まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

完全に終わったなぁ、不二家。

2007年01月19日 | ニュースに絡んで
これは、もう、完全に止めのニュースであろう。

不二家のチョコレート箱にガの幼虫、卵 昨年10月、旭川でも

 【旭川】旭川市内のスーパーで昨年十月に販売された大手菓子メーカー「不二
  家」のチョコレート製品にガの卵と幼虫が混入していたことが十八日、分かっ
  た。不二家は「工場の製造ラインで混入したと思われる」として同月中に購入
  者に謝罪したが、同一製品の回収は行わず、保健所にも届け出ていなかった。

  同市内の男性(53)が昨年十月十八日、不二家のチョコレート菓子「B(ビ
  ィ)」を購入。菓子箱の中から体長約一センチの生きている虫一匹と数十個の
  粒、綿毛のような白い糸が見つかり、スーパーに通報。翌日、同店が不二家に
  連絡し、一週間後に同社の社員が男性に調査報告書を持参した。

                      2007年1月19日(金)09:00  北海道新聞

いやーーーーーー!



案外、古いんですね、どこのお菓子メーカーも、工場が。
名前は出しませんが、知人が、パートで数ヶ月働いておりましたが、
つきに1回程度、社内販売があって、特別価格でメーカーの商品が買える。
これが一番の楽しみ。

でもね、工場が古いの。
確かに衛生面とか、非常に気を使っているのは事実だし、
雇用関係も、優れて良好。
なんだけど、配管やら、機械がきちんと配置されていなくて、
「くぐりぬけ注意」の札がべたべた。

もちろん、たまに流血がおこったりするが、ちゃんと、労災も含めて
処理はしてくれる。
が、よほど、しっかりとマネージメントしないと、
虫、虫を完全に防ぎこむことなんて、不可能な感じ。

アメリカの農水省にあたる、USDAの食品基準なんか、
何パーセントまでは、虫の混在を認めているし、
むしろ、体に悪いことが証明されなければ、「食べろ」というくらい。
そんなことで、流通自体を止めることのほうが、問題があるという方針。

でもね、日本では、致命的なんです。
これは、終わったなぁ、不二家。
もう、堰を切ったように、あることあること、だらだら出てくるな。

子供が幼少の頃、不二家のレストランで、バースデーパーティーを開いた。
ケーキの形をした、ぺこちゃんが乗っているものに、花火状のローソク。
ぐるぐる回って、ハッピバースデーの音楽が流れる。
それを正面にして、喜ぶ子供と家族の記念撮影。

そのレストランも、今は、無い。

そうこうする内に、不二家自体、完全消滅してしまうのだろうか。
どうやら、決定的な感じがする。
不二家のケーキ、好きだったのに。
マドレーヌ、好きだったのに。
エクレア、自分は好きでなかったけど、好きな奴がいたのに。

残念だなぁ。