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まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

1円パチンコの話。だから、今日はこんなネタですいません。

2007年09月21日 | ギャンブル?
すいません、パソコンの通信環境が悪くて、
どこにアクセスしても、数分かかってしまう、まるで、
昔のダイヤルアップ状態。
なので、関係の無い方にはゴメンナサイ、第3弾。

最近、1円パチンコだとか、5円スロットとかが、話題と言うよりか、
地方で実績をあげてきている。
特に、北海道では、多くの店舗が取り入れ、400台満席、
そういう事態にもなってきている。

ご存知の無い方には恐縮ですが、
1000円で、4円の貸し玉だと250玉。
これが1円パチンコだと、当たり前だが1000玉。
論理的には4倍の時間、遊戯できる。
そして、論理的には、4倍の確立を「当てられそうな」期待感がもてる。

その分、大当たりして、「出玉」をお金に換える。
4円パチンコでは、1回の大当たりで普通2000発。
等価交換であれば、2000×4円 ということで、8000円。
ということで、1円パチンコでは、単純に、2000円。

パチンコは、ギャンブルである。
ゲームセンターではない。
そういう見方もあった。
なんで、わざわざ儲からないギャンブルをしにいくのか。
行くわけがないし、そもそも、可笑しいだろうと。

ところが、この「ギャンブル性」を著しく「あげた」時期があった。
3年前になるだろうか。
当り確立、500分の1。
等価交換の店で、普通、1000円で、20回、回るとしよう。
2万5千円。かかる。

もちろん、1000円で引き当てる、「お座り一発」というラッキーもあるが、
中には、1500回まわしても、引けない人もでる。
1500回。
1500回。約、8万円だ。恐ろしい.......。

で、遊技時間、こんなもん、当らなければ、1時間で2万円くらい、
あっという間に無くなる。
本当に、怖い、怖い世界だ。

さて、これが1円パチンコになると、劇的に世界が変わる。
1万円が、4万円滞在時間に変わる訳だ。
それと、機種も、「甘デジ」というタイプ。
約100分の1の確立。
ええ、もう、1日遊べるわけだ。

結局、楽しめる、という時間を過ごす。
もちろん、脳内ドーパミン発生させる瞬間が欲しいわけだから、
低確率で当ればいいわけで、
「お持ち帰り」はそこそこでも、
明日、「うつ」お金が残っていればいいわけだ。

さて、そこで問題。
さきほどから、等価交換といっていましたが、
この1円パチンコ。
粗利40%。
普通、10%営業とか、15%営業とか、言ってみれば、
1万円使うと、9000円、客に戻す。
これが10%営業。

40%というと、1万円で、客に6000円戻す。
ええ、気づかれた通り、おそらく、「等価交換」していない。
約3分の2戻し。
ここです。
これからの方向は。

もともとスロットマシーン。
これですら、等価交換仕様になっていない。
パチンコ機だって、そう。
もともと等価交換なんて、最近のブーム。
4円で貸して、2円50銭返しが基本。
1000発打ったら、1000発戻す。
これで食ってきたのが、パチンコ業界なんである。

パチンコ遊技人口は、むしろ増加している。
当然ながら、減っているのは、スロット人口。
仮にもし、等価交換を止める。
出す喜びを、お客に与える。
それができるのであれば、
特段、1円パチンコなんぞ、やらなくったって、いいわけだ。

それでも、1円パチンコで、「満卓」になるっていうんだから、
ひょっとすると、庶民は、案外、柔軟性を持っているって事かしら。
5000円使って、8000円もどってくれば、
今日は、外食! でもありなのかもしれない。

確かに、5万円使って、何の戻りもなければ、
今日は8万円、お持ち帰りをしなければ!と言う気にもなるが、
遊びに行って、5000円損しても、
明日、7000円、取り返せばいい、という世界観。

やっぱり首を絞めていたのは、パチンコ業界だったのかもしれない。


スクラッチのくじ。もう、これはギャンブル?

2006年09月06日 | ギャンブル?
ギャンブル。
特にパチンコなどは、様々に法規制が行われ、
「射幸心を煽る」ということが、今は、ホットなテーマになっている。

メールを配信するのは原則禁止、とか、
新聞の折り込み広告は、新台を入れ替えたときだけ、とか、
店頭のポスターも、店内において、有効とか、
そんな「小手先」なことで、射幸心を煽らない、そういう抑止力になるのか、
とっても疑問。

まぁ、所詮、食べるだけ食べといて、世論が騒ぐと、頑張るのが警察の仕事。
そう、見られても、というか、見られている。
とにかく、所轄というか、県によって、案外、アバウト。
裁量の部分が、あまりにも大きくて、そっちでは、OKなの?
ということが、結構、よくある。

さてさて、そういうギャンブル。
運に左右される。その結果によって、金銭など、賭けた財物のやりとりがある。
株などは、賭けた金額が確定する。
要するに、負けの金額も、言ってみれば、最大、賭けた金額。

先物取引など、いろいろと言われるのは、
負けが見えた時点で、「手仕舞い」すればいいのだが、そういう風にできる
取引がある。が、追証を突っ込むことを、取引の前提にしている限り、
負けの確定は、その1年間で、結構、無限。

株も、信用取引なんかしていると、負けが確定しないこともあって、
要は、お金を突っ込む。突っ込む。

ってことは、これも、ギャンブル?
ということだ。
そういうことなら、あの宝くじ。
がんがん、当たったときの、おいしい映像を流しているが、
負けが、その時点で確定している、って変な書き方だが、そういう意味で、
ギャンブルじゃないから、まだ、いいんだけど、
あのスクラッチクジ。
あれは、どうみても、その場で「判定」がでるもんだから、
ある意味、負けが確定しない。というより、勝ちに向かうべく、削る削る!

これは、どうみても、ギャンブル的、要素、満点だろう。
このCM見たけど、大好きなユースケが、焼肉パーティーを開いているが、
あれは、「射幸心」煽りまくりだろう。

とてつもない、当たり確立なんで、あっさりと、「心が折れる」のは事実で、
あらん限りのお金を、突っ込むことは、普通、しない。
が、小当たりを、存分にちりばめた、スクラッチだったら、
もう、気分は、ギャンブルだ。

そして、あの、CMだし。
パチンコと並列して、語るのは、ちょっと、かもしれないが、
最近、ロト6のキャリーオーバーが6億越えたなんて、町中に溢れているんで、
あらゆるメディアも、総動員で、「射幸心」を煽っているかのようで、
どうなんだ、と思って、書いてしまいました。

ええ、本当に、最初の頃から、私は、買っています。
ええ、当たりもしません。
煽られても、おりません。
淡々と、毎週、買っているだけです。

「北斗の拳」を久しぶりに打つ。

2006年07月27日 | ギャンブル?
昨日、久しぶりにスロットの「北斗の拳」を打ったんだけど、
なんだか、5,6設定とかいう「イベント」で、大賑わいの店。
他の台が空いてないし、北斗の拳SEという新台も入ってない。
でもね、この店、この駅周りに競合店ができないんで、一人勝ちです。
でも、良心的だと、鉄火場なんだけど、勝手にそう「信じて」
やりにいってるんだけど。

そうそう、そのケンシロウ。ちょっと、この時期には使ってはいけない金額、
使ったんだけど、当たって、嬉かったんだけど。

もう1発目から、ラオウ、剛掌波!
辛いね。悲しいよね。
それまで、3回しか当たってない、言ってみれば「くず台」。
北斗で当たって、レインボーオーラ!なのに、1発で撃沈。
そんな経験をしている自分にとっては、もう、悲しい事実を受け入れる用意は
できておりました。

出ました、トキ登場。継続でした。
2発目。また剛掌波。ひどい話。でもね、リンで復活。
3発目。また剛掌波。たまらないよね。いやいや、またリンで復活。
4発目。おいおい、剛掌波。自力で、よけてくれました。

なんだろうね。

5発目もラオウの攻撃。6発目もラオウの攻撃。7も8も9も10も。
すごいよ、闘おうよ、ケンシロウ。
ああ、クリキンの音楽が流れてきました。
この10発目も剛掌波。継続が確定しているんで安心なんだけど。
11も12も13も。ケンシロウ、全然、攻撃しません。

13で、単なる「パンチ」で撃沈したんだけど、いやー、お財布の復活が確定。
その後、70ゲーム目で、また当たりました。
3発目までいきましたが、一向に、ケンシロウ攻撃しません。

これって、ガンジー?無抵抗主義?

このまんま、20回継続いって、最終画面のラオウの最後までいったら、
ラオウの自殺?

見たかった。こういう展開。
というより、よかった、この時期に、少し、お金が増えて。
またしばらく、しない。

パチンコ「ガイア」が、分割される日?

2006年05月17日 | ギャンブル?
そういえば、五月雨式にパチンコ店の上場断念の話が賑わっているが、
昨年暮れに、一端は受理されたものが、取りやめになったことで、
喧々諤々と理由をあげている。

当然ながら、パチンコ店はギャンブル。しかも特殊な「換金方法」を取り入れて、
これがまた「グレーゾーン」と称されて、大きな理由の一つと指摘されている。
でもね、こんなこと折込済みのはず。
承知でジャスダックは受けていたはず。
しかもピーアークという法人は、ホールディングという別組織を組み立てていた。
だから、実際、ホール運営は、子会社が別法人でやっていて、
ホールディングはそれを取りまとめていた、という仕組みだった。

多分、誰もがこれだったら「いける」と読んでいたはず。
いや、これでしか通らないだろう、と読んでいたはず。
マスコミは、ライブドアの影響だとか、三店方式の問題だとか、リークした
日経の責任にしたりとか、弁護士会が圧力かけてきたとか、言っているが、
「経済制裁」です。
特に、アメリカからのお達しに基づいた。

上場を目指すパチンコ店は、そのほとんどは、「半島系」のパチンコ店です。
北とか南とか、本当に判然としません。
もともと、北系の法人には、いわゆる、在日問題にもからんで、
双方で「戸籍」すらない人々が多いのも事実。
残ってしまった人達は、色んな意味で、不幸な展開があったのも事実です。
税金は免除、固定資産税もない、など、かなり優遇されていたのも事実です。

そのお金は、どこに?というのが今回一連のテーマだったわけです。
昨年暮れに、アメリカが北朝鮮に仕掛けた「経済制裁」は、
前にも書きましたが、日本にも「直接指導」がきております。
それが、今回、上場に関して、あまりにもナーバスな問題となって、
「自主規制」となったのが、多分、真相です。

そのあおりは、ぐんぐん店舗展開している「ガイア」グループを直撃。
すでに、200店舗近い急成長で、直営店、別ブランド店、営業支援店と
触手を伸ばしていますが、そのほとんどは、金融の「抵当」がついている
感じです。

この方法論の行き着く先は、もちろん、借り入れ資金を「株式に転換」。
これしかなかったはず。
これが暗礁に乗り上げたとなっては、おそらく、数年は持たないでしょう。
大掛かりな「分割」「争奪戦」が近いうちに繰り広げられるんじゃないかと、
思っております。

巨人の星Ⅲ。投げてくれ、大リーグボール3号を!

2006年01月16日 | ギャンブル?
パチスロで、「巨人の星Ⅲ」という台が、アリストクラートから販売されております。
例の原作を、ある意味忠実にして、液晶画面では、懐かしい「映像」を再現。
にしても、飛雄馬の子供のときの顔、ねずみみたいな「ひげ」が3本。
お姉さんの明子さん、なんで、老けないんでしょうか。
そして、謎がいっぱいの、大リーグボールの演出。

大リーグボール1号。今時の漫画ではお目にかかれないくらい、非科学的だし、
そもそも、あれだけ賢い設定の花形さん、特訓なんてして血みどろの手なんてこと
せずに、見逃せば、単に「暴投」なんですが、どうして、あの当時、あんなに
熱中してしまったんだろう。

大リーグボール2号。今時の漫画ではお目にかかれないくらい、非科学的を超えて
超ナンセンス。そもそも左門さん、バットを振り回して砂埃をかき消す時間があれば
その振る回数で、消える球に当てることは「可能」だと思うんですが、あの当時、
なんで、あんなに夢中になってしまったんだろう。

大リーグボール3号。いやー、これこそ、今でも、「魔球」として、納得のいく
ものです。まるで、1号、2号が、「魁 男塾」みたいな「のり」で済んでいたのとは
段違いです。ええ、特にコメントはありません。
だって、めったに、自分のこの台、3号を投げてくれないんですもの。
投げてさえくれれば、その「熱い演出」に「当たり」の期待が高まるというのに。

それにしても、「大当たり」が引けません。斜に構えた発想は、ダークになるばかりです。
うさぎ跳びも、幼少期の発育には不適切だったことも、大リーグ養成ギプスも
エキスパンダーのブームを加速させただけで、あんなもの、皮や毛にひっかかって
痛いばかりで、不毛な器具です。
次第に、精神は、暗黒のフォースに落ちていく気が致します。

針に糸を通す、精密なコントロールを、幼少期の家の壁に空いた「穴」で培った
投球術は、それだけで、200勝はいけたはずです。
いちいち、目に炎が生じないと、体からバックフラッシュが走らないと、
そして、ただの1球に30分の時間をかけないと、だめな体質が、大リーグボール
に依存する体質を育ててしまったんでしょうか?

花形も、左門も、そして親父も、そんな彼に付き合うことさえしなければ、
飛雄馬の選手生命も、もっと長続きしたはずです。連帯責任です。
ええ、だから、巨人は、今でも、「使い捨て」というレッテルを貼られることに
なったんです。
ああ、今日も、スロットは、出ませんでした。燃え尽きました。


サミー、ハクション大魔王。1000ゲーム時短機発表。

2005年11月21日 | ギャンブル?
パチンコ関係のネタなんですが、
サミーとフィールズの蜜月関係は、もう、終わってしまったのでしょうか。
サミーは、ロディオブランド、そして、銀座といったメーカーを傘下に入れ、
開発に関しては、もう、自信一杯です。
その昔、保通協のいい加減な審査と、その後のホールの「改造」問題等あって、
「保険」をかける意味で、販売会社を隠れ蓑にした「開発」が盛んでした。

フィールズはそれを担保にして、サミーの台の独占販売権を握りつつ、
売れるか売れないかの微妙な台をロディオとして「売らせて」いた気がしていたんだが。
そのロディオ。サンキョウビスティーと組んだりして、その販売力を盾にして、
今や、飛ぶ鳥を落とす勢いです。
けんか、したんでしょうか?
何か大人の解決が、あったんでしょうか?

それはともかく、あれほど、煩かったパチスロ5号機。
どんどん、出始めております。
エバンゲリオンという、1発目。お店側は、余りにも泣けてくるような収入に、
5号機の時代を目前に、パチスロコーナーをパチンココーナーに改装するべく、
資金をかき集めたと言われておりました。

昨年、パチンコも「新要件」という新基準のパチンコ台でにぎわいました。
その世界はパチスロの「ミリオンゴッド」とともいわれ、今や、「MAX機」とすら
言われている、「ヤマト」「スターウオーズ」の例の機種です。
1000円で20回まわるのをボーダーと呼んでいる、パチンコ。
ということは、スロットだと、約25回くらい。まだ、スロの方がお徳。
ところが、パチンコのMAX機。初当たり確立が500分の1。
スロットには、そんな「下品」な機械、ありません。
だいたい、行っても、400くらいです。
ええ、客がMAXで、討ち死にした台でした。

体力が無い店が、思いっきり客を飛ばし、なんとか、別の機種、ええ、海物語なんぞで
ようやく一息をついたこの時期に、今度は、スロットが困ったチャンになってきました。

今度は、スロットがパチンコににじり寄ってきています。
パチンコ台は、大当たりを引くと、大概、100回転まで、玉が減らない「時短」という
特殊モードに突入します。大当たり抽選確立もUPするので、ドキドキタイムです。
これを、思いっきり取り込んでいます。
そもそも、一晩で、30万だ、40万だと、そういう稼ぎができること自体、
パチスロは常軌を逸しています。その「爆裂」状態に歯止め、どころか、「逆噴射」
状態のスペックにしたのが、5号機。

勝っても、2万円から、3万円だよ。
ものすごく勝っても、10万円いくかなぁ。
そのかわり、1000円で50回もまわっちゃう。のんびり、だらだら。
レギュラーという当たりの後の「時短」だと、1000円で120回もまわっちゃう。

ところが、サミー。「ハクション大魔王」で、逆手に取りました。
レギュラーという、スロッターにとって、忌み嫌われる当たりにスペシャル投下。
確立は、なんと約1万分の1。1ヶ月で、ぶんぶん回していて、10回みれるかどうか。
なんと、1000ゲーム「時短」です。
この間、多分、「じわりじわり」とコイン微増します。
感覚として、2~3時間、次の当たりを引くまで、続きます。
時間つぶしのサラリーマン、もう、打てませんねぇ。

昔、山佐さん、メフィストという変な台を出しました。
ツインビッグ方式でしたが、自分は、こよなく好きでした。
これもあのレギュラーボーナスを引くと、あっという間に天国モード。
10万くらい、稼げてしまう、恐ろしい台でした。
今まで、爆裂機の名の元、演出だけに命を投げ出してきたかのような、各メーカー。
「法規」の穴を狙って、どういう面白い「ゲーム性」を発送できるか、
今回は、またサミーが、北斗の拳に次ぐ、面白い展開を見せそうです。




パチンコ店、30兆円産業、数字のからくり

2005年10月10日 | ギャンブル?
ちょっとした仕事柄、パチンコ店に関する本をいくつか読んだのだが、
この30兆円と言われる、巨大産業。
国民の医療総費用にも匹敵すると言われているが、
よくよく考えて見ると、なんだが、
この産業の売上は、ほぼ、お客の、賭け金、である。

普通の企業で考えてみると、100の売上のうち、
例えば、70%は、仕入れの原価。
これが、弁護士さんやら、税理士さんだと、100%、荒利ですが、
本来、30%が、荒利です。
IT関連だと、ソフトを作っている会社も、一応、ちゃんと原価計算しています。
70%は、人件費。ええ、結構、肉体労働らしいです。

ところが、パチンコ業界。
この原価が、多分無い。
どういうことかというと、100、売り上げた場合、
一般的に、85%から80%は、客に、戻す。
ギャンブルなんで、当たり前のことなんですが、
日に、1000万円の売上をあげる、パチンコ店。
ええそうなんです。一応、800万円は、客に戻します。
イベント日などでは、10%を切る、もしくは、正真正銘の赤字になる
こともあります。あくどい所だと、70%しか、「出さない」店もあります。

ということで、約、30兆円のうち、機械だとか、店舗、そして立地、
もちろん、特殊景品の景品代、周辺設備など、引いた、その約15%から
20%のお金で、捻出するわけです。
そして、社長のベンツも人件費も、コンサル代も、借り入れの返済費用も。

と言うわけで、この業界、4,5兆円産業で、いいんじゃないですか?
経常利益ですら、この中に入ってますから。

だって、もう一度、言いますが、日に1000万円、売り上げますが、
約800万円は、客に、返すんですよ。
そして、みなさんが、どうだが、わかりませんが、返された800万円のうち、
結構な金額が、ええ、翌日、私も含めてですが、
また、店に、入れに、いくわけですよ。
なんか、おかしいと、思いません?

もっと、変な例で言うと、
1000万円、預金をしましたが、当日、800万円、引き出しました。
が、その客は、翌日、また、1000万円、貯金をしに来て、すぐに、
800万円ひきだしました。
で、この業界は、2000万円の「売上がありました」っていうのかな。
400万円しか残高、ないでしょう?

同じことじゃない?
だから、前から、この30兆円産業って、不思議な言い方だなって、
思ってました。どれだけ、いいかげんな、延べで、総量を言ってるのかと。
もしかして、私が、間違っているのかしら?
だって、私なんぞ、年にすると、ひょっとして、600万円くらい、
使ってるけど、そんなに負けてるわけじゃない......。
勝ってるもん!
   すいません、そういうことじゃなくて、純粋に使ってるお金って、
年にすると、40万円くらい?ごめんなさい、見栄張りました、
60万円くらい?(変わらないって、つまり、負けてるってこと)
これが、売上なんじゃないの?

ギャンブラーとは、口が裂けても言えない。

2005年08月28日 | ギャンブル?
土曜日の深夜と言うことで。
毎週のこととはいえ、本日も、痛々しく、スロットを打ってまいりました。
何のために、打っているのか、本人も、だんだんわからなくなってきている、
今日この頃ですが、多分、発見しました。

なぜ、負けるか。

というのも、今日、珍しく、勝ったからです。
つまり、今まで、よく出る台に座っていなかったのだ、という単純な事実に
気付いたからです。
えー、よく出る台。わかったら、苦労はないわい!
ええ、その通りなんですが、自分は、朝からは、打ちません。
良くて昼過ぎ、普段は、夕方から打ち始めます。

一応、確立の問題なんですが、スロット台は、例えば、300分の1とか、
あたり確立を持っております。
ということは、1000回まわすと、一応、目安としては、3回、大当たりが
引けておかしくない、という「気持ち」になるわけです。
これが、3000回で、当たりが1回しか出ていない場合、
特に自分は、調子の出ていない台、と言う風に考えず、
非常にポジティブに、なんだ、9回、当たりが貯まっているじゃん。
というい風に、考えてしまうわけです。

もちろん、例えば、4000回で、15回、当たっていた場合、確立上、
期待値を超えているわけですから、「これは、もう、当たりがなくなっている」
そういう「気持ち」になるわけです。

さらに、この「気持ち」。人の出した台に座りたくない、という「意地」
が上乗せ発動するケースに、よく、発展します。
こうなると、ある意味、本人、鉄火場状態に突入するわけです。
ここが、ポイントです。
台は、単純なものではありません。
おおよそ、10万ゲームとか、ものすごい数字を基礎として、確立が
決まってきます。
それこそ、1ヶ月前に、当り大爆発を引いた、その実数値は、結局、その
数日後やら、数十日後の台の調子に影響を及ぼします。

そうなんです。その日、出ている台は、その日ではなく、多分、
この数日、調子が良いのです。
つまり、その日、夕方まで、出ていない台は、この数日、調子が悪いのです。

もう、書いていて、なんとも、言いようの無い、不快感に襲われています。
知っていたんです。この当たり前の、事実を。
直視しなかった、己の思考回路に、今、猛烈な、嫌悪感が走っています。
ええ、勝ちました。本日は、そういう風な行動をとったからです。

しかし、なんで、パチンコに場所換えしてしまったんでしょうか?
なぜ、すぐ、帰らなかったんでしょうか?
はい、なんとなく、つまらなかったんです。
いつも、本当に、苦労して、育て上げて、そして、いくばくかのお返しを
いただいて、の日々が、永すぎたんでしょうか?
あまりにも、あっけなく、大量のあたりを、苦労もなく、
引き当ててしまいましたからでしょうか?
長年染み付いた精神構造は、本日の行いを許すことはありませんでした。

もっと、苦労したい。自分で育て上げて、出したい!
なんて、移ったのが、パチンコでした。
負けました。おおおおもいっきり、負けてしまいました。
苦労のし甲斐のある、台を、見つけてしまったのです。
魅入られるように、育てたい!と思える台を見つけてしまったのです。
ええ、ニートな奴でした。
一向に、孝行を、返してもいただけない、台でございました。

だから、冒頭にも申し上げた、
「何のために、打っているのか、だんだんわからなくなって」
になってしまったのです。
一応、学習のない自分を反省するために、正すために、
書き留めておこう、と、思ってしまったわけです。
本当は、パチンコとスロットの比較論をする予定でした。
いつもの、だらだらで、申し訳ない。

パチンコ店、違法改造のおさらい②

2005年07月07日 | ギャンブル?
続きです。

一時期、「沖スロ」というスロット機が、大ブームを引き起こしていた。
沖縄スロット。何が沖縄かと言うと、かの地域では、本土と異なる、カジノ仕様の大型機が
設置されていた、時代があった。でかい、でかい機械だ。
で、その中で、何をでかくしたかと言うと、コイン。コインがでかい。それだけだ。
で、沖スロ。それが、大変なことになった。
違法改造の嵐。もう、どこもかしこも、入れまくり。裏ロムを。
出すための改造。それも、一時に出す仕様なもんで、出ないときは、全くでない。
出たときと言ったら、一財産築けるほど出る。
例のコンサルティング会社。バックに警察OBをつけ、定期的な調査の日をリーク、なんて、
本当かどうかも不明なトークを武器に、一方で、裏ロム設置。一方で、保険費用を徴収。
見事な稼ぎを行っていた。
笑えるのは、不正が発覚しても、我々のバックには、大物政治家がいますので、
営業停止にはなりません。必ず、出てくる名前は、平沢勝栄。
本当に、名前だけは、売れっ子でした。
しかし!それを当てにして、保険料を払っていたお店が、ばんばん、つぶされる。
そんな話、無い。

そうなってくると、警察も本腰を入れ始めた。メンツが大事。
射幸心を煽るなんて、そんな悠長な言い方が、遠い昔の話みたいな状況に、あせったわけだ。
射幸心が炎上しまくってる訳だから。

そんな中、敵の敵は味方ではないが、射幸心を炎上させる、正規の台が検定を通った。
世に聞く、「吉宗」「北斗の拳」などの一連の万枚機である。
すいません、内容は、軽めに書いてございます。通の方には、当然異論があると思われます。
もっと、あるだろう、ゴッドやら、サバチャンやら、など、それは、大きく割愛しております。
そういう、危険を冒してまでの営業が、ここにきて沈静化する。
「北斗の拳」。すごいことになった。60万台。全国1万6千店舗。1店舗40台平均。
こんな化け物台は、過去、一切なかった。(パチンコはあるよ)

そうなってくると、その高度な技術は、今度は、通称「ゴト」に受け継がれてくる。
「ゴト師」。これは、店側も、客側も敵にまわす、完全な犯罪行為である。
今までは、ある意味、契約に則って、違法ではあるが、一応収入を得ていたが、
それができない。となれば、ノウハウはある。ゲリラ的に事を行うわけである。
今回は、勝手に機械に部品をつけて、ある操作を行うことによって、機械から大量のコインを
収奪する行動にでた。
これがすごい。妙な機械を手にして、3名から4名の工作員を配置して、ガッと機械を開けて、
わずか数秒で、部品を装着。
もちろん、店長やら、従業員を抱きこんで、こっそり深夜、堂々と取り付けに参上する連中もいた。
笑えるのは、警備会社のアラーム。熱センサーなもんだがら、進入時、毛布を被って、作業を
行う連中もいた。
過激なのは、センサーのない、ダクト。これを通ってくる連中もいた。ミッションインポッシブル
かお前等は。また、ガラス仕様の側壁を、そのまんまぶち壊して侵入するやからも。

いったん、部品が施された機械は、呪文を知ったものでしか、大当たりがこない。
これが大量に仕込まれると、店がもたない。
特に、外国系の人間が、あらゆる手を講じて、先鋭化してくる。
一方で、先の、コンサルティング会社。復活!
「ゴト対策」としての業務を開始。死なない。元は同じ職人さんだ。
あの手この手のゴト対策を、完全に正義の人として、現在引く手あまた。

さて、そこで、昨日の冒頭にあげた記事。全日遊連の会長さんのお店が、不正部品をつけていたがため
摘発された。まるで産経新聞の記事によると、先の「裏ロム」を設置したかのような、
記事の書き方で、ご丁寧に、解説記事にも、「裏ロム」の話を書いていたが、
違う。彼らが「違法に設置した」ものは、ゴト対策の部品なのだ。
日進月歩のゴト部品に対応する部品なんて、悠長に警察の検定など、通している暇なんて無い。
当然、そのセキリュティー部品をつければ、未承認部品だ。そりゃ、形式上、違法改造だ。
これ、どうなんだ?
ちょっと、外部からある電波を流すだけで、機械をあまりいじらなくても、勝手にコインがじゃらじゃら
出てくる、そういう事態が、深く急進的に進行している今日、怠慢なのは、検定を牛耳っている
警察のはずだ。そんな甘い機械、店は、お客のために、自分のためにも、やらねばなるまい。
それを、摘発?書類送検?
お金を生む、パチンコ店をつぶして、損するのは警察のはずなんだが。
カジノができたら、利権、丸ごと、他の省庁に持っていかれるのに。
警察は、警備?セコムに持っていかれるよ。

パチンコ店、違法改造のおさらい①

2005年07月06日 | ギャンブル?
ご存知ない方には、申し訳の無い話です。
先日、産経新聞にて報道のあった、パチンコ店の摘発報道。
言ってみれば、ギャンブル場。全国に16,000店舗。どんな街中にもあるといっていい状態。
しかし、やる人はやるが、やらない人は、やらない。
考えてみれば、コンビニエンスな状態で、駅前に立地するのは、日本ならではの独特な世界。
一応、商業地域にしか出店できない。学校、病院の、半径100M以内には出店できない、など
各種規制がある。が、既得権というものがあって、もともと、営業をしていた店舗は不問だ。
多くのオーナーは、韓国籍。色々な背景が過去に有り、今日まで至るが、最大手の「マルハン」や、
焼肉モランボンでもお馴染みの、サクラグループも、パチンコ店の経営で、韓国籍。

最近までは、そういう背景もあって、しかも換金ができる、賭博という、違法性もさることながら、
日本人の経営者が少ない。そして、警察が完全管理するという囲い込みもあって、
アンタッチャブルな業界として、社会性をもてなかった。
しかしながら、毎度、脱税やら、市民運動の標的にされることも有り、社会性をもたせる工夫を
せざるをえず、一方で、北のかの国への、送金問題もあって、急進的に改善がなされてきた。
もちろん、警察も、ここぞとばかりに、外郭団体を設立し、なんらかの問題がおこると、
委員会の設立、そして、団体の設立と、天下り会社を劇的に増やしてきた。
言ってみれば、この閉鎖的な状況は、実は、案外もろく、新規参入を排除する世界は、外敵に
狙われやすい。

以前、パッキーカード なるものが、三菱商事を主体に進められた。
お金の流れを明確に、といったシステムだが、NTTが自信をもって導入した、プリペイドカード。
あっという間に、撃沈した。偽造カード問題だ。テレホンカードですら、ダメだったのに、
相変わらずの能天気さ。三菱商事は、数十億円といった損害を出し、事実上撤退となる。

ここで、明確になってきたのは、どんな技術でも、突破されるといった、事実だ。
当然、パチンコ機、スロット機。電子機械である以上、免れ得ない。
笑ってしまうのは、ゲーム機ですら、チップの性能が64ビットの時代に、16ビットでやっていた。
偽造、改造なんて、お手の物だろう。
ニーズは、ホールからが、始まりであった。
娯楽施設として、細々と、閉鎖的な環境下で営業をおこなっていた、パチンコ店、
俄然、出ます出します儲けさせます!の鉄火場に突入する。
一撃、20万円やら、九州では、一撃100万円なる世界が、忽然と登場したわけである。
これを可能にしたのが、改造機械、別名「裏ロム」だ。
オリジナル台は、公安委員会、下部組織の保通協といったところで、検定が行われる。
当然、そんな、爆裂する台なんて、通さない。

客側も、当然、大歓迎。当たり前だ。出さない、改造ではない。出す、改造だ。
出さないようにするわけが無い。
そうすると、「射幸心をあおる」という名目が、警察の次のキーワードになる。
違法改造機への、摘発に乗り出すところとなる。
しかし、そういったパチンコ店が、増え、それを、厳密に摘発する、営業停止にする。
警察もさじ加減が大変だ。退職者の団体が、同時に危機におちいるわけだ。

そういったわけで、パチンコ屋さんにも、ツーカーの組合を組織させていたわけで、
うまく火をつけては、消しての繰り返しをおこないながら、業界の透明性をピーアール。
しかし、そういう違法を生業にする連中も、生計を営む集団として、定着。
それが、コンサルティング会社として、浮上。
こいつらも、警察OBを巻き込んで、例のさじ加減が大事よ、の掟を遵守する。
もう、何が正でなにが非かなんて、だんだんわからない。

ところが、メーカーが、ついに、「裏ロム」なんて関係ない!という、そのまんま、
それ自体が爆裂機を、登場させる。例の裏家業コンサル会社、真っ青!
機械の性能も、格段に向上。
というわけで、今日、改造機など、余計な金かける店が、激減。
その昔、とある街で営業していたお店。店内のマイク放送が笑えた。
「当店は、すべて、オリジナル台です。ジャンジャンバリバリと、出玉をお楽しみ下さい!」
バカだろう、おまえ。という店が多かったのです。
だから、タレコミ、チクリ、の暗黒の時代が、つい最近まで、確かにありました。

以下、続く。

パチンコ店、上場会社出したら、大変だよ。

2005年06月25日 | ギャンブル?
東京のみならず、パチンコ店で働く人間の、絶対数が足りなくなっている。

少子化の影響をもろにかぶった、というのも一理あるが、
もともと、パチンコ店は、人間、特にアルバイトに関しては、完全に消耗品として
以来、扱ってきた、つけがまわってきたように、思える。

アミューズメントとという横文字を、ありがたく、イメージアップに使用し、
突然、中高年を排除し、若い人材を、大量に募集し始めたのは、
1990年あたりのことである。
マルハン、ダイナム、をはじめとして、東京では、PIA、ピーアークなど、
店舗の設計を、限りなく、トレンドを効かせたものにして、従業員の若返りをすすめてきた。
しかし、流れと、うわべだけを、なぞった、連中が多発し、
おいらの店は、デズニーランドの接客を目指す、なんてことを、臆面もなく言い出し始めたのも
この頃であった。

マルハンなどは、役員など、トップの連中は、ほとんど、外部からの人間で、まだましだが、
企業化を果たせていない、ワンマン経営、しかし、10店舗以上のチェーン店を
展開しているところが、本当に、悲惨だ。
今では、オーナーも年をとり、息子に代を譲っているが、こいつら、
社会経験が無い上に、外部の友人も少ない、そのうえ、うらやましいことだが、
お金に困ったことがなく、親父以外、人に命令をされたことがないときている。

その上、店舗での実務経験が、ほとんどなく、人を扱ったことがない。
だったら、セクションを設けて、業務を分担すればいいものを、必ず、口をだしてくる。
結果、外面がよく、返事がしっかりとして、一切、反論をしない、
そういう若い連中が、選別されることとなり、いわゆる、体育会系ののりが、加速された。

そうなってくると、取り立てられた人間は、存分に上司の威光に寄りかかり、
自分を、尊敬してくれる部下、反抗しない部下、シフト管理上、遅刻、欠勤を全くしない
部下、ようするに、完全無欠の人間を欲するようになってしまったのだ。
また、たまには、当然、人望も、頭も切れる、そして、仕事ができる、そういった人間が
入社してくるが、極力無視し排除にかかる。本能的に、自己の存在の危機を感じるらしい。

また、出入りの業者に対しても、ささいなトラブルを取り上げては、
それが、貴方達の仕事でしょうと、どんなに無理な注文、依頼をしていたとしても、
その言い方と、そういう業者の管理の仕方に悦に入る。
それが、部下への威信になっていると、感じているらしく、
業者いじめが、顕在化し始めると、その矛先は、必ず、アルバイトに援用される。
働かせてあげているのだから。仕事として、当たり前でしょ。
それは、個人の意見でしょ。自分の指示以外には従わないで下さい。

といった、フレーズが固定化されてくる。
もともと、パチンコ店は、ギャンブル場だ。
しかも、肉体労働だ。
それなのに、友人は連れてくるな。客と一切喋ってはならない。遅刻3回に付、給与1日分
のペナルティー。さらに、当日欠勤は2回で、解雇。
髪は黒系統、男性は、耳を出す。コーナーの出入りは、90度の角度で、必ずお辞儀をする。
インカムで(イヤホン、マイクがセットになった通信機)、
ミスを、その場で、全員が聞く中で、罵倒!
社内恋愛が発覚した時点で、解雇。
金銭の間違いは、給与天引き。
いかなる作業中といえども、休憩中であろうとも、上司が見えたら、直立し挨拶。

来るか!続くか!こんな現場!
あげく、サービス残業は当たり前。雇用保険、労災は当然無い。
社会保険など、加入している店など、聞いたことが無い。店長すら、国保で通している。
なんらかの理由で退社した場合、これが自己都合なら、給与の支払いが遅れるのは当たり前。
当日欠勤の上、退社しようものなら、払わない。

俺なら、全国の、パチンコ店の半数を、労働基準の法に照らして、営業停止にできると
自身をもって言える。今、がんがん、店舗を拡大している、ガイア、なんて、
密着して、洗い出したら、労災、保険、社保、有給、残業、週40労働時間などのルールで
半分の店が、やばいのではないでしょうか。
もしくは、さきに検挙された、大阪のスタッフサービス(人材派遣会社)の例を見るまでも無く、
過去何年間に遡って、数億円の支払いは免れ得ないでしょう。

正式に、マルハンなどが、上場など、しちゃったら、他の店、大変だぞ!
上場を出した業界への、チェックは、相当厳しくなりますから。
予言しておきます。

スロット雑感

2005年05月30日 | ギャンブル?
スロットの5号機、ついに三共が認可を通した。
これがまた、パロットというもので、パチンコ玉で遊戯できるという代物だ。
正確ではないが、例えば、レバーをたたいて、第三停止まで、液晶が動いてはならない。
とか、どのように作っても、設定6では、106%を超えてはならない、とか、
STは禁止とか、これのどこが、面白いんじゃ!
といった最中、通しやがったメーカーがでてきた。
プリクラで当てた、アトラスがゲームセンター用で、パロットなるものを出していたが、
これをホールでかよぉ。の感がある。

吉宗は、最後の出荷に合わせて、資産的な価値を含めて、多くの店舗が買いに走った。
未だに、中古であっても台あたり、40万円以上する。
711枚払い出しの機種は、いくつも出てはきたが、最終的に、吉宗を超える台は
でなかった。
1万ゲームをこなしても、大当たりが一桁という、まさに破産覚悟の大ギャンブル台では
あったが、大当たりに際して、あたり消化中を3パターンに分け、それぞれ
ゲーム性を変えた。また、連荘確定についても、それぞれ工夫をいれた。
そして、最大の高確率演出、そして、継続演出の効果、どれだけ打っても、
脳汁でまくり、感は、他の機種がどれだけ束になっても叶わない。

大当たり消化を、劇ねりした、北斗の拳は、Cタイプとして、多分、超えられないと
されていたスーパービンゴをあっさり、ひねり潰した。
大都は、もちろん、そこまでの意気込みをもって、投下した台ではなく、
かなり苦しい台所事情であったために、初期ロットは、わずか6000台だったと聞く。
あの鬼武者が、予約ロットで10万台を超えたというのに比べると、
本当に、自社ビル建てて、よかったね。と素直にいえる。

それにしてもだ。アルゼの凋落はすごすぎる。
この閉鎖的な業界において、組合を脱退し、買収をしかけまくり、あげく、
中身を取り除くと、捨て去る、強引な手法は、限りない訴訟の嵐を生み、負け続けている。
さらに、検定官を大胆にも買収してみたり、外部をつかって圧力をかけてみたり、
あげく、それがばれて、新台の検定が通りにくくなり、
他メーカーの類似品しか出せなくなった状況も、笑える。
退社した取締役の半数が、行方不明になっているという噂も、尾ひれがついて
ついに、スポーツ番組の冠をフィールズあたりに取られるとなると、
えのかな や 雷電ファンの自分としては、
なんとかならんのかなぁ、と思っている。

つい、書きました、パチンコの話

2005年05月24日 | ギャンブル?
昨日、テレビでパチンコ業界を特集する番組を見た。
パチンコ店は、パチンコとスロットという、2種類のゲーム機で構成されている。
そのどちらにも、お化け台といった、超人気機種があって、
パチンコには、海物語。スロットには北斗の拳、が頂上だ。

全国には16000店舗、あると言われているが、海物語は170万台。
つまり、全国どの店舗にも単純計算上、100台、あるという事実だ。
まあ、これまた単純計算だが、1台20万円として、3400億円の売り上げ、
といったところだ。
さらに言うと、この機種。その都度、バージョンを変えているが、
番組で取り上げていた、他社の製品のように、著作権もないし、ゲーム性も
大きな変更がないし、音楽も変更が無い。
つまり、この10年近く、開発費がかかっていない。
あのウルトラセブンにおいての開発費、何十億円の見積りが見て取れたが、
それが無い。

なぜ、独走をゆるしてしまったか。
いくつかの理由があるが、個人的には、大当たりを引くまでに、出現する
リーチアクション。
実は、新機種を販売するにあたり、検定といった作業が必要になる。
これが、本当にいい加減。警察の外部団体である保通協がメインで行っていたが、
今は、警察の生活安全課に、ほぼ権限を取り上げられたらしいが、
これに通らなければならない。
客は、出したい。店も、出してあげたい。
それを、射幸心を煽る、との名目で、実に細かい細目をもって押さえにかかる。
例えば、検定中、1時間パチンコをうちます。
1000玉買って、1000玉ゲットすると、100%、つまりとんとんです。
300%でてしまうと、違法!
差し戻しです。

でもさぁ、現実、でてますから。

じゃぁ、どうするか。
そうです、出るんだけど、その1時間の中で、ぎりぎり300%を越えなければいい。
技術的にできることといえば、玉をゆっくり、買う?
違います。リーチアクションを長めにとる。これです。
いやぁ、本当に長いんだって。最近の機種のリーチ。
カップ麺にお湯を注いで、食い終わるんじゃないかってくらい、うそです。
1回大当たりすると、皆が望む確変。
1撃10連荘!といったすごさ。
これまた、当るのが約束されているのに、ながーーーーいリーチアクション。

実は、海物語、短いのです。
アクションの種類も、実に少ないのです。
打っていて、疲れません。
その為、密かに、オカルトチックな噂が、妙な信憑性をかもしだします。
他の機種は、わざわざ、レアなアクションをつくり、提供します。
海には、ないかわりに、独自のレアな現象を創作できます。

結果論ですが。
大きな支持をうけています。
だって、大きな違い、ないんだよ、みんな。
次は、スロットの話でも。

パチンコ店のマニュアル

2005年04月28日 | ギャンブル?
個人的に、パチンコは好きであったし、当然ながら自分の家計を支える
1手段になっていた時期もあった、ので、違和感はなかった。
ただし、働いたことが無い。つまり、その職場において、人を働かせるということは、
その職場のルーティーンなり、作業を具体的に知っておくのが、ベストなんだが、
一切無く、まぁ、はったり状態で突き進んだ。
パチンコ店の店長も役職者も、実は、つぶしのきかない人生を送ってきた連中だ。
つまり、この業種以外、就いたことがないのだ。
もっとも、夫婦で寮に寝泊りしている連中もいた。
住民票、どこにあんの?といった連中が、先方担当者になる場合もあった。
この場合、仕事に関しての責任なり執着が不足していることもあり、楽だった。
が、若いのに、すでに10年、働いています、という奴に限って、笑える人間が多かった。
もっとも、パチンコ店がパーラーなど、名称の変更を含んだ、イメージアップを手がけ始めた
時期とも重なり、他店がやるなら、こっちもだ!
長年の横並びの体質が、思いっきり発揮されていた。
サービスマナーから始まって、店のオリジナリティーなど、いきなり出現した
テーマを必死に解釈しようと、各店、面白いくらい慌てふためいていた。

礼儀は正しく。なんて、頭を下げる角度まで、図解で説明したり。
どうみても、地域密着の常連相手に稼がしてもらっている店なのに、言葉遣いをと、
お前自身、何十年使ったことないだろう、といったフレーズをマニュアル化したり、
どこぞのコンサル会社に委託して、ありがたがって作った、店舗マニュアルが一式600万円
だったり。出してなんぼ、といった、君のうちはギャンブル場なんだよ、といった
根本を、なんとか忘れてしまいたい!といった狂想曲に映った。
派遣先で、とにかく言われたのが、ディズニーランドばりのサービス。
派遣社員は、当然そういったサービスの研修を受け、そのサービスに特化したプロだから、
それにお金をかけるのだ。よろしくディズニー。

バカだろう、お前ら。
ホテルのホールを借り切って、数百万円かけて、年端も行かないアルバイトから、
すでに40を超えたとっちゃんまで、一同に集めて、
いらっしゃいませの発音から始まって、筆記用具持参の研修やら、2日間缶詰にして
なにをやっているのか、、、、。そういう店もあった。
店というのは、店舗プロデュースができる店長1名か2名で、実はまわる。
その他の社員は、主任であろうが、班長であろうが、全て、マンマネージメントが
本来の業務のはずだ。他になにがあるのか?
しかも、夜間、清掃サービスを入れるホールが出てくる時代に、アルバイトを
いかに管理、作業遂行させるかが、というより、そこだろう。
その結果、定着率が上がった、店内雰囲気がよくなった、相互作用で、来客数が
伸びた、というのが、落とし所だろう。
それが、まるっきり欠落していた。
なんでか、定着しないんだよねぇ。だから、お宅に頼むんだけどさぁ。
などという店は、本来、とってもやりたくない店だ。だが、当然こんな店からのほうが
問い合わせが多い。
もう、話した瞬間、知的レベルが、はなはだ、低い。
初対面なのに、来る女の子はどんなだ、あげく、派遣すると、派遣できた女の子は
やって良し、などと、本気で全員に了解する。
動物園のライオンゾーンに入れた、肉みたいな状態だ。
今も、この辺、変わってないとこ、多いです。