まなびの途中

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今年の「野球」を見て、本当に敬意を表したくなった2人

2011年09月04日 | スポーツ
どうでもいいことかもしれないが、
気になってしょうがないのは、イチローの連続200安打。
今年は、かなり際どいかもしれません。

昨年までは、そのイチロー。
ネットを巡回していると、
いつものように、あちらこちらで、イチローのスタイルについて、
喧々諤々。

否定者が、有体に言うには、あんなのは、どうやら結果オーライ安打
に見えるらしく、
その足と、転がる球の方向に
意図的ではない何か、

そう、えへへ、儲かっちゃたよ的な何かを
「ご自分」の経験則から惹起してか、
お感じになるようなコメントが。

そうでない方も当然おられまして、
色々な数値をあげて、そのチームにおける
役割としての貢献度が、その年棒と、年齢に応じ、
いまいち度をあげられる方もおられます。

当然ながら、鑑賞者があって成立するスポーツですから、
その「思い」をどう発言しようと、それはそれで
それも重要な構成要素ですから、
その「場」に参加人数が多いことは、
ある意味、一流の証左かもしれません。

すでに日本人プレイヤーが、極一部を除いて、
「株」が暴落気味だという報道がなされておりますが、
大リーグ自身、色々な問題を抱えているのも事実かもしれません。

で、今年の日本球界。
いやー、すごいもんです。あの統一球。
各打者や、チームの攻撃力の「ベタ下がり」具合の壊滅的なことと言ったら。

「半世紀前に逆戻り?「統一球」でGも虎も“重量級”貧打線!」

この記事からも、実際に観戦されている方にとっても
思いは同じかもしれません。

【「飛ばないボールは転がせ」はウソ】

ですって。
ゴロですら、飛ばないボールは転がしてもヒットにならない。
というデータやら実績がでているとのこと。
どうやら大変なことになっているようです。

そう考えると、その統一球タイプ。
大リーグ使用球と同程度のもの。

今まで、結構、「野球」はどうやら、かなり通用すんじゃねぇの?
と思っていた方々。
ええ、かくいう私も、本当に、つい先日までは、あの西岡さんですら
結構やってくれるのではないかと思っていました。

が、ここまでくると、
本当にすごいのは、本当に、ごく一部の方でしかなかった。
という当然の感想でした。

あのイチローの、ひたすら打ち上げず、転がすバットコンタクトも
その「ゴロ」ですら、結果が出せない日本の現実を見せられると、
あれも、ヒットにするのは、ごく限られたアスリートにしか
できない技術、能力なんだということ。

青木選手が、川崎選手が、そのタイプ的に
イチローに続くかもしれないと
言われながら、3割にも届かずといった現状もそうです。

松井が、なんでホームランを量産できないんだと
囲む記者が、その都度話題にしてきましたが、
今年に限って、あの中日のブランコも、
年を取ったとうはいえ、カブレラも小笠原もラミレスも、

この日本の球場ですら、オーバーフェンスできない。

今回、ダルビッシュが超目玉になっているそうですが、
大リーグ入りを目指す、西武の中島よりも、
日本ハムの糸井選手。
このスペックに関係者の注目が集まっているというのも、
うなずけます。

今、通算2累打の記録を、松井とイチローが「更新」していると、
日本の記事で見かけますが、
日本の記録を合算することについて、
ことさら突っ込んだ話をしない彼ら。

一番、肌身で感じている彼ら。
今まで、あれやこれやと、自分も「思い」を言ってきましたが、
ここまで、その現実をみせられると。

本当に、改めて、敬意を表したいと思うわけです。