まなびの途中

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ちょっとした些細な話。

2007年07月23日 | 社会的全般
ケータイは電話にあらず? 通話「ほとんどない」44%

  民間研究機関「モバイルマーケティングデータ(MMD)研究所」(東京都渋
  谷区)が携帯サイト経由で調査。9584人の有効回答を得た。約97%はデ
  ータ通信の定額サービスに入っており、携帯電話をよく使うヘビーユーザーと
  いえる。

  だが、1日の通話回数は「ほとんどない」が最も多く、44%を占めた。「3
  回未満」(35%)と合わせ、約8割がケータイを「電話」として活用してい
  ない格好だ。

電車に乗ると、6人から8人も座席に座った方々が、
見事に携帯電話とにらめっこしている。
もちろん、大声で会話をしているのは、なぜか、中高年の層に多いのは
ご愛嬌として、
その黙々ぶりは、見ていて、何だか可笑しい。

昔のことだが、ある専門家が、携帯のメールに関して、
そのコミュニケーションツールとして、大いに評価していたことがあった。
案外、近頃の子供は、文章を「作成」することに慣れており、
そんなに心配することはないと。

でもね、最近の携帯の進化は凄い。
文字変換ですら、「自動」で、変換可能な単語、文章が
ウインドウにて参照できる。
つまり、過去の履歴も含めて、単語を切り貼りしているだけで、
文章が書けてしまう。

これは、親切な設計が高じて、思考能力を減退させるには、
うってつけのものだと思ったが、どうなんであろう?
ただ、40歳過ぎの「親父」が、
覗き見防止のフィルムを、自分の携帯に貼って、
メールを打つ姿。
これは、何かと、そういう都合があるんだろうと、
自分で「白状」しているもんだと思ったが、どうなんだろう?

これだけ携帯が機能的に進化してしまうと、
高価格なパソコンに向かわず、携帯で事足りてしまう。
そういう話を聞いたことがある。
20代前後から20代の若者の普及率が、落ちているという。

結局、いくらハイエンドなパソコンを購入しても、
ワンセグなどの機能が使い放題であれば、
いやー、パソコンも、もっともっと安くなってしまいますよね。
つまり、「会話」なんて、
どんどん二の次な「ツール」になりかかっている。
まぁ、この記事だけで、ここまで考えることもないかもしれないけど。