まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

霞ヶ関の公務員に関する記事を集めました。

2007年07月19日 | 社会的全般
安易な切り貼りで申し訳ございません。

中央省庁:公務員1/4が非常勤 1万人超「日雇い」契約

  東京・霞が関の中央省庁で非常勤の公務員として働く人が1万3143人いる
  ことが、国家公務員一般労働組合(山瀬徳行委員長)の調査で分かった。非常
  勤公務員は形式上1日ずつ雇用契約を更新する「日々雇い」と呼ばれ、雇用の
  不安定さが問題視されている。中央省庁の公務員数は約4万人で、4人に1人
  は非常勤が占めることになる。
  
  中には雇用期間が6カ月を超えると与えられる有給休暇を与えないために、6
  カ月直前にいったん解雇してまた雇う脱法行為をしている官庁もあった。同労
  組は「同一労働同一賃金の原則に立ち、日雇い扱いをやめ、諸手当や休暇を与
  えるべきだ」と訴えている。

あっつはははは。
企業を監督している行政が、これをやっちゃ、民間になにも言えませんわねぇ。
これって、まさに、今問題になっている「請負」の常套手段。
もちろん、派遣でも問題になっている。
国が本腰を入れなかったのは、自分たちが「やっているから」
だったんですね。

霞が関国家公務員:不払い残業代は132億円 実態調査

  東京・霞が関の公務員の1割は過労死ラインで働き、不払い残業代は132億
  円--。「霞が関国家公務員労働組合共闘会議」は、中央官庁で働く一般職員
  (約4万5000人)の残業実態を調査し、18日こんな結果を発表した。

  調査には加盟22省庁の労組のうち12労組が参加し、4405人が回答し
  た。平均残業時間は月39.1時間(前年比0.2時間増)で、超過勤務手当
  の予算は月30時間とされることから、約132億円が不払い残業代となって
  いると試算した。

いやぁ、何がどうなっているのかわかりませんが、
お金が無いの?
予算不足だから、残業代は出せないし、おまけに「日々雇い」が
常態化してしまっているというのでしょうか?

民間の企業には、「店長」といえども、労働者だから、
残業代は払ってやれ、という指示が出ますが、
公務員。特に霞ヶ関の公務員は、凄いというか偉い。

昔から、その勤務時間の「過酷」さは指摘されていました。
そこいらの役所勤めの公務員の「お気楽さ」に比べれば、
こうこうと深夜を通して明りのついている「窓」。
一目瞭然です。

公益法人白書:「国と密接」113法人中66法人、役員報酬1200万円超

  菅義偉総務相は17日の閣議に07年度の公益法人白書を提出した。国から3
  分の2以上の国庫補助金を受けるなど国と密接にかかわる113の公益法人の
  うち、半数を超す66法人で常勤役員の年間報酬額が1200万円以上200
  0万円未満と厚遇を受けていることが分かった。113法人のうち、報酬額が
  ゼロは18法人、400万円未満は1、400万円以上800万円未満は11
  法人。800万円以上1200万円未満は17法人。公益法人の給与水準の点検
  と見直しを求めた「骨太の方針2006」を受けて初めて盛り込まれた。

  一方、所管する官庁から天下りした理事は、昨年10月現在で3049法人8
  054人、都道府県が所管する法人は4682法人で1万2337人に上っ
  た。これらの天下り理事が全理事の3分の1以上を占めたのは、国所管で33
  9法人、都道府県所管で524法人。国所管の法人数は総務省の指導に基づ
  き、今月1日までに166法人に減少した。

おおそうか、残業代も厭わずに、国家の為に働く霞ヶ関の方々の
モチベーションというか、インセンティブ。
やっぱり、これか!天下りか。

といわれてしまったら、本当に頑張ってやっている方々。
いい迷惑なんだろうな。
霞ヶ関に優秀な人材が集まらないというのは、
優秀な政治家が少ないということもあろうかと思うし、
だって、ロクな立法もしないで、
既得権益ばかり「目ざとく」て、
いざという時には、公務員の癖に、と庇ってもくれないし、

風呂敷だけ広げるだけ広げといて、上手くいかなかったら
「お前らが無能なせいだ」といいまくるし、
野党は野党で、行き当たりばったりの「調査権」をつかって、
愚にもつかない資料作成を依頼しまくるし。

おまけに「待遇」も悪いし。
これじゃ、官僚を離れて、ファンドを作ったり、政治家になったほうが、
良いに決まっているよね!
天下りがなくなるのであれば。
なんてね。