早速テレビで特集が組まれることになったのは、
「闇金融」の話し。
例のグレーゾーン金利撤廃によって、審査基準が厳しくなり、
「やりくり」していた個人、のみならず、中小企業までも、
資金繰りが絶たれる。
駆け込むのは、当たり前だが、アウトローの世界。
10万円が、何ヶ月先には、50万円にもなっていたという
「御伽噺」にも近い世界が、現実にある。
相談を受けるのは、例のクレジットサラ金の会?の弁護士の方々。
各自治体は、早急に相談窓口を設けるべきだと主張。
100でもその数を増やすべきだと。ふーん。
各大手銀行も、軒並みクレジットやローンを生業にする関連会社の対応に
追われている。
ジャックスも、オリコも日本信販も、jCBであろうと、DCカードであろうと
セゾンであろうと、所詮、くくりはサラ金なのだ。
言ってみれば、これが全滅。
アイフルやら武富士など、マスコミはサラ金を悪と見立て、
報道を繰り返すが、
いつもながら、何の本質をも見ない、報道でもなんでもない、
興味本位の「野次馬」に過ぎない。
【主張】貸金業規制 冷静に不備見つめるとき
消費者金融や事業者金融が、貸し倒れリスクも考慮して適用していた灰色金利
が全廃されれば、融資審査は厳格になる。50万円、100万円という緊急性
の高い資金を貸金業者から灰色金利で借りて事業を続けていた個人経営の商店
などは資金繰りがつかなくなるとの危惧(きぐ)はあった。それが早くも現実
のものとなったのである。
法案内容が固まると、貸金業者の成約率は急低下した。歩調を合わせるように
個人事業者の倒産も急増、帝国データバンクによると、今年3月は前年の1・
6倍、4月は1・8倍だ。この傾向はさらに強まるだろう。
強引な取り立てや詐欺まがいの融資を行った業者に厳しく臨むのは当然だ。多
重債務者救済にも意味はある。だが、それが金利規制、貸し出し規制のかたち
をとり、十分に事業が継続できる個人事業者までも倒産に追いやるようでは本
末転倒ではないか。
以前、須田 慎一郎氏の下流喰い―消費者金融の実態 という本を読んだが、
多分、多くの読者は、「サラ金って怖い」「こんな風になっちゃうのね」
という恐怖感をもったことであろう。
この日本では、どういうことにせよ、お金を借りるということが、
非常に「いけない」「人として間違っている」という感が強い。
それが故に、日本では、いわゆる「金銭」が絡む事故ということが、
「人の一生を台無し」にしてしまうように語られる。
さらに「人生再チャレンジ」ということが、殊更に叫ばれるのも、
日本には、再チャレンジの要素が、
極めて少ない、という実態の表れでもあろう。
どうも須田氏の本でも紹介されていたが、
これでもかぁという、「悲惨」な庶民の実態。
処方箋がかかれるわけでもなく、これをやったら、こんなに酷いことになります
そういう事例のオンパレード。
そもそも、それは、闇金の部類の話でしょ、というのもある。
多重債務も、当たり前だが、借りたほうも悪いし(もちろん、悪いというのは
語弊があるのは承知、止むに止まれぬ理由がある方もいる)
貸す方も悪い。
そういう意味で、日本には、様々な「救済」のための法が整備されている。
むしろ、民事再生もそう、破産もそう、
こういった金銭に絡む「破綻」をしたものを、
2度と立ち上がらせないような仕組みなり、環境を整備することのほうが、
最も有効な解決法であろうに。
問題になってたのは、世に悪名高い「連帯保証人」という制度であろうに。
貸した側であっても、簡易的な裁判で、債権債務が帳消しになれば、
それは企業側の問題であって、個人に帰す理由が無い。
そこまで貸したんだから、なんらかの「勝算」があったのであろうから、
という理由だけなんである。
最近は、不動産担保という「商品」で、それも「上場」している会社が
かなり元気であるが、
見た目は、金利が低くて(それでも12%とか15%)、一見低水準だが、
その他にかかる、物件調査費用とか保証手数料とか、実行手数料とか、
先取りする金利以外の負担が、多い。
しかも、途中で返済することを、「途中解約」と言い切って、
解約の「違約金」を払わせるところが多い。
こういうのをあわせれば、平気で20%を超えるんだぞ。
国が国で、国の金融機関を使って、融資を実行すれば、
当たり前だが、「踏み倒されて」「やくざ系の懐に」流れ込むお金の元に
なってしまったり。
どれだけ不良債権化していると思っているのかしら?
個人的には金利が低くなるのは嬉しいですが、
長い付き合いのところは、もう、グレーゾーンを下回っています。
とっくに。
かえって、セゾンとか、オリコとか、JCBの方が、
「殿様商売的に」グレーゾーンを「維持」しているんですが。
「闇金融」の話し。
例のグレーゾーン金利撤廃によって、審査基準が厳しくなり、
「やりくり」していた個人、のみならず、中小企業までも、
資金繰りが絶たれる。
駆け込むのは、当たり前だが、アウトローの世界。
10万円が、何ヶ月先には、50万円にもなっていたという
「御伽噺」にも近い世界が、現実にある。
相談を受けるのは、例のクレジットサラ金の会?の弁護士の方々。
各自治体は、早急に相談窓口を設けるべきだと主張。
100でもその数を増やすべきだと。ふーん。
各大手銀行も、軒並みクレジットやローンを生業にする関連会社の対応に
追われている。
ジャックスも、オリコも日本信販も、jCBであろうと、DCカードであろうと
セゾンであろうと、所詮、くくりはサラ金なのだ。
言ってみれば、これが全滅。
アイフルやら武富士など、マスコミはサラ金を悪と見立て、
報道を繰り返すが、
いつもながら、何の本質をも見ない、報道でもなんでもない、
興味本位の「野次馬」に過ぎない。
【主張】貸金業規制 冷静に不備見つめるとき
消費者金融や事業者金融が、貸し倒れリスクも考慮して適用していた灰色金利
が全廃されれば、融資審査は厳格になる。50万円、100万円という緊急性
の高い資金を貸金業者から灰色金利で借りて事業を続けていた個人経営の商店
などは資金繰りがつかなくなるとの危惧(きぐ)はあった。それが早くも現実
のものとなったのである。
法案内容が固まると、貸金業者の成約率は急低下した。歩調を合わせるように
個人事業者の倒産も急増、帝国データバンクによると、今年3月は前年の1・
6倍、4月は1・8倍だ。この傾向はさらに強まるだろう。
強引な取り立てや詐欺まがいの融資を行った業者に厳しく臨むのは当然だ。多
重債務者救済にも意味はある。だが、それが金利規制、貸し出し規制のかたち
をとり、十分に事業が継続できる個人事業者までも倒産に追いやるようでは本
末転倒ではないか。
以前、須田 慎一郎氏の下流喰い―消費者金融の実態 という本を読んだが、
多分、多くの読者は、「サラ金って怖い」「こんな風になっちゃうのね」
という恐怖感をもったことであろう。
この日本では、どういうことにせよ、お金を借りるということが、
非常に「いけない」「人として間違っている」という感が強い。
それが故に、日本では、いわゆる「金銭」が絡む事故ということが、
「人の一生を台無し」にしてしまうように語られる。
さらに「人生再チャレンジ」ということが、殊更に叫ばれるのも、
日本には、再チャレンジの要素が、
極めて少ない、という実態の表れでもあろう。
どうも須田氏の本でも紹介されていたが、
これでもかぁという、「悲惨」な庶民の実態。
処方箋がかかれるわけでもなく、これをやったら、こんなに酷いことになります
そういう事例のオンパレード。
そもそも、それは、闇金の部類の話でしょ、というのもある。
多重債務も、当たり前だが、借りたほうも悪いし(もちろん、悪いというのは
語弊があるのは承知、止むに止まれぬ理由がある方もいる)
貸す方も悪い。
そういう意味で、日本には、様々な「救済」のための法が整備されている。
むしろ、民事再生もそう、破産もそう、
こういった金銭に絡む「破綻」をしたものを、
2度と立ち上がらせないような仕組みなり、環境を整備することのほうが、
最も有効な解決法であろうに。
問題になってたのは、世に悪名高い「連帯保証人」という制度であろうに。
貸した側であっても、簡易的な裁判で、債権債務が帳消しになれば、
それは企業側の問題であって、個人に帰す理由が無い。
そこまで貸したんだから、なんらかの「勝算」があったのであろうから、
という理由だけなんである。
最近は、不動産担保という「商品」で、それも「上場」している会社が
かなり元気であるが、
見た目は、金利が低くて(それでも12%とか15%)、一見低水準だが、
その他にかかる、物件調査費用とか保証手数料とか、実行手数料とか、
先取りする金利以外の負担が、多い。
しかも、途中で返済することを、「途中解約」と言い切って、
解約の「違約金」を払わせるところが多い。
こういうのをあわせれば、平気で20%を超えるんだぞ。
国が国で、国の金融機関を使って、融資を実行すれば、
当たり前だが、「踏み倒されて」「やくざ系の懐に」流れ込むお金の元に
なってしまったり。
どれだけ不良債権化していると思っているのかしら?
個人的には金利が低くなるのは嬉しいですが、
長い付き合いのところは、もう、グレーゾーンを下回っています。
とっくに。
かえって、セゾンとか、オリコとか、JCBの方が、
「殿様商売的に」グレーゾーンを「維持」しているんですが。