まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

ええ、自分も数学は、、はい、逃げた口ですが

2011年04月12日 | 教育、文化、少子化
こんな内容を書いていい立場でもないんだが。

先日、「togetter」にて、
ついつい拝見してしまった「まとめ」があった。

「今数学を勉強する意味がわからない」という高校2年生のつぶやき

本人的には、気軽につぶやいたつもりでいたんだろうが、
そんなのは、この世の中では通用しない。
第三者が、「勝手に」まとめあげて、記録的な「見学者」と意見を言う方々が大集合した。

こういうものは、そういう「ツール」なんだけど、
「勝手にまとめあげるのは、良くない」なんていうのは、
あまりにも、世間知らずと言う他無い。

この時期にはよく起こりがちな「考え方」で、
今まで、存在理由を問い詰められるくらいな「結果」から
免罪されている、ご年齢なり、お立場な方が、
よくご発言されるむきがおありですが、

「勉強する意味がわからない」

この文章の前に、どうも好きになれない学科をいれたり、
どうも点数がとれない科目をいれたり、
どうやら気に食わない教師の科目を入れたりと、
そこは、それぞれ、自由で、諸事情があるんだろうが

そんな意味が、あらかじめわかっているなら、
この国を含めて、どんな人間も、もっと効率よく、困ることなんか
ありません。

何が、この先、どういう風に、なっていくかが、
どうにもこうにもわからないから、
ありとあらゆる「可能性」を信じて、勉強するわけで、

この20年もご経験されていない、この時期に、
腹くくって、それは、不必要だ!
というのは、それはそれで、数十年後のあなたに
期待を寄せたいものだ。

もちろん、ご家庭環境の条件によっては、
社会に出ずしても、本当に、末永く「食べて」いける方々もいる。
全然、OKです。
そういう方は、なかなか、こういう発言はしないのも常なんですけどね(笑)。

世の中が、そこで経済活動をされる方々含め、全世界的に、
むちゃくちゃ複雑になっている中で、
なにがどういう風に、シナジーして、クラスタして、うにゃうにゃしていくか
たかだか、学校でやっている勉強などは、ぜひ、軽く「済ませて」いただきたい。

あれが、どの程度、内容的に、時間的に無駄かなんて、
もう、進むべき路なり、手につける技術なり、
手段も、方法も、「まずはこれをやろう!」と、決めた人間が吐く言葉であって、

「将来、起業して、人を使って、アイデアで儲けていきたい」
というのは、
とりあえず、大人になって、結婚して、子供は1人でいいかな

くらいの何も決まってもいない、誰も振り向きもしない、普通の「いいお天気ですね」
くらいの内容だと、
思わないと、恥ずかしいと思うんだけど。

ええ、数学を意味がない みたいな格好のいい風ではなく、
単純に、とってもやりたくなかったので、
僕は「文系」です、とエスケープしたという自覚のある自分ですが、
数学のスキルは、いまさらながら、とても欲しい「アイテム」です。