不憫だ。
ただ、夜な夜な接待だ、日曜祝日、ゴルフだという風習は、女性の社会進出。
そして、作りっぱなしで売りっぱなしという時代の終焉とともに、
マーケティングを、ユーザーに特化した結果、そもそも、接待がなんの役に立つのか
そんな流れが明確化し、特に建設産業では、購買決定者、もしくは利用者が
女性であるという、当たり前の認識に到達し、ユーザー側にたった営業戦略が
とられ、女性社員の増員、そして無意味な接待が消えていくことになった。
そうなると、今まで、幅をきかせていた、50、60世代のやりかたが否定され、
女にはできない世界があるんだ、というおかしな文句が終焉を迎えてきたわけだ。

顔つながりが、結果的に、官製談合の温床となり、中央集権のシステムが
なれあいの予算編成となり、それは、本当に、無責任な社会のなれの果てを
現出させた。そして、社会に参加しない世代が表面化し、それは、人口減を
伴って、国力の減衰に拍車をかける。
こんなときに、タイミングよろしく、隣国からの、大いなるプレッシャーがかかる。
単純な、ナショナリズムの萌芽は、時として、こういう時に爆発する。
類まれなる平和の日々を送ることが出来た、この国に、
たった一言、「俺が責任をとるから、ついてきてください。」
これを言う人間を支持する基盤は、すでに整ったとみていいだろう。

本当は、子育てについて、語ることがあったのだが、また、違うことを書いてしまった。
ごめんなさい。

ホームページから見る、日米の野球観

2005年07月27日 | スポーツ
最近は、英語を簡単に翻訳してくれるサイトがあって、便利である。
よく、ニューヨークヤンキースのホームページに立ち寄るのだが、コラム形式の
記事を見るのが好きだ。もちろん、該当アドレスを打ち込んだだけで、丸ごと
翻訳してくれるので、原文と翻訳文を見比べて、英語の勉強にもなるなぁ。
ただ、独特の言い回しやら、専門用語は苦手らしく、笑ってしまう翻訳が常。

NYにおいては、さんざん叩かれまくっていた、ジアンビが復調し、本日は
ビッグユニットのコラムとともに紹介されていた。

マリナーズのホームページも、ちょくちょく訪れるのだが、昨年に比べると、
負けが込んでいることもあってか、イチローの「不振」もあってか、寂しい感じ。
とはいえ、ちょっと、巨人軍のホームページを覗いてみたが、
ああ、そうだよね、という印象、感想であった。
二岡がインタビューと称して、プライベートも含んで、語ってる。
でも、こりゃ、芸能人の紹介みたいな感じ。元木が乗っている車の紹介には絶句。

どう考えても、女、子供相手に作られたとしか思えない内容。
また、イチロー関係の本も、野茂関係の本も、購入するが、自分としては、本人が
語った言葉で構成されている本は、買わない。
スポーツジャーナリストが、自分の視点で書いたものを、よく読む。
大きな特色は、ひとつのケースについて、必ず何人もの人間のコメントを紹介
しつつ、構成していく。だから、とても立体感がある内容になっている。

そして、今回のNYのジアンビの記事。ジアンビ自身のコメントも当然だが、
他者のコメントも含め、純粋に野球のことが中心に書かれている。
そして、レッドソックス戦に向けて、いかに、彼の復調が頼もしいことであるか、
これを読んで、燃え上がらないファンなど、いるか、になるのである。
二岡が、オフで、どんなすごし方をしているかなんて、全く興味など無い。
トーレ監督が、ジアンビの不振の日々について
「好奇心が強くないので、その件については、特にない」という大人の言葉。
しゃれている。

伝えるマスコミの、野球をリスペクトする心が、球界を、間違いなく育てている。
実況中継なども、「ははは、本当に期待もしてなかった、OOが打ちやがったよ!
今日は、これからパーティーだ!」ここでこそ、ショーアップすべきで、
球団は、マスコミは、真摯に戦士達を解説していき、そのドラマを実証しようと
心がける。こういうメリハリを覚えてしまうと、なかなか、日本の野球に対して、
のめり込めなくなってくるわけなのだ。
いや、別に、巨人が自力優勝なくなった、から言っているわけでは、断じてない。

認知工学から学んでみた

2005年07月26日 | 教育、文化、少子化
昨今、「脳」についての本が続々刊行されている。
確かに、バカの壁以来、認識レベルにおいての論議が盛んである。
池谷氏がハイスクールの高校生を前にした講義をまとめた「進化しすぎた脳」は
とてもわかりやすく、おもしろかった。
当たり前だが、脳は、情報を処理する器官である。
その器官をどのように育てていくか、それがいってみれば、それぞれの個性と
なって、表出されるわけで、簡単にいうと、処理能力の違いとも、いえる。

五感と言われている、入力装置は、常に情報を脳に送り続けている。
例えば、生命に関わる案件であれば、光にも近い速度で、ニューロンが反応し、
動作につながっていく。
ところが、百数十億ともいわれるニューロンは、存在するエリア毎に、特化した
分野をもっている。
驚いたのは、ニューロンの中には、入力された信号を、各ニューロンに
そのまま伝達するのではなく、多数決をとった上で反応する連中がいるという。
あくまでも、その方向性は、歴史があるわけで、脳は、入力された信号が、
直結、多数決を含めて、成功した、という結果の認識の積み重ねを繰り返して、
反応として(出力)の記憶を蓄積していく。
その総体が、その人の個性になるわけだ。

生きていく上で、様々なトラブルを、経験(入力)した人は、当然ながら、
成功、不成功を含め、様々な回路が作成され(経験値)処理能力が高まっていく。
もちろん、直面するトラブルを、人のせいにし、しかも、親や、他人が勝手に
やってくれた場合、そのまんま、脳は、問題を回避するルートを選択する。
その結果、入力情報を、カットしたり、無視する作業に打って出る。
出力としては、関わらない、やりたくない、私のせいじゃない、つまんない、
など、およそ、単純な出力に(表現)おちいる。

そこで、最近、ジェフ・ホーキンスという、パームコンピュータを発明した人
だが、書いた「考える脳 考えるコンピューター」という本にであった。
認知工学に関することなんだが、「記憶による予測の枠組み」というキーワード。

人間が、ここまで脳を発達させたのは、手を使うことによって、という説が
あったが、本能をはなれて、動物として、メリットがあるのだろうか?
と思っていた。
確かに、本能を解放して、言葉を獲得して、創造を手に入れた今日、
動物として、当然根底にある、危機の回避について、人間は、幾重にもの
ライフガードを構築していった。

その根本たる「脳」。なぜ、記憶していくか。
情報を入力して、処理して、記憶する。それは、全てが予測をするための作業
なんだという説明。
すいません、目からうろこ、でした。
人工物を、様々に作り上げてくるのも、「脳」を解放した人間の必然。
それは、ライフガードであったが、生活を安定させるために、さらに複雑な
世界を構築し、今や、創造主の立場までに、なりあがってきた。
しかしながら、常に、「脳」は入力された情報を、次の動作(出力)確保の為に
「予測」につなげ、処理していく。
このルーチーンこそ、人間のありかたの、大きな説明だ。

生きがい探しや、自分探し。自己存在の確認。全てが、予測できないからこそ
起こりうる現象だ。
外に出る、そして、人も含めて、あらゆる環境に身を投じる。
それが七難八苦となりようが、入力、出力を繰り返しながら、予測できる
回路を、複雑に育てていく。
これを拒否していくことは、生き物として、反応が終わっていることにも
なりかねないだろう。


興味が薄れてますが、プロ野球について

2005年07月25日 | スポーツ
スポーツの話で恐縮だが。
プロ野球。子供の頃より、関東で育ったために、メディアの刷り込みによって、
巨人フアンであった。今は、多岐に渡るコンテンツが、ライブで視聴できることもあり
昔ほどではなくなった。が、関西では、未だに、阪神ファンは熱狂的である。
だから、朝日新聞がよく読まれる。そういう意味で、読売、なんとかしよう。産経、なんとか
しましょう。

一部のスポーツ新聞で、巨人たたきが盛んだ。
清原、ローズ不要論が、和を乱すことを持って、言われ始めている。
あの、広岡氏も、バレンタインを追い出したり、野茂を国賊扱いにいってみたり、
イチローを、とても活躍できない人間としたり、一流を見抜けない典型の人間だが、
どうしても、あの2人に納得がいかないようで、巨人、不振の原因とみなしている。
が、FAを駆使し、各球団から4番打者を、かき集め、ディフェンスを二の次にしてきた
つけが回っているように思うのは、私だけであろうか。

シーズンオフの年棒交渉時、巨人ほど、投手がもめる球団も珍しい。
もちろん、その背景には、投手をケアする配慮が、欠けているのが窺える。
確かに、ドラフトでは、この8年間で35名もの新人を獲得している。
平成10年の上原を始めとし、1位は、ほとんど投手だ。
木佐貫は、確かに逸材だ。星野に言わせれば、内角攻めを叩き込めば、上原以上に
なれる。というのだが、三振をとっても、打者を気遣う、この投手に明日はあるのだろうか?
一方、ダイエーは、29人。予算の関係で、少ないときは、5名の内、2名しかとれない
ときもあった。が、ものすごい、新人の活躍。これほど、ドラフトあがりの選手が
活躍するチームもない。
言ってみれば、フロントの力の差だとしか思えない。

監督は、確かに、希望はいえるが、戦力を整えるのは、フロントである。
そのフロントを整備したのが、あの故根本、ダイエーをつくった人である。
監督にしても、生え抜きが優先されるが、基本的に、アメリカと異なり、ほぼ、素人が
いきなり監督に就任する日本は、異質だ。
プロフェッショナルな監督業が、一向に評価されない日本。
今、巨人は、原、中畑が取りざたされているが、江川も含めて、2軍監督の経験すらない。

阪神の岡田が、2軍監督で、優勝を経験し、監督業の評価を上げてきたのとは雲泥の差だ。
日本ほど、監督すらも、人気に左右され、添え物としてしか見られていない。
阪神も、予算が無くて、生え抜きといっても、金がかからないのが第一の理由。
新庄の扱いに困り、グラウンドに居残り正座させ、彼に引退、そして、退団を決意させた
監督もいる。原も、和を乱す選手というより、自分が扱えない選手が嫌い。
言ってみれば、自己哲学をことさらもっている、一癖もある人間が嫌い。
だから、仁志、清原、ローズは、徹底的にダメだ。こうなる。

アメリカでも、選手と監督が良くもめることがあるが、年棒のオプションで、
打席数、投球回数など、クリアすべき数字があるので、使われないと、給与が下がるからだ。
とはいっても、今回、高津、野茂など、解雇されたが、監督のコメントよりも、
フロントのコメントが先に発表される。しかも、必ず、配慮したプロのコメントだ。

まぁ、節分の日に、鬼の面をつけさせたりして、松坂に、やるんですか、と言わしめた
マスコミにも、当然リスペクトの欠片もないが。
あのダルビッシュ。喫煙で謹慎処分となったが、当時は、未成年。完全に顔出しであった。
人権家は、なんとも異論はなかったのであろうか?
日本のマスコミは、プロとして矜持をもっている人間に対して、本当に扱いが酷い。
イチローや野茂、そして中田。不気味君としてしか扱われない。
最近でた、球界をダメにした選手達、などをテーマにした本もあったが、
とにかく、ダメにしているのは、あんた達、マスコミの方じゃない?という内容であった。
体で感じる全ての情報を、瞬時に切り取り、それを結果につなげていく戦士達。
人よりも深い、鋭利な言葉で日々をつないでいく。
その一日の結果のヒーローインタビューで、今の気持ちは?は、いかにもダメでしょう。
今日のホームランは、どんなホームランでしたか?
は、見ての通り、飛距離120mのライトスタンドの到達したホームランやろ。

昔、ホームランを打った、ドカベンといわれた打者に、
「どんなボールでしたか?」と聞いた記者。
「こんな、丸い感じでしたわ」は、本当にあった話ですかね?

フレッツADSLを導入する。By OCN

2005年07月23日 | 雑感(日記)
現在、2つの事務所に顔を出しており、午前中は赤坂。午後は渋谷。
そして、所持しているPCは、大阪時代に借受けている、モバイル。
そんなわけで、京セラのKWINSを使っておりました。
これが、死ぬほど切れます。新規原稿をUPするのに、どんなに命を縮めたことか。
何度、原稿を失ったことか。
自宅では、ヤフーの無線ランが対応。快適です。午前の会社も、会社のデスクトップにて
もちろん、ADSL。時間があれば、対応。
ところが、常宿している渋谷。アナログの世界です。
だから、私、KWINSのせいで、モバイルを開くのが億劫。
メールのやり取りにしか、使っていませんでした、が、申し込みました。
面倒なので、NTTに。回線も、月1900円でレンタル。
フレッツADSL。

開通。届いたレンタルグッズ。開けてみたら、モデムとルーターが別々。
今時.....。普通、一体型でしょう?気を取り直して、セッティング。
手順に従って、内蔵があるのに、カードのインストール画面へ。
しょうがないかな、と、画面に、危険なんで、それはインストールしないで!
のアラームが。なんじゃそりゃ。じゃあ、やめてみよう。
ケーブル直結のまま、内蔵LANがあるから、次に行こう、と。
モデムの設定は完了しているので、ルーターの設定と、無線LANのキーの設定を。
終了。
さて、内蔵LANで、快適ネットか!
つ、つながらない。電波、拾いません。認識していません。
電話して聞きました。すると。
フレッツよりお貸しした機械は、ルーターと無線カードは一体型で、他のカードを
認識しません。  えっつ?
じゃあ、数台の無線LANの環境を作るためには、台数分のカードをレンタルしなければ
いけないのですか?
はい、そうです。  んな、バカな。
LANカード内蔵のモバイルを所持しているので、それは、無駄な話だ。
そんな制約がきつく、今、内蔵LANのモバイルが多い中で、それは、天下のNTTさん、
おかしいだろう?そんな機械、今時さぁ、だったら、事前に説明してよ。
じゃぁ、ルーターを、市販のものを購入すればいいの?
だめです。えええええええつ!
NTTは、セキュリティーのために、NTT専用のモデムとルーターを推奨しております。
他社製品のもので、フレッツが使用できるか、確認がとれておりません。
ええええええええええっつ!んな、バカな!

延々、1時間。ほとんど、クレイマーさんです。
なんとか、常識を説いて、そんな、今時、他社のLANカードを認識しない標準なんてない、
と、様々に、電話にて、ルーターの設定をいじったりしていて、あげく、
116の故障係に回されてしまいました。

もう、どいつも、こいつも分けわかんないので、自分でマニュアル、調べてみると、
ありました。ルーターの設定で、ANY接続が拒否になっていました。
どうやらこれをはずすと、いいんではないかと。
そうしたら、我がモバイル、内蔵カード。フレッツ君を認識。
自分の、失われた3時間を返してください。

とところが、まだ終わらない。
今度は、ネットに繋がらない。もうーーー嫌。
これに2時間。ああでもない、こうでもない。結果、まだ繋がりません。
再度、ルーターにランケーブルを直結して、再設定。
ところが、ルーター直結状態でも、ネット繋がりません。

ああ、グーグルアースで、遊びたかったのに。
土曜日と日曜日は、お休みです。
月曜日に、仕切り直しです。本当に、知識がないと、とても大変です。悲しい1日でした。




談合の不気味。無責任国家システム

2005年07月22日 | 政治
日本は、土建国家である。
それも、官が主導する、公共投資である。
それこそ、アメリカや英国の何倍も、この狭い国土に金をかけている。
敗戦後、復興事業の名の元に、集権体制化の下、システムは機能した。
そして、田中角栄が理論をつくり、右肩上がりの日本経済社会において、
産業として、土建産業は、不自然な割合を占めるまでになった。

談合は、私企業が、私服を肥やすために、なされる、一種の犯罪だ。
そう、マスコミによって喧伝されている。
果たして、そうであろうか。
そもそも、これだけの企業数を数え、なおかつ、下請け、孫受けを含め、他の産業では
考えられない構造が、今もって許される中で、前近代的な構造が許される中で、
考えられることは、どこかが、支えている、という事実である。

自分が思うに、成り立ちから含めて、政治から、官僚へと、確かにこのシステムは、
超護送船団であったはずだ。
日本を作り上げる、という志は、政治家、官僚にあったはずだが、
現場は、私企業に行わせる。当たり前だ。
彼らは、簡単に、任せていたのだろうか?
絶対に信用はしていなかったはずだ。
天下りという言葉が、今では、退職者の救済面で語られているが、当時はどうなんだろう。
癒着とまではいかないが、当然官僚が監督を行う局面があったはずだ。
そういう関係を、より簡略化し、強化したものが、天下りなのではないか?

それがそのまま、指定企業となり、発注側の国も、彼が行っているところだから、
間違いが無かろう、そして、積算によると、この予算が適当であろう。
など、今では、積算などは、当然、各企業のほうがしっかりできる。
なので、それを専門にした特殊法人ですらあるが、人がいない。丸投げだ。とほほ。
今回の、橋にまつわる談合にしても、実は儲けが少ない仕事であった。
これを、単純競合させた場合、そして、それによって、万が一、事故が発生したとしたら、
誰が責任をとるのだ?

発注者側か?受注元か?管理者は?建築確認は?国交省か?
だったら、国の息の掛かったところで、なおかつ、万が一何かが起こったときの保険も含め、
管理会社、いや、指定会社に、仕事をおろしたほうが、いいに決まっているではないか。
人質として、国の人間も入れているのだから。
実は、そうやって、建設会社は、国に完全管理された、産業なのである。
よって、談合によって、得をするのは、企業の側ではなく、国なのである。
今となっては、構造的に、不況産業となり、銀行から吐き出されている管理地を
仕入れ、マンションなど、これまた、やや国主導型で息をつないでいるが、
談合は、企業にとっておいしい側面ばかり言われるが、裏の悪徳代官が、絶対にいるのだ。

それが国がつくりあげたシステムだと、どうして、ちゃんと教えてくれないのであろうか?
こういうことを疑問に感じて、地方自治体の首長は、公共事業をキャンセルして、
少子化予算、福祉予算にあてているぜ。
どうせ、その県の会社が潤うわけでもないし、やっているのは、東京に本社がある企業。
下請けベースでしか、お金が還元されない。

地方分権の試みは、もれなく、古来の日本、中央集権システムを崩壊させる。
本当に、何が適切で、何が大事で、何が本当か、考えるのではなく、やることが一番。
それを支えていくのは、紛れも無く、主権国民、のはずだ。

追記。オフレコ、少子化問題

2005年07月21日 | 教育、文化、少子化
田原総一郎責任編集の「オフレコ」。追記で申し訳ない。
ほぼ、読ませていただいたのだが、結局、実名での対談以外は、あそこまでの、雑誌にする
必然性があったのか、疑問。
確かに、彼の、取材に対しての自信は、そこかしこに伺われるが、
様々な方々への、膨大なインタビューをこなしてこそのものであった。
そういった意味で、彼という、フィルターを通しての、対談は、異論はあろうが、嫌いでなかった。
まさに、言論プレイヤーとして、ライブな人として、認識をしていた。
よって、相手がいない局面では、なんか、気の抜けた感じが否めず、何冊かの本も読ませてもらったが、
ストレスがたまった。

正直、国際問題に関する、オフレコ座談会も、いまや、ブログの情報のほうが、早く、適切。
こういった内容を、全編で通す雑誌には、未来はないのではないか?
本当の取材は、たとえば、宮崎正弘さんの、国際ニュースに見られるように、このスピードなり、
オフレコなりには、到底かなわないであろうし、各種の問題を取り扱う、ブログのほうが、
体当たりで、問題もありつつも、2ウエイによるコメントの返しあいで、どんどん正確に
内容が深化されてくるシステムに、間違いなくとって替わられるであろう。

自分は、桜井よしこさんの中央公論新社からでている、「海峡は越えられるか―日韓歴史論争」。
数年前に読ませていただいたが、本当に、この対談に、しびれた。
そういった意味でも、田原氏のここ最近の対談は、スリリングさがない。
すでにお立場からして、ご意見番に近い、ポジションであろうに、ある意味、インタビュー
される側であろうに、意見をバリバリにもっているのに、インタビューを繰り返す、
彼の現役へのこだわりは、確かに敬服するが、そろそろ、限界なのかな?と思う。
そういった意味で、司会業は、かなり適切。
だが、オフレコなる、雑誌の編集者としてのありかたは、多分、おおいなる場違い、
と考えてしまったのだが、いかがなものであろうか?

さらに、追記。
日本経済新聞社発刊の、脱少子化についての本。
日本全体で、どのように取り組むべきかが、限界に来ている、というのが実感。
前から思っていることだが、地域としての、地方自治体として、
どのように特色付けていくかが、分かれ目となっているように思える。
老人のための無料パスを、孫のためにというコンセプトで、一部有料化することによって、
財源を確保するのも、流れとして、ありだと思う。
さらに、地域コミュニティーを、子育てのために特化し、構築していくのであれば、
東京の江戸川区の実験に見られるように、世帯数が増え、出生率が増加した件も参考になる。

要するに、食べていくための、生活権を、どの自治体が、どう取り組んでいるかが、
真に問われることになる。
もっとも、子をもうけたくない人々もいるわけで、それで、その自治体がやっていけるのであれば
それが、特色であろう。
押しなべて、すべてが、同じスタンダードを持つ、必然性があるのであろうか?
医療、教育、福祉、公共サービスが、すべて、日本国中、同じは、もう、ありえないのではないか?
変な平等主義は、結果平等をおしつけ、残念ながら、結果不平等に陥っている。
相変わらず、哲学が貧困のような気がする。



Google Earth が面白い

2005年07月20日 | 雑感(日記)
知人より、教えていただいた、グーグルアース。
10MBちょっとの容量なんだが、とにかく、面白い。
ダウンロードして、開くまで、何を送ってきたのか、心配であった。
いきなり、地球が。
ズームアップすると、まぁ、衛星写真で撮った町並みが。
東京なんて、車一台一台、くっきり、見えます。
いいのかこれ?

もう、世界を、旅行できますが、もちろん、詳細写真は、一部に限られていますが、
かの、北朝鮮も韓国も、ある程度、町並みが、確認できるわ、
ロンドンは、もちろん、ニューヨークなど、くっきり、詳細写真が、スムーズに流れていきます。
これは、本当に、楽しい。

http://desktop.google.com/download/earth/GoogleEarth.exe

上記のサイトから、ダウンロードいたしました。
英語がなかなか、完璧でないので、ポップが把握できませんが、問題はないでしょう。
どうぞ、お楽しみください。

また、グーグルでは、地図のサービスが、また便利。
マウスで、どんどん、動かせます。
これでは、地図会社も、経営がおかしくなるのが、良くわかるような気がいたしました。

「オフレコ」の創刊宣言に絶句

2005年07月19日 | 本・映画
オフレコ という田原総一郎、責任編集の雑誌を購入した。
様々なブログでも、勉強させていただいている先生方のサイトでも、
評判が芳しくない方である。
過去に渡って、彼の早大講義録やら、対談本など、いくつか読ませてもらっているのは事実。
最近は、このブログの世界で知りえた方々の著作へと、興味が移行するなかで、
久しぶりに手にとってみた。

早大講義録のみならず、元総理大臣、宮沢氏をよく取り上げる人なんだが、
話を聞けば聞くほど、宮沢氏が嫌いになる。
仮にも、総理大臣の要職にありながらも、振り返り、「あの時は、国民のコンセサスが
なかったんですよ。そういう事実は、認識はしておりましたが。時期尚早だったんですね」
という、彼のまとめ方が、本当に嫌い。
要するに、自分は、物事なり、道理なり、見通せるし、判断も付くが、
歴史の流れの中で、いたしかたなかった、という、あんまりにもの逃げを、正当化してしまう、
政策実現者の能力も無く、当事者として、なんの解決もできなかった、
仮にも、政治家でしょ?と、読むたびに、怒りがこみ上げてくる。

さておいて、そのオフレコの創刊宣言にて、最近の日中・日韓問題を
「歴史認識については、日韓併合ではどっちがどう、南京大虐殺の死者はどれくらい
といった議論が果てしなく続く。これは関が原の戦いで石田三成がどうで徳川家康がこうという
話と変わらず、一般の人々の関心が遠く及ばない学者の世界の話。」

というくだり。
こんな感じに総括してくれました。
このくだりを読んで、読む気がしなくなりました。
なんてことを、あなた、何を今まで、徹夜までして、金曜の夜更けに我々を引っ張りまわして
いたのかしら、と、思うほど、がっくり、きました。

南京大虐殺は、数はその根拠として、あれは、南京戦闘であって、虐殺ではないことを、
皆さん、必死になって証明し、間違いを正そうとしていることでしょう?
併合問題にしても、どっちがどっちではなく、歴史の中で、無理強いではなかった、
相互利益、不利益のバランス間で、国際法上、なんら問題も無く成立した事実でしょ?

結果、彼が、どういう過去の体験をされたかは、色々と伺いましたが、
この国が、隣国より、ナショナリズム攻撃を受ける今日、
去勢されたこの国民意識、左翼の発言を、結果幇助してしまった事実、
意見をするものとして、この創刊宣言は、ないんじゃないの、かしら。
おまけに、オフレコ、というテーマで、あの、なべつね登場。
読みましたが、どこが、巻頭に値する内容なのかしら?
自分が主催する、懇談会に、歴代首相の中で、一人、小泉だけが出席しないことで、
反小泉を画策していることぐらい、まさに、オフレコでやってほしかった。
期待していたのに。
そういう、メディアのフィクサーを自称している、なべつね、こそ、聞ける話もたくさん
あったろうに、なぜ、奥様の話。
この記事こそ、オフレコにして下さい。
 

ようこそ、デズニーリゾートへ

2005年07月18日 | 雑感(日記)
ディズニーリゾート、2パーク年間パスポート、3年目に突入した。
本当に、金額が高いので、この時期は、痛い、辛い。
貧乏性なので、これでもかと、と行くのはいいのだが、もちろん、イベントが変わる
度ごとに、新しいアイテムが売り出されるわけで、さすが、大店法に縛られていたことはある。
昔、休園があったことなど、遠い昔の話である。
そのため、アトラクションを、月変わりにメンテナンスと称して、休止期間を設けるが、
暫く行っていないと、今月の休止アトラクションがわからない。
車でいくのだが、まさに、ゲートのところで、
「本日は、センターオブジアースと、海底2万マイルがお休みとなっておりますが、
よろしいでしょうか?」
ここまできて、良いも悪いも無い。
もともと、アトラクションがない、ディズニーシー。いきなり、ショーと飲食の日に決定だ。

すでに、ディズニーシーの来客数は、確実に目標にいっていないのではないか?
炎天下の夏、日陰が少ないので、子供にとっては地獄だ。
シーのコンセプトは、大人のリゾート。
そうはいえ、シンドバットセブンヴォヤッジは、カリブの海賊に比べ、どこが、楽しいんだ。
食べるところは、家族の反対がなければ、迷うことなく、セイリングデイブッフェ。
安い、おいしい、楽しめるし、とにかく1日1食ですませることができる。
ブッフェネタですまないが、シーに併設されているミラコスタのオチアーノは、
最近、料理がおいしくなった。
一時期は、ケーキはまずい。子供に特化した料理がまずく、魚もおいしくなかった。
また、イクスピアリのアンバサダー。の、エンパイアグリル。
特段、ブッフェではないが、デザートが食べ放題。
ここのケーキはおいしい。1日1食で済む。ただし、昼が安いので、食べると、アトラクションに
乗ることができなくなってしまうので、ご注意を。
もちろん、ミッキーシェフは、いつも混んでいるが、かぶりものの、ミッキーやミニーが
お相手をしてくれて、それは楽しい。
ぐるぐる巡回してくるのだが、3回目あたりになってくると、「まだお前ら食っているのか」
と言われている様で、辛い。ここだけは、前日予約ができないので、気合で当日予約。
もちろん、あっさり入れることもある。

ディズニーランドでは、すでに食事はあきらめている。
バズライトイヤーができてから、ハニーハントができてから、もう、すいている日がない。
ゴールゲンウイークの次の日曜日とか、1月の中旬の成人の日の次の日曜日とか、
面白いくらいすいている日があるが、それは、毎年の特異日。
混んでいるときは、アドベンチャーランドのカレー屋さん、とか、
クリッターカントリーのレストラン。いい加減な覚え方だ。
1000円前後で、速攻いただけます。
アトラクションは、カリブが混んでいれば、その日は絶望、とすぐにあきらめます。
ここが、5分待ちになる頃に、活動開始です。
夜のショーの抽選にはずれたら、ここぞとばかりに、サンダーマウンテン。
ファストパスの連中が、優雅にショーを見ている間が勝負。
たとえ40分待ちでも、意外に20分くらいで乗れます。
もちろん、スプラッシュも同じ。
2回は乗れます。立て続けに。

ショーが終わったら、スペースマウンテンやら、客がいなくて、本当に冷え切っている
スターツアーズなんて、早いです。
夜のジャングルクルーズは、圧倒的に、船長さんの喋りにかかっているので、
寒い船長さんにあったったら、ご愁傷様です。
そういえば、スターツアーズの、あの、おかまの係員。2回しか見なかったけど、
もう会えないのかしら。「いってらっしゃいませーーーーー」のしなをつくったあの姿、
本当に忘れません。カンバック。

そういえば、マークトゥエイン号近く。喫煙所近く。昔、突然、ミッキーとミニーが出現し、
今も突然色々でてくるが、熱い抱擁を繰り返し、当然、チュッツ。
そのあと、バックをとったミッキーが腰を打ち付けていたのは、懐かしい思い出です。
じゃなくて、おかしいだろう!止めて下さい。不気味です。
アドベンチャーランドに出没する猿の集団。
家族そろって、写真をとる人気の場所だ。
最後、父として、猿を2匹、当たり前だが、背が、私高いので、ぐっとひきよせて、
「猿、こい!」
だって、人が多くて、ちょっと強引にしないと、撮影が.......。
でも入っているの、女の子なんだよね。やっぱり。しかも、きぐるみ、薄いし。ごめんなさい。

そういえば、過熱化していた、おととしのシー。
入り口でまさに、群集に、捕獲されていたミッキーが、目に焼きついています。
おばさんの、手が手が、顔に、鼻に。
顔、あさっての方向に、捻じ曲がっていましたね。
家で現像した写真、ホラーな思い出に、さぞなったことでしょう。
ていうか、酷すぎ。ルールないし、係員、あれは、止められませんね。無理。

この夏。ランドのプーさん。
また、記念撮影で、炎天下の中。いくら列を作って、順番を守らせているからって、
中の本体。本当に、大丈夫なんでしょうか?
いつも、心配です。
それよりも、最近、私は、そのまんま、お姫様バージョン。
誰が誰だが、わかりません。ばたくさい、ジャスミン。あなたは、誰ですか?

気が向きましたら、今度は、深夜のディズニーリゾート、待つ人々を紹介いたします。

年金、最終電車が出発してしまいました。

2005年07月17日 | 政治
少子化について、日本経済新聞社から発行されている本を読んでいる最中。
構成としては、各地域の取り組み、現状、そして、有識者のインタビュー。
また、各国の取り組み。
50歳以上の、有権者の割合が、有権者の50%を越える時が、
「年金改革行き最終電車」の出発、ということになるらしい。
フィンランド、スイスは2010年ごろ、米国、ドイツ、フランスは2015年ごろ、
イタリア、スエーデンは2020年ごろ、スペインは2025年ごろ。
当たり前だが、年金改革の実質的な、改革抵抗勢力になるのは、高齢者だ。
くしくも、日本では、年金改革時、高齢者の年金を、カットできず、先送りにされた。

その日本。2003年10月時点で、すでに、50,4%と、最終電車は出発してしまった。
これから、いくら、高齢者を、支える、若年層が、政治的に、取り組んだとしても、
法案的に、支えられる高齢者が、数では勝る。
結果として、どんな改革でさえも、成立しにくい、という事実が明確になった。

そこで、強引な案として、年金の問題を基本に、若年層の票のパーセントを、
応分にあげ、例えば、60歳に対して、20歳は、3倍。
など、これからの国を考えていく上で、あながち、暴論とはいえない考え方だ。
地方、というと語弊があるが、この国は、グローバルスタンダードといって、
どの地域にいっても、同じサービスが享受できる、という政策を採っていった。
その結果、公共事業が、土建や国家としての日本を作り上げた。

しかしながら、借金まみれの日本。
地方自治体の財務も、破綻寸前だ。
今もっても尚、つくれや、高速。新幹線。飛行場。
四国の3本の橋は、でたらめな通行予測が、破綻をきたし、あげく、ストロー現象で、
活性化するはずであった、若年層の流出と、企業の流出。
日帰りが可能になったために、宿泊客の減少、といった、本当に、目的はなんだったの?
僕たち、無能為政者です。という事実を明白化したのも、記憶に新しい。

つまり、それぞれの、公共物。
頭を抱えるべき問題が現前化した。維持費である。
橋、高速道路、だけでなく、一般道路、そして、公民館から、宿舎、公共インフラ全て、
維持費がかかるのである。
つくればつくるほど、その予算は、町の衰退を横目に、右肩のぼり。
そして、30年から50年を過ぎようとする、建築物の始末。
誰が、責任をとるのであろうか。

つまり、最終列車が発車してしまった、日本。
全ての後始末を、後始末として、降りかかってくるのは、若年層になる。
ゴーストタウンの激増も、目の前である。
コンパクトにまとめた、日本の国家ビジョンを、すでに、先が見えている連中に
先送りにされまくると、本当に、後がなくなるのではないか。

電鉄。乗降客はお客様か?モノか?

2005年07月15日 | 自分の仕事に絡めて
東京メトロ。また、ごみ箱を撤去いたしやがった。
ロンドンのテロが、契機となっているのは、誰でもわかるが、相変わらずだ。
確かに、あの、オウム、サリン事件以来、構内の警備やら、障害物、遮蔽物への
神経質ともいえる対応は、いったん、事がおこると、被害者でありながら、
未然に防ぐことへの、管理意識を問われることにもなり、必然として、ああいう対応となる。

民営化は、有効スペースを、コンビニなどに貸し出すことにより、当たり前の利益追求を
し始めたわけだが、かっての、営団としての気質も、なかなか抜けていない。
乗降客に対して過敏な対応だ。

私鉄の京王電鉄などは、昨年、最高益をたたき出し、今は、いけいけである。
京成電鉄、東武電鉄、西武などの没落を横目に、目指せ、東急だ。
とはいうものの、いかんせん、パブリックな精神があまりない。
前に、京王の社員立会いのもと、広告物を設置していたとき、階段付近で、ベビーカーを前に
困り顔の若い主婦。
たまたま、手が空いた自分が、お手伝いをしたが、京王の彼ら、
自分の力で利用できない方に利用していただくつもりはないので、余計な手を貸さないでください。
だって。
たとえば、上述したように、ごみ箱の撤去。灰皿の撤去。
彼らは大喜び。
もちろん、駅の清掃管理は、子会社を作ってやらせているが、高齢者、障害者の雇用を含め
国からの補助もでていたはずだが、電鉄は、当然費用を払う側である。
灰皿の撤去は、実は、JTが丸ごと予算を面倒見ていたので、電鉄は痛くも痒くもなかったが、
ごみ箱は、思いっきり経費削減になった。

さらに、駅員といっても、そのほとんどが、実は契約社員。正社員はほとんどいない。
だから、乗降客が文句を言っても、それが、本社にダイレクトに伝わることは、まずない。
余計なトラブルを抱え込みそうな、新しいシステムをなかなか採用しないのも、京王の特徴。
最近、リクルートが、無料の求人誌やら住宅情報誌など、配布用のラックを各駅に設置しているが、
絶対に、京王は置かない。面倒だもの。汚れるもん、誰が責任取るの?なんだ。
しかも本社がある、聖蹟桜ヶ丘駅。高額紙幣を扱える券売機が各出口に、1台しかない。
小銭を、最初から用意しろ、というのが、彼らの言い分だ。

これほど明確に、利用したい奴は、こちらのルールを守って、利用しろ、という精神は
実にすかっとする。なにしろ、役付きの社員以外は、他の電鉄沿線に住んでいる。
急行、快速を優先する思想は、各駅停車の所要時間を切り捨てにし、井の頭線は、過密ダイヤで
ラッシュ時は、急行を運行できない。不便だから、住みたくない、ということなのだ。
ただ、安い。

そういえば、JR。
灰皿を撤去するのはよいのだが、数年前に、旧国鉄の債務返済のために、タバコの税金をあげてまで
喫煙者が結果協力していたのに、あれは、なんだったのかしら?
東京駅には、喫煙ルームすら、改札の中から全撤去しやがったし、外に出て、吸ってくれは、
ないんじゃないのかなぁ。
そういう風潮にあわせて、何を撤去する、など、理解はできるが、ホームでの喫煙者を
注意することなく、明らかに、無銭乗車している雑誌あさりの人たちに、何の一瞥をくれるでもないのに、
スイカの接触不良で、降車記録がなく、エラーとなり、チャージができないことで伺うと、
さも、犯罪者への詰問風に、どうやって降りたんですか?は、いかにも頭、悪いだろう!
まぁ、乗るしかないんで、でも、池袋から渋谷のJR対東京メトロの戦い。
選択肢が増えることは、サービスやら体質改善のきっかけにもなるので、どちらもがんばって欲しい。

自分の知っている、韓国人と中国人

2005年07月14日 | 隣国問題
最近、仕事の関係上、隣国の方々と仕事をすることが多い。
話の中で、込み入った話がでることは、なかたっが、最近の隣国からのメッセージによって、
少なからず、そういう話題に触れることも出てくるようになってきた。

自分の良く知る中国人は、非常に実利的で、生きていくためであれば、さっさと国籍をかえることも
頓着ない。もちろん、一族として、姓名ですら大事にされる方々もいる。
しかしながら、あの人数。あの民族数。
不法に渡ってくる連中も数多くいて、彼らは、国に対して、何の思いもない。
よって、不法であるが故に、生きていく方法も強烈で、生存をかけた場は、いつも凄惨な現場に
なることが多く、正直怖い。
渡ってくる際に、多額の金がかかっている以上、中国に強制送還された場合、実質上、命がない。
だから、命がけなのである。
よって、パチンコ店では、中国人の不正を見つけた時のマニュアルでさえある。
ある店長が、まぁ、男気でもみせようと、頑張ったのかもしれないが、事務所のモニターで
不正をしている人間を発見。即座に捕縛しようとした。
すると、まわりの客が数名立ち上がるや否や、警棒に似た武器をとりだして、その店長を
袋叩きにした。あとで、録画されたモニターでは、10人の集団であったことが確認された。
彼は、全治2週間、入院を余儀なくされた。

彼らは、警察は、もちろん怖い。
通報されることをもっとも避ける。しかしながら、パチンコ店も、現場検証などで、営業の
邪魔をされたくない。とはいえ、毅然とした態度で臨みたい。
その結果、該当者を発見した場合、即座に、店員をそのコーナーに集め、逃げ道を空けて、
自主的に、帰ってもらうようにさせている。
もちろん、お前の顔を覚えてるからな、などは、禁じ手である。
それをことさらにして、後日、凄惨な結果になった人間を2名ほど知っている。
命のかけ方が違うのだ。
余談ではあるが、そういう中国人もいるということだ。

一方、韓国人は、いわゆる在日として、すでに2世、3世の時代に突入しているが、
そのほとんどは、本籍を韓国においている。両親が許さないからだ。
そのくせ、そういう在日を、韓国は受け入れない。
大学をソウルで過ごした友人は、ネイティブに話せもし、書きもできるのだが、日本で育った
という事実だけで、殴られたこともあり、排除されることが常であったと嘆く。
そして日本においても、指紋捺印にはじまり、非常に制約の多い環境下で、自己のアイデンティティー
の喪失も含め、ことさらに、国籍を拠り所にしていくケースが高かった。

そういう最中、竹島問題、慰安婦問題、など、話題として出る中で、
事実を元にして問題を語ろうとするが、決まって、哲学的な、抒情的な論議となり、
最後は、親が語る事実、祖父が語る事実を持ち出し、我々が受けた痛みは、
いかなる事実をもってしても癒されることは無い、に行き着く。
そこで、自分は、よく聞く。「あなたは、それで、どうしたいの?」

当たり前だが、我々は、空気のように、日本人としてのアイデンティティーもあり、
国際的にも、日本を看板にしょっていくことができる。
そういう人間が、彼らに対して、個に帰すような投げかけをすることは、決して誉められたことではない。
しかしながら、圧倒的な腹のくくり方で、生きていく中国人を見るにつけ、
深いポケットに陥り、あくまでも、被害者として、不幸な民族の歴史を刻み込むような
生き方は、本当に生産的なことなのであろうか?
そもそも、この国に足場をおいて、経済的にも立脚している韓国人を何人も知っているが、
生きていくことに関する点においては、どの国の人間も、己の哲学を持っている。
そういった意味で、優劣を、悲惨な歴史観を携えて語るあり方は、今現在を過ごす我々の
受け止め方を制約することになるのではないか。
それが、差別者の言い分だと、との言われ方にすら、違和感を覚える、自分の思慮の浅さは
あるかもしれないが、
そういうことでさえ、圧倒的に、リアリティーが欠如している、日本だ。
だから、つい、聞いてしまう。
あなたは、どうしたいの?何をしたいの?