電通総研・日本リサーチセンター編「世界60カ国価値観データブック」
世界数十カ国の大学・研究機関の研究グループが参加し、共通の調査票で各国
国民の意識を調べ相互に比較する「世界価値観調査」が1981年から、
また1990年からは5年ごとに行われている。
各国毎に全国の18歳以上の男女1,000サンプル程度の回収を基本とした
個人単位の意識調査である。
たまたま、色々と見ていたら発見しました。
「もし戦争が起こったら国のために戦うか 2000年」
この調査は、2003年あたりに、電通総研より3000円近くの値段で
売られているはずです。本として。
この、辿り着いた記事では、最近取り上げているようですが、
過去に何度か、話題になっているものでしょう。
もし戦争が起こったら国のために戦うかどうかという国民意識には、先の大戦
が如何に大きな影響を与えているかがうかがわれる。戦争はもうこりごりだと
いう感情が強いためと単純にとらえるのがよかろう。
これに加えて、日本国憲法は、他国の憲法にない戦争放棄条項を有しており、
憲法に対する遵法精神の上からは、この問は答えにくい内容をもっているとい
える。
日本は、「はい」が一番少ないだけでなく、「わからない」が37.7%と世界で
最も多い値を示していることからもそれがうかがわれよう。
この方と言ったらいいんでしょか、解説を加えておりますが、
第2次世界大戦の敗戦国、及び戦争放棄条項をもつ憲法を有する国ということか
ら、こうした回答結果となっているのであって、日本の若者が軟弱になっているか
らといった素朴な見方はあてはまらないことが、こうした国際比較から分かるので
ある。 と考察しております。
愛国心の欠如、日教組の影響とか、もちろん解説を加える方々もいますが、
この管理人さん?は、一概にそうとは言えない、と考えているようです。
えー、自分の、勝手な意見を、勝手ながら言いますと、
戦争は割りのあわない手段であって、起こしてはならない。
ということは、日本国憲法の教えからいっても、教育の効果は良く出ている。
戦争と言う、悲惨な手段について、起こすこと自体、ナンセンス。ということに
自分は異論、ございません。
ただ、設問にあるように、もし戦争が起こったら。という質問ですが、
日本の連中は、万が一にも、自国が、他国に対して、宣戦布告をするという
可能性は「無い」と考えているはずです。
どう考えても、「命の値段」を考えたとき、自国が他国を攻める、そういう
事態を「天秤にかける」とすれば、全く、割に合いません。
よって、日本人は、まず、戦争といえば、「攻め込まれる」としか考えておりません。
そして、多分、ここからが、意見の分かれるところですが、
なぜ、「攻め込まれる」のか。
日本に悪いところがあるからだ。
日本が邪魔だからだ。
日本がおいしいからだ。
いくつも、あろうかと思いますが、最近の傾向として押さえておかなくては
ならないのが、この「なぜ」ということです。
この考えられる選択肢が、ものすごく、増えてきた、ということです。
自分の若いときには、もう、一つ二つくらいしかありませんでした。
結局、どういう説明が、「現在」効果的なのか。
何を主張して、何が道理が通らないのか。
毎度、8月にかけて、靖国問題を契機として、中国・韓国などに関連した
報道が繰り広げられますが、
それも、なぜか。
戦争などしたくもないのに、なぜ、あそこまで、彼らに言われなければならない
のか。
どういう「対話」が効果的なのか。
むしろ、戦争に関して、「好戦的」なのは、そちらではないか。とか。
この当たりを、充分、考えていかなくては、
こちらに、する、理由がありません。今のところ。
この記事をみて、ふと、そう思いました。
世界数十カ国の大学・研究機関の研究グループが参加し、共通の調査票で各国
国民の意識を調べ相互に比較する「世界価値観調査」が1981年から、
また1990年からは5年ごとに行われている。
各国毎に全国の18歳以上の男女1,000サンプル程度の回収を基本とした
個人単位の意識調査である。
たまたま、色々と見ていたら発見しました。
「もし戦争が起こったら国のために戦うか 2000年」
この調査は、2003年あたりに、電通総研より3000円近くの値段で
売られているはずです。本として。
この、辿り着いた記事では、最近取り上げているようですが、
過去に何度か、話題になっているものでしょう。
もし戦争が起こったら国のために戦うかどうかという国民意識には、先の大戦
が如何に大きな影響を与えているかがうかがわれる。戦争はもうこりごりだと
いう感情が強いためと単純にとらえるのがよかろう。
これに加えて、日本国憲法は、他国の憲法にない戦争放棄条項を有しており、
憲法に対する遵法精神の上からは、この問は答えにくい内容をもっているとい
える。
日本は、「はい」が一番少ないだけでなく、「わからない」が37.7%と世界で
最も多い値を示していることからもそれがうかがわれよう。
この方と言ったらいいんでしょか、解説を加えておりますが、
第2次世界大戦の敗戦国、及び戦争放棄条項をもつ憲法を有する国ということか
ら、こうした回答結果となっているのであって、日本の若者が軟弱になっているか
らといった素朴な見方はあてはまらないことが、こうした国際比較から分かるので
ある。 と考察しております。
愛国心の欠如、日教組の影響とか、もちろん解説を加える方々もいますが、
この管理人さん?は、一概にそうとは言えない、と考えているようです。
えー、自分の、勝手な意見を、勝手ながら言いますと、
戦争は割りのあわない手段であって、起こしてはならない。
ということは、日本国憲法の教えからいっても、教育の効果は良く出ている。
戦争と言う、悲惨な手段について、起こすこと自体、ナンセンス。ということに
自分は異論、ございません。
ただ、設問にあるように、もし戦争が起こったら。という質問ですが、
日本の連中は、万が一にも、自国が、他国に対して、宣戦布告をするという
可能性は「無い」と考えているはずです。
どう考えても、「命の値段」を考えたとき、自国が他国を攻める、そういう
事態を「天秤にかける」とすれば、全く、割に合いません。
よって、日本人は、まず、戦争といえば、「攻め込まれる」としか考えておりません。
そして、多分、ここからが、意見の分かれるところですが、
なぜ、「攻め込まれる」のか。
日本に悪いところがあるからだ。
日本が邪魔だからだ。
日本がおいしいからだ。
いくつも、あろうかと思いますが、最近の傾向として押さえておかなくては
ならないのが、この「なぜ」ということです。
この考えられる選択肢が、ものすごく、増えてきた、ということです。
自分の若いときには、もう、一つ二つくらいしかありませんでした。
結局、どういう説明が、「現在」効果的なのか。
何を主張して、何が道理が通らないのか。
毎度、8月にかけて、靖国問題を契機として、中国・韓国などに関連した
報道が繰り広げられますが、
それも、なぜか。
戦争などしたくもないのに、なぜ、あそこまで、彼らに言われなければならない
のか。
どういう「対話」が効果的なのか。
むしろ、戦争に関して、「好戦的」なのは、そちらではないか。とか。
この当たりを、充分、考えていかなくては、
こちらに、する、理由がありません。今のところ。
この記事をみて、ふと、そう思いました。